【良いアイディア】移動車両を使った喫煙スペース「paspa」がイイ感じ! 少しずつ快適な公衆喫煙所が増えつつあるぞ
【次世代たばこデバイス】「スティック」と「リキッド」を併用する『リルハイブリッド』を使ってみた! 吸い応えは良いが……
加熱式たばこは、アイコス・グロー・プルームテックの3つのブランドがしのぎを削っている。業界首位のアイコス(フィリップ・モリス・ジャパン)が、グロー・プルームをさらに突き放す勢いで、新しいデバイスの販売を開始する!
その製品「リルハイブリッド(lil HYBRID)」はこれまでの加熱式たばこデバイスの概念を覆す、まったく新しい製品だ。大きな特徴は、たばこスティックとリキッドを併用すること。では実際の吸い応えはどうなのか? 試してみたぞ!
・宮城と福岡で先行限定販売
この製品は2020年10月26日より宮城・福岡県内限定で販売を開始する。他県での販売については今のところ(2020年10月23日現在)未定だ。販売価格は税込6980円。サンプルを借りたので、製品とたばこスティック・リキッドカートリッジについて紹介し、率直な感想をお伝えしよう。
この製品は韓国のたばこメーカー「KT&G」の製品だ。韓国以外で販売するのは日本が初めてとのこと。長さ約11センチ・幅約2センチ、アイコス3マルチをひとまわり大きくした感じで、手にすっぽりと収まるサイズ感だ。
重さはアイコス3とほぼ同等で、サイドにディスプレイ。
本体上部(キャップ部分)にスライド式のフタがついており、喫煙時にはここに専用たばこスティックを挿入する。
喫煙するためにはリキッドカートリッジも必要だ。
キャップを外してカートリッジを装着する。なおカートリッジは1個税込60円、1つのカートリッジで20本分のたばこスティックを吸うことができる。
・スティック挿入で自動起動
専用たばこスティックは3種類。スムースな吸い応えの「レギュラー」、爽快感のあるメンソールフレイバーの「アイス」。果実味を感じさせるフルーティメンソールの「ミックス」の3つ。価格はいずれも500円。
たばこスティックはアイコスのものと違い、真下にY字の穴が開いている。加熱方式が違うので、たばこスティックの形状も異なっているのだ。アイコスはホルダーの内部にブレード(芯)があり、ヒートスティックにこれを刺して加熱している。それに対してリルハイブリッドは、たばこスティックを周辺から加熱し、気化させたリキッドを通す。
そのため、アイコスとリルハイブリッドには互換性がないので、間違ってたばこスティックを差し込まないように注意したい。なお、加熱温度はアイコス350度、リル160度となっている。
本体にはオンオフのボタンがなく、たばこスティックを挿入すれば自動起動する。
加熱時間は約25秒。加熱終了10秒前からディスプレイにカウントダウン表示される。
加熱が完了したら「14」という数字が表示される。これは14回パフ(吸い込み)できることを示している。1度の加熱で14回パフ、もしくは4分20秒経過すると電源がオフになる。また残りの吸い込み回数が表示されるので、喫煙が終わるタイミングを正確に把握することが可能だ。
・吸ってみると……
実際に吸ってみると、吸い応えは十分にある。リキッドの蒸気が発生するので、煙の量は言うことなしだ。焦げ臭い感じもなく味はまろやか、アイコスよりも喫味が柔らかい。
また、吸い終わったスティックは全然匂いがしない。アイコスの場合は喫煙終了後にスティックを取り出すと、不快なニオイが発生する場合がある。リルにはそれがない。さらにうれしいのは、定期的なクリーニングが不要であること。スティックのカスも出ないので、かなり清潔感がある。
・率直な感想
ファーストインプレッションとしては好感触! アイコスの気になる点を全部カバーできているように思う。だが、実際に普段から使うとなると、気になることもある。
まず、たばこスティックとリキッドを買わなければいけない点。ただでさえ加熱式たばこの品数が増えている中で、お店の人に「リルハイブリッドのたばこスティックとリキッドをください」と言ってスムーズに伝わるのだろうか? これはリルハイブリッドだけの問題ではないが、どうしても不安がある。そもそも、2つ買うのは面倒くさい。慣れなのだろうか?
それからもう1つ気になるのは、パフ数の表示だ。個人的には、あと何回吸えるかを気にしながら喫煙していたら全然気が休まらない。表示されることで助かる人だっているのだろうが、気づいたら吸い終わってたくらいな感じでたばこを吸いたいと、私(佐藤)は思う。
……と気になる点を述べたが、先に述べたとおりリルハイブリッド自体は好感触。好みは人それぞれだが、特に紙巻きタバコから加熱式に移行しようとする人には向いているのではないだろうか。味も煙もしっかりしているので、 “初めての加熱式” としては良いかもしれないぞ。
全国発売がいつになるか不明ではあるが、今後コンビニや家電量販店、オンラインでも取り扱いが行われるだろう。その日までお待ちあれ! なお、喫煙は二十歳になってからだぞ!
取材協力:フィリップ・モリス・ジャパン
参照元:PRTIMES
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
10月の値上げにイラつく喫煙者に教えたい! たばこ屋のオヤジさんに聞いた「値上げを楽しむ考え方」
また増税だよ! ここ数年で何度目なの? 「あの頃、エコーは1箱150円だった……」って何回振り返ったと思ってんんだよっ!! ちょっとずつ上げないで一気に1000円とかにしてくれよ! そうしたら踏ん切りがつくのに、少しずつ少しずつ上げていくから、禁煙を決断できないじゃないか、チキショー!
……2020年10月のたばこ増税を前に、もはやイラつくことさえ虚しく感じる今日この頃。喫煙者の皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 私(佐藤)もひとりの喫煙者として、「またか……」と思う気持ちを抱えている。
そんな状況で、とあるたばこ屋のオヤジさんに出会った。彼の考え方を聞いたら、「そうか! そう思えばいいのか!! なるほど!」となったので喫煙者のみんなにも紹介したい。
・愛嬌のあるオヤジさん
増税前に、私はたばこをカートン買い(箱買い)しない。なぜなら、事前にたばこを溜め込んでも、値上げの現実からは逃れられないからだ。手持ちが切れたら、結局一緒。それならジタバタせずに値上がりしたたばこを買ってやろうじゃないか! いつもそんな心持ちで増税前の数日を過ごしている。
10月の増税を目前に控えたある日、あまり行くことのない界隈のたばこ屋の前で足を止めた。そこに灰皿が設置してあったからだ。1本吸い終わって、灰皿を借りたお礼の気持ちで愛飲している「マールボロ アイコスヒートスティック スムースレギュラー」を2箱買うことにした。現在520円、これが10月1日から550円になってしまう。
薬屋を兼ねたたばこ屋さんで、店の半分は薬、もう半分はたばこが棚を占めている。どこの街にもある小さなお店だ。すみません! と呼ぶと、小柄な白髪の店主が「はいはい!」と元気な声で出てきた。親しみを込めて「オヤジさん」と呼ばせて頂くとする。
「アイコスのスムースレギュラーを2つください」
そう言うと、オヤジさんは「はいはい、どれだけっけなあ? アイコスはみんな一緒だからわかんねえや(笑)」と言いながら、棚をゴソゴソと探り始めた。顔に刻まれたシワの深さから、愛嬌のある人であることがわかる。二ッと微笑むと頬がモリ! と浮かび上がる。一瞬で好感を持った。
「これね? はいはい、いくらだっけ? 540円? 520円?」
品数が多くて値段もバラバラ。おまけにまた値上げで、せっかく覚えた銘柄と価格の組み合わせを、また覚え直さないといけない。たばこ屋さんもコンビニもスーパーも、みんな大変だ。
「2箱で1040円ですね。ちょうどありますよ。はい、1000円と40円」
レジの受け皿にお金を置くと、オヤジさんはスッと1枚のチラシらしきものを差し出した。そこにはこうある。
「~9/28・月 終日受注可 代金替で 引取は10月でも 9/30水入荷 早めに」
事前の予約販売を受け付けているようだ。こんな熱心に商売するたばこ屋さんに初めて会った。街のたばこ屋さんの多くは、そこまでやる気があるように思えない。お店によってはチャイムかなんかで呼び出すと、とても迷惑そうに振る舞うお店もある。残念だが、そういう店は多い。ところがここのオヤジさんは、商売に前向きだ。そしてこう言った。
「たばこをまとめて買っといてさ、増税のあとに吸うんだよ。それもね、良いことがあった時にだけ、安く買っておいたたばこを吸ったらいい。そしたら、30円得した気分になるだろ?」
なるほどね! 買いだめしたヤツをちまちま吸うとケチ臭い。だからといって、値上がりしたたばこをそのまま吸うのも腹が立つ。どうせなら、値上がりを楽しんで、勝手に得した気分を味わえばいいのか!
「30円値上がりしたと思うと腹が立つでしょ。それを逆手にとってさ、安く買ったたばこを自分のご褒美に使うんだよ。3箱吸ったら、30円×3箱で90円得した気分になるだろ。それで缶コーヒーを買うんだよ。そしたらたばこと缶コーヒーで豪華なご褒美だ。90円で缶コーヒー買えないけどさ、ハハハハハ!」
なんだか平和な気持ちになる。私は思わずその場で1カートン(10箱分)を買ってしまった。増税前にまとめ買いしたことないけど、その遊びは粋だ。真似しよう。という訳で、値上がりにイラつく喫煙者の皆さん、このオヤジさんの考え方を真似してみてはいかがだろうか?
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
【たばこ通信】値上がり目前! そろそろカートン単位で予約をしておこう → 主要銘柄の改定後の価格一覧
2020年10月1日より、いよいよ「たばこ税」の増税が施行される。値上がりと言えばタバコ、タバコと言えば値上がり──。それでもしぶとくタバコを吸い続ける愛煙家諸君にとっては「またか」くらいの感覚しかないかもしれないが、正直今回の値上がりはかなり大きい。
なにせ、日本で最も著名な銘柄の1つ「メビウス(旧名マイルドセブン)」がついに500円の大台を突破し「セブンスター」に関しては1箱560円に到達するのだ。愛煙家諸君、値上げに備えてカートン買いの準備をしておこう。そしてご自身の銘柄がいくらになるのかも知っておこう。
・40~50円の値上げがメイン
日本におけるタバコメーカーは、主に「JT(日本たばこ産業)」「フィリップモリス ジャパン」「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン」の3社。当然ながら今回は、3社揃って値上げに踏み切ることになる。
昨年、2019年の値上げ幅は1箱あたりわずか10円程度であったため、カートン買いを控えた喫煙者も多かったハズ。だが今回は50円値上がりする銘柄も少なくなく、財布に与えるインパクトは比べ物にならないほど大きい。ズバリ、カートン買いを推奨だ。
・早めの予約推奨
タバコ店によってはすでに予約を開始しており、店員さんによれば「これから一気に予約が増えそう」とのこと。値上げ間際には駆け込み需要も想定されるので、確実に購入したい人には予約をオススメしたい。なお、経験上カートン買いは “前金制” が一般的である。
さて、あなたがお吸いの銘柄はいくらになるのか? 詳細については各社のホームページでご確認いただきたいが、今回は比較的人気が高いと思われる主要銘柄にターゲットを絞って、改定後の価格をお知らせする。
・JT
メビウス 490円 → 540円
セブンスター 510円 → 560円
ウィンストン・キャスター 450円 → 500円
ウィンストン・キャビン 450円 → 500円
ウィンストン 450円 → 500円
ホープ(10本入り) 260円 → 280円
ピース(10本入り) 260円 → 280円
キャメル 400円 → 450円
セーラム・ライト 490円 → 540円
ナチュラル アメリカン スピリット 530円 → 570円
ピアニッシモ・アリア・メンソール 490円 → 540円
ハイライト 450円 → 490円
ピアニッシモ・ティモア・6 500円 → 540円
わかば 450円 → 500円
エコー 440円 → 490円
ゴールデンバット 420円 → 470円
プルーム・テック専用 メビウス・レギュラー 490円 → 540円
プルーム・テック・プラス専用 メビウス・マイルド 500円 → 550円
プルーム・エス用 メビウス・レギュラー 490円 → 540円
・フィリップモリス ジャパン
マールボロ 520円 → 570円
マールボロ・ブラックメンソール・エッジ1・100’s 510円 → 560円
ラーク 460円 → 500円
パーラメント 500円 → 540円
バージニア・エス・ソフィア6 490円 → 530円
フィリップモリス・10・KSボックス 380円 → 400円
iQOS専用 マールボロ・ヒートスティック・レギュラー 520円 → 550円
iQOS専用マールボロ・ヒートスティック・ディメンションズ・ノア 530円 → 560円
iQOS専用ヒーツ・ディープ・ブロンズ 470円 → 500円
・ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン
ケント・9・KSボックス 460円 → 500円
ダンヒル・ライト 520円 → 560円
クールマイルド 490円 → 530円
ラッキーストライク 520円 → 560円
ヴォーグ・モント・メンソール6 500円 → 540円
glo専用 ケント・ネオスティック・インテンスリー・フレッシュ 460円 → 480円
glo専用 ネオ・クリーミー・プラス・スティック 500円 → 520円
glo hyper専用 ケント・ネオスティック・トゥルー・タバコ 470円 → 480円
ご覧のように1箱あたり40~50円値上げする銘柄が多いようだ。たかが50円、されど50円。1カートンあたり500円の差が出てくることをどう捉えるか? あとはご自身の懐と相談のうえ、値上げ前に何カートン購入するか考えてみるといいだろう。
・格言「どうせ吸う」
ちなみに記者はタバコが吸えるタバコ屋3軒で、それぞれ5カートン、合計15カートンを購入するつもりだ。どうせなら灰皿を置いていないコンビニで買うよりも、今でも灰皿を設置し続けてくれているタバコ屋で買いたいと個人的には思っている。15カートンはやや多い気もするが、どうせ吸うから無問題だ。
とにもかくにも、泣いても笑っても10月1日から多くの銘柄が値上がりすることは確定事項である。後になって「カートンで買っておけばよかった~」なんて後悔しないよう、今から準備を進めておこう。いよいよ本格的な「1箱500円時代」に突入だ。
参考リンク:JT「たばこ税増税等に伴うたばこの小売定価改定の認可申請について」(PDF) 、 フィリップ モリス ジャパン「たばこ製品の小売定価改定を認可申請」(PDF) 、 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン「たばこ製品の小売定価改定の認可について」(PDF)[1][2]
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
【悲報】タバコの値上げでついに「メビウスが500円超え」へ / 街のたばこ屋も諦めモード
2020年7月31日、JT(日本たばこ産業)は10月から施行されるたばこ税の増税に伴い、224銘柄の値上げを財務省に申請した。これは2019年10月以来ちょうど1年ぶりの値上げであり、2018年から3年連続でタバコは値上がりしていることになる。
相次ぐ値上げラッシュにも耐え抜いてきた愛煙家は「またか」くらいの感覚しかないかもしれないが、さすがに「メビウスが500円オーバー」と聞くと心穏やかではいられないハズ。1箱あたり50円の値上げは愛煙家にとって大きな痛手となりそうだ。
・主に1箱50円の値上げ
JTが値上げを申請したのは、紙巻たばこ136銘柄、葉巻たばこ16銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ18銘柄、加熱式たばこ48銘柄の計224 銘柄である。まずは代表的な銘柄の値上げ後の価格をご覧いただこう。
メビウス、ピアニッシモ 490 円 → 540 円
セブンスター、ピース(20 本入) 510 円 → 560 円
ナチュラルアメリカンスピリット 530 円 → 570 円
ウィンストン 450 円 → 500 円
キャメル 400円 → 450円
メビウス(プルーム・テック専用) 490 円 → 540円
詳細な銘柄についてはJTのホームページをご確認いただきたいが、今回の値上げは1箱あたり主に50円の値上げが基本ラインである。つまり、1本あたりの値上げ幅は2.5円。昨年の1箱あたり10円の値上げとは比較にならないインパクトである。
さらに、発売当初は「値上げの対象にならないのでは……?」と希望的観測込みで語られていた加熱式たばこ「プルーム・テック」も、きっちり値上げの対象となった。紙巻であろうと加熱式であろうと、今後もタバコは等しく値上がりしていくハズだ。
・ついに1箱500円の時代に
また、今回の値上げで最大のトピックは「メビウスの1箱500円超え」であろう。旧名「マイルドセブン」時代から、日本を代表する銘柄の1つメビウスも500円の大台を突破した。かつて多くの喫煙者が「1箱500円になったらやめる」と話していたが、ついにその時代が到来する格好だ。
さてさてさて──。
喫煙者にとって、今回の値上げはかなり痛い。そしてある意味で我々喫煙者よりもダメージが大きいかもしれないのが「たばこ屋」たちである。今回は2軒のたばこ屋で、このたびの値上げについて一言ずつ感想を述べてもらった。
「おかしいよ! 本当におかしい!! こんなことしてたら市民が疲弊するよ。ただでさえみんながお金を使わないときなのに、タバコだけ値上げされたらたまったもんじゃないよ。昔はたばこ屋だけで食っていけたけど、私が死んだら店もおしまいだね。本当におかしいよ」(80代女性店主)
「増税は前から決まっていたことなので……。ただ、今こういう状況で値上げするのはどうかと思いますよね。消費税は何度か増税が延期されたので、少し期待していたんですが、タバコは上げやすいんでしょう。今回のことに限らず、値上げはもう諦めています」(50代女性店員)
両者に共通した意見は「何もこのタイミングで値上げしなくても」ということ。新型コロナウィルスが収束の気配を見せず、経済的なダメージがいよいよ深刻化しそうなタイミングでの値上げは、たばこ屋にとってはまさに死活問題であろう。事実、両店のすぐ近くにあったもう1つのたばこ屋は、昨年ひっそりと閉店した。
・他社も値上げへ
なお、「ケント」「クール」「ラッキーストライク」などを擁するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、すでに1箱あたり30円~50円の値上げを発表している。おそらく近日中に「マルボロ」「ラーク」「アイコス」の、フィリップモリスジャパンからも同様の発表があるハズだ。
というわけで、愛煙家たちにとって大きな痛手となりそうな今回の値上げ。実際の値上げはたばこ税の増税が施行される、2020年10月1日からとなる見込みだ。
参照元:JT「たばこ税増税等に伴うたばこの小売定価改定の認可申請について」(PDF) 、 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン「たばこ製品(紙巻・葉巻たばこ)の小売定価改定の申請について」(PDF)
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
【厳重注意】最近また「歩きタバコ」が増えている件 → 喫煙者たちよ、ここが我慢のしどころだ!
時代の流れと共に日に日に肩身が狭くなっている首都・TOKYOの愛煙家の諸君、息しているか? コロナの影響でどさくさに紛れた感は否めないが、2020年4月1日より「東京都受動喫煙防止条例」が施行された。これに伴い2人以上が利用する屋内施設は原則禁煙となったが、どうだろうか? まだ息してるか?
私、P.K.サンジュンは相も変わらず1日1箱ペースでタバコを吸っているが、公共の喫煙所の激減に伴い外出時はなかなか一服できないことも多い。そんな中、最近「歩きタバコ」がやや増えている……気がする。愛煙家のみんな、ここが我慢のしどころだ。絶対に歩きタバコをしてはならんぞ。
・以前より増えた?
喫煙者と言うだけで白い目で見られがちなこのご時世、歩きタバコをしている時点で私は「どうかしている」と思う。タバコに限らず時代と共に様々なルールが変わるのはあたり前のことで、少なくとも東京都のほとんどの地域では「歩きタバコ禁止」と定められているのだ。
それはモラルやマナーを超えた「ルール」である。あえてあたり前のことを言うが、法的に歩きタバコはダメなのだ。スポーツならばすぐに反則を取られるところで、競技によっては反則負けや退場を命じられるハズ。……にもかかわらず、歩きタバコをする輩は一定数存在する。
数少ない喫煙所で申し訳なさそうにタバコを吸う人たちを見る限り、私は95%以上の喫煙者はルールを守ってタバコを吸っていると確信している。……が、経験上、高齢者ほどルールに従わない人が多いようにも思う。無論、最終的には個々人の資質によるが、歩きタバコをする若者と中年、そして高齢者では、圧倒的に高齢者が多い印象だ。
・年代問わず増えている
時代の変化についていけないのか、それとも合わせる気が無いのか? 詳細についてはわかりかねるが、今回お伝えしたいのはそこじゃない。以前と比べるとここ最近は、年代を問わず街中で歩きタバコを見かける確率が上がっている気がするのだ。
これまでは1日1~2人しか見かけなかった歩きタバコであるが、ここ最近は1日3~4人を目撃している気がする。なぜ歩きタバコが増えたのか? 1つだけ明らかなのは相次ぐ「喫煙所の封鎖」であろう。
これは新型コロナウイルスの影響によるもので、例えば新宿駅東口の公共喫煙所も封鎖されている。規模の大小を問わず封鎖中の公共喫煙所は実に多く、そこで一服できなかった喫煙者が歩きタバコをしている可能性は高いハズだ。
・コロナの影響で封鎖された喫煙所
それでも歩きタバコを私は許さないが、同情はする。主要駅付近に設置された喫煙所は我々にとってまさしく “オアシス” であり「乗る前にあそこで一服しよう」「降りたらあそこで吸える」なんて計算は、それこそ歩きタバコ上等の不良喫煙者以外は、全員がしながら生きていることだろう。
それでなくても減っていく喫煙所。コロナの影響で致し方ないとはいえ、そこからさらに喫煙所が激減する現実に「もう吸っちまえ」と破れかぶれになる気持ちはわからないでもない。……が、ダメなものはダメだ。ルールであることは当然として、歩きタバコはとてつもなくみっともない。
おそらく、このご時世の「歩きタバコ」は「立ち小便」くらいあり得ない行為であろう。のどかな田舎町ならばともかくとして、大都会TOKYOで立ち小便を目撃したらドン引きしないだろうか? 現在の歩きタバコとは、それくらいみっともない行為なのだ。
・頑張れ、喫煙者たち
希望的観測ではあるが、いずれ封鎖されていた喫煙所も再開する。また、今まで知らなかったけど寄れる喫煙所などを発見することもあるだろう。そして何より「とりあえず会社や家に着くまでは吸わない習慣」にも徐々に慣れてくるハズ。喫煙所難民の諸君、今がこらえ時だ。私も頑張るから、みんなもどうか耐え抜いて欲しい。
海外などと比べた場合、あまりにも屋外の喫煙所が少なすぎる問題など、個人的には昨今の喫煙事情について言いたいことは山ほどある。……が、男は黙って一服よ。自分の行いが他の喫煙者の評価を下げる可能性があることを、くれぐれもお忘れなく。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
【たばこ】JTが「マイルドセブン」の名前を「メビウス」に変更すると発表 / ネットの声「はぁ?」
数あるタバコの中でも人気銘柄である「マイルドセブン」、通称マイセン。インド南部チェンナイ在住のインド人喫煙者にマイセンを吸わせてみたところ、あまりにも気品あふれるマイルドな味に、瞳を潤ませながら「ビューティフル」と表現したほどである。
JTは本日8月8日、そんな由緒正しきマイルドセブンのブランド名を「メビウス」に変更すると発表した。理由は「グローバル No.1 プレミアムブランドを目指し、『ブランドのさらなる進化への意思』 『終わりなき進化を続けていくブランドであること』を全世界のお客様に示すため」だからだという。このマイルドセブン→メビウス報道に対し、日本のネットユーザーからは下記のような声があがっている。
「はぁ?」
「なにそれ」
「ここまで浸透してるものを変える必要があるのかな?」
「ださっ。」
「マイセンと言っても通じなくなるのね」
「マイセンの名前がメビウスに変わった事を知らないおっさんがマイセン頼んで、そんで店員にメビウス渡されて「なんだよメビウスって!俺が頼んだのはマイルドセブンだろ!」ってキレる姿が容易に想像付く」
「またコンビニでブチギレる50代が見れるのか」
「何十年も続いたブランドをいきなり変更したら結構な混乱を招くと思うんだが…」
「マイルドセブンって言われてメビウス渡したら、『あ? これじゃねーよ。』とか言われてめんどくさい事になるだろ。」
(以上Twitterより引用抜粋)
などなど、あまり……というか、ほぼ肯定的な声は出ていない。なお、日本市場では2013年2月上旬より「メビウス」になるとのこと。「マイセン」と言ったら「はぁ?」と聞き返される時代が、そのうち必ずやってくるのだ。マイセンユーザーは覚悟しておこう。
参照元:JT「MILD SEVEN は MEVIUS へ」(※PDFファイル)
Photo:RocketNews24.
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