【今夜は十五夜の満月】 静岡県浜松市にある「世界で一番月に近い場所」へ行ってみた

本日2021年9月21日は「中秋の名月」。しかも、今年は8年ぶりに中秋の名月と満月が重なるのだそうだ。そこで今回は「月」にまつわる記事をお届けしよう。 ご存知だろうか。実は静岡県浜松市には世界で一番「月」に近い場所がある […]


【普通乗用車は通行不可】静岡県掛川市・全国最小クラスのトンネル「岩谷隧道」を徹底調査してみたらヤバすぎた

トンネルと聞くとどういったものを思い浮かべるだろうか? バイパスにある新設の高規格トンネル? それとも郊外の幹線道路にある交通量の多いトンネル? 今回はそのどちらでもない、おそらく読者の想像するトンネルのイメージからは大 […]


【お取り寄せ餃子】浜松餃子の「浜太郎」がポテトチップスみたいな味だった

まるでポテトチップスのような餃子だなぁ〜。何を言っているのか分からないかもしれないが、その餃子を食べたときに口から出たありのままの感想がそうだった。餃子がポテトチップスみたい……こんな思いもよらないことがあるから餃子の旅 […]


【静岡土産】チロルみたいなミニようかん! 緻密にプリントされた富士山が秀麗なり

葛飾北斎「冨嶽三十六景」が描かれた新パスポートが美しすぎる、という記事を過去に出したが、浮世絵は日本が誇るグラフィックアートだ。現実にはありえない大胆な構図や、マンガにも通じる動きの表現、現代人もびっくりの色彩感覚。

冨嶽三十六景は、各地から見た “いろんな富士山” を浮世絵にしたシリーズ。そして富士山のお膝元といえば静岡だ。

静岡県静岡市のお土産に、まるでチロルチョコみたいな四角いようかんを発見。手のひらサイズのミニミニようかんに、冨嶽三十六景がデザインされている。芸術的な逸品にちょっと感動したのでご紹介。

・望月茶飴本舗「富士山ようかん」(参考価格:8個入り税込1339円)

ようかんは4cm×4cmほどのミニサイズ。手のひらにちょこんと載る大きさだ。味は全8種で、パッケージも同じく全8種ということになる。それぞれ冨嶽三十六景から切り取ったワンシーンがプリントされている。

ただでさえ緻密な浮世絵が、小さい中にぎゅっと縮小印刷されているので余計に細かい! これはお土産に買った外国人は嬉しいんじゃないだろうか。全部の味は手元にないのだけれど、一部をお見せしたい。

駿河湾の粗塩を練り込んだという「塩ようかん」。図柄は『甲州石班沢』で、塩だけに海をイメージしたのかもしれない。なお、すべての商品は「富士山地下深層水」を使用し、直火釜炊きしているそう。

伊豆のさくら葉を練り込んだ「桜ようかん」。図柄は春の桜が描かれた『東海道品川御殿山ノ不二』。品川御殿山は花見の名所だったのだそう。

「栗ようかん」は『尾州不二見原』。これは一見すると富士山がどこにもないように思うのだけれど、樽の向こうの遠景に小さく見えている。丸い樽が額縁のようになっているのが印象的。

モカブレンド珈琲を練り込んだ「珈琲ようかん」は『東都浅草本願寺』だ。浅草だけにモダンなイメージ?

国産黒ごまを練り込んだという「黒胡麻ようかん」。図柄はパッケージには『相州梅沢庄』とあったのだけれど、これはたぶんミスプリント。正しくは『東海道程ヶ谷』だと思う。

食べてみよう。外側のパッケージを外すと、よくある内袋が現れる。筆者が旅人だったら、外した包装紙を旅ノートに貼ること確定だ。

うん、もっちりした食感に、濃厚な味わいで美味しい。

・贈答用にもどうぞ

商品はこのほかに「大納言」「茶ようかん」「和紅茶」があって全8種類となる。味のバラエティは豊富だ。たくさん並べると、絵柄がこちゃこちゃとカラフルで楽しい。15個入り、30個入りなどいろいろな詰め合わせがある模様。

なお、製造の望月茶飴本舗は、静岡で創業90余年の老舗だという。地域に根ざした和菓子店で、久能山東照宮などに出店しているそう。商品はAmazon、楽天市場のほか、地元・城南静岡高等学校が運営する通販サイト「まなびや」でも取り扱っている。お土産として現地で求めるのはもちろん、贈答用にもどうぞ!

参考リンク:望月茶飴本舗まなびや
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



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