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シャトレーゼの上位ブランド『YATSUDOKI』のパフェが美しい! 五輪の聖火をイメージした「グロリアス・トーチ」パフェ
「シャトレーゼ」は山梨に本社を置く洋菓子メーカーである。全国に500以上の店舗を展開し海外にも進出している。郊外型の店舗が主流なのだが、2019年より都市型の上位ブランドの展開を開始した。それが今回紹介する「YATSUDOKI(ヤツドキ)」である。
まだ全国に11店舗しか出店しておらず、カフェの併設店は都内で1店舗のみ。そのヤツドキのパフェがとても美しい! パフェ好きには必ずチェックして欲しい逸品だ。
・グロリアス・トーチ
「ヤツドキ」とは、シャトレーゼのある山梨県・八ヶ岳(やつがたけ)と、おやつどき(15時)にちなんで付けられた名前だ。シャトレーゼと同じく原材料の仕入れから製造・販売を一貫して行っている。その1号店を2019年9月に東京・銀座7丁目にオープン、最新のお店(2020年11月6日)を兵庫県・阪急御影駅前に出店している。そんなヤツドキのカフェ併設店は東京・自由が丘店のみとなっている(銀座みゆき通り店は閉店)。
お店の売りは当然スイーツである。原料は産地を厳選しており、それらを生かしたフレンチトーストは看板商品の1つだ。そのほかにパスタやサラダ、ワインも提供しているので、飲みの需要にも対応している。今回注文したのは、グロリアス・トーチ(栄光の聖火 税別1500円)というパフェだ。
聖火をイメージしたというこのパフェは、絶対見映えするに違いない! ということで注文してみた。
・五輪を象徴
実物は思った通りにイイ感じ! てっぺんに乗ったイチゴが燃え盛る炎のように見える。とても美しい! オッサンの私(佐藤)が食べるには、もったいないくらいだ。食べるけどね……。
きっと東京五輪に合わせて作り出されたパフェなのだろう。本来であれば、五輪を象徴するスイーツとして話題になったはずなのに……。
この手の見た目が美しい食べ物は、どこから食べるべきなのかわからなくなる。やっぱり上のイチゴから食べるべきだよな? それしか先に進む道はないもんなあ。
・来年こそ
イチゴは長野県の契約農家のものを使っている。小粒ながらも味が強く、甘味と酸味のバランスが整っている。半円形のバウムクーヘンは軽く焦がしてあって、さっくりとした食感が楽しい。これらを食べると、なかにはたっぷりのクリームとイチゴが詰まっている。
さらにグラスの底には、ベリーのジュレをまとった焦がしバウムが隠れている。まるで宝探しをしているような、ちょっとした楽しみを感じさせてくれる一品だった。
東京五輪は2021年に延期となった。1年後にもこのパフェが再びメニューに記載されていることを祈ろう。その時こそ「栄光の聖火(グロリアス・トーチ)」が新国立競技場に掲げられていることを願う。
・今回訪問した店舗の情報
店名 YATSUDOKI 自由が丘店
住所 東京都目黒区自由が丘2-12-13 Jグラスビル1F
時間 11:00~20:00
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24