【えっ?】香川県丸亀市に「丸亀製麺」の店舗が無かったから代わりに夜の高松で『丸亀拉麺』食べてきた
ナポレオン軒の「釜玉中華そば」の美味しさに驚き、トッピングの「玉袋」に驚愕してしまった…
関西の人気店「カドヤ食堂」の中華そば(冷食)を本店の味を知らない舌で実食した感想 → 圧倒的に白米と合う
【実食】日乃屋カレーの湯島本店だけでしか提供していない「元祖カミナリそば」を食べたら、舌先にイナズマが走った!
まさかの “値下げ” 復刻! 幸楽苑「中華そばクラシック」が税込290円で再登場
【朗報】幻の中華そば、お取り寄せが可能だった! 食べてみた結果 → 山形県民に嫉妬した / 山形県鶴岡市『琴平荘』
おそばよりラーメンの方が有名な日本蕎麦屋『四谷更科』に行ったらマジでお客さん全員ラーメン注文してて笑った / しかもラーメン美味くて今度は泣けた
おそば屋さんは、そばやうどんを食べるところだ。たとえメニューに「ラーメン」の文字があったとしても、真っ先に飛びつく人はごくわずか。だが決して、お蕎麦屋さんのラーメンをあなどってはいけない。ごくたまに奇跡のようなラーメンを出すお蕎麦屋さんがあるのである。
そのひとつが東京新宿区にある『四谷更科』。もちろん日本蕎麦屋であるが、なぜかこのお店はおそばよりもラーメンの方が有名であるという不思議なお店だ。事実、私(記者)が平日の夕方前に入店したときも、お客さん5人は全員ラーメンを注文していた。
・なぜラーメンなのか
いかにも “街のお蕎麦屋さん” といった気取っていなくて落ち着いた店内。夕方過ぎになると、ご近所の常連さんが「もりそばと日本酒」などとイキな注文をしつつ、テレビや新聞を見ながらマッタリとした時間を過ごす姿も確認できる。地元に愛されている証(あかし)であろう。
実は私、このお店には何度か来たことがある。その時はラーメンが有名ということはつゆ知らず、「鴨せいろそば」などを注文した。当然ながら、そばも美味い。だが、ラーメンが美味いと知ってしまったからには、ラーメンを食べなくてはならないだろう。すみません、ラーメンひとつ。
・代々伝わる昔ながらのラーメンの姿に心ほっこり
ラーメン一杯630円。店にいるお客さん全員が揃いも揃ってラーメンを注文している光景を見られたことは、まさに奇跡のタイミングである。注文してから、わりとすぐにラーメンはテーブルに運ばれてきた。究極にシンプル。これぞザ・ラーメンといった姿である。
具は、ねぎ、メンマ、チャーシュー、そしてほうれん草。麺は自家製で、スープは豚骨、鶏ガラ、ネギのみをベースとしている。現在のご主人は三代目だが、『四谷更科』でラーメンが生まれたのは初代のころ。知人の中華料理店から作り方を教わり、その作り方を代々守り続けているのだという。
・気になるお味は……
肝心のお味は……これまた感動。豚骨、鶏ガラ、ネギベースのシンプルなスープを、力強い醤油味がバックアップ。麺も「これぞソバ屋の自家製」といった塩梅の、実に正直な麺の味。ギンギンギラギラとした派手さは一切ない。そこにあるのは昔ながらの、直球ストレートにシンプルな「ザ・ラーメン」なのである。
食べ終えたとき、なんだかとても優しくて懐かしい気持ちになれた。昔を思い出して泣きそうになったほどである。女将さんにラーメンの評判を聞いてみると、笑いながら「この暑い中でも、みなさん温かいラーメンを食べてくださる人が多いですね」と語ってくれた。
なお、このお店のラーメンは、ラーメン王こと石神秀幸氏監修のラーメンガイド『石神秀幸ラーメンSELECTION2011(双葉社)』の表紙にも堂々と掲載されている。見た目からして美しい。飾りっけがないところが、実に美しいのだ。是非とも一度は食して欲しい。きっと優しい気持ちになれることだろう。
【お店データ】
住所:東京都新宿区新宿1-30-5
最寄り駅:都営新宿線「新宿御苑前」徒歩5分
営業時間:(平日)11:30-20:30 (土)11:30-15:00
定休日:日曜日
●関連記事
- 暑い日に最適! 出汁(だし)のかき氷を入れてめっちゃ冷たい「氷冷ラーメン」 新宿御苑前・俺たち越後や
- 一杯に50匹もの煮干を使ったこだわり煮干ラーメン / 東京・新宿『凪』
- 日本一心と体を温めてくれるラーメン店「生姜ラーメンみづの」
- 完全に器が北海道なラーメンが激ウマ / 渡り蟹のダシが最高にきいている
- アイスクリームラーメンとココアラーメンを食べてみた / 北千住の人気ラーメン店『菊や』
オリジナル記事: おそばよりラーメンの方が有名な日本蕎麦屋『四谷更科』に行ったらマジでお客さん全員ラーメン注文してて笑った / しかもラーメン美味くて今度は泣けた
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.