【脳汁溶けた】カレーパングランプリで金賞を受賞したカレーパンがマジ絶品 / 千葉県船橋市「ケーキとパンのお店ソレイユ」

千葉県船橋市と言えば、中山競馬場、ふなっしー、バスケットボールBリーグの強豪「千葉ジェッツふなばし」を思い浮かべる人が多いのではないだろうか? ところが今年、このラインナップに「カレーパン」という単語が入りつつある。 思 […]


カレーパングランプリで最高金賞を受賞した「ピーターパン 石窯パン工房店」のカレーパンを食べに行ってみた / 他のパンもスゴかった

客が勝手に応募したことで、お店側が知らぬ間にカレーパンの日本一を決める戦いに参戦したカレーパンが話題だ。カレーパンはお店が知らぬ間に勝手に予選を勝ち進み、連絡が来たのは本戦への出場権を得た時だったそう。そして最終的にグランプリに輝くという快挙。

この一連の流れはテレビ朝日の報道がきっかけで話題となったものだ。展開のドラマチックさも特筆に値するが、それ以上に気になるのは、やはりそのカレーパンである。いったいどれほどウマいのか、食べてみねばなるまい。ということで、さっそくお店に行ってきたぞ!

・船橋市

話題のカレーパンを販売しているのは、千葉県船橋市にある「ピーターパン 石窯パン工房店」というパン屋さん。お店は、新船橋駅から徒歩で10分弱くらいの県道沿いにある。

普段からそうなのか、あるいはテレビで報じられた影響もあるのか、筆者が昼前に訪れた時には駐車場が満車。店内もそこそこな賑わいだ。話題のカレーパンのPOPは店の外にも出ており、感謝価格で通常は税込み172円のところが150円になっているようす。

そして人気なカレーパンは当然のごとく売り切れ。仕方ない。他にも面白そうなパンがあるし、それを買って帰るか……と思ったら、ちょうど揚げたてが補充されるというナイスなタイミングだった。

ということで、運よく待ち時間無しでグランプリに輝いた最強のカレーパンを揚げたてでゲット。

お店の方に聞いてみたところ、16時くらいまでであればカレーパンはそれなりに補充されるようだ。ただし、その時々にもよるようで、絶対とも言い切れない感じ。食べたいなら、なるべく早い時間に行くに越したことは無いだろう。

持って帰ってから食べようかとも思ったが、せっかくの揚げたてなので、近くの公園で食べてみることに。まだ生地もアツアツで、カラッと揚がった衣と表面の油がキラキラしている。

念のため2個ゲットしておいたので、1つ目は中身の確認等をせずにそのまま食べてみると、表面はサクサクジューシーで、ルーはピリ辛でトロみがあってウマい。中から熱いカレーが出てくる点には少し注意が必要だ。

揚げたてのカレーパンって、こんなにウマいものなんだなぁ。冷める前に食べたのは大正解だった。カレーもしっかり詰まっており、程よくピリッと辛い。奇をてらうような要素は特になく、カレーと生地を丁寧に作り、パーフェクトに揚げたという感じ。

カレーパンと言えば、割とどこのパン屋でもほぼ確実にラインアップにあがっているものだ。それゆえに、チーズや卵が入っていたり、肉がたっぷりだったりと、何かしら特徴のあるカレーパンはその辺にごまんとある

しかし今回グランプリに輝いたのは、そういった特徴のない、このオーソドックスなカレーパン。しかし納得である。目立つポイントがあればいいわけでは無いということだ。王道は伊達に王道ではなく、極まった王道に勝るものはなかなか無い。

次は冷めてしまうのを承知の上で、半分にちぎって中身をご覧にいれよう。とはいっても、まあ普通にご飯とかにかけて食べるようなクオリティのカレーだ。

見た目では中々伝わらないが、カレーパンにありがちな具の少なめなカレーと比べれば、やや多めに肉や野菜が入っていると言えるかもしれない。開いて中をつつきまわしていると冷めてしまったが、そうなるとやはりウマさも弱体化してしまった。やはり揚げたてか、冷めたら加熱してから食べた方が良いだろう。

・他のパンも

ということで、メインのカレーパンは勝手にグランプリに上りつめるだけのことがあるクオリティだった。しかし「石窯パン工房 ピーターパン」はカレーパン専門店ではない。

店内には他にも沢山の種類のパンが並んでおり、どれもウマそうなのだ。まあ、奇をてらわないカレーパンでグランプリを取るレベルなのだから、きっとどれ食っても実際にウマいのだろう。

全部はさすがに無理なので、チラっと見ただけで気になったパンを3個ほど追加で紹介しようと思う。まずは「りんごちゃん(税込み248円)」だ。

これはビジュアルの勝利だった。赤と言うか、ピンクというか、表面がそういう色のリンゴを模したパンだ。店内で目立つことこの上ない。いかにもパン屋でしか食べられないパンという感じがして、ワクワク感があるのもポイントが高い。

中身も外見同様に凝ったつくりで、リンゴの果梗(かこう:いわゆるヘタの部分のこと)にあたる部分は、まさかのかりんとう。中にはチーズのクリームと、リンゴのダイスが入っている。言うまでもなくウマい。

続いてもビジュアルの勝利感が半端ないが、60センチというヤケクソじみた長さの「ロングウィンナー(税込み734円)」だ。まあ、味の方は普通にウィンナーとフランスパン的な感じなのだが、これにテンションが上がらない人はそう居ないだろう。

そして、味的に「そういうのもあるのか」となったのが「紅茶フレンチ(税込み151円)」。ダージリンティーのフレンチトーストである。紅茶系フレーバーが好きな人は間違いなくハマるだろう。

中には何も入っていないが、表面がしっとり&耳の部分は少しサクサクで、甘くてダージリンフレーバーが濃厚でとてもウマい。他の2品はビジュアルも含めてのおススメだが、これは味だけでめちゃくちゃおススメしたい一品だ。

・千葉に来たら

「ピーターパン」のHPによると、今回訪れた石窯パン工房店の他にも複数の店舗があり、店舗によっては扱いの無い商品もあるとのこと。だが、話題のカレーパンについては他の店舗でも購入できるそうだ。

感謝価格で販売される期間については店舗によって異なるため、食べてみたいという方は、店舗の場所とあわせて公式HPで確認していただきたい。遠方のカレーパンマニアの方も、いつか千葉に来た時に寄ってみてはいかがだろう。

・お店の情報

店名 ピーターパン 石窯パン工房店
住所 千葉県船橋市海神3-24-14
営業時間 7:00~18:00
定休日 木曜日、祝日

参照元:ピーターパンテレビ朝日
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



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