【ライフハック】昔見たホラー映画のトラウマを今も引きずってる大人がやるべきこと・逆に絶対ダメなこと

ホラー映画といえば『キョンシー』や『ゴーストバスターズ』のことだと思っていたのだから、映画『リング』をうっかり見てしまった時の恐怖は凄まじかった。その日から私は母親と同じ布団でないと寝られなくなってしまったのだ。高校生なのに。

とにかく鏡を見るのが怖い。夜が怖い。テレビが怖い。1人になるのはもちろん怖いけど2人もそれなりに怖いとあって、日常生活に大きな支障をきたしたのは言うまでもない。一緒に映画を見た友人も怖がってはいたが、翌日には平気な顔している様子だ。

どうやら “オバケを怖いと思う気持ち” には大きな個人差があるらしい。大人になれば怖がりが治ると信じていたが、30歳になっても私のトラウマは消えなかった。そろそろどうにかしないと老後が心配……!

・ショック療法を決断

そんなわけで私は15年ぶり2度目の『リング』観賞を決意したのであった。こういうのは自分で勝手に恐怖を増大させていることも多いと聞くから、再び見たら意外と子供だましかもしれないぞ。いわゆる “ショック療法” というやつだ。

しかしこのショック療法、結果的に「大失敗だった」ということを先にお知らせしておかねばならない。思い切って再生ボタンを押してみると、「怖いことは怖いけどイケなくもない」という気がする。ようやくトラウマ克服かと安堵し、最後まで観賞したのだが……

残念ながら、本当の恐怖はその日の深夜に訪れた。そういえば初めて『リング』を見た時も、映画館では「あ〜怖かったけど面白かった!」程度のノリだったように思う。

しかし夜になり、1人きりの部屋を見渡してみると……ベッドの下、扉の向こう、鏡の中、そしてテレビの奥から貞……いや、 “あのお方” が今にも登場しそうな気がして泣きながら母の部屋へ駆け込んだんでした………! 思い出したぞ………!!

かくして30歳の私も恐怖のあまり家を飛び出し、その日はネットカフェで過ごすことになってしまったのだった。昔怖かったモンはやっぱり今でも怖い。 “ショック療法” は一部の人にとっては効果的だと聞くが、非常に危険な賭けでもある。断じてオススメはできない。

・しかし一発逆転!

ところが、この一件で私はトンデモない情報を掴んだ。映画『リング』には続編があり、なんと貞…… “あのお方” を演じているのが仲間由紀恵だというのである。

『リング』関連の情報は全てシャットアウトして生きてきたため知らなかったのだが……それはシリーズ4作目の『リング0 バースデイ』という作品らしい。ちょ、待って! 貞子って顔が見えないから怖かったはずなんだけど、仲間由紀恵ってどういうことなの!?

今さら失うものはない……よ〜し、こうなったら見るしかねぇ!!!

そして大・成・功!!!!!

『リング0 バースデイ』の貞子は、ビックリするくらい仲間由紀恵だった。私は「長い髪の下で貞子は一体どんなオッカない顔をしているんだろう?」と想像することが怖かったんであり、仲間由紀恵は全然怖くない。

それからこの作品の主題歌が『 L’Arc〜en〜Ciel 』の楽曲であることも、 “怖くなさ” に拍車をかけている。私は「♪ きっとクル〜」というおなじみの主題歌で「えっ、何がクルの!?」と想像することが怖かったんであり、hyde様は全然怖くない。むしろ今すぐ来てほしいのだ。

・想像力の問題

そんなわけで『リング』を見たトラウマに今も苦しむ人は、思い切って『リング0 バースデイ』を見るべきだと自信を持ってオススメする。後半はそれなりに怖い展開もあるので、不安な人は仲間由紀恵の登場シーンで止めること。それでもかなり気持ちがラクになるはずだ。

想像力が豊かすぎる人は “物語に描かれていない部分” を無駄に想像してしまいがち。そういう意味で初代『リング』は非常によくできたホラーと言えるのだが……「怖そうに見えるけど仲間由紀恵だよ」と己に言い聞かせることで、少なくとも私の恐怖心は軽減されたのだった。ありがとう由紀恵!

ちなみに私のもう1つのトラウマ『チャイルド・プレイ』に関しても昨年公開されたリメイク版を見たところ、チャッキーがポンコツすぎて思わず微笑んでしまった。ホラー作品にトラウマを抱える人はあえて “その先の物語” を知ることで、意外と空想地獄から抜け出せるかもしれないぞ。

でも怖がりが治ったわけじゃないから、くれぐれも新規のホラー作品には手を出さないようにな!

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



川崎「ラ・チッタ・デッラ」のハロウィン・プロジェクション・マッピングがスゴかった! でもなぜか最後には失笑が起こる展開に

川崎「ラ・チッタ・デッラ」のハロウィン・プロジェクション・マッピングがスゴかった! でもなぜか最後には失笑が起こる展開に

日本各地でハロウィンにまつわる仮装イベントが行われている。神奈川・川崎の商業施設「ラ・チッタ・デッラ」では、2012年10月28日に日本最大級の仮装パレードが行われ、3000人以上の仮装者が参加したようだ。

また同施設では夜間に、建物の壁面に巨大な映像を映し出す「プロジェクション・マッピング」が行われ、迫力の映像で来場者の視線を釘付けに。ところが、なぜか映像の最後には会場から失笑が起きる展開となった。一体なぜ?

プロジェクション・マッピングはイベントの目玉として、2011年より行われている。昨年の好評を受けて、今年も行われることになった。映像は施設中央のタワーを挟んで、左右の建物に投影される。

建物が崩壊する仕掛けや、目玉がジロリと覗くシーンは圧巻の一言に尽きる。映像の後半には、ホラー映画の金字塔を打ち立てた映画『リング』の貞子が登場。迫りくる貞子の恐怖に、このままどうなってしまうのか? と息を飲む展開だったのだが、最後にはなぜか失笑が起きた。

というのも、一番最後に映画『貞子 3D』ブルーレイの広告が出たからだ。プロジェクション・マッピングの特別協力として同作が参加しているのだが、広告がやや露骨であったためか、会場からは「アハハ……」と笑いが起きた。見ていた子どもも「宣伝だ……」とつぶやく始末。もう少し控えめな広告なら、来場者も恐怖の余韻に浸っていたかもしれない……。

いずれにしても、施設でのハロウィンイベントは大盛り上がり。まだ今年のハロウィンを楽しんでいないという方は、月末まで時間があるので、仮装にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

Photo:Rocketnews24


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ソニーの実写によるAR(拡張現実)技術に海外ネットユーザが苦笑い「ポルノの未来は明るいな」

ソニーの実写によるAR(拡張現実)技術に海外ネットユーザが苦笑い「ポルノの未来は明るいな」

ソニーはこのほど、アイドルグループ「乃木坂46」を起用した、新しいAR(拡張現実技術)を活用したアプリを発表した。既存のARでは、2D写真や3Dコンピュータグラフィックを表示はできるものの、実写の表示はできなかった。このほど発表した「LiveAction AR」は同グループのメンバーが画面上に登場し、擬似的に2ショット写真の撮影も可能だ。

Youtubeに公開されているプロモーション動画を見ると、たしかにすごい技術なのだが、海外ネットユーザーは苦笑い気味に「ポルノの未来は明るいな」と、冷ややかなコメントが寄せられている。

「LiveAction AR」は、今までの平面的な画像(もしくは3DCG)とは異なり、実際に撮影した人物の画像・動画を表示できる。画面に表示された人物が、その場にいるようなリアルな臨場感を体験できるようだ。

素晴らしい技術なのだが、なぜか海外ネットユーザーの反応はあまり良いものではない。「さらなる倒錯の可能性を感じさせる」や「怖い」との意見もある。どうやら、技術がアダルトとして利用できるのではないかと考えているようだ。

たとえば、観光案内や施設案内などで活用されれば、海外ネットユーザーも納得の技術ということになるのだろうか。アイドルがモデルになっているため、ほかの用途が思い浮かばなかった可能性もある。とはいえ今後、多方面での利用が期待される技術ではないだろうか。

参照元:Youtube Sony


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