ニトリの『くっつけられるマグネットヒーター』を使ってみた正直な感想 / コンパクトで静かで低燃費で太ももは暖かい気がするが…

もう関東でも夜になると冷え込むようになってきた今日この頃。すでに暖房器具を出した方も多いだろう。そんなおり、ネットで話題となっていたヒーターがある。ニトリの『くっつけられるマグネットヒーター』だ。

商品名の通り、金属、ガラス、木材問わず、机の天板裏側に張り付けて使うというもの。一見すると良さそうだが、個人的に気になった点がいくつかある。落っこちてこないのか? 膝しか暖かくないのでは? 火傷の危険は? などである。ということで、実際に使ってみての正直な感想を述べていこうと思う。

・約5000円

お値段は本体が税込み4990円。筆者はニトリネットで購入したところ、送料込みで総額5540円だった。やはり最大の特徴はくっつけられる点だろう。

本体サイズは縦が約20センチで、横が約33センチとかなりコンパクト。サイズ的に設置不可能な机というのはそう無いだろう。

出力は21ワット。1kWh(キロワットアワー)あたり27円の場合の1時間あたりの電気代は0.6円だそうだ。多くの電気会社のプランは1kWhあたりの電気代を明記しているので、こういう表記があるとだいたいどれくらいの電気代がかかるのかわかりやすくてグッド。

・木の机にはドリルが必要

中身はシンプルで、本体と説明書、そしてガラス製の机に張り付けるための両面テープ付き面ファスナー(マジックテープ的なもの)や、木製の机用の金属プレート&ネジに、位置あわせのための型紙が入っているのみ。

筆者の机は木製なのだが、装着のためにはドリルで穴をあけ、磁石用の金属プレートをネジで取り付ける必要がある。ネジは長さ約1センチなので、それよりも薄い机だと貫通してしまうだろう。

筆者の場合は家にドリルが無かったため、今回は危険を承知でガラス用の面ファスナーを使用することに。言うまでも無く非推奨であり、真似していかなる事態になってもそれは自己責任だ。

背面の突起部分に面ファスナーの両面テープ部分を張り付けて……

そのまま机の天板裏側に接着。

装着した状態でいつも通り椅子に座ってみたところ、ヒーターの発熱面から筆者の膝までの距離は約18センチだった。ちなみに、金属製の机のかわりに玄関のドアに装着してみたが、なかなか強力な磁石を使用しているようで、勝手に落下する心配はなさそうだった。

・使ってみた

操作系はシンプルで、電源とタイマーを1時間~3時間の間で選ぶのみ。最長でも3時間なので、それ以上つけっぱなしにはできない仕様。遠赤外線式なのでファンなどは無く、音も出ないためかなり静かだ。それでは実際に使ってみるとしよう……

……

……

……

暖かいような、そうでもないような

が、電源をONにした瞬間から確かに発熱面自体はジワジワと暖かくなる。最大まで熱くなった状態でも、普通に2秒くらいなら手で触れるというか、手で触れても「熱っ!」的な感じにはならない程度だ。「あぁ、熱いね」くらいな感じ

が、発熱面から筆者の太ももまでの約18センチという距離が駄目なのだろうか? イマイチ暖かくない。というか、普通に足先と上半身は寒い。太ももも暖かいようなそうでもないような、よくわからない感じ。

もしかしたら筆者の自宅が寒すぎるのかもしれない(室温約15度)が、そこまでのパワーは無いと言わざるを得ない。まあ、設置する場所が机の天板裏という特徴的にも、これ以上熱くなったら太もも付近のズボンやスカートの生地が焼けかねないし、膝が当たったりした時に火傷する危険も生じてしまう。

そういった危険が無い程度の温度までしか上げられないという制約がある以上は仕方のないことか。やや厳しい評価になってしまうが、個人的にはこれに5000円出すなら、Amazonや楽天あたりで同じくらいの値段で売られている、普通に床に置くタイプの遠赤外線ヒーターを買った方がいいと感じた。

・発想は面白いけれども

ただ、それではあまりにも救いがないため、どうにかこの『くっつけられるマグネットヒーター』の性能を活かせないかと考えてみたところ、唯一悪くないなと思ったのは、机の下の低い所に設置し、足先を温めるようにするスタイルだ。無論これも推奨される用法ではないため、何が起きても自己責任。

あまり長い間足を近づけすぎたままでいると火傷しかねないが、その辺はいかなるヒーターにおいても同様のことなので良しとしよう。このスタイルの場合、机の下に入りこまないと電源を入れられないため、使い勝手はあまり良くない。しかし、一番冷える足先をピンポイントでそれなりに温められるのは悪くない。

まあでも、やはり普通に床に設置するヒーターを机の下に入れた方が良いんじゃないかと思わなくもないが……。なお、すでに一週間ほど机の下に設置したままだが、木材に対してガラス用の接着方式を採用したにもかかわらず接着が緩む気配はない

推奨される用法通りにガラス製の机に対して接着したなら、きっと磁石と同程度にしっかりとくっついたままでいてくれることだろう。とはいえ、肝心の暖房性能がこれでは、なかなかお勧めはしかねる感じだ。発想は面白いが、コンセプト的に安全性と暖房性能の両立は難しいのではなかろうか。

参照元:ニトリ
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



【今日まで】ミニストップで特茶(170円)1本買うと伊右衛門プラスコレステロール対策(160円)が1本もらえるので1ケース(24本)買ってみた

知人Aより「買ったか?」とのメッセージが入った。デジャブ……。この展開、前にもあった気がするぞ……。一応、何のことかと問うてみると「ミニストップで特茶だよ」と。…………うわああああああああぁぁっ! そうだった! 忘れてたーッ!!

ミニストップで伊右衛門特茶(税抜170円)1本買うと伊右衛門プラスコレステロール対策(税抜160円)が1本もらえるキャンペーン、今日(2020年10月26日)までだった……! 情報シェイシェイ! 私はすぐさま自転車にまたがりミニストップへ急行した。

もちろん、以前と同じく、今回も狙うは “24本の1ケース買い(1ケースもらい)” ただひとつ。1本買って1本もらえるのなら、1箱買って1箱もらったほうが、体感的な「お得度」は高い。私はすっかり “箱買いしての箱もらい” の虜(とりこ)になっているようだ。

ていうか……

なんと……

箱買い大歓迎ときた!!!!!!!!

ならばとばかりに、まずはサントリーの伊右衛門特茶を1ケース購入。ちなみに緑茶とジャスミンから選べるが、ジャスミン茶好きの私としては、当然『伊右衛門特茶ジャスミン』一択だ。んで、今回もまた……

レシートが……

なげええええええええ!!

無料引換券はレシートに印刷されるため、こんなにも長いレシートになってしまったのであるが、めったに体験できない長さなので記念写真でも撮っておくと良い思い出になると思う。

んで、このレシートをレジに持参すれば、『伊右衛門プラスコレステロール対策』と交換可能。ピッピピッピと店員さんはリズミカルにクーポンのバーコードを24枚分読み込んでいき……

1箱、まるまる、いただきました!

話をまとめると、1本170円(税抜)の伊右衛門特茶を24本(税抜4080円)購入したら、1本160円(税抜)の伊右衛門プラスコレステロール対策が24本(税抜3840円ぶん)も無料でもらえた……というわけである。

前回と比べると、お得感は少ないが、やはり箱買いってのは気持ちが良い。スペシャル感があるし、迫力もある。箱買いのロマンというか。ウム。

それにしても……

チャリで2箱はキツかった……。

なにせ重さを量ったら……

2箱で約26kgもあったから!

家に帰ると、汗びっしょり。よい運動になったうえ、家には、体脂肪を減らすのを助ける『伊右衛門 特茶ジャスミン』と、悪玉コレステロールを下げる『伊右衛門プラスコレステロール対策』が合計48本ぶんもあるときたら鬼に金棒。ダイエット成功まちがいなしだ〜ッ!٩( ᐛ )و

参考リンク:ミニストップ
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



高知の居酒屋で見つけた謎メニュー「イヌゴロシ」、注文したら何が出てきたでしょう?

高知と言えばカツオが有名だが、高知で美味しいのはそれだけではない。キンメダイやウツボだって絶品だし、全般的に海産物のバリエーションが豊富。なので、県外の民である私にとっては、現地の居酒屋に入ってメニューを眺めているだけで楽しい。「これは一体何?」と思うようなものが少なくないからだ。

今回取り上げる「イヌゴロシ」なんて、まさにそう。居酒屋のメニューに書かれているのを初めて見た身としては、あまりにも物騒なものに思えた。だって、イヌゴロシ。ドッグキラーですから。

といっても、当然ながら「イヌゴロシ」は犬の肉ではないし、犬を虐待している人間の肉でもない。れっきとした(?)海産物である。そして、その魚自体は多くの人が口にしたことがあるかと思う。では一体何なのか?

考えても分かるものではないから、手っ取り早く以下で答えを公開してしまおう。私が高知の居酒屋で「イヌゴロシ1つ」と言ったら、出てきたのは……

デン!

これだ。

お店の人によると、「マグロの尾びれ」らしく、イヌゴロシは「室戸(高知県の南東部)の方言」とのこと。そして調べてみると、正確にはマグロの尾びれの付け根あたりの部位で、名前の由来には「美味しすぎて犬が死ぬほど食べるから」という説もあるそうだ。ちなみに、マグロ以外にカツオのイヌゴロシもあるようだが、マグロバージョンの方がメジャーなもよう。

で、味は一見コリコリ系かと思いきや、そうでもない。私が食べたイヌゴロシ(マグロ)に限って言うと、歯がスーッと入っていく。食感だけなら、イカの刺し身に近いだろうか。それも肉厚のイカだ。モンゴウイカにもう少し弾力を加えた感じ。 

……というのが率直な印象だったのだが、味自体はイカとまったく違う。イヌゴロシはイカに比べて無味。いかつい名前の割に、味の主張が控え目だ。そもそも味を楽しむというより、ねっとりした食感を楽しむのが正解な気がする。

それにしても、たしかに美味い。1度食べ始めると、あっという間に無くなってしまった。イヌゴロシの名は伊達ではない。高知県を訪れる人は是非! ……と言いたいところだが、高知県の居酒屋に行けばどこでもイヌゴロシが用意されている訳ではない。

せっかくお店に行って無かったらアレなので、どうしても食べたい方は事前にググった方がいい。もしくは、行く予定の店に電話して「イヌゴロシあります?」と聞いておいた方がスムーズだろう。ただし、イヌゴロシがメジャーではない地域から電話をかける場合(ほとんどそうだろうが)、周囲をギョッとさせないようお気をつけて。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.



【代打4コマ】第81回「マウスシールド初体験!」GOGOハトリくん

漫画:マミヤ狂四郎

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「映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の本当にすごいところは…この点だと思う」海外の反応

ロード・オブ・ザ・リングのすごいところ00
映画の三部作には良作が多いですが、その中でも屈指の作品に数えられる「ロード・オブ・ザ・リング」。

圧倒的なスケール、興行収入、受賞数(475の賞、800のノミネーション)など、あらゆる面で評価されている作品ですが……。

「本当にすごいのはこの点ではないか?」という主張が、海外サイトで注目を集めていました。

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超ストイックなデリバリー食「究極のブロッコリーと鶏胸肉」を注文してみた

曲がりなりにもライターという仕事をしていると、珍しい飲食店の情報を見つけた時に「記事のネタになりそうだ」なんてことを考えがちである。職業病とまでは言わないが、身についたクセのようなものなのだと思う。

そういう事情もあって、先日Uber Eatsで「究極のブロッコリーと鶏胸肉」という名前の店を目にした時は、喜色満面になりながら万歳三唱しつつ小躍りしてしまった。店名の時点で訴求力が尋常ではない。まんまと釣られる形で、気付けば筆者は同店のことを調べていた。

公式サイトによると、「究極のブロッコリーと鶏胸肉」は全国30店舗を拠点に、Uber Eatsなどのデリバリーサービスやテイクアウトを通じて、究極の低糖質食を提供することを目標としている店らしい。ちなみに略称は「QBT」だそうだ。

注文メニューは店名の通り極めてシンプルで、ブロッコリーと鶏胸肉がボックスに入ったセットが、グラムごとにずらりと並んでいる。本当に、一面がそのセットで埋め尽くされている。あとはオプションのドレッシングがあるくらいだ。ブロッコリーと鶏胸肉への類を見ない傾倒ぶりが心に迫る。

「まるでボディビルダーの食事のようだ」と思っていたら、公式サイトに「ボディビルダーが大会前に食べるようなストイックな食事を誰もが継続して食べられるように美味しく仕上げました」と書かれていた。本人にそう言われては敵わないという気持ちにさせられる。

と同時に、これほどシンプルな食事がどんな美味しさを見せてくれるのかと猛烈に気になってきた。注文するしかない。150グラムから1500グラムまで用意されているセットのうち、メニューに「1人分」と書かれている300グラム(1200円)のものを選ぶ。

加えてドレッシングは塩コショウ(50円)・カロリーハーフマヨネーズ(50円)・ポン酢(50円)・和風(60円)・ごま(60円)・七味マヨ(80円)・旨しお(80円)・チリ(80円)の8種類があったが、今回は和風と旨しおを選択。

注文からまもなくして、我が家にブロッコリーと鶏胸肉がやってきた。さんざんメニュー写真で見ていたにもかかわらず、「何だこのシンプルな食事は」と驚かされる。何度言っても言い過ぎることはない。

この300グラム分の食事に含まれる栄養素は、たんぱく質が49グラム、脂質が3.5グラム、そして糖質が4.2グラムとのことだ。かりそめのボディビルダー気分が芽生える一方、簡素なだけに1200円という価格が少し引っかかってもいた。

が、実食した途端に引っかかりは吹き飛んだ。正直に言えば、ドレッシングに関しては特筆すべきところはなかった。多くの人が思い浮かべる和風味と塩味そのままという感じだ。筆者を驚嘆させたのは、ブロッコリーと鶏胸肉自体の純粋なクオリティの高さである。

まず鶏胸肉の方だが、これがまあすごい。パサパサ感が全くなく、しっとりと柔らかで、歯に力を入れずともホロホロと崩れていく。さらりとした味わいなのに、そこはかとなくジューシーだ。ひとたび口にすると舌がこの鶏胸肉を求めてやまなくなる。

コンビニやスーパーでもサラダチキンなどの上質な鶏胸肉の商品が購入できるが、それらよりさらに一段上のレベルにさえ感じられた。「もう少しこうであれば」とか、そんな文句を差し挟む余地のない圧倒的な美味しさなのである。

そして、その鶏胸肉を上回る衝撃をもたらしたのがブロッコリーだ。苦手な人が多いであろうブロッコリー特有の匂いは限りなく抑えられてあり、固いはずの芯が信じられないくらい歯切れ良く柔らかい。一瞬、良い意味で何を食べたのかわからなかった

ブロッコリーとして没個性になってしまっているわけでも決してなく、噛むほどに野菜の旨味や甘味がちゃんと沁み出てくる。つまりは美味しい。完璧なのである。

ブロッコリーも鶏胸肉も、とにかく食べやすく、とてつもなく完成された仕上がりになっている。デリバリーでここまでのクオリティを叩き出してくることに、ただただ驚かされる。相当な努力がなされていることが想像できるし、価格にも納得してしまう。

「究極のブロッコリーと鶏胸肉」……その看板に偽りはなかった。とても価値ある出会いだった。食べ続けることで健康を維持できるなら、存分に利用したい。いつかまた貴重で珍しい店と出会った時、健やかな身体で小躍りさせてもらおう。

参照元:「究極のブロッコリーと鶏胸肉」公式サイト
Report:西本大紀
Photo:Rocketnews24.



【突撃】小岩井ことりにインタビューするフリしてイングヴェイしてみた

突然だが、あなたは何かに夢中になったことがあるだろうか? 寝ても覚めてもそのことしか考えられず、狂ったように求め、もはやそれがないと生きていけないとすら思う……そんな経験が。私(中澤)の場合、それは『のんのんびより』だった

2021年1月から第3期『のんのんびより のんすとっぷ』の放送も決定しているこのアニメ。脱力系の空気に、無職だった頃どれほど救われたことか。その本作の主人公・れんちょんの声優である小岩井ことりさんが、ASMRレーベル「kotoneiro」を起ち上げるという。言わば小岩井さんは私を救ってくれた人。何かできることはないだろうか?

そこでイングヴェイすることにした

・イングヴェイとは

イングヴェイ・マルムスティーンは1980年代に速弾きギタリストの先駆けとなった人物だ。そのハイスピードかつエモーショナルな速弾きは、現在も多くのギタリストに影響を与え続けている。



「いきなり! ステーキ」系列のとんかつ専門店『かつき亭』に行ってみた! このお店を増やしていけば、巻き返しをはかれるかも!?

立ち食いと量り売りで急成長した「いきなり! ステーキ」。アメリカに進出したもののすでに撤退を決定し、国内でも不採算店を順次閉店する予定を発表している。系列店の「ペッパーランチ」はすでに傘下を離れ、このコロナ禍で運営元のペッパーフードサービスの先行きは不透明だ。

そんな同社に1店舗だけとんかつ専門店が存在する。東京・本所吾妻橋の「かつき亭」だ。ここにステーキはない。あるのはとんかつをはじめとする揚げ物だけ。利用してみたところ、これが結構イイ! いきなりの一部店舗をとんかつ専門店にしたら、もしかして巻き返しをはかれるかも!?

・1つだけあった「いきなり! ステーキ」のもの

お店は、東京スカイツリーから徒歩約5分のところにある。ふと見ると、すぐ並びにいきなり! ステーキ吾妻橋店があるじゃないか。客を取り合うことになりはしないか心配だ。きっと何か戦略があって、お店を並べているのだろう。凡人の私(佐藤)にその意図はわからない……。

さて、ここのメニューにはジューッ! と心地よい音を立てる鉄板モノはない。紙エプロンも不要だ。なぜなら揚げ物しかないから、油が飛び散ることを心配しなくていい。メニューを見るとロースかつにヒレかつ、エビフライ、季節商品としてはカキフライもある。

どこを見ても、いきなりを窺(うかが)えるモノは何1つない。……と思ったら、1つだけあった! ドレッシングだ。これを見て改めて「仲間のお店なんだな」と実感できた。なんでか知らないけど、ひどくホッとしたよ……。

・カツカレーに挑戦

何を食べようかな? ロースかつも良さそうだし、ヒレかつもいい。エビフライは1尾がデカいので食い甲斐がありそうだなあ……。などと、アレコレ考えた結果、私はカツカレーをダブル(税別1300円)で注文した。メニューのなかで比較的安く、量を食える気がしたからだ。注文から10分程度経ってカレーが出て来たぞ。

お膳にはカツカレーと味噌汁。飾り気のないシンプルな構成だ。ご飯とキャベツはおかわりが無料となっている。また、みそ汁はプラス税別50円で豚汁に変更可能だ。

ルウは見た感じ、ハヤシソースのような濃厚さ。食べるとやや甘めで、そば屋のカレーを思わせるような味に仕上がっている。

・やっぱりカツが主役

なんといっても主役はカツだ。衣はザクザク、粗びきのパン粉を使用しているそうだ。

肉は色味が浅く、ほとんど真っ白。かすかにピンク色を帯びていて美しい色合いだ

食べると、ほんのりと甘い肉汁が口のなかに広がる。植物油で揚げているそうなので、口当たりはくどくない。油が軽いので、いくらでも食べられそうな気がしてくる。

・かつき亭を店舗展開しては?

近頃は1人焼肉店の躍進が目覚ましい。いきなり! ステーキからそちらの方へ、客が流れているのも否めない。だからかつき亭を少しずつ店舗展開して行き、巻き返しをはかっていくのも良いのではないだろうか。

同じ業種では、「かつや」が強力なライバルにはなるが、かつき亭のポテンシャルなら十分戦える気がするんだけどなあ……。いずれにしてもペッパーフードサービスの今後が気がかりだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 かつき亭
住所 東京都墨田区吾妻橋3-6-15
時間 11:00~22:30
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



【100均検証】材料費300円! ダイソーに売ってる食材だけで「タピオカココナッツミルク」を作ってみた結果…

あなたは「タピオカココナッツミルク」をご存知だろうか? 昨年ブレイクした「タピオカミルクティー」ではない。小さくて透明のタピオカで、スープは甘めのココナッツミルク。昔ながらの中華の定番デザートであり、40過ぎの私は幼少時代からの大好物。よく自分で作ったりもした。

なぜそんなことを言い出したのかというと、ダイソーに「タピオカ」が売っていたからである。さらによく店内を見回してみると……

ココナッツミルクも売っている!

これだけ揃ってたら、もう作れちゃうじゃん! あとは甘みのための……そうだなぁ、ガムシロでいっか。ということで、久々に自分でタピオカココナッツミルクを作ることにしてみたのである。材料費は300円だ!

作り方は、いたって簡単。いろいろな作り方があるとは思うが、あくまでも昔から身についているオレ流の作り方で進めていきたい。まずはお湯を沸騰させて〜

タピオカをザラ〜ッ。

んで、透明になるまで茹でる。

その間にココナッツミルクを……

デカめの容器にドバ〜ッと入れて〜

水か牛乳で薄める。私は牛乳派なので、ここだけは家にある牛乳を使わせていただいた。スマヌ! んで、あとは甘みをどう付けるかだが……

今回はガムシロを使用。これでミルクは完成。

さて、タピオカのほうはどうなっているのかというと……

アルデンテ。でも、このくらいでいいや。

ザルですくって〜

水で冷やして、

ココナッツミルクと合わせたら……

とりあえずできた!

あとは冷蔵庫でキンキンに冷やして……

いい感じ!

器によそって〜

完成でございます!

さて、気になるお味は……

う〜ま〜い〜ッ!

まさかダイソーに売っている食材だけでタピオカココナッツミルクが作れるとは思わなかったが、しっかりとタピオカココナッツミルクの味がする正真正銘のタピオカココナッツミルクがそこにはあった。大大大大大満足だ。

強いて言うなら、ガムシロをチョイスしたのは失敗だったかも? いつぞやか「かき氷」を作った時に使った『コンデスクリーム(コンデスミルクの代用品)』で甘みを付けた方が、よりまろやかに仕上がったかも知れない。でもまあ、十分に美味しかったのでヨシとする。大成功〜٩( ᐛ )و

Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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【巨大ジオラマ】夢と浪費の王国・ディズニーランドをご案内します / デアゴスティーニ『週刊マイ・ディズニーランド 』

創刊号につられて定期購読し、未開封の号が積み上がる恐怖におびえたあげく、最終的には数十万円のおもちゃが手に入るという “デアゴスティーニ沼” については以前に記事にした。しかもこの沼「何度でも失敗を繰り返す」という恐ろしい性質をもっているのだ。

もともとジオラマやミニチュアが好きで、かつディズニーも大好きだったので『週刊マイ・ディズニーランド 』というシリーズが出たときには歓喜した。衝動的に定期購読契約してしまったのは必然だといえよう。

あれから13年……今回は家宝なのかタンスの肥やしなのかわからない、壮大なジオラマをご紹介します。

・パークをご紹介

舞台となっているのはカリフォルニア州アナハイムの「ディズニーランド・パーク」。 1955年に開園した世界初のディズニーランドで、ウォルト・ディズニーの手がもっとも入っているパークといえるだろう。

これが東京ディズニーランドのジオラマだったらもっと売れたと思うのだが、大人の事情……権利関係だろうかと邪推している。

ちなみに設置場所はタンスの中である。あまりに大きくて置く場所がなく、引き出し1段分を使って収納しているのだ。ゆえに普段は見えない。なんのために買ったんだ……という心の声にはフタをする。

時間が経ってだいぶくすんでしまったが、「Disneyland」の銘板が輝く。後ろに見えるのは「メインストリートUSA駅」だ。入園すると、お城まで一直線に見通せるのは日本のパークと同じ。

パークのシンボルとなる「眠れる森の美女の城」。シンデレラ城よりも平たいフォルムで、ピンク色が印象的。

そしてもっとも大事なアイテムといえる「パートナーズ像」。2人の固い絆が感じられるとともに、ミッキーマウスがアニメーションの世界を飛び出して、実体をもった存在だと信じさせてくれるブロンズ像だ。この像が大好きというファンも多いはず!

日本でも人気の「ジャングルクルーズ」。緑濃い密林の中に、トラや大蛇、原住民の小屋が見える。細部までとてもよくできている。

指先よりも小さいボートが浮かんでいるのがおわかりだろうか。これらの小物は接着されておらず、購入者が好きな位置に置くことができた。

日本にはないアトラクション「マッターホーン・ボブスレー」。雪山をボブスレーのように走り抜けるスリルライドだとか。ふもとには「サブマリン・ヴォヤッジ」と「ディズニーランド・モノレール」も見える。

この『週刊マイ・ディズニーランド 』もたしか全100号くらいで完結だった。組み立てらしい作業はほとんどなくて、パーツを所定の位置に置いたり、積み重ねる程度。接着もしていないので、動かして内部を鑑賞できるところがたくさんある。

たとえば「マッターホーン・ボブスレー」をカパッと開けると「雪男」が登場。

「ディズニーランド鉄道」のトンネルの中には、恐竜時代が再現されている。普段は見えないところまで作り込んであるのが感動的だった。

日本とはちょっと違う建築様式の「ホーンテッドマンション」では、建物を外すとマダム・レオタの水晶玉があるぞ。凝ってる〜!

・ほかにもギミックがある

実はこのジオラマ、ただ眺めるだけではない。電源ユニットがついていて、LEDライトが点灯するのだ。夜のパークの様子を再現できる。

温かい明かりのともったメインストリートUSA。気候のいいカリフォルニアでは、日本のワールドバザールと違って屋根がない。

さらにパレードモードにすると、カラフルなライトが点灯し、音楽が流れるというギミックつき。

長らく油をさしていないので今は試せないが、Nゲージのようにトレインがパークを1周する仕掛けもあった。素晴らしい出来栄えだ。

・引っ越しがめちゃくちゃ大変だった

1つ1つのパーツは驚くほど小さく、精巧にできている。けれどもすべてを組み上げたときのサイズは幅66cm × 奥行58cm × 高さ21cm。大型スーツケースを寝かせたくらいのサイズがある。そして非常に重い。

筆者はこのシリーズの購読中、2度ほど引っ越しをしている。1度目のときはまだ組み上げておらず、パーツがばらばらの状態だったので苦労はなかった。

しかし2度目の転居時。土台も固定してしまい、ジオラマは現在の姿になっていた。パーツは大小さまざま、数百個はあるだろう。しかも前述のとおり接着しているわけではなく「ちょんとのっている」だけのものも多い。

両手でようやく抱えられるくらいの大きな板に、不安定かつ重量のある置物が数百個もグラグラとのっている状態を想像して欲しい。引っ越し業者に頼んだら、追加料金がどれほどになるかわからない。もちろん初期状態に分解することはできるのだが、もとに戻すことを考えると気の遠くなる作業だ。

筆者は「よし、そのままでいこう」と決断した。玄関は難易度が高かったので、掃き出し窓から搬出。幸いにも1階 → 1階の運搬だったので、可能な限り水平を保って自分の車に積み込み、道路の段差に最大限の注意を払いながら運転した。

結果として大きな破損もなく移動できたのだが、腰も腕も痛くなり「もう2度とやるまい」と誓った。2階だったらたぶん無理。

ムーミンハウスのときも思ったのだが、デアゴスティーニは完成するとすごい大きさになるから気をつけなければならない。パーツの状態で届くと実感できないのだ……。

・歴史は繰り返す

ちなみに『週刊マイ・ディズニーランド 』も創刊号だけ税込790円だが、2号以降は税込1490円と倍額になった。「もうやらない」「絶対にやらない」と思うのに、新シリーズが出ると興味をひかれずにはいられないパートワーク。

目下のところ『ブルートレイン 3車両をつくる』(アシェット・コレクションズ・ジャパン)が欲しくてたまらないのは過去記事のとおり。今日も自制心を保つのに必死である。

参考リンク:デアゴスティーニ・ジャパン
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



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