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これは微笑ましい! ママのいない赤ちゃん羊に哺乳瓶でミルクあげるワンコ
牧羊犬とは、牧場で飼われている羊をオオカミや泥棒から守る犬のことだ。牧場の警備の要(かなめ)である。
イギリスの牧場の牧羊犬が別の方面でも才能を発揮している。その才能とは「乳母」だ。なんと赤ちゃん羊に哺乳瓶でミルクをあげちゃうのである。その姿は健気そのもの。ワンコと赤ちゃん羊がダブルでメチャ可愛いと話題になっている。
羊たちを守るだけでなく、赤ちゃんの面倒まで見ているのは、イギリスのイングランド州エクセター市にある牧場の牧羊犬「ジェス」だ。
ジェスは今年で10才。幼い頃にこの牧場にやってきた。その際、牧場の主人はジェスに乳母としての教育もほどこしたそうだ。教育のかいがあり、ジェスの乳母ぶりはすでにベテランの域である。雨が降ろうが風が吹こうが、ジェスは毎日3回必ず母親に育児放棄された赤ちゃん羊にミルクをあげにいく。
牧場では、現在、4頭の赤ちゃん羊がジェスの愛情を受けすくすく育っている。赤ちゃんにミルクをあげるために必死にかけよるジェスの姿はまさに母親の目である。それにしても、ミルクをあげる姿は健気、そしてそれは喜んで飲む赤ちゃん羊。もう2頭ともメチャメチャに可愛いぞッ!
なお、ジェスは羊の警護とミルク係のほかに牧場内で発生する様々な雑用もお手伝いするという。牧場の主人も「ジェスがいない生活なんて考えられない」と話しているそうだ。ジェスは羊にとっても人間にとってもなくてはならない存在なのである。
参照元:bigpicture.ru(ロシア語)
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日本ではなかなか食べることのできない「羊の脳みそカレー」を食べてみた! ウニや白子のようなふんわりした食感
人口の約97パーセントがイスラム教徒のパキスタンでは、豚を食べない。その代わりという訳ではないが、同国では食材として羊を使う頻度が高い。しかも、ありとあらゆる部位を食べるのだ。肉はもちろん、内蔵や性器、脳みそまで食べるという。
実は日本のパキスタン料理店でも、羊の肉以外の部位を提供しているレストランがある。東京・池袋の「マルハバ」には、羊の脳みそカレーというものが提供されている。羊の脳みそとは、一体どんな味がするのだろうか? 実際に食べてみたところ、ウニや白子のようなふんわりとした食感で、羊特有の臭さがまったくなかった。
お店は池袋駅の西口を出て、徒歩5分。中華・韓国・インド料理など、多国籍料理店の立ち並ぶエリアの一角にある。記者(私)が訪ねたのは、昼食には少し遅い14時半頃のこと。ひとりで入店したのだが、席に着くのが一瞬ためらわれた。というのも、日本人は記者だけだったからだ。珍しいことではないのだが、店内の客が一斉にこちらを見たので、ちょっと困った。
とにかく席に着き、メニューに目を通すと「これは!」と思うものを発見した。それは羊の脳みそカレーだ。しかも説明文に「当店にしかないと思います」と、控えめながら、上等な売り文句が書いている。これを頼むしかないッ! ということでオーダーした。
ランチ終了間際に入ったのだが、お店はやや込み合っていて、料理が出てくるのには結構時間がかかった。店内はウルドゥー語が飛び交っている。お店のテレビもどうやら現地のものらしく、何を伝えているのかはわからない。しかしパキスタンを訪れているような気分に浸ることができ、異国情緒を味わうことができた。
約20分待った後に、ようやく料理が運ばれてきた。パッと見た感じでは、脳みそかどうかはよくわからない。ひき肉の炒めものといった雰囲気か。羊肉は独特の獣臭さを持っているのだが、匂ってみても臭さはない。トマトのほのかな酸味が食欲をそそる。
実際に食べてみると、ウニのようなふわりとした食感があり、わずかではあるが肉の風味を感じとることができる。鶏肉のように淡白ではなく、かといって牛肉のように濃厚ではない。豚肉に近いが、豚と比べるとやや濃い目の味であった。記者が想像したよりも、羊の脳みそはさっぱりしていて、食感を楽しむものではないかと感じた次第である。
ちなみにお店では「当店にしかないと思います」と説明しているが、全国には提供しているレストランもあるようだ。食べてみようと思う方は、ウニや白子のような食感を楽しんで頂きたい。
レポート:フードクイーン・佐藤
Photo:Rocketnews24
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