女性が毎日炭酸飲料を飲み続けると脳卒中のリスクが80パーセントも高まるという調査結果

女性が毎日炭酸飲料を飲み続けると脳卒中のリスクが80パーセントも高まるという調査結果

甘い炭酸飲料水が好きな女性にとって、非常にショックな研究結果が発表された。女性が毎日炭酸飲料水を飲み続けると、脳の血栓によって引き起こされる脳卒中「虚血性脳梗塞」が発症するリスクが80パーセントも高まるという。

この研究結果は、大阪大学の研究チームによって発表されたもの。研究チームは40歳から59歳の4万人の男女を対象に、ソフトドリンクの消費量などの食習慣を18年間にわたって継続的に調査した。

研究期間中、4万人のうち2000人が脳卒中を発症したという。研究チームは脳卒中を発症した人々の食習慣を分析し、脳に血栓ができなかった人々との違いを追究した。

その結果、甘い炭酸飲料水を毎日飲んでいた女性はそうでない女性と比べて、虚血性脳梗塞を発症するリスクが83パーセントも高いことが判明したとのこと。ちなみに虚血性脳梗塞は脳に血栓ができ、血管がつまってしまう疾患。脳卒中全体の85パーセントを占めるらしい。脳卒中のもう一つのタイプは出血性脳卒中と呼ばれ、血管が破れてしまうものである。

今回の研究結果によると、発症リスクが上昇したのは虚血性脳梗塞のみで、出血性脳卒中や心臓疾患との関連性は認められなかったという。また、男性の場合は脳卒中のリスクが高まる傾向はごくわずかしか認められなかったそうだ。理由は不明だが女性と男性とで発症リスクに大きな差があるようだ。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)


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「怒りっぽい性格」は脳卒中になるリスクが2倍になることが判明 / タバコと同じくらい身体に悪いという研究結果

「怒りっぽい性格」は脳卒中になるリスクが2倍になることが判明 / タバコと同じくらい身体に悪いという研究結果

呑み過ぎない、食べ過ぎない、適度な運動をするなどなど、健康を維持するために日頃から色々と気を付けているという方は多いだろう。そんな方は、性格や行動パターンにも気を付けた方がいいかもしれない。

「タイプA」と呼ばれる攻撃的で怒りっぽい性格の人は、脳卒中になるリスクが健康な人よりも2倍も高いことが最新の研究で判明した。そのリスクの高さは喫煙経験者と同レベルなのだ。

この研究結果を発表したのはスペインのサンカルロス大学病院の研究チーム。彼らは、過去に脳卒中を発症したことのある150名の成人と同じ地域に住む無作為に選ばれた健康な成人300名を比較研究した。研究対象者の平均年齢は54歳。彼・彼女らの日々のストレス度を不安の有無やうつ症状、一般的な健康状態、行動パターンに基づいて分析した。

その結果、慢性的なストレスは脳卒中のリスクを高めるという結論に達した。また、とりわけ性格的な特徴が大きな影響を及ぼしていることが判明。「タイプA」と呼ばれる競争心が強く、攻撃的、イライラしやすく、怒りっぽいという性格的な特徴がある人は脳卒中にかかるリスクが比較対象の健康な人の2倍という結果になったのだ。これは、喫煙経験者と同レベルのリスクの高さだった。

だが、さらに高いリスクを示したグループもあった。それは、親友や近親者との死別というような特に精神面への打撃の大きい出来事を前年に経験したグループだった。彼らは脳卒中になるリスクが健康な人々の4倍も高かったのだ。

このように、いかにストレスが脳卒中のリスクを高めるかを示した今回の研究結果。攻撃的で怒りっぽい性格がリスクを高める要因となるのも、要はストレスを溜めやすい点が問題なのだろう。研究を行ったスペインのサンカルロス大学病院の神経学者Jose Egido博士は、「行動パターンによって、ストレスが多い生活にどれだけ順応できるかが変わる」と話す。

ストレスを減らせるか、またはストレスを感じる状況に陥ってもいかに順応していくかが、健康な生活のポイントのようだ。心の健康と身体の健康は切っても切れない関係なのである。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)
photo:flickr B Rosen


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シフト制勤務は心臓発作や冠動脈疾患などのリスクを高める / 夜勤だと41パーセントも危険性アップ

シフト制勤務は心臓発作や冠動脈疾患などのリスクを高める / 夜勤だと41パーセントも危険性アップ

夜勤があったり曜日や時間は変則的だったりと、日によって勤務体制が異なることを意味する「シフト制」。みなさんのなかにもシフト制勤務をしている人もいることだろう。そんな方々にはご注意頂きたい。不規則な勤務体制が心臓発作や冠動脈疾患などになるリスクを高めることがわかったそうだ。

様々な国から集められた専門家たちによる研究チームが明らかにした。彼らは、200万人以上におよぶ人々のデータをもとに、勤務体制と血管系疾患との関連性を調査した。

その結果、シフト制で働く人は通常勤務の人と比べると、心臓発作を起こす確率が23パーセント高いことが判明。また、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患になるリスクは24パーセント、脳卒中は5パーセント高かったとのこと。

さらに、シフト制勤務のなかでも夜勤をしている人に限ってみると、冠動脈疾患の確率が41パーセントもアップしたそうだ。主な理由としては睡眠不足や運動不足、食生活の乱れなどがあげられるとのこと。しかし、これらの様々な要因を考慮してもシフト制勤務が健康に与えるリスクは非常に大きいという。

これまでにもシフト制勤務が健康に及ぼす影響についてはたびたび研究が行われてきた。仕事が不規則だと生活習慣そのものも不規則になりやすいため、体内時計が正常に機能しなくなり高血圧や糖尿病などの原因となることはすでに明らかにされている。だが、血管系疾患との関係性が示されたのは今回が初めてだ。

臨床薬理学者のダニエル・ハッカム氏は、「シフト制で働いている人は特に自らの健康を意識して生活すべきです。そのためには、彼らが血管系疾患などに関する正しい知識を身につけられるよう雇用者側の対応が重要だと思います」と語っている。

シフト制で働いている人、特に夜勤のある方人は気をつけて頂きたい。あなたの周りのシフト制勤務の人にもこの結果を教えてあげるといいだろう。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr chokola


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