【マジかよ】新型コロナワクチン「ファイザー」株を40万円買った2日後にイギリスが承認 → キタァァァアアア! と思いきや・・・
【衝撃】アメリカAmazonがギターエフェクターを発売していたので買ってみた! バンドマンの感想「激安」
なんでも売っているAmazon。オンラインマーケットとして知られているが、プライベートブランドがあることはご存知だろうか? トップページを開くと、検索窓の下に「AmazonBasics」というタブがある。
ホーム・キッチン用品からオーディオアクセサリまで様々なものが並ぶAmazonベーシック。日本では音楽関連はオーディオアクセサリしかないが、アメリカのAmazonベーシックでは、なんとギターエフェクターが発売されている。ギタリストである私(中澤)としてはどんな音なのか気になりすぎた。
・エフェクターとは
ギタリストにとってギターエフェクターとは夢である。アンプとギターの間に繋いでスイッチを入れるだけで、七色に変化する音色。脳内に鳴る音を再現してくれる魔法の箱……それがエフェクターだ。
通常、楽器メーカーや専門ブランドが販売しているものであり、より良い音を求めるならそちらを購入するのが安牌であることは間違いない。しかし、ギタリストの性(さが)か気になってしまうのだ。楽器メーカーどころか電気メーカーですらないAmazonのエフェクターってどんなんなのか、と。
・アメリカAmazonのアカウントを作る
しかし、アメリカAmazonは私が持つ日本Amazonのアカウントではログインできなかった。そこでアメリカAmazonにアカウントを作り購入することに。
と言っても、アカウントの作り方は日本と同じである。特別な書類の提出もないし住所も日本で良い。全部英語だが、中学レベルの英語力しかない私でも詰まることなく登録することができた。
・激安
さて、アメリカAmazonベーシックから発売されているエフェクターは2020年10月28日時点で7種類。ブースター、コンプレッサー、ディレイ、ディストーション、ルーパー、オーバードライブ、チューナーだ。
なかなか種類が豊富だが、ギタリストならまずはオーバードライブとディレイだろう。ちなみに、オーバードライブは24.99ドル(約2500円)、ディレイは44.99ドル(約4500円)だった。安ッ!
参考までに普段私が使っているオーバードライブは3万円くらい、ディレイに至っては5万円くらいである。私が使っているものは高い方にしても、送料13.36ドル(約1400円)で全部合わせて1万円いかないのは激安だ。
・約1週間で届いた
それだけにどんな音なのか不安になるが、それは弾いてみないと分からないところ。注文すると届いたのは11月8日だった。梱包は箱ではなく封筒。
開けてみると、エアー緩衝材が入っておりその中にさらに2つの封筒が見えた。
取り出すと、それぞれに商品名が貼り付けられている。日本だったらどれだけ安いエフェクターでも箱入りなだけに、入れ物が紙袋なのは衝撃的だ。アメリカだからか、Amazonだからか……。
しかし、袋から出してみると、さらなる衝撃に襲われた。
ちッッッッさ!!!!
手に収まるどころか、手のひらに収まるミニチュアサイズ。試しに小さいことで知られるエフェクター「One Control」と並べてみたが縦の長さがもっと短い。おもちゃみたいだ。
とは言え、オーバードライブには「DRIVE」「LEVEL」「TONE」、ディレイには「TIME」「F.BACK」「MIX」とシンプルだが必要なつまみはついている。電源駆動のみで電池が使えないのはご愛敬と言ったところか。ちなみに、MADE IN CHINAでした。
・ディレイ
まずはディレイを使ってみた。結論から言うと4500円にしては十分。普通にディレイしているし、フィードバックもきいて、タイムの幅も広い。空間を感じさせるために使用するなら問題ない上、「MIX」と「F.BACK」の値を全開にするとグネグネした発振までする。無理やりダメ出すなら、返ってくる音は多少細かったりするが……まあ4500円だしな。
・オーバードライブ
続いてオーバードライブを試してみると、こちらも2500円にしては十分な出来。クリーンの周りにつくような歪みの質はチューブスクリーマーっぽい。欲を言えば、ドライブの幅がもう少し広ければ。
全開にしてもブリッジミュートがジュンジュンいわないくらいだが、幸いにもTONEの効きは良いので無理やり使うとしたらソロブーストかという感じ。音は少し細いが……まあ、2500円なら余裕で安い。
と、個人的には試奏してみて上記のような感想を持ったが、一応試奏動画も作ったのでご参照いただけると幸いだ。
・現在は3種類
それにしても、Amazonのエフェクターって誰が買うのか? アメリカAmazonはどこに向かっているのか? そう思わざるを得ないような遊び心は日本のAmazonも見習ってほしいところ。
ちなみに、2020年11月9日現在改めて確認したところ、取り扱いがブースター、ディレイ、ルーパーだけになっていた。到着を待っている間に無くなったのかもしれない。頑張れアメリカAmazon! マジメな楽器メーカーでは思いつかないような激安ギターとか出してくれ!!
参照元:アメリカAmazonベーシック
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
【素朴な疑問】怪談って海外にもあるの? アメリカ人に聞いてみたら「アメリカ版トイレの花子さん」みたいな話があった
怪談に幽霊はつきものだが「恨めしや」的な陰湿なイメージって日本独特なものである気がする。言いたいこと言えない的なところがいかにも日本人だからだ。それこそ、アメリカ人がブチキレていたら、「ファーーーーック!」ってショットガン振り回して登場しそうなもんである(偏見)。
その時ふと思った。「怪談ってアメリカにもあるんだろうか?」と。そう言えば、アメリカの映画では、チュパカブラとかゾンビとかモンスター的なパニックムービーは多いけど不気味系のホラー映画はあんまり見ない。これってひょっとして、そういう文化がないのでは? そこでアメリカ人に聞いてみた。
・日本好きのアメリカ人ケーシー
話を伺ったのは、ロケットニュース24英語版サイト「SORA NEWS24」ライターのケーシーである。アメリカ出身だが、日本在住で日本文化を理解している彼なら、もしアメリカに怪談の文化がなかったとしても意味が理解できるだろうと思ったからだ。
・『ブラッディ・メアリー』
だが、結果から言うと、ケーシーに怪談の意味について説明する必要はなかった。ケーシーいわく、アメリカには超有名な怪談が存在するというのである。
ケーシー「アメリカの怪談と言えば、やっぱり『Bloody Mary(血まみれのメアリー)』かな」
──名前からすでに怖いですが……それはどんな話なんですか?
ケーシー「色々な言い伝えがあるけど、俺は子供の頃に聞いたのはこうだ。まず、家のトイレに入って鏡に水を掛ける。次に、扉を閉めて電気を消して鏡をジーッと見るんだ。すると、血まみれの女性の姿が見えてくるんだって。
これはキリスト教のマリア様(英語で「Mary」)っていう人もいるし、血まみれのマリア様は殺されている赤ちゃんのキリストを持っているっていう人もいる」
──怖ッ! マリア様ってことは、外見的には大人の女性ってイメージですかね?
ケーシー「そうだな。20代~30代、とにかく神秘的母性があふれるオーラなはずだ。この人が血まみれで穢れ、暴力的な感じになると不快。闇を感じる。
宗教関連の怪談だけど、聖書などにはもちろん何も書いていない。怪談ファンとか子供が作った都市伝説だと思う。アメリカの悪ガキのハロウィーンパーティーとかで人気で、俺が初めて聞いたのは小4ぐらいの時かな。2年上のいとこから聞いて「そんなはずないじゃん!」って反応したけど、やっぱりちょっと怖かった」
──ケーシーさんはやったことがあるんですか?
ケーシー「ない。俺は基本的にホラー映画や怪談はものすごく苦手だから。普通に怖いからこれからも多分やらない」
──アメリカ版トイレの花子さんみたいな話ですね。
ケーシー「科学的にはずっと同じ物を見ると脳が少しおかしくなって幻覚を見てしまい、Bloody Maryが現れるっていう説があるらしい。アメリカではユニットバスが多くて大体トイレに鏡があるから、“鏡がある場所” と “暗くできる部屋” という条件を満たすのがトイレなのかも。確かにトイレという意味では花子さんだな」
──とのこと。鏡に映るという不気味さも、子供たちの間でまことしやかに囁かれるというのも、まさに日本の怪談と同じ空気を有している。学校の七不思議みたいじゃないか。
科学的に本当に見る可能性を分析されているのも、逆に言うとそれほど浸透している話ということだろう。それにしても、現れるのがマリア様というところにアメリカを感じずにはいられない。日本だと、女性が現れてもマリア様とはならないだろうから。やっぱり怖さには文化が出るんだな。剣呑剣呑。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
【挑戦】南青山のオシャレ美容室で「バイデン氏にしてください」と言ったらスゴイことになった!
私(佐藤)は昔から、あるヘアスタイルに強い憧れがあった。それは白髪だ。いつかは真っ白にしてみたい! そう思っていたところ、最近テレビで良く見る外国人男性の髪色がまさに理想的であると気づいてしまった!!
アメリカの政治家、ジョー・バイデン氏である。彼の髪色になりたい、いやもう彼になりたい! これは今すぐやるしかないだろッ! ということで不可能を可能にする男のいる南青山の美容室に行って「バイデン氏にしてください!」とお願いしたところ、スゴイことになった!
・トランプ氏にも挑戦していた
訪ねたのは、南青山の美容室「SHEA.aoyama」だ。ここには私が「ゴッドハンド」と呼ぶ美容師がいる。賢明な読者の皆さんならご存じだろう。佐藤幸治さんだ。彼は容姿の異なる5人の男をキムタクにし、最近では当編集部の中澤星児を人気漫画『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)にしたハイパー超絶技巧派美容師なのである。
そういえば、今から4年前の2016年に彼にドナルド・トランプ現大統領にしてもらったこともあったなあ。
今となってはアレも良き思い出だ。本人にそっくりになりすぎて、米ワシントンポストに取り上げられたこともあったっけ。
ということで、ゴッドハンドのお店に行き、さっそく写真を見せてお願いした。
佐藤「さっさん(佐藤幸治)、今回コレでお願いします」
幸治「どれどれ?」
幸治「ば、ばいでんやん!!」
幸治「しょうがないですね。やりましょう!」
佐藤「さすが、さっさん!」
・いざ、バイデン氏に
ということで施術開始。髪の長さはそれほど変化をつける必要がないので、毛量を減らすために軽く鋤(す)いてもらった。やはりメインになるのは髪色である。私は毛が太いために、色を抜くのに手間がかかるとのことだった。まずは2人がかりでたっぷりと脱色剤を塗り込み、毛色を抜きにかかる。
薬剤を塗布後、約10分程度放置して1回目の洗髪。これ1回で真っ白になるといいんだけどな~。この段階でやや頭皮が痛い……。髪は真っ白になったのか?
バリバリ金髪やんけ!
これじゃあ、トランプ氏になってしまうじゃないか!? 4年ぶりの顔真似、全然似てねーーー!
・諦めたらトランプ止まり
続けて2回目の脱色。これ、頭皮がめっちゃ痛い! 白髪の道のりは険しい。ガマン、ガマンだ。途中であきらめたら、トランプ(金髪)止まりになってしまう。最後まであきらめるな!
痛みに耐えてようやく洗髪。白くなっててくれ! もう1回脱色は多分耐えられない……。
髪を乾かすとかなりイイ感じになっている。だがしかし! 思った以上に雰囲気が若返ってしまった。46歳の私が36歳くらいの感じの若々しさになってしまったのである。目標としているのは77歳だ。
このままではマズイ! どうするゴッドハンド!?
と、その時だ。鏡を見つめるゴッドハンド佐藤の目が光った!!
思えば、ゴッドハンドとの付き合いは10年近くになる。2013年に「デビッド・ボウイにしてください!」とお願いし、その翌年には「氷室京介にしてください!」。続く2015年には「hyde(ハイド)にしてください!」、「関口メンディーにしてください!」とお願いし続けて今に至っている。その度に彼は奇跡を起こし続けてきた。
きっと今回もやってくれるはずだ! 信じているぞ、ゴッドハンド佐藤!!
↓
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……そして奇跡が起きた……
………理想の白髪の完成だ………
バイデン氏!
この髪型は理想的な白髪! ほぼバイデン氏になれたと言って良いだろう!
私の顔が下品なせいで、バイデン氏のような品格は感じられないかもしれないけど、髪型には紳士的な雰囲気が漂っている。一瞬若返りかけたところを、力技で70代の風格をまとわるとは、おそるべしゴッドハンド佐藤!
青いプラカードを前にすると、完全に仕上がっている!!
・街に出よう!
さっそく街へ出かけてみよう! マクドナルドに来たバイデン氏!
東京タワーに来たバイデン氏!
車のヘッドライトを浴びるバイデン氏!
という訳で、4年越しで1人で大統領選を再現することになるとは思わなかった。
長年の夢が叶って白髪にできたことをうれしく思う。それにしてもゴッドハンド佐藤、おそるべしである。またしても不可能を可能にしてしまった。彼に再現できない髪型は、ないのかもしれない……。
協力:SHEA.aoyama
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
アメリカのコストコでは定番らしい「フムス」を食べてみた結果……
ご存じの通り、コストコはアメリカ発祥の会員制スーパーである。コストコの名物「ホットドッグ」も当然ながらアメリカ生まれで、創業者が後の経営陣に「1ドル50セントから値上げしたら殺す」と言った……とテレビでやっていた。コストコの安さの遺伝子は、創業者から脈々と引き継がれているのであろう。
さて、つい先日のことである。最近、コストコの記事ばかり書いている私(P.K.サンジュン)に、アメリカ在住の友人から連絡が入った。友人いわく、アメリカのコストコでは『フムス』が大定番らしく、彼女自身も必ず冷蔵庫にストックしているという。果たして聞き慣れぬ『フムス』とはいったい……?
・アメリカ在住の知人情報
友人はアメリカに移住して20年ほど、現在はアメリカ人の旦那さんと暮らす30代の女性である。アメリカでもちょいちょい私の記事をチェックしてくれているらしく、つい先日久々に連絡があった。
「コスコ(コストコのこと)の記事読んでるけどさ、日本のコスコにはフムスって売ってないの?」
── なにフムスって?
「豆のペーストみたいなヤツ。こっちでは結構定番で、うちもコスコのフムスは絶対に冷蔵庫に入ってるよ。コスコのフムスはオーガニックだし、シンプルでおいしいんだよね」
── 豆のペースト? 何料理?
「調べたら中東みたいだね。でも、こっちの人って豆好きじゃん? メキシカンも多いしさ。豆の料理って日本より全然多いから、どこの国の料理とかあんまり関係なく結構フムスは有名かも。日本のコスコにもあったら食べてみてよ。野菜をディップしてもパンに塗っても美味しいから!」
── そのコスコってのやめろ。
正直、その存在すら知らなかった「フムス」だが、確かに日本のコストコでも冷蔵コーナーで取り扱いがあった。正式な商品名は「オーガニック フムス」で、71グラムのポーションが20個入りで税込価格は1498円。コストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」の商品だ。
・安定のカークランドシグネチャー
ぶっちゃけ、仮にフムスを見つけたとしても買うかどうか迷っていたが、安定の「カークランドシグネチャー」ならば買わないわけにはいかないだろう。この時点で私が持っていたフムス情報は「豆のペースト」というだけ。それでもカークランドシグネチャーならば大丈夫……なハズだ。
で、パッケージによるとコストコのオーガニック フムスはひよこ豆が主な原材料で、そこにレモン果汁・ごまペースト・クミン・ガーリックパウダー・食塩などが入って出来ているらしい。どうやって食べるか迷ったが、とりあえずはそれっぽくクラッカーにつけて食べてみることにした。
気になるお味はというと、意外にもパンチは強い。というのも、味付けの中で最も主張しているのがレモンで、一言でいうと「レモン風味の豆のペースト」である。次いで、ガーリックパウダーとクミンが穏やかに主張している、といったところだろうか?
また、それなりにパンチはあるものの、レモン効果で後味はサッパリ系なのもコストコのフムスの特徴だ。だからこそ意外と量も消費できる。その後、野菜スティックにフムスをディップして食べてみたが、あっという間に1ポーションがなくなっていた。なるほど、フムスってこういう感じなのか。
おそらく、コストコのオーガニック フムスは多くの料理と相性が良い。パンに塗っても、ポテトサラダ感覚でサラダにトッピングしても存在感を発揮しつつ、料理の邪魔をしないハズだ。友人のように、1度習慣になると手放しがたい一品なのだろう。
とはいえ、フムスデビューで「いきなり20ポーションはちょっと重いかな?」というのも正直なところだ。初めての方はできれば2家族か3家族でシェアすることをオススメしたい。しっかりフムスにハマってから、まるっとフムスを購入するといいだろう。
オススメ度(☆5中): ☆☆☆(日本にはあまりない本場っぽい味!)
また買う度(☆5中): ☆☆☆(冷蔵庫にあると便利かも)
オススメシチュエーション:デビュー戦はシェアがオススメ。たぶんハマる人はハマると思う。
【極限あるある】気温50℃を超える「米デスバレー」に行った人しか分からないこと40連発
連日の猛暑で大変なことになっている日本列島。ウェザーニュースによると昨日2020年8月17日、静岡県浜松市でなんと41.1℃を観測。これは2018年7月23日の埼玉県熊谷市と並んで日本歴代最高気温だそうだ。暑すぎるだろ……! しかし、世界と比べれば日本はまだまだである。
Yahoo! ニュースによれば16日、米カリフォルニア州デスバレーにおいて54.4℃という空前絶後の気温が観測されたというのだ。これは1913年7月、同じくデスバレーで観測された56.7℃に次いで世界第2位の記録となる。そう、デスバレーさん、まさかのワンツーフィニッシュです。おめでとうございます。
今回はこれを記念して、過去に実際にデスバレーを訪れたことがある私(あひるねこ)が「デスバレーあるある」をお送りしたい! 共感必至の「デスバレーあるある」早く言いたいィィィィィィイイイイ!! それではドドンと40連発、行くぜ!
【デスバレーに行った人しか分からないこと40連発】
1. デスバレーにはラスベガスから向かうと聞いて軽くテンションが上がる
2. 正直デスバレーよりもラスベガスに気持ちが持って行かれがち
3. ラスベガスからデスバレーまでの道のりが超長い上にマジで砂漠
4. その途中の街、パーランプの「映画などでよく見るアメリカの田舎町感」は異常
5. 海外ドラマ『ブレイキング・バッド』を思い出す
6. デスバレーはスケールがデカすぎて、どこからどこまでがデスバレーなのかよく分からない
7. 360度どこを見渡しても、とりあえずここは自分が知る地球ではない
8. 行ったことないけど、たぶん火星ってこんな感じだろう
9. スマホの電波が入らねぇ
10. カーラジオすら入らねぇ
11. 車もそんなに走ってねぇ
12. 車から出た途端、暑すぎて引く
13. 一瞬サウナに来たのかなと思う
14. その割に出口が見当たらない
15. 感覚的にはエンドレスサウナ
16. サウナなので呼吸してると鼻が痛くなってくる
17. 直射日光がスゴイというか、直射日光しかない
18. 日陰に入りたくても日陰がない
19. 車から離れる時、エンジンを切ってしまっていいのか心配になる
20. カラッカラに乾燥しているため、歩いていると唇がガサガサになる
21. ほぼ無音、かすかな風の音しか聞こえない
22. 風が吹いたと思ったら熱風だった
23. 持参した日本代表うちわ選手、デスバレーを前に完全敗北
24. 温度計が限界突破する瞬間を目撃する
25. 少なくとも50℃を超えていることは間違いない
26. なのに意外と野生動物が多くてビビる
27. こんな死の谷でなぜ生きていけるのか……?
28. 車に戻ったらペットボトルの水が白湯みたいになっていた
29. 「デビルズ・ゴルフコース」やら「バッドウォーター」やら、地名がいちいちアメリカンでイカツイ
30. 「バッドウォーター」でラルクの『Winter Fall』のPVを思い出す
31. この環境の中でよく涼しい顔して歌ってたな
32. デスバレー内にある小さなカフェやスーパーが誇張抜きでオアシス
33. 屋内に入った瞬間、天国の存在を信じる
34. そこで食べるアイスクリームのウマさよ
35. ここに通って働いている人たちがいるという事実に感謝しつつも震える
36. 車がパンクした場合、本気で死を予感する(実話)
37. 発見すらされないんじゃないかと思う
38. 水が無くなる、イコール死
39. いいか水分補給をしろ、絶対にしろ
40. 地球は我々が思っている以上にヤバイ
参照元:ウェザーニュース、Yahoo! ニュース
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
「ツーブロック問題」を海外の人はどう思っているのか? アメリカ人とオーストラリア人記者に話を聞いた
2020年7月、大きな話題を呼んだ『ツーブロック問題』をあなたはご存じだろうか? 詳細はこちらの記事をご覧いただくとして、簡単に言えば一部の都立高校でツーブロックを禁止している理由が「外見などが原因で事件や事故に遭うケースがあるため」とされた問題である。
ツーブロックが原因で事件や事故に遭うケースなどあるのか? 昭和の時代ならいざ知らず、何かと個性が求められる現代に校則はマッチしているのか? 個人的には「いかにも日本っぽい話題だな~」と感じたが、果たして海外の人はどう思っているのだろうか? 米豪2人の記者に話を聞いてみた。
・日本文化に精通した2名
話を聞いたのは、ロケットニュース24の英語版サイト「SORA NEWS24」のケーシー記者(男性・アメリカ人)と、ウーナ記者(女性・オーストラリア人)の2名である。両名とも日本暮らしが長く、また日本文化にも精通しているため、より深い話が聞けるハズだ。
──ケーシーさん、ウーナさーーーん! お二人とも「ツーブロック問題」をご存じですか?
ケーシー「うん、もちろん知ってるよ。SORA NEWS24で記事になってるし、結構大きな反響があったからね」
ウーナ「私も知っています」
──おお、良かった。話が早い。ではさっそく話を伺いたいんですが、まずは校則で髪形を規定することをどう思いますか?
ケーシー「そうだな、簡単に言えば “髪型なんてどうでもいんじゃない?” という意見かな。あまりにも変わっていて、他の生徒の授業の妨げになるならダメだけど、逆に人の髪型を気にして授業に集中できないなら、気にする本人の精神力が足りない場合もあると思う」
──なるほど。
ケーシー「ただ、日本の高校のほとんどは制服があるよね。だから、髪型も規定されていること自体はそこまで驚かないよ。服と髪型、両方自由ならわかるけど、どちらか一方だけ自由というのはチグハグだもんね」
──確かに。ウーナさんはどう思いますか?
ウーナ「学校にはたくさんのルールがあるので、髪型のルールがあるのは当然でしょう。ただ個人的には、髪型のルールがそこまで重要だとは思いません」
──ふむふむ。
ウーナ「とはいえ、学生の髪型は学習には重要ではありませんが、学校の評判にとってとても重要です。私の友人が日本の田舎の学校で働いたとき、学生のスカートが短すぎると一般の方から苦情が入り、学校は真剣に受け止めたそうです。学校は評判が損なわれることを望みません」
──ありそうですね。特に田舎はありそう。
ウーナ「日本では立場に応じて適切な外観と服装を身に付けることが強く求められますからね。また、環境の違いもあると思います。欧米では普段から様々な髪の色や髪型を目にしているので、よほど個性的な髪型でない限りそこまで目立ちません。見た目に関する周囲の受け止め方が日本と欧米では大きく違います」
・それぞれの国の校則を教えて!
──確かに。次にアメリカとオーストラリア、見た目に関するそれぞれの校則を教えてもらえますか? じゃあ、まずはアメリカの校則をケーシーさんから。アメリカは相当自由なイメージがありますが……
ケーシー「実は意外とそうでもないんだよ、特に服装はね。俺は中学・高校と公立に通ってたんだけど、制服は無かった。だけど、極端に短いスカートとか極端に露出が多い服はNGだったね。あとはプロスポーツのチームTシャツもダメだったかな」
──え? スポーツのチームTシャツがダメなんですか?
ケーシー「そうなんだ。理由はスポーツチームのイメージ色と同じ色を着ているギャングがいるからなんだよね。もちろん学生じゃないよ。そういう人たちとトラブルにならないようにスポーツのチームTシャツは禁止されてた。今も同じかはわからないけど」
──へぇ~。アメリカっぽいですね~。髪型に関してはどうですか?
ケーシー「髪型のルールはほとんど無かったかな。黒板が見えないほどの大きなモヒカンとかはダメだろうけど、他の生徒の邪魔にならなければ基本的になんでもOKだった気がするよ。そうそう、高校のある時期からはヒゲもOKだったね。“男になったぞアピール” する同級生がたくさんいたよ。俺も生やしてた(笑)」
──ヒゲもOKなんですね。
ケーシー「うん。ただ、俺はずっと公立だったからね。アメリカでも私立だと、公立よりは髪型や服装に関する校則は厳しいよ」
──ほうほう。ではウーナさん。オーストラリアはいかがでしたか?
ウーナ「一般的にオーストラリアの公立は男女共学、私立は男女別なんですね。そして公立も私立も基本的には制服です」
──あ、僕オーストラリア行ったとき、伝統的なスカートの制服をはいている男子学生たちを見て “なんかいいなぁ” と思ったことあります。すません、続きをどうぞ。
ウーナ「はい。髪型に関してですが、オーストラリアの私立学校は日本とほぼ同じです。髪を染めるのも禁止ですし、男子は長髪も禁止。一方の公立学校も一応はガイドラインがあるんですが、実際にはあまり守られていない印象です。ピンクやブルーに髪を染めた子もいましたし、ドレッドヘアやモヒカンもいましたね」
・2人が思う、校則のメリットとデメリット
──へえ、私立は意外と厳しいんですね。では最後にお二人から見て、日本の見た目に関する校則のメリットとデメリットだと思うことを挙げてもらってイイでしょうか?
ケーシー「そうだな、まずメリットだけど、学生は学業が本業だよね。見た目の自由度が低ければ、ファッションに使う時間を勉強に使えるのかもしれないな。あとはやっぱり、規律を守る訓練としては効果があるのかもしれない。大人になって社会に出たら守らなきゃいけないルールがたくさんあるからね」
──なるほど。ウーナさんはいかがでしょう?
ウーナ「そうですね。目立った髪型や服装の生徒がいなければ、少なくとも近所の人や周りの人はいい学校だと思うのではないでしょうか。学生としては可もなく不可もない、中庸的な人物になる訓練になるでしょう。良くいえば我慢、自分を抑え込む術を学べるのだと思います」
──ふむふむ。では次にケーシーさんからデメリットだと思うことを教えてください。
ケーシー「それはやっぱり自己表現の自由が少なくなることかな。もちろん、髪型や服装以外でも自己表現はできるんだけど、全員が同じ服と数種類しかない髪型だと、自己管理能力は養いづらいよね。服や髪形を選択するのってセルフプロデュースだから、学生の頃からその機会を奪っちゃうのは、やっぱりデメリットなんじゃないかな?」
──言われてみれば学生の頃、制服は何も考えないで着てましたね。楽ではあるんですけど、それだとある意味で思考停止状態というか、得るものはなかったのかもしれません。
ケーシー「そうだよね。大人になって初めて服装や髪型の自由を手に入れた場合、逆に戸惑うかもしれないよね。それまで制限されていたものがいきなり無制限になったら、バランスが取りづらいんじゃないかな?」
──確かに。
ケーシー「たかが髪型、たかが服装、たかがファッションなんだけど “どこまでやっていいのか?” とか “自分の見た目が周りの人にどんな影響を与えるのか?”って、大人に必要なスキルだと思うんだ。本当だったら子供の頃から身に付けた方がいいよね」
──本当そうかも。では、ウーナさんはどうでしょう?
ウーナ「最大のデメリットは、生徒が “自分が何者なのか?” という感覚を養えないことだと思います。個性と置き換えてもいいでしょう。もし校則に違反した場合、その生徒は “出る杭は打たれる” ことを知り、萎縮してしまうかもしれません」
──ふむふむ。
ウーナ「良くも悪くも日本は、欧米と比べると “出る杭は打たれる” が根強い社会だと思います。もちろん悪いことばかりではありませんが、もし今後の日本が個性を大切にする社会を目指すならば、現在の校則が時代にマッチしているとはあまり言えないでしょう」
──仰る通りだと思います。お二人、どうもありがとうございました!
・個性を取るか、平均点を取るか
最近では日本でも「個性が大事」ということはよく言われる。その一方で、まだまだ目立ちすぎることを良しとしない人が多いこともまた事実であろう。就職活動になった途端、企業から個性を求められることはよくある話だが、本当に個性を育てるならば、そろそろ見た目に関する校則も見直していい時期なのかもしれない。
というわけで、今回はアメリカ人記者とオーストラリア人記者から見た「ツーブロック問題」についてお届けした。たかがツーブロック、されどツーブロック。個性を育てるべきか、中庸的な人物を育てるべきか? あなたはどう思うだろうか?
参考リンク:SORA NEWS24
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
北朝鮮団体がアメリカ爆撃の動画を公開 → 人気ゲームのパクリ映像だったことが判明!→ 著作権侵害で削除
先日、「ミサイルはアメリカが標的」と明言した北朝鮮。その北朝鮮でプロパガンダとして制作されたという動画がYoutubeにアップされ話題となっている。公開された動画はアメリカが火の海となるという衝撃的な内容。アメリカを挑発していると言っても過言ではないだろう。
しかし、ここでもうひとつ衝撃が走った。そのメインであるはずの「挑発シーン」は北朝鮮製ではなく、人気ゲーム『コールオブデューティー』のシーンを無断使用していたというのだ。
問題の動画を公開したのは北朝鮮のプロパガンダを発信しているチャンネル・Uriminzokkiriだ。元の動画は『コールオブデューティ』の販売元であるActivision社により著作権侵害が申し立てられ削除されている。しかし動画は世界中に拡散し、現在でもYoutubeなどで視聴することができる。
動画では北朝鮮の青年が、キヤノンEOS 20Dのもとでうたたねをしている。心ゆさぶるドリーミィなBGM。これはマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーらによるチャリティソング『We Are The World』である。
だが、動画の内容はそんなドリーミィなものではない。笑顔の北朝鮮人が映し出された直後、アメリカのニューヨークらしき都市が爆撃を受け、火の海と化すのである。このシーンこそが『コールオブデューティ』の1シーンなのだという。
このアメリカ爆撃映像は青年の見た夢という設定だ。しかし、動画の最後では青年がこの「美しい夢」が現実になることを信じていることが示唆されているという。
この動画を見たネットユーザーは「クッソ笑った」、「こんなものを作って満足してるの?」、「アホか」、「安っぽい作りなぁ」などと飽きれ返っているようだ。
内容も内容ながら、キヤノンのカメラが登場し、『We Are The World』が流れ、『コールオブデューティ』のシーンが使われるとは……これは北朝鮮流の挑発なのだろうか。ミサイル発言直後に公開されたこの映像。この「夢」が実現しないことを願うばかりである。
(文=澤井恵)
参照元:Youtube worldsubstance、china.com(中国語)、New York Times(英語)
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新SNS活用術!? Facebookに実の母親の情報を投稿 → なんと3日後に母親らしき人物が見つかった!
自分を育ててくれた親が実は生みの親ではなかったことを何かのきっかけで知り、そこから困難の末に生みの親を見つけだす。映画やドラマでありそうな話だが、現代の実親探しはテクノロジーの発展ともに新しい方法を可能にした。
米ユタ州に住む21歳のジェネサ・シモンズさんは実の母親を探すべく、手がかりとなる情報をFacebookに投稿。すると、なんとたったの3日後に生みの母親と思われる女性が見つかったのだ!
当初エージェンシー経由で生みの母親を探していたシモンズさん。しかし、膨大な書類手続きにうんざりしていた時、ふとFacebookを使って母親探しをするというアイデアを思いついた。
シモンズさんは早速行動に出る。実の母親に関して知っている情報を書いた大きなパネルを片手に持ち、もう片手には「 “いいね!” と “シェア” をお願いします」と書いた紙を持って写真を撮ると、Facebookに投稿した。
パネルに書いた情報は、自分の生年月日、産まれた病院、生みの親が自分にWhitneyと名付けていたこと、母親と父親が生まれた年月、そして連絡先のメールアドレスだ。シモンズさんの生みの母親と父親は1975年生まれ。そう、彼女の母親は16歳の時にシモンズさんを妊娠していた。
シモンズさんは当初「数人の友達がシェアしてくれれば」程度に思っていたそうだが、写真は期待をはるかに上回るスピードで拡散されていった。押された「いいね!」の数は1万2000回。そして、13万5000件ものシェアがされたのだ。また、89件もの励ましのコメントもついた。
こうして拡散されていった写真が1人の女性の目に留まる。彼女は写真の情報を見て、シモンズさんの生みの母親が高校の時の同級生に違いないと確信し、母親とおぼしき女性にこの写真のことを伝えた。そして、実の母親と思われるその女性はシモンズさんにメールを送ったのだ。
シモンズさんは彼女が本当に実の母親なのか、最初は疑っていたそうだが、生みの母親しか知り得ない情報を聞いて、彼女が実の母親であると確信するに至ったという。決定的だったのはシモンズさんが赤ちゃんの頃の写真だった。「彼女は私の育ての母からもらった私の赤ちゃんの頃の写真を見せてくれたのです」とシモンズさんは話す。その女性は、生みの父親に関する情報もシモンズさんに伝えたそうだ。
デリケートな個人情報がSNS上で拡散されてしまうのには高いリスクがあるものの、こうしてまさかの超スピードで母親とおぼしき人物が見つかったのもSNSのおかげ。まさに強大なネットワークの成せる技だ。
シモンズさんは、生みの母親と信じるその女性ともっと多くの情報を交換し、近いうちに会いたいと考えているとのこと。とにかく、その女性が本当にシモンズさんの親であることを祈るばかりだ。
(文=佐藤 ゆき)
参照元:Mail Online(英文)
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オリジナル記事: 新SNS活用術!? Facebookに実の母親の情報を投稿 → なんと3日後に母親らしき人物が見つかった!
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「嫌悪の根源は自分自身にあった」米ニューアーク市長が告白した同性愛者を嫌悪していた過去
自分の中に潜む差別意識を正直に話すことは誰にとっても難しいはずだ。性差別、人種差別など差別の形は色々あるが、差別する心をオープンに語ることにはためらう人がほとんどだろう。
今回紹介したいのは、米ニューアーク市長のコリー・ブッカー氏が、スタンフォード大学在学中の1990年に大学新聞に書いたコラムだ。彼はそこで同性愛者を嫌悪していた過去を告白し、差別の根源にあった自分自身の問題を綴っている。20年以上も前の記事であるが、彼の告白は今も多くの人々の共感を呼んでいる。
●常に行動が注目を呼ぶコリー・ブッカー市長
コリー・ブッカー市長はマンハッタンに近接するニューアーク市の市長を2006年より務めている。斬新な行動力、リーダーシップの持ち主であること示すエピソードに事欠かない。
たとえば市議会議員時代には、麻薬取引で治安の悪い地域のパトロール強化を訴えるため、10日間飲まず食わずのストライキを決行して、注目を浴びた。市長になってからも、貧困層の食生活を理解するために公的な食料費補助制度であるフードスタンプのお金で自ら1週間生活してみるという実験を行い、その結果をYoutubeで報告し話題になった。
このように大胆な行動力で注目を集めることの多いブッカー氏だが、今、彼の人となり、考え方を示す過去の資料が話題となっている。23年前、スタンフォード大学在学中に大学新聞に書いた一つのコラムだ。そこで彼は、同性愛者を嫌悪していた過去を告白しているのだ。
●「ゲイが嫌いだった」過去を告白
「私はゲイに対して寛容であろう、つまり “誰かがゲイであったとしても、自分に迷惑がかからない限り気にしないでいよう” という段階にあった」1990年にブッカー氏がスタンフォードの大学新聞に書いたコラムはこうスタートする。
同性愛者の存在に対して寛容であろうと努めながらも「本心をさらすことはできなかった。ゲイに対する嫌悪感があった。いや、過去を遠回しに語ることはやめて、もっとはっきり言わせてもらえば、ゲイが嫌いだったんだ」と告白している。
続けて、同性愛者との身体の接触を避けていたことや、同性愛者と一緒に過ごすときに違和感や居心地の悪さを禁じ得なかったことを綴っている。
●同性愛者に対する嫌悪感の根源に気付いたきっかけ
こうした同性愛者に対する負の感情が変化したのは、大学1年の時に同性愛者であるカウンセラーと話をした時だったという。そのカウンセラーはブッカー氏に、同性愛者として味わった苦痛を語った。
見知らぬ人や家族から暴力を受けたこと、持ち物を壊されたこと、誹謗中傷を受けたこと。周囲に拒絶されてきた過去と周囲から浮いていることに傷ついてきた過去を告白したのだ。
そんな彼の告白を聞きながらブッカー氏の頭によみがえってきたのは、祖父母から聞いたアメリカで黒人として生きることの苦労だったという。
「ぞっとした。彼の告白は祖父母が黒人として生きてきたことについて、かつて私に話した内容と非常に似ていたからだ。当時人々は黒人と同じものを食べることを嫌がり、黒人に正しい生き方を教えるためには暴力を与えなければならないと感じていた」
この共通点の発見を通して、彼は自分のゲイに対する嫌悪感の根源がどこにあるのか向き合ったという。「嫌悪の根源はゲイに対するものではなく、僕自身にあることを悟った。これは僕自身の問題だったんだ。ゲイを許容するのではなく、温かく受け入れなければならないと感じた」
そして、彼はコラムをこう締めくくっている。
「非難の矛先がまさに自分自身に向けられているときには、決して他人を非難すまい。とはいえ、自分がゲイだと思われたときには自己弁護に走ってしまったり、他人がゲイを誹謗中傷するのを聞いても沈黙してしまうことがある。こうしたことは非常につらい。自分自身の正義のための闘いを続けなければならない。これは私にとって最も重要な挑戦だ」
自分の中にある差別意識を認めること、その根源がどこにあるのかを見つめること、ましてやそれを正直に他人に語ることは簡単なことではないと記者は思う。だからこそ、彼のこうした個人的な告白は、23年後の今も人々の共感を呼んでいる。
また、同性愛者が今よりも社会的に受け入れられていなかった当時に、こうした見識と自らの差別意識との葛藤を告白する勇気を持っていたことに多くの読者は感嘆しているようだ。
なお、アメリカ各州でさかんに議論されている同性結婚の合法化に関しては、ブッカー氏はもちろん支持の立場である。2014年の上院選挙の出馬も含めて、今後の彼の政治活動にもますます目が離せない。
(文=佐藤 ゆき)
参照元:Youtube CoryBookerdotcom、BuzzFeed、THE WEEK(英文)
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オリジナル記事: 「嫌悪の根源は自分自身にあった」米ニューアーク市長が告白した同性愛者を嫌悪していた過去
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