【実録】新型コロナを発症した話 / 7日目「宿泊療養の闇」

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【実録】新型コロナを発症した話 / 6日目「宿泊療養の隔離ホテルには普通置いてるアレがない」

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【実録】新型コロナを発症した話 / 5日目「隔離ホテルの圧倒的な裏側」

39℃の発熱から連載している「新型コロナを発症した話」。前回4日目はついに陽性であることが判明した。世に言うタイトル回収回である。別に神回ではなかったが、タイトル回収しただけあって新展開は出てきた。それが宿泊療養。 東京 […]


リニューアルした「JPリゾート 伊豆高原」(旧かんぽの宿 伊豆高原)のリゾートホテル化がガチ! 一足先に泊まってきたぞ!!

若い世代や、そうでなくとも人によってはあまり馴染みが無いかもしれない「かんぽの宿」。日本郵政が運営する日本各地のホテル・旅館のことで、2007年の郵政民営化の前までは簡易保険加入者が優先的に安く利用できるものだった。「か […]


こんなオシャレなホテルが村から徒歩10分のところに完成したよ! 正直、住みたい… / マサイ通信:第462回

スパ! ルカだ。マサイ族の戦士・ルカだ。つい先日、「村から徒歩10分のところにこんなホテルが建設中で3月オープンらしいんだけど…」って記事を書いたよな。そう、ドイツ人オーナーのホテルだ。名前は、えっと…… 『LITTLE […]


【そうだ、地元に泊まろう】『GOTOトラベルキャンペーン』を利用して、近場の宿泊地を利用してみた話

見慣れた風景も、シチュエーションを変えれば新鮮になる。記者が暮らす奈良県は、言わずもがな観光地だ。県外から訪れる観光客のため、数はそれほど多くないが宿泊地はそこそこある。

そうは言うものの、その地に家がある記者は宿泊地を利用する機会は滅多にない。しかし折よくGOTOトラベルキャンペーンが実施されているし、未だ外へは出辛い状況であるしで、近場のホテルに泊まってみることにした。

・宿泊地探しが楽しい

ここ最近、奈良に住む友人が積極的に近場の宿泊地を利用していた。正直、慣れ親しんだ土地に今さら泊まって何が楽しいのだろうかと思っていた。がしかし、友人らはとても満足そうだ。

実際に泊まってみると、なにかしら違った感情を抱くのかもしれない。そう思い、モノは試しだと泊まってみることにした次第である。そうと決まれば、宿探しをしなければならない。

……なるほど、この時点で若干楽しい。宿泊はその当日ももちろん大事であるが、場所を選んだりとその過程も割とワクワクするモノであることを思い出す。

余談だが記者はカプセルホテルやゲストハウスが好きで、新型コロナウイルス流行以前はよく利用していた。忘れていたがどこが安いだの、どこが面白いサービスがあるだの。宿泊先探しだけで、旅気分を味わうことができるのだった。

・見慣れているけれど泊まったことがないホテル

そんなこんなで今回は、奈良県奈良市の(一応)メイン通りで約40年の歴史を持つ “ホテルフジタ奈良”に泊まってみることに。ちなみにGOTOトラベルキャンペーンで、普段より3千円ほど割引してもらった。

さて。実はこちらのホテル2020年12月末での営業終了が決まっている。老朽化や市内におけるホテル競争が激化したこと、新型コロナウイルスの感染拡大により稼働率も下降気味だったようだ。諸々の理由により総合的に判断したのだろう。

地元民にとっては「え……あのホテルフジタが?」と驚きのニュースだった。考えてみれば、見慣れたホテルであったのについぞ泊まったことがなかったな。最後になってしまったが、その姿を見ておこうとココに決めた。

・土産物店に寄ってみる

せっかくなのでホテルに直行するのでなく、付近を散策してみることにする。当然ながらコチラも見慣れた風景であり、目新しいことはない。普段であれば目的地に直行し、道すがらの土産物店など素通りだ。

そんな土産物店に敢えて入ってみたのだが、不思議なもので周りの雰囲気に乗せられて、いつもであれば絶対に買わないであろう土産物を買ってしまった。ここまで来ればと、奈良名物の日本酒と柿の葉寿司も入手してみる。ホテルで食べるとしよう。

・意外とチェックインの瞬間が良い

ついつい調子に乗って、買い物をしてしまった。家に帰らずホテルに泊まるという、非日常さに飲まれている自分を早くも感じつつホテルへ向かう。ゆっくり歩いてみると意外と知らない店があったり、何度か行ったことがあるあの店が閉店していたりと気づきがある。

そんなことをしているうちに、ホテルに到着。チェックインだ。意外とこの “チェックインをする” という作業も、旅感があって良いものだ。なんだか確かに、たまにはこういった時間もアリだと思えてきた。

・宿泊することの魅力を理解する

部屋に入ってみると、この時期だからだろう。シングルで予約したはずが、ツインの部屋に入れてくれたようだ。予想外のことが起こるのも、宿泊での醍醐味だ。「どうやってダブルベッドを使いこなそうか」と小一時間悩んだことは言うまでもない。

チェックイン後は同ホテル内に併設するバーを利用したり、先だって購入していた柿の葉寿司を食べたりと思う存分ダラダラ。家にいるとどうしてもアレをしなければ、コレをしなければとなってしまう。

しかし宿泊することで強制的に家事や仕事をできない状況に身を置くことができるのも、良いところだと気づくことができた。ふむふむ……近場でも敢えて泊まる魅力、わかってきたぞ。

・気楽に贅沢な時間を楽しむ

いつもと違うことをするという時点で、それだけで楽しい。ただでさえここ最近は、家に引きこもっていたのだ。引きこもりに関してはプロ級である記者も、たまに外に出ると世界は新鮮さで溢れていてハッとする。

加えて慣れた土地、近場であるから余計な気を張る必要もない。日常の延長での、ちょっと贅沢な時間なのだ。勢いで買ったお土産など、財布の紐はユルユルだった気がするが、それもまたよし。

出かけたいがアレコレ考えるのは面倒、ちょっとだけの自由な時間がほしいなど、さまざまなニーズに合致しそうな近場での宿泊。思い立った時が吉日、そうだ地元に泊まってみようぜ。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.



ケニア・ナイロビの宿(ホテル)は今… / カンバ通信:第20回

ジャンボ〜! チャオスです。ケニアの首都ナイロビでタクシー運転手をやっとりますチャオスです。ひとくちにタクシー運転手といっても、オレはどちらかというと観光のお客さんが多いタイプ。なので、観光客が全然いない今、本気で商売あがったりなのだ。

そこで今回は、オレと同じく観光業といっても過言ではない「ホテル」の状況を聞きに行ってみた。話をしてくれた宿は『メルトニア ラグジュアリー スイーツ(Meltonia Luxury Suites)』。ゴー(羽鳥)がナイロビに来たとき必ず泊まる常宿だ。

総部屋数は44。レストランもあるし、いちおうプールもある中級ホテル、それが通称・メルトニアだ。オレとゴーが出会ったのもメルトニアだし、オレが仕事中しょっちゅう休憩しに来るのもメルトニア。そこで客を見つけたりもな。もう、第二の職場みたいなもんだ。

さて、そんなメルトニア、コロナ後の状況はどうなっているのかというと……

非常に厳しいと。そりゃそうだ。観光客が来ないのだから。ちなみに、この取材日の宿泊客はたったの8人。キビシーなぁ……。海外からの観光客がいないのに8人いただけスゴイ気もするけれど、たったの8人じゃぁ、オレと同じく商売あがったりなことは間違いない。

では、どんなお客さんがホテルを利用しているのかというと……8人中6人はケニア人。んで、のこり2人は某国の大使館員で、ホテルの部屋でテレワーク中なのだとか。なぜ大使館ではなくホテルで仕事しているのかというと、もちろん理由はコロナだよ。

てな感じで、とりあえずまだ、なんとか『メルトニア ラグジュアリー スイーツ』は営業している。なんとか持ちこたえてほしいし、もしもコロナがおさまって、みんながケニアに来れるようになったら、ぜひとも利用してほしいと思う。そこにはきっと、オレもいるから (笑) では、引き続き気をつけて。クワヘリ〜!

・今回訪問したホテルの情報

店名 Meltonia Luxury Suites(booking.com
住所 Kindaruma Rd, Nairobi, Kenya

Report:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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時代劇の世界! 武家屋敷の「蔵」に泊まれるユニークホテル『和のゐ 角館』 / 秋田県

いま、観光業は変革を迫られている。たくさんの人が1カ所に集まり、同じものを食べたりイベントで盛り上がったりするような遊び方は当面は難しい。これまでちょっとマイナーだったローカルな観光地や、貸し切り宿泊など、人と密にならずに過ごせる旅が新しいスタンダードになるだろう。

そんな時流にマッチした、武家屋敷の「蔵」に1棟貸し切りで泊まれるユニークホテルが秋田県にある。2020年3月のオープンから予約が殺到したものの、ほどなく直面したコロナ禍。多くのキャンセルが出たというが、新しい生活様式の中で再び大人気になることを確信する「異空間」だったのでご紹介したい。

・『和のゐ 角館』

秋田県仙北市の角館地域。「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷が並ぶ古い城下町に『和のゐ 角館』はある。春には桜が有名で、新幹線も止まる秋田県屈指の観光地だが、まだ全国的な知名度とまではいかないかもしれない。

宿泊できる蔵は「武士蔵」「ガッコ蔵」「反物蔵」と全3棟あり、それぞれコンセプトが違う。今回ご紹介する「武士蔵」は、武家屋敷「西宮家」の敷地に大正時代に建てられたもの。当時の趣(おもむき)はそのままに、人が宿泊できる空間にリノベーションされた。

・歴史を感じる内装

まずは内装をご紹介したい。出入り口には分厚い扉があり、大げさではなく本当に蔵である。実際にはこの扉は使わず、実用的なドアが別に増築されている。

中に入ると囲炉裏と、一面の陣幕(じんまく)! 合戦の場で陣地にぐるりと張ってあるあの幕だ。戦がなくなった後世では、庶民の間でも儀礼的に使われるようになったのだとか。かっこよすぎる。

「武士蔵」はその名のとおり、武士にちなんだものがたくさん飾られている。土間には甲冑(かっちゅう)が一揃い。子どもは怖がって泣くかもしれないが、観賞用の新しいものなので安心して欲しい。

調度品1つ1つに意味があり、例えば角館地域で栄えた樺細工(かばざいく)は、下級武士の手内職として奨励されたのだそう。あちこちに解説パネルがあって、地域の歴史や文化を伝えている。

畳の間には古書が飾られている。地理や英語など、学校の教科書が多かった。

蔵は2階建てで、ベッドルームは階上にある。こんなに広い空間を家族やグループで貸し切ることができるのだから、贅沢としかいいようがない。

たくさんの古民具が飾られているのだが、吹き抜け部分には駕籠(かご)が! 江戸時代に広く普及したが、引き戸のあるものは大名や上級武士など上流階級の乗り物だったという。

ベッドはシモンズ社製のマットレスにエアウィーヴを敷いたという快適仕様。

寝転んだときに見えるのは「絶景」である。室内なのに絶景? と思うかもしれないが、天井には古い梁(はり)と、計算しつくされた間接照明。蔵の入口付近までまっすぐに見通せ、1枚の絵を眺めているようだ。厚い壁が外部の音を吸収するのか、室内は静寂に包まれている。

・それでいて設備は最先端

電気関係や水回りは最新設備にリノベーションされている。Wi-Fiや冷暖房はもちろん、ミニカフェには冷蔵庫やコーヒーメーカー完備。食器や酒器は自由に使ってよく、秋田県は「米どころ」で「酒どころ」だから、地元で買った日本酒で晩酌するのも楽しいだろう。

お風呂やトイレなどは、蔵の外の部分に増築されている。外壁に囲まれているので完全に屋内なのだが、蔵の扉から1度出るような形になる。

たたきを抜けるとモダンなバスルームが現れる。このギャップにびっくり。

室内だけれど窓があり、バスタブから「蔵の扉の金具」が見える趣向。こんなユニークなバスルーム、見たことがない!

・蔵は異空間

基本的に蔵なので、窓やドアなどの開口部が少ない。そのため室内には昼でも陰影ができる。とかく古い建物というのは薄暗いが、明るいLED照明で隅々まで照らされる近代住宅は、人々からイマジネーションを奪ってしまったのではないかともいう。

例えば全面バルコニーのリゾートホテルが「外」に向いた住まいだとするならば、蔵は明らかに「内」に向いた空間である。中にいると、時間の流れに深く深く身を沈めていくような……その感覚がとにかく心地いい。外に出たくなくなる引力がある。

ヨーロッパではよく見かけるが、古城や修道院など歴史的建造物を改築したホテルには、ちょっと怖いイメージがないだろうか。ここ「和のゐ」は、歴史の重みと現代技術がほどよく調和して、実に快適な空間を作り上げている。しっとりと落ち着いた雰囲気がありながら、まったく不気味な印象はない。このさじ加減、絶妙だ。

・食事はどうなるの?

1棟貸し切りなので、蔵にはホテルスタッフはいないし、食事の設備もない。時期によって夕食付きの特別プランもあるが、基本は1泊朝食付き。夕食は近隣の飲食店で地元の味を楽しんで欲しいという。朝食は所定の時間に届けられ、囲炉裏を囲んで食べる。

取材時には重箱入りの純和風のおかずに、炊き込みごはん。椀物やお茶も熱々なので、お弁当スタイルの朝食とはいえ、作りたてとまったく遜色(そんしょく)ない。

・3密回避にも

滞在中、スタッフと会うのは母体となる『ホテルフォルクローロ角館』で行うチェックインと、あとは朝食を受け取るときだけ。それ以外の時間は家族や友人の貸し切りなので、密になりようがない。

角館自体も山間(やまあい)の小さな町で、いくつかの武家屋敷や土産物店はあるものの、レジャーというよりはゆっくり散策するようなところだ。桜や紅葉の季節は混雑するようだが、筆者の訪れた初夏には黒塀の静かな町並みが続いていた。

1日3組限定、普段であれば予約困難な高級ホテルに分類されるだろうが、昨今の社会情勢から意外な空室が見つかることもある。地域の実情に応じてということになろうが、コロナ禍が落ち着いたらぜひ訪れてみて欲しい。

・今回ご紹介した宿の詳細データ

名称 和のゐ 角館「武士蔵」
住所 秋田県仙北市角館町田町上丁11-1(蔵によって異なる)
時間 チェックイン15:00~ / チェックアウト~10:00
料金 1泊1室あたり2万6100円〜(時期、プランによって異なる)

参考リンク:和のゐ 角館
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



ロケットニュース24記者の “コロナが落ち着いたら行きたい” 旅館・ホテル8選

あの旅館・ホテルにまた行きたい。ずっと家にいて、旅行への衝動に駆られている人も少なくないだろう。

コロナ収束後の旅行先の目安として、また楽しみとして、ロケットニュース24の記者8人がおすすめの旅館・ホテルを選んでみた。「事態が落ち着いてきたら旅行したい!」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

※ 記事中のリンクより予約いただくと、売上の一部がロケットニュース24に還元されることがあります

・Yoshio「都わすれ」(秋田)

「都わすれ」(秋田)の施設写真
「都わすれ」(秋田)の施設写真
「都わすれ」(秋田)の位置

Yoshio「今までに3回以上は宿泊したことがある夏瀬温泉『都わすれ』。客室露天風呂、源泉掛け流し、地元の食材をふんだんに使った食事……。とにかく全ての面でサイコーなのだが、その中でも接客&サービスがスゴイ。

例えば、最寄りの駅まで送迎車が来るのだが、車内に入ると、タオル式のおしぼりをくれる。宿に着けば、45度でお辞儀をした複数のスタッフが笑顔で出迎えてくれる。宿に入ると好きなウェルカムドリンクをオーダーするのだが、そのドリンクを待っている間に館内の説明をササッとしてくれる。とにかく丁寧でお客さんに無駄な時間を一切取らせないのだ。

サービスもスゴイ。フルーツは食べ放題、エスプレッソマシーンでコーヒー飲み放題、アメニティーグッズ完璧、サムエ、バスローブ付きなどなど……。驚くべきは、大浴場に飲み水として氷水と常温の2種類が用意されていたこと。この宿の水は基本的に井戸水で美味いのだが、わざわざ常温の水まで用意してくれるのだ! 

大浴場にはタオルなど一式完備されているので部屋から持ち出す必要はなし! そして、翌日のお会計ではフロントで待っていると、わざわざお茶まで持ってきてくれた。とにかく至れり尽くせりなのだ。

ちなみにこの宿、山の中にポツンと存在していて、非常に静かで空気が美味しい。環境も最強である」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

・P.K.サンジュン「龍宮城スパ・ホテル三日月 龍宮亭」(千葉)

「龍宮城スパ・ホテル三日月 龍宮亭」(千葉)の位置

P.K.サンジュン「去年初めて行ったんだけど、ホテル三日月はとても良かった。ぶっちゃけ、ホテル三日月よりいいホテルはたくさんあるし、そこまで落ち着いたりのんびりも出来ない。けど、子供を連れて行くならホテル三日月が最高だ。

なんてったって、海ほたるを使ったら都心から1時間だからね。プール・キッズスペース・温泉・バイキング……などなど娘と姪っ子は大喜び。今でも2人揃って『また行きたい!』って言ってるくらいだから相当楽しかったんだろう。コロナが落ち着いたら連れて行ってやりたいね」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

・田代大一朗「舞浜ユーラシア」(千葉)

「舞浜ユーラシア」(千葉)の施設写真
「舞浜ユーラシア」(千葉)の位置

田代大一朗「私はディズニー愛が強すぎて浦安に住んでいるのだが、舞浜ユーラシアのスパ施設はディズニーと同じくらい私にとって大事な癒し空間だ。

まず景色がイイ。スパエリアはかなり高いフロアに位置しており、そこから見渡せる景色が格別なのだ。東京ディズニーリゾートが見えるのはもちろんのこと、パァーっと開けた大空のもと潮風が香る海岸エリアも見え、その景観の前に立っているだけで自然と心が開けてくる。

サウナに入った後に、露天エリアで何も考えずに空をじーっと見つめながら涼む時間は最高に心地よく、ちょっとした “悦” すら訪れる。

次にサウナの充実度が高い点も見逃せない。サウナ好きにはたまらないロウリュやアウフグースが楽しめたり、日本では珍しいケロサウナがあったりと、これでもかというくらいサウナの魅力が味わえる。

入浴・サウナの合間にゆったりじっくり食事できるフロアが用意されているのも、ホントにありがたい! あ~、思い出すだけでなんか癒される~♪」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

・中澤星児「ウオミサキホテル」(静岡)

「ウオミサキホテル」(静岡)の施設写真

「ウオミサキホテル」(静岡)の食事写真

「ウオミサキホテル」(静岡)の位置
中澤星児「どうせ旅行に行くならば、普段できないくらいダラダラしたい。私が旅行に求めるものはそれで、日常から切り離された時間が欲しいのだ。

そういった時間を安価で味わえるのが熱海の『ウオミサキホテル』である。特急に乗れば東京からものの2時間くらいで着くのに、ホテルからの景色は完璧なリゾート地。おまけに、ディナーは寿司カニ食べ放題で1泊8574円だった。

従業員に、定年を迎えての第二の人生っぽい感じで働いている人もいたりして、空気がゆったりしているのも個人的には好き。経営している『伊藤園ホテルズ』の他のホテルにも泊まってみたいと思った」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

・ジュン君「万平ホテル」(長野)

「万平ホテル」(長野)の施設写真
「万平ホテル」(長野)の位置

ジュン君「私は中学生の時から部屋にジョン・レノンのポスターを貼っており、ジョン・レノン好き。そんなジョン・レノンが過去に宿泊したことがあるのが軽井沢の万平ホテル。

1894年創業の歴史あるホテルだ。東郷平八郎や三島由紀夫も宿泊したことがあるらしい。

まだ一度しか行ったことはないが、和風でもあり洋風でもあり、行く度に良さがわかっていきそうな奥深みのあるホテル。前回は夏に行ったが、次回は他の季節にも行ってみたい。

料理も美味しいのだが、カフェテラスで飲めるジョン・レノン直伝のロイヤルミルクティーはファンでなくとも飲むベき逸品かと思う」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

・あひるねこ「名古屋クラウンホテル」(愛知)

「名古屋クラウンホテル」(愛知)の施設写真

「名古屋クラウンホテル」(愛知)の食事写真

「名古屋クラウンホテル」(愛知)の位置
“日本一おかわりがしたくなる朝食” が食べられるというビジホ『クラウンホテル』。去年、名古屋で朝一の仕事があったため前乗りし、終わったらその足で東京に帰ったのだが、それでも名古屋気分を満喫できたのは、このホテルの朝食があったからだ。

1泊5000円という安さにもかかわらず(2019年10月当時)、名古屋メシを網羅するかのようなその充実ぶりに、ご飯よりもむしろ朝から酒が欲しくなったものだが、現在はコロナの影響により提供スタイルも変わっているようである。

寂しくないと言えば嘘になるが、それでもいつか名古屋に出張に行く際はまた利用したいと思う」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

・佐藤英典「お泊り処 なかむら」(島根)

「お泊り処 なかむら」(島根)の施設写真
「お泊り処 なかむら」(島根)の位置

佐藤英典「新型コロナウイルスの影響で帰省についてよく考えなければいけない状況になった。まだ油断すべきではないと感じている。

そうなると気になるのが、地元島根の離島、隠岐の島だ。海士(あま)町には旅館を営んでいる友人がおり、緊急事態宣言下では宿泊者ゼロの日が長く続いた。

あの島々(隠岐諸島)はいい。海は綺麗で空気も美味い。ほかには何もない。信号だって島に1個しかないくらいだ。だが、それがいい。あの島でただ見える景色に抱かれていれば、コロナ禍でふさぎ込んだ気持ちを開放してくれるに違いない。

お泊り処なかむらは、宿泊施設でありながら、ライブもする変な宿だ。公にはなっていないが名だたるアーティストがここでライブを行っている。きっとこれから、まだ素敵な音楽を聞くことのできる変な宿として再スタートを切ることになるだろう。

「お泊り処 なかむら」でのライブ風景

絶景と美味い海産物。そしてちょっと変わった趣向の旅館に泊まりたいなら、なかむらに行くべきだ。東京から飛行機と船を乗り継いで片道5時間。存分に旅気分を味わえるはずだ」

参考リンク:公式サイト楽天トラベル

・原田たかし「杉乃井ホテル」(大分)

「杉乃井ホテル」(大分)の位置

原田たかし「大分県別府市には何度も足を運んだことがあるが、中でも『杉乃井ホテル』はサイコーだった。サービス、広さなど、どれをとっても快適で『また行きたい』と思わせてくれる。

当然ながら温泉も極楽。特に別府湾を見渡せる露天風呂の『棚湯』は広々としていて、その絶景は何度でも味わいたくなる。

また、アミューズメントも充実していて遊びにも困らないのもグッド。家族など、複数人で別府へ行くならばココを選んでおけば間違いないだろう」

参考リンク:公式サイトじゃらん楽天トラベル

──以上、ロケットニュース24がおすすめする「コロナが落ち着いたら行きたい旅館・ホテル8選」である。

コロナの影響で経営不振に陥っている旅館やホテルは少なくない。これまで私たちを温かく迎えてくれた人たちに恩返しする意味でも、事態が落ち着いてきたら、旅に行く機会を増やしていきたいものである。

参考リンク:クチコミ宿ランキング じゃらん 楽天トラベル
執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.

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泊まればクリエイティブになれそう! ベルギーにある「PANTONEホテル」が素敵すぎる

泊まればクリエイティブになれそう! ベルギーにある「PANTONEホテル」が素敵すぎる

豊富な色見本で知られる「PANTONE(パントン)」。その豊富で繊細なカラーバリエーションから様々な企業やブランドがPANTONEカラーを採用。日本では、ソフトバンクモバイルとのコラボ・ケータイでよく知られているのではないだろうか。

色見本を見ているだけでもワクワクするが、なんと、海外にはまるでPANTONEの色見本みたいなホテルがあるそうだ。これは素敵! これは泊まってみたい!!

PANTONEホテルがあるのはベルギーのブリュッセルだ。PANTONEホテルは2010年にオープン、今年で3年目の新しいホテルである。

建物や壁はキャンバスのような白を基調とした建物。だが、ホテル内を見るとビックリ! ロビーに客室、レンタル自転車、マグカップ、カードキー、そしてトイレットペーパーまで! どれもPANTONEカラーだ。しかも全ての客室は異なるカラー仕様とのこと。

同系色を並べても、全く異なる色を並べても絵になっちゃうのはさすが。色見本の番号もキッチリと記載されているところが何とも心ニクイ。

2013年1月現在、1泊59ユーロ(約6900円)から泊まれるそうだ。むむっ、意外とリーズナブルではないか。色も人間の脳に刺激を与えると言われている。こんな素敵なホテルに泊まったらもっとクリエイティブになれるかもしれないぞ。

(文=澤井恵
参照元: URBAN TORONTOPANTONE HOTEL(英語)


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