マスコミにとってスポーツ情報はスピード勝負。新聞社やニュースサイトでは、できるだけ他者よりも早く記事を掲載するために、試合に負けた場合の記事と、試合に勝った場合の記事をあらかじめ書いておくことがあります。
勝敗が決まって、あまりにも早いタイミングで勝敗の記事が掲載された場合、あらかじめ書かれたものを掲載している可能性が高いです(勝ち負けの情報しか書かれていない短文の場合はそうとは言い切れませんが)。
最近はそういう記事も巧妙になってきてて、読者にバレないように一部分だけ試合後に書いた文を入れ、ささっと掲載するところもあります。試合に勝つと負け記事は無駄になりますし、試合に負けると勝ち記事が無駄になります。
この行為が良いか悪いかは別として、こういう考えの元メディア記者もいます。
「たとえば、なでしこJAPANが勝ったとするじゃないですか。そして勝ち記事を掲載するじゃないですか。でも裏では負け記事も書いていて、どうして負けたのかを分析した内容にしているときもあるわけですよ。私はそういうのって人としてありえないと思っているので、スポーツ情報を書くとしても試合後に書くようにしていました。幸い、私がいたメディアの編集長は記事を二つ用意することに反対の人だったので助かりました」。
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オリジナル記事: ニュースサイトはそろそろ「なでしこJAPANが勝った記事と負けた記事」の執筆に入るころかな?
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