【懐古コラム】PCエンジンはイイニオイがした

【懐古コラム】PCエンジンはイイニオイがした

ファミコン、スーパーファミコン、メガドライブにPCエンジン……と、これまで様々なゲーム機が登場してきた。今ではもう遊ばないが、遠い過去には夢中になって遊んだという人も多いだろう。なかでもPCエンジンが大好きだったという人は、どうかこの記事を読んで欲しい。

あなたのPCエンジンは、どんなニオイがしただろうか。なんとなく、イイニオイがしなかっただろうか? 私の白PCエンジンからは、した。 知人からも「灰色PCエンジン(コアグラフィックス)からもイイニオイがした」との証言を得ている。あなたのPCエンジンは、どうだっただろうか?

その香りは今でも鮮明に覚えている。プラスチックからの香りなのか、それとも内部基盤からの香りなのかは分からない。ただただ、独特の香りがしたのである。本体からも、コントローラーからも。新車のクルマの車内のような、アルコールのない抗菌ウェットティッシュのような……。

とても優しい、清潔感のある、マシン的でもある、ホッとする香り。未来さえ感じさせる、一種独特な「PCエンジンの香り」なのだ。ファミコンもスーファミもメガドラも、こんな独特な香りはしなかった。あのニオイをもう一度、嗅ぎたい。

(文=マミヤ狂四郎
photo:Evan-Amos


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【伝説のラーメンを求めて】もはや説明するまでもない秋葉原ラーメン界の名店中の名店『青島食堂』のショウガ風味ラーメンにホロリと感動

【伝説のラーメンを求めて】もはや説明するまでもない秋葉原ラーメン界の名店中の名店『青島食堂』のショウガ風味ラーメンにホロリと感動

先日、かつて秋葉原駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』についてのコラムを書いた。一度食べたら忘れられないショウガ風味。ファンも多かったが、十数年前に惜しくも閉店。熱烈な支持者は今でもいすずの味を思い出し、「いすずみたいなラーメン」を追い求めている。

ネット上にはチラホラと「あのお店のラーメンがいすずっぽかった」という勇者からの情報が書き込まれているが、実際に食べてみないと分からない。果たして本当にいすず風なのかは、自分の舌で確かめるしかないのである。

そんななか、よく「いすずっぽい」と話題になるお店がある。しかも場所も秋葉原。お店の名前は『青島食堂』。あまりにも美味く、あまりにも名店。様々なラーメンランキングでも上位の常連だ。今回はそんな『青島食堂』に行ってみた。
 
・秋葉原に登場してから即ブッチギリの人気店に
新潟県長岡市にある人気ラーメン店『青島食堂』が東京・秋葉原に進出したのは2009年の7月。いわゆるメインの “アキバ” とは逆方面のエリアにあるが、秋葉原に登場してからソッコーで行列のできる人気店になった。味はもちろん、ショウガのきいた長岡系「生姜醤油ラーメン」である。

私がはじめて青島食堂に行ったのは2010年の春。その当時、ネットのラーメンランキングの東京・醤油系では3位か4位に位置してた。もちろんお店の外は行列だ。現在、同じサイトで調べてみると20位になっていたが、いまなお長蛇の行列ができている。
 
・秋葉原+カウンター+食券機+“食券見せ”に「いすず」の思い出がよみがえる
青島食堂でラーメンにたどり着くまでの流れはこう。秋葉原の路上に行列→入店→食券機で食券を買う→カウンター後ろのベンチで待機→その最中に店員さんが「食券見せてください」と聞いてくるから見せる→誰かが食べ終えたら行列先頭のお客さんがその席に座る→食券見せる→ラーメン出てくる……だ。

なぜわざわざ流れを書くのかというと、このなかに「いすず」を連想させるワードがいくつも含まれているからである。「行列」と「食券機」、そして「行列待機中に食券を見せるプレイ」である。さらに場所は秋葉原。お店もカウンターのみである。しかも出てくるのはショウガ風味の醤油ラーメン……。いすずの思い出がフラッシュバックしてくるのである。
 
・青島食堂のラーメンは「いすず」に近い?
席が空く。行列の先頭はこの私。その空いた席にドシリと座ると、まず出てくるのが氷の入ったお水である。キンキンに冷えており、実に美味い。そして間もなくホッカホカの青島ラーメンがカウンターに置かれる。価格は並で700円だ。具は、のり、ナルト、ほうれん草、ねぎ、メンマ、そして味の染みた超絶に美味いチャーシューである。

まずはズズッ……とスープを飲む。――ウム! 醤油+ショウガの良い風味だ。そして矢継ぎ早に麺を食べる! ジュバッ、ジュバッと一気に食べる。小さくほぐれてしまったチャーシューが麺に絡んでくる。一緒に食べる。ハムッ、ハムッ……。
 
――結論から書こう。青島食堂の「青島ラーメン」は、いすずの味ではない。もう何度も行っているので、そんなことは知っていたが、改めて食べても「いすずの味」ではないことを再確認。味として共通しているのは “しょうが風味” なだけである。

だがしかし、だがしかし……青島ラーメンは圧倒的に美味い。こう言っては元も子もないが、いすずより美味いといっても過言ではない。麺とスープと具のバランスが絶妙であり、ぐうの音も出ないほどに完璧なラーメンである。いすずの味は、この青島ラーメンの味を、もっとジャンクにした感じだ。
 
絶えることなくやってくるお客さんたち。カウンター後ろの待機席も満席であり、店の外にも行列ができているのが見える。青島ラーメンを食べ終えた私は「ごっそさん」と言って席を立ち、ティッシュでビッと鼻をかんだ。いすずではなかった。だが、とても満足だ。
 
■お店データ 『青島食堂 秋葉原店』
住所:東京都千代田区神田佐久間町3-20-1
営業時間:11:30~19:00(なくなり次第終了)
定休日:火曜日

(写真、文=マミヤ狂四郎


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アキバの駅前に実際にグルグル回せる超巨大ARのガラガラ抽選機が出現! 景品のスケールも世界一!!

アキバの駅前に実際にグルグル回せる超巨大ARのガラガラ抽選機が出現! 景品のスケールも世界一!!

何か景品が当たる抽選といえば、手を入れる穴の開いた箱の中から紙を取り出す福引きなどが連想されるが、より思い出深いのが「ガラガラ」である。取っ手を回す手に全身全霊のパワーを送り込み、「……パワーきたっ……こりゃイケるかも……」と願いながらガラガラ抽選機を回す。だいたいハズレの赤い玉が出てくるのだが、玉が出てくる瞬間は実にドラマチックである。

そんなガラガラ抽選機が秋葉原の駅前に出現。それも単なるガラガラではない。AR(拡張現実)を使った超巨大なガラガラ抽選機なのだッ!!

場所はアキバの駅前にある「ヨドバシAkiba」の壁面である。そこには大きく「超巨大ARのガラガラを回すと、世界一大きいアレが当たる!?」や「ウイルスバスタークラウド新発売記念 AR福引き実施中!」と書いてある。どうやって福引きに参加するのかというと……

まずはARを読み取れるアプリ『SCAN IT!』をスマホにインストールする。起動して、カメラを「ヨドバシAkiba」の壁面に向けてみる。すると……スマホ画面内にガラガラがニョキッと出てきて、実際に指でグルグルと回せるのだ!

ちなみに福引きの景品は……三等が全国百貨店共通景品券! 二等が新しいiPad(16GBモデル)、そして一等が……モロッコ8日間の旅である。世界一大きいサハラ砂漠を有するモロッコで、日の出などを堪能できる8日間の旅らしい。2人1組で、当たり玉は2つ用意されてるとのこと!

なお、この巨大なARガラガラ福引きは、本日9月7日(金)から9月9日(日)までの3日間、11:00時~17:00時まで実施される予定。幸運にも当選したら、「ヨドバシAkiba」の下で景品が受け取れるらしい。アキバに行ったら絶対にトライだ!

もしもアキバに行けないけど参加したいという人は、web上からでもガラガラを回すことができる。ただしweb上のガラガラ抽選機は、ギャグみたいに小さいモノだ。こちらの実施期間もアキバと同じく9日まで。モロッコ目指してガラガラを回しまくれ!!

参考リンク:ウイルスバスタークラウド新発売記念 「AR福引大会」(web抽選会場)


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【コラム】秋葉原の駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』の味を求めて

【コラム】秋葉原の駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』の味を求めて

熱烈なファンを集めるラーメン屋さんといえば『ラーメン二郎』が有名だ。ラーメン二郎を愛する人は「ジロリアン」とも呼ばれており、独自の注文方法や厳格なルールもあると聞く。なかなか初心者は近寄りがたい雰囲気であるが、一度でも二郎の世界に入ってしまえば、逆に居心地よいのであろう。

かつて秋葉原の駅前に『ラーメンいすず』というラーメン屋があった。メニューは「ラーメン並」と「ラーメン大盛り」の2種類のみで、席も厨房をL字型に囲んだカウンター席のみ。特に独自の注文方法や厳格なルールもなかったが、暗黙の了解的なルールが存在し、それが分かってくると心地よかった。
 
・行列のできる人気店
基本のルールは簡単である。食券を買って店主に見せる。席についてラーメンを食べる。以上である。だがしかし、『ラーメンいすず』は当時のアキバ戦士、ならびにアキバで働く人たちに愛される人気店であった。当然ながら行列ができる。この時にどう対応するかで、いすず初心者かどうかが分かるのだ。

お店のカウンター席はフル満席。全部で7~8席はあったと記憶している。対してお店のスタッフは基本ふたり。一人は主に皿洗いをし、もう一人は汗だくになりながら鍋の前でラーメンを作る、いわばお店の「大将」であり、いすずの流れを完全に制御する “指揮者” 的な役割をしている。
 
・大将「そちらは?」
食券を買って列に並んでいると、ふと大将がこちらを見てくる。「そちらは?」という言葉を発するときもある。何が「そちらは?」なのかというと、「並」か「大盛り」かを聞いているのである。この時、いすず通ならば食券をチラリと見せつつ「並!」、「大盛り!」などと大将に伝える。

それを確認した大将は、鍋の中に次々と麺を放り込む。まだお客さんはフル満席だが、「このお客さんはあと何分後に席を立つ」のかを計算しつつ、見切り発車的に麺を茹で始めるのである。大将の計算通りに、お客の誰かが食べ終わる。「ごっそさん!」と言いつつ席を立つ。

その空いた席に、行列の先頭にいる者は問答無用で着席する。「この席はいやだ」なんてワガママは、いすずの世界では通用しない。「恋人同士なので隣に座って食べたい」なんて考えも、いすずの暗黙ルールでは許されない。
 
・ぬるい水
席に座ると、0.1秒でお水が出てくる。濁ったコップに入った、ぬるいお水が出てくる。その時にぬるい水を入れているのではない。大将の補佐役が作り貯めておいた「コップの水」を大将がテーブルの上に置いてくれるのである。ぬるくなるのも当然だ。だが、そんなことはどうでもいい。

コップ水が出てきた2秒後には、出来立てホカホカのラーメンが出てくるのである。ジャストのタイミングで、着席と同時にラーメンが完成しているのである。たまに大将の時間計算が狂い、並んでいる最中に「あのラーメン、俺のだな……」とラーメン待機するときもあるが、基本的に大将の調理タイミングに狂いはなかった。
 
・いすずの味とは
いすずのラーメンの味をひとことで言うならば、「醤油&しょうが」である。濃い目の醤油味だが、しょうがの風味が強烈にパンチ。実はひそかにニンニクも入っていたという、元いすずスタッフの証言もあるが、スープから確かに感じるショウガの風味がいすずラーメンの特徴だ。

しょうがを使ったラーメンといえば、新潟ラーメンが思い出されるが、それとはまた違うショウガ味。「東京風しょうが味」と例えるのは雑(ざつ)であろうか。だが、いすずでしか食べたことのない、たとえようのない独特の味であったのだ。
 
・具もシンプル
具はチャーシューとメンマとネギのみ。チャーシューは超薄切りだが、スープとからむと奇跡的に美味い。また、麺も麺で濃い目のスープがよくからむ。実にシンプルなのに見事な融合。麺、スープ、ネギ、メンマにチャーシュー、すべてマッチしているのである。
 
「思い出補正」などでは決してない。たしかにいすずのラーメンは激ウマだった。
 
無我夢中でラーメンを食べる。その最中も、大将は次々と見切り発車でラーメンを作る。誰かが去る。誰かが来る。すぐにラーメンを出して……と、荒ぶる牛を次々とさばく闘牛士のごとく、1秒も無駄にしないウルトラいすず大回転状態が続くのだ。

ラーメンを食べ終えたら長居は無用。なぜなら次なるお客が待っているからである。その人のためのラーメンが、まもなく出来上がろうとしているからである。「ごっそさん」と言って席を立つ。この一連の流れが、実に心地よかったのだ。
 
・いすずのラーメンは、もう二度と食べられない
だが、残念ながらいすずのラーメンは、もう二度と食べられない。秋葉原再開発のために、2000年ごろに閉店したのである。その後、別の街に移転したが長く営業はしていなかったという。また、「いすずの味」を継承するお店も登場したが、それも長くは続かなかった。

いすずが消えてから10年以上は経過するが、今でもネット上には「●●のラーメンがいすずっぽかった」と、いすずの味を思い出す言葉が書き込まれていることがある。いすずの味は、もう二度と食べられない。だが、それに近い味はあるかもしれない。

ほんの一瞬でも「いすず」を思い出させてくれるだけでいい。さらに、「よくよく味わったらいすずの味とは違ったけど、これはこれで美味かった」なんてラーメンならば一石二鳥だ。そんなラーメンを求め、今日も私は「いすず風味」とウワサされるお店を確かめに行くのであった。

(写真、文=マミヤ狂四郎


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【動画】AKB48前田敦子の卒業公演終了後に秋葉原が大混乱! あっちゃんコール鳴りやまず

【動画】AKB48前田敦子の卒業公演終了後に秋葉原が大混乱! あっちゃんコール鳴りやまず

2012年5月に突如、アイドルグループ「AKB48」からの卒業を発表した前田敦子さん。その彼女の卒業公演が8月27日に秋葉原のAKB劇場で行われた。公演は21時に終了したのだが、前田さんの最後の姿を見送ろうとするファンが立ち去ろうとせず、「あっちゃん」コールは長らく鳴りやまなかったという。ファンが公開した動画を見ると、会場周辺は騒然としており、混乱した様子をうかがうことができる。
 
前田さんの卒業公演チケットは、250席に対して約23万件の応募があり、916倍という驚くべき当選確率であった。会場に入れなかったファンは、せめて最後の姿だけでも目に焼きつけておこうと、公演終了後も会場周辺に留まっていたという。

結局スタッフと警察により、解散させられたそうなのだが、その間「あっちゃん」コールが絶えることはなかった。特に劇場裏口周辺は混雑が激しく、人の行き来もままならない状態が続いていたようである。ファンが公開した動画には、現地の混乱した様子が収められており、これを見たネットユーザーからは賛否のコメントが寄せられている。

現地に行けなかったファンからは、「いや、感動しました」や「敦子ぉ~」、「さすがあっちゃんはスーパースターだけありますね」とする一方で、「AKBオタ気持ち悪すぎw」や「きめえw」、「なんか怖いw」と嫌悪感を示すネットユーザーもいる。

それにしても前田さんの人気の高さには驚かされる。今後の活躍にも注目が集まりそうだ。

参照元:Youtube PeachColor2


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