みなさんは、『バロット』という食べ物をご存知だろうか。これは、フィリピンやベトナムなど東南アジアの広い地域で食べられる「ゆで卵」だ。孵化する直前のアヒルの卵をゆで卵にし、殻をむいてパクッと食べるのである。
想像しただけでグロテスクなイメージのする食べ物だが、実際はエビのようなパリパリとした食感で味も濃厚で美味しいのだとか。また、滋養強壮にも良いらしく、結構多くに人たちに食されているようである。
さて、そんなバロットであるが、8月25日にニューヨークで「バロットの早食い大会」が開催された。ルールは至ってシンプルで、5分間で何個のバロットを食べられるかを参加者で競うといったもの。その光景は、YouTubeにアップされた動画「Duck egg contest – no comment」にて確認できる。
動画を確認してみると、見物客の何人かは顔をしかめている。また、この動画を見た視聴者からも、
「これが典型的なアメリカ人」
「普通では考えられないし、胸くそが悪い」
「フィリピンではこんなの食べているのか」
など、ネガティブなコメントが多く寄せられている。
たしかに想像すると「うわっ……」と思ってしまう食べ物だが、他国の食文化に口を出すのは野暮(やぼ)である。「なにげに美味いよ」と語る日本人旅行者もいるくらいだ。しかしながら、汁がブチューッと滴る様子は、やはりグロテスク。もしも動画を閲覧するならば、食事時間を避けたほうが良いかもしれない。
参照:YouTube(NO COMMENT TV)
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オリジナル記事: 【閲覧注意】ニューヨークで「孵化直前のアヒルの卵」の早食い大会が開催される
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