【ガチャガチャ】自分の限界に挑戦! 超ミニサイズの筆と御朱印帳で書道をしてみた

まったく違う意図で作られた別々の商品が、最初から予定されていたかのようにシンデレラフィットすることがある。このときがまさにそうだった。

ガチャガチャコーナーにあった「ミニチュア習字セット」を見て、せっかく字が書けるのに半紙がついていないのが残念だなぁと思っていたところ、「手のひらサイズのミニ御朱印帳」なる商品を発見。

どちらも優雅な和のテイスト、あつらえたように雰囲気が似ていてサイズ感もぴったり。ということで、数十年ぶりに書道にチャレンジすることにした。

・使った商品はこちら

1つ目の商品はJ.ドリームの「ミニチュア習字セット2」(全5種 / 200円)。日本らしい椿や桜があしらわれた硯箱(すずりばこ)に、小さな墨、硯、文鎮、筆が入っている。

そのうちの筆は「本当に書ける」ことが特徴。墨は残念ながらレプリカで、実際に磨る(する)ことはできない。別途、墨または絵の具をご用意くださいとのこと。

もう1つの商品が、トイズキャビン「手のひらサイズのミニ御朱印帳 弐」(全6種 / 300円)で、こちらも日本らしい風流なデザイン。本物の御朱印帳のようにじゃばら折りになっていて、大きく展開できる。

今やレジャーになっている感もあるが、御朱印とは本来、納経の証にいただく印章。現代では多くの寺社で300円程度を納めると、神職や僧侶の方が墨書きしてくださる。

期間限定の御朱印や、芸術性の高い御朱印で話題を集めているところもあるようだ。御朱印帳そのものも、寺社オリジナルのものや、キャラクターものなど、多種多様なデザインがあって楽しい。

・実際に書いてみる

ガチャマシンの商品写真では、半紙に「夢」という字を書いていた。前向きで希望があり、いい字だ。まずはこれを書いてみようと思う。

いざ……

上手くはないが、なかなか味がある字が書けたような気がする。真っ白い紙に墨汁……ではなくタミヤカラーだが、とにかく漆黒のインクが吸い込まれていくのは気持ちがいい。心が清らかになるようだ。

もっと書いてみたい! せっかくなので、実際の御朱印をお手本にしてみよう。書としても美しい日光東照宮をチョイス。

文字というのはしょせんは道具、内容が伝わればいい……のだけれど、世の中にはアートのように美しい文字を生み出せる人がいるという事実に驚嘆する。

ところで、筆の素材はおそらくナイロンだと思うのだが、1本1本が広がってまとまらない。水を吸わず、むしろ弾くためにカスレもひどい。細かい字はとても書けそうもないので、穂先を切って整えることにした。

では、精神統一して……

なんだこれは……似ても似つかないものができた。汚い。

これはたぶんお手本のチョイスが間違ってる!! 漢字は形が複雑で難しいし文字数が多すぎる。

漢字はあきらめて、1字で意味を表せる梵字(ぼんじ)にする。次なるお手本は成田山新勝寺だ。梵字の読み書きを習った経験はないが、不動明王の「カーン」で合っているだろうか。

心を込めて……

どうだろうか。書き順もわからず、正確性はかなり疑わしいが、雰囲気は出たのではないかと思う!

ちなみに筆者は特別な信仰は持っておらず、仏事もサボりがちな罰当たりなのだが、寺社仏閣にはよく行く。特定の「神」ではないのだけれど、人智を超えた力の存在は信じているというか……。

神仏習合(=神道と仏教の共生)であったり、八百万神(やおよろずのかみ)であったり、「なんでもあり」な日本人のゆる〜い宗教観が好きだ。

・書道はいい

子ども時代、ものすごく字が下手だったので親に無理やり習字教室に行かされていた。下校後すぐに行けば早く終わるのに、いつもグズグズしているうちに日が暮れて、しかも毛筆と硬筆は関係がなく、字はまったく上手くならなかった。

けれど今回、久しぶりに筆を持つ楽しさを思い出した。柔らかい筆と、流動的なインクから作られる線は予測がつかない。まさに偶然の生み出す妙だ。それに比べたら、筆の硬さも出てくるインクの量も決まっている筆ペンなど「予定調和」だといえる。

最初から普通サイズでやればよかったじゃん、という心の声にはそっとフタをし、しばらく書道を楽しみたい。人生には回り道も必要だ。

参考リンク:株式会社トイズキャビン株式会社J.ドリーム
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



重機はロマン! 実物は買えないからペーパークラフトでクレーン車を所有してみる

重機とはロマンである。自分ではたぶん運転したり所有する機会は生涯ないだろうけれど、家みたいに大きいクルマで、人力では成しえない作業がやすやすとできる。「働くクルマ」に憧れるのはなにも少年だけではないはずだ。

そんな重機を手のひらサイズに縮小して所有できるペーパークラフトがあるぞ。全8種あり、筆者は迷わず「ロマンなら絶対クレーン車だ」と手に取ったのだが、もしかしてあなたならダンプだろうか。それともパワーショベルかホイールローダー……。

・「カーズクラフト・ミニ / クレーン車」(税別500円)

株式会社あおぞらのペーパークラフトシリーズ「カーズクラフト」。レギュラーサイズとミニサイズがあり、今回ご紹介するのはミニサイズ。レギュラー(税別1200円)の方が大きくて迫力があり、主要なパーツが可動したりもするのだが、もともと巨大なものがどれだけ小さくなっているかが萌えポイントだろう。

材料はわずか2枚の厚紙だが、パーツ数は61ピースあるという。対象年齢12歳以上と結構高く、所要時間も40〜60分となかなかだ。

パーツはおなじみ、レーザーカット済み。何カ所かカッターを入れるだけで切り離すことができる。

折るべきところには線が入っていて、パキッと折れるのが小気味よい。

説明書はきわめてシンプルで、読解にちょっと苦労するところもある。ちなみに筆者の考える「わかりやすい説明書ナンバーワン」はレゴである。老若男女、言語が違っても必ず完成にたどり着くレゴの説明書は優秀だと思う。

もうひとつ、凸部をスリットに入れて固定するのだが、紙なので割れたり潰れたりしやすい。1度で入らず紙がクタクタになってしまうと作業が段違いに難しくなるので慎重に……。

紙の扱いには丁寧さが求められるが、作業工程そのものは単純である。クレーン車は運転席と操縦席が分かれていることを初めて知った。改めて考えてみれば当然だ。

順調にいけば作業時間は1時間くらい。車体に細かいパーツを載せて完成!

・完成した姿

本当に手のひらサイズ! トミカくらいだろうか。それでいて細部がよくできている。

ペーパークラフトのいいところは、紙ならではの渋さ! テカテカ光らないのがいい。

黄色と黒の2色しか使っていないのに、めちゃくちゃリアルだ。

これは1台だともったいない。たくさん作って工事現場にしたい!

・ラインナップは全8種

ガチャガチャ版もあるようだが、ビニール袋でパッケージされたキットは全国のホビーショップ、文具店、ミュージアムショップ等で発売中とのこと。筆者は手芸用品店で購入した。ガチャガチャとは違って自分で選んで買えるのがいい。

ラインナップは今回作ったクレーン車に加え、ダンプトラック、パワーショベル、ブルドーザー、ホイールローダー、ミキサー車、そして新発売のロードローラーとフォークリフトがある。

毎日乗っている人からすれば「そんな甘いもんじゃねぇ」と言われるかもしれないが、あえて主張したい。重機はかっこいい! 実物は買えないからせめてミニチュアで所有しよう。

参考リンク:株式会社あおぞら
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



【千代のフチ!?】横綱 千代の富士のガチャガチャが登場! ありがた〜く回してみたらコップが土俵になった

相撲好きの私は日常会話にさりげなく “相撲ネタ” をねじ込むことがあるのだが、なかなか気づいてもらえず寂しい思いをしている。しかし疲れた時に使用するワード「体力の限界」だけは気づいてもらえることが多いため、ありがたく多用させて頂いているのだ。

「体力の限界」は “ウルフ” の愛称で知られる横綱・千代の富士が引退会見で発した名言である。割と若い世代の人からも「おっ、千代の富士」と返されることがあるのは、ファッション業界で活躍する娘さん・息子さんの影響が大きいらしい。

そんな千代の富士のガチャガチャが登場したらしいとの噂をききつけ、私は街を探し歩いていた。数え切れないほどの種類が存在するガチャガチャ業界、お目当てを見つけるのはひと苦労なのである。あ〜マジ体力の限界だわ〜。

・さりげなくアキバに

ガチャガチャ専門店も多く存在する秋葉原の片隅で、ようやく千代の富士ガチャを発見した。千代の富士関ご本人の写真がバーンと貼られたそのマシーンからは、品格と力量をビンビンに感じることができる。

ちなみに “千代の富士のガチャガチャ” と聞いた私は「キーホルダーかマグネットだろう」と思っていたのだ。ところがマシーンをよく見ればそこには『千代のフチ』の文字……こ、これは……つまり『コップのフチ子』に代表される “フチシリーズ” じゃあないか!!!

「 “富士” と “フチ” がメチャウマくハマっとるな」などと感心している場合ではない。相手は横綱だ。横綱ってのは神様なんだ。千代の富士は特にスゴイ横綱だから「神の中でも特に神」ってことになる。いいのか? フザけて大丈夫なのかよ!?!?

・中身は……

しかし心配になってマシーンをよく観察すると、小さく『AKIMOTO Inc.』の文字が見えた。これは千代の富士本人のご家族が経営する会社の表記だ。よかった……ご家族公認ならひと安心である。さっそくガチャってみよう。

『千代のフチ』は1回300円で全5種類。中身がほとんどなかったところを見ると結構売れているのではないだろうか。とりあず回してみると最初に出たのは……

『座りバージョン』だ! ……けどあんまり似てないかも……。

まぁ鋭い目つきが特徴である千代の富士の “笑った状態” を表現するのは難しいと想像がつく。どちらかというと魁皇っぽいかもね!

この複雑なポーズでフチに静止してくれるのかと不安になったが……意外と大丈夫なようだ。

つづく『四股バージョン』は少し大鵬入ってるような……

『横綱バージョン』はやや琴櫻っぽいかなぁ……

『力塩バージョン』が一番ご本人に似ているかもしれない?

・シリーズ化希望

コップを丸い土俵に見立ててみれば、フチシリーズの中でも相当理にかなっていると言える千代のフチ。願わくばライバル力士や行司さんにも登場してもらい “コップの東西横綱対決” とシャレ込みたいところである。今後の展開に期待だ。

ただし絶妙なバランスをキープしてフチに留まっているため、コップを揺らしたり動かすと一気にメチャクチャ縁起が悪いことになる。まさに土俵際の粘り……飲む時はストロー必須な。

ちなみにこの日は秋葉原で合計3台の『千代のフチ』を発見。うち1つはマシーンのデザインが実写ではなくイラストバージョンだった。少しレアだから見つけたら立合い速攻で!

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



« 前のページ

  プロフィール  PR:無料HP  米沢ドライビングスクール  請求書買取 リスク 千葉  アニメーション 学校  IID  中古ホイール 宮城  タイヤ プリウス 新品  コンサート 専門学校  中古パーツ サイドカバー  不動産 収益  四街道 リフォーム  トリプルエー投資顧問 詐欺  コルト 三菱 中古  シアリス 効果