「はま寿司の厳選醬油」は購入できるって知ってた? 店頭ほかネットでも販売しているよ
【衝撃の内容】特別な日の「おうち手巻きセット」は 「はま寿司」しかない! ネタ15種と見せかけて実は…!!
はま寿司の新作「お持ち帰り丼ぶり」新作4種を食べてみた / 食べ応え最強はこれだ!
「好きな回転寿司ランキング」1位は安定の○○ / 私が職人の寿司から100円寿司に乗り換えた理由
はま寿司の「凄! 極! 旨! 贅!(すっごくうまいぜー)まつり」がノリノリで笑う → 凄くウマいのか確かめに行った結果…
大手寿司チェーン「スシロー」「くら寿司」「はま寿司」のパフェを徹底比較! ナンバー1はココ!!
『はま寿司』のペッパーは今どうなっているのか? 見かけないので問い合わせてみたら…
くら寿司、スシロー、はま寿司の「うどん」を食べ比べてみた結果 → 異常にウマかったのがココだった / 130円でこの味は神すぎる!
即完売からの電撃復活を果たした、はま寿司のレアステーキ寿司4種を食べてみた / 炙っただけの寿司とはどう違うのか
2020年9月28日から、はま寿司にて「レアステーキ」と名の付く4種の寿司の提供が始まった。こちら、レアステーキと言っても肉ではない。「中とろ」や「ホタテ」などの魚介類を炙り、ガーリックとペッパーのオイルを塗ったものだ。
公式HPのリリースを見るに、9月3日に初めて販売し、圧倒的人気から1週間で売り切れてしまったのだとか。完売後すぐに復活を望む声があったようで、1カ月もしないうちに再販決定。かくして電撃的に復活したレアステーキ系寿司だが、このような経緯を聞くとやはり食べてみたくなる。
・4種類
レアステーキ系の寿司は「まぐろレアステーキ」、「ほたてレアステーキ」、「中とろレアステーキ」、そして「赤えびレアステーキ」の4種。まずは全て1皿ずつオーダー。
まぐろとほたては1皿に2個で、中とろと赤エビは1皿に1個。まぐろだけ1皿税抜き100円だが、他は税抜き150円だ。店内に貼られていたメニュー表によると、どうやらこれら4種のレアステーキ系寿司は「ステーキ握り」というらしい。
・スモーキー
まずは「中とろレアステーキ」から行ってみよう。
表面はそれなりに炙られており、オイルでテカテカだ。というか、オイル系の寿司って珍しい気がする。また、BBQの炭みたいな独特の匂いを放っているのも面白い。まずは何もつけずにそのまま食べてみると、これがなかなかウマい。
表面のオイルはガーリックということだが、そこまでガーリックの匂いは感じなかった。一番強烈なのは圧倒的なスモーキー感。まるで薫製だ。このフレーバーは炙ったことによるものだろうか? なるほど美味い。……が、ここで一つ気になることが。
はま寿司には、デフォルトで「炙り中とろ」が全く同じ値段で存在するのだ。
・炙っただけじゃなかった
「炙り中とろ」にオイルは塗られていないが、「中とろレアステーキ」のフレーバーはスモーキー感がメイン。オイルやガーリック感はそこまで強くない。それなら、やはり炙られてスモーキーなのであろう「炙り中とろ」とそんなに変わらないんじゃないか? そう思ったのだ。
ということで、「炙り中とろ」と「中とろレアステーキ」を1皿ずつオーダー。今回は両方に醤油をつけて食べてみることに。
すると、意外なことが発覚。「炙り中とろ」が全然スモーキーじゃねぇ! 「中とろレアステーキ」のスモーキー感を火山の噴煙に例えると、「炙り中とろ」は火が消えた直後のマッチレベル。どうやら全てはガーリックとペッパーのオイルからきているようだ。
どちらも美味いが、個人的には「中とろレアステーキ」の方が好み。また、オイルの効果はスモーキー感だけではなかったことも、オイル無しな「炙り中とろ」のおかげで判明。オイルによって、寿司全体のトロみが程よく増しているのだ。
「中とろレアステーキ」は、圧倒的な煙たさとガーリック&ペッパーのオイルによって、まるで全身を油でテッカテカにした全裸のマグロが口の中でBBQパーティをしてるがごとき。そういうアヤシゲでキケンなウマさを感じる。
なんとなく「ステーキ握り」がどのようなものか分かった気がする。きっとこのスモーキー感こそが最大の特徴に違いない。次は「まぐろレアステーキ」を試してみよう。
こちらは1皿に2個なので、片方はそのまま、もう片方は醤油をつけて食べてみることに。やはりスモーキー感は健在。しかし、こちらの方があっさりしている。きっと赤身には中とろほど脂が無いからだろう。中とろのオイリー感が少しクドいという方には、「まぐろレアステーキ」の方が好ましく感じられるのではなかろうか。
醤油との相性に関しては、「中とろレアステーキ」も「まぐろレアステーキ」も、どちらでもイケる。なんならポン酢なんかも合うだろう。つけるソースの種類によって味の印象がガラッと変わるぞ! もしかしたらさらにペッパーを振ってオリーブオイルなんかを垂らしてもウマいかも知れない。
・えびとホタテ
続いて試すのは、「ほたてレアステーキ」と「赤えびレアステーキ」。
まず何もつけずに食べてもみたが、口の中で広がるBBQ感は健在なものの、素材自体の味の主張がマグロよりも強い。何もつけず食べても不味いわけではないが、やはり何らかのソース無しではイマイチ締まらない気がする。この二つに関しては、醤油なりポン酢なりをつけて食べる方がウマいと思う。
レアステーキ版もちゃんと美味いが、マグロよりも好みは分かれるのではなかろうか。普段通りにフレッシュなままのエビや貝の味を楽しみたい……と思う人の数は、マグロ系よりもいる気がする。やはりマグロは強い。
・急げ
ということで、一瞬で売り切れてからの電撃復活となったレアステーキ系4種。確かにこのウマさは独特のもの。唯一無二な圧倒的スモーキー感に魅了される人が多いのも納得のクオリティだった。
個人的には特に「中とろレアステーキ」と「まぐろレアステーキ」の二つを強く推したい。そのまま食べたり、醤油で食べたり、ポン酢で食べたりと、食べ方によって見せる表情が大きく変わるため、自分なりのベストを追求するのも面白いだろう。
はま寿司によると、2020年10月7日まで期間限定で、520店舗にて導入予定(9月25日時点)となっている。しかし、売り切れ次第終了してしまうようなので、終了が早まる可能性はゼロではない。食べたい方は急いだほうがいいだろう。
【気ままに検証】回転寿司屋の「茶碗蒸し」を食べ比べてみた! くら寿司・スシロー・はま寿司・かっぱ寿司
回転寿司屋に行くと、寿司以外にもついつい頼んでしまう。麺系はもちろん、外せないのが “茶碗蒸し” だ。だいたい週に1度は、近くの回転寿司屋へと足を運ぶ記者。3~4店舗をローテーションして楽しんでいる。
ある時いつものようにボーっと茶碗蒸しを食べていたのだが、ふと「店によって味や具材が違うなぁ」と気が付いた。なぜもっと早くに気付かなかったのか謎だが、一旦それは良しとしよう。こりゃあ、ゆるっと検証してみる必要がありそうだな!
・カニカマな「くら寿司」
記者にとっての茶碗蒸しといえば、子どものころはまあまあ特別な日に食べるものだった。料理好きな母親も、なぜか茶碗蒸しはあまり作らなかったように記憶している。ちょっと良いお店で、たまに出て来る感じだったのだ。
個人的には中に入っている銀杏が特別好きで「行儀が悪いかな」などと思いつつ、匙でほじほじし、真っ先に食べるのが恒例であった。今となっては、シチュエーションを気にすることなく、気軽にほじほじできるのだから嬉しい限りだ。
そんな思い出はさて置いて、さっそく順番に見ていくとしよう。まずは “ビッくらポン!” でお馴染みのくら寿司だ。同店の茶碗蒸しの特徴はズバリ、カニカマ!
どこをすくっても、カニカマがもっさり入っているのだ。ウマい。そのほか、ホタテや三つ葉が入っているところも良い。出汁がたっぷり目で、じんわりと体全体に染み渡る美味しさだぞ。
・鶏肉な「スシロー」
お次はスシローである。季節限定の冷たい茶碗蒸しもあり、気になるところではあったが定番のモノを注文だ。蓋を開けると、半月型の大きなカマボコが入っている。ふむふむ……悪くない。
もちろんそれだけでなく海老にホタテも入っていて、全体的に豪華であると言えるだろう。そしてなにより、ゴロゴロと入った鶏肉がポイントだ。海産物が入っているだけで十分なのに、肉を加えて来るとは大盤振る舞いではないか。これはこれでウマい!
・銀杏と筍な「はま寿司」
さて、はま寿司を見てみよう。 “焼津産かつおだしの特性茶碗蒸し” と銘打っており、気合いが感じられるひと品である。中身はシイタケに筍、カマボコに鶏肉、そして銀杏だ。茶碗蒸しの王道を、きっちり押さえた内容だ。
茶碗蒸しと言えばコウでしょう、というのを具現化したような一皿である。派手さはなくとも、茶碗蒸しに求めるものが十二分に入っているのだ。焼津産というかつお出汁も優しい味わいで、スルっと喉を通っていく。こちらもウマそ!!
・デカいシイタケと白魚な「かっぱ寿司」
最後はかっぱ寿司だ。最近看板から河童の姿は抹消されたものの、店内の至る所には河童が健在な、あのかっぱ寿司である。こちらは、なかなかに内容が盛りだくさんだ。三つ葉にカマボコにエビ、そして白身魚。極めつけにやたらとデカいシイタケが入っているのには驚いた。
偶然かもしれないが、シイタケは1切れでなく、3切れ程入っていたがいずれも大き目。そのせいか噛んだ瞬間に、ジュワっと口の中に出汁が広がった。魚もしっかりした食べ応えがあり、なるほどここもウマいなあ。
以上、4店舗の回転寿司屋における茶碗蒸しをゆるッと比較してみた。当然ながら、ところ変われば内容も味も違ってくるのが面白い。どっちがどう、というのではなくそれぞれに美味しかった。ちなみに値段は全店とも同じで、税抜180円。みなさんも自身の舌で、その違いを楽しんでみてはいかがだろうか。
参考リンク:くら寿司、スシロー、はま寿司、かっぱ寿司
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.