【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第2話:真理のはてに

【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第2話:真理のはてに

時は1995年。日本で起きた未曾有の事件に、ひとりの “漫画家の卵” が心動かされていた。この漫画『ある男のブルース』は、現在ではプロの漫画家として活動する男が高校時代、誰に見せるわけでもなくノート用紙にボールペンで描いていた恋愛漫画である。

(このページに漫画が表示されない人はこちらhttp://wp.me/p25BsW-18mA

作者の名前はマミヤ狂四郎。登場する団体や人物はすべて架空のものであり、フィクションであるが、どんな事件をテーマにしたのかは読者の判断にゆだねたい。この物語は全10話まで続くが、すべて掲載するかどうかは未定である。

なお、まだ第1話目「男の苦労」を見ていない人は、コチラから読んでおこう。

それでは『第2話:真理のはてに』をお楽しみ頂きたい。セリフが横書きなので、左上が1コマ目だ。

作者: マミヤ狂四郎Twitter


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【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第2話:真理のはてに

【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第2話:真理のはてに

時は1995年。日本で起きた未曾有の事件に、ひとりの “漫画家の卵” が心動かされていた。この漫画『ある男のブルース』は、現在ではプロの漫画家として活動する男が高校時代、誰に見せるわけでもなくノート用紙にボールペンで描いていた恋愛漫画である。

(このページに漫画が表示されない人はこちらhttp://wp.me/p25BsW-18mA

作者の名前はマミヤ狂四郎。登場する団体や人物はすべて架空のものであり、フィクションであるが、どんな事件をテーマにしたのかは読者の判断にゆだねたい。この物語は全10話まで続くが、すべて掲載するかどうかは未定である。

なお、まだ第1話目「男の苦労」を見ていない人は、コチラから読んでおこう。

それでは『第2話:真理のはてに』をお楽しみ頂きたい。セリフが横書きなので、左上が1コマ目だ。

作者: マミヤ狂四郎Twitter


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【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第1話:男の苦労

【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第1話:男の苦労

時は1995年。日本で起きた未曾有の事件に、ひとりの “漫画家の卵” が心動かされていた。この漫画『ある男のブルース』は、現在ではプロの漫画家として活動する男が高校時代、誰に見せるわけでもなくノート用紙にボールペンで描いていた恋愛漫画である。

作者の名前はマミヤ狂四郎。登場する団体や人物はすべて架空のものであり、フィクションであるが、どんな事件をテーマにしたのかは読者の判断にゆだねたい。なお、この物語は全10話まで続くが、すべて掲載するかどうかは未定である。

それでは『第1話:男の苦労』をお楽しみ頂きたい。セリフが横書きなので、左上が1コマ目だ。

↓ここからだ。

作者: マミヤ狂四郎Twitter


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【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第1話:男の苦労

【緊急特別連載】現役プロ漫画家が高校時代に描いたカルト教団ボーイズラブ漫画『ある男のブルース』第1話:男の苦労

時は1995年。日本で起きた未曾有の事件に、ひとりの “漫画家の卵” が心動かされていた。この漫画『ある男のブルース』は、現在ではプロの漫画家として活動する男が高校時代、誰に見せるわけでもなくノート用紙にボールペンで描いていた恋愛漫画である。

作者の名前はマミヤ狂四郎。登場する団体や人物はすべて架空のものであり、フィクションであるが、どんな事件をテーマにしたのかは読者の判断にゆだねたい。なお、この物語は全10話まで続くが、すべて掲載するかどうかは未定である。

それでは『第1話:男の苦労』をお楽しみ頂きたい。セリフが横書きなので、左上が1コマ目だ。

↓ここからだ。

作者: マミヤ狂四郎Twitter


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【通勤通学まんが】電車内のオナラ感動物語『ドンマイ急行』

【通勤通学まんが】電車内のオナラ感動物語『ドンマイ急行』

通勤通学に電車を使う人なら誰しもが感じたことのあることといえば、誰かしらが放ったと思われるオナラの香りである。一体誰が放屁したのか。満員電車ならば、爆心地周辺は地獄と化す。たとえ生理現象とは言えど、密集地帯で無音な放屁をするのはご法度である。

だが、音のあるオナラをするのも当然ながら推奨はできない。目立ってしまうし、とても恥ずかしい。さらにニオイ付きなら最悪である。しかしながら生理現象。もしも爆音的なオナラをしてしまった人が同じ車両にいたら、どのような反応をするのが正しいのだろうか。

その答えとなる漫画が存在する。漫画家マミヤ狂四郎氏が10年以上も前に執筆した電車内のオナラ感動物語『ドンマイ急行』http://wp.me/p25BsW-1591)をご覧いただければ一目瞭然だ。

舞台は通勤時間の小田急線。神奈川方面からの上り列車である。そこまでの満員電車ではないが、ひとりのサラリーマンが我慢の限界を突破して、爆裂的な放屁をしてしまったのだ。同じ車両に乗る男たちは、果たしてどのような対応をとるのだろうか。熱き男たちの友情物語である。

ちなみに作者のマミヤ氏によれば、この物語は「半分実話」であるという。マミヤ氏の面前で、思い切り放屁をしてしまった男性は、顔を真赤にし、力なく窓に「コツン……」と頭をもたれていたという。その時、マミヤ氏は何も言えなかったそうだ。だが、きっと今なら言える。ドンマイと。

漫画:マミヤ狂四郎


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【注意喚起】姿が似ているからってナメクジはカタツムリ(エスカルゴ)と同じような味がすると思っていたら大間違いだぞ

【注意喚起】姿が似ているからってナメクジはカタツムリ(エスカルゴ)と同じような味がすると思っていたら大間違いだぞ

ジメジメした場所でよく見かけるのがナメクジである。塩をかけると小さく縮んでしまうのがナメクジである。一方、同じくジメジメした場所にいるが、かわいらしい丸い殻を持った巻貝がカタツムリである。

そのまた一方、フランス語でカタツムリは「エスカルゴ」という。リンゴマイマイやアフリカマイマイなど、食用に適したカタツムリが使われているという。つまるところ、カタツムリは食べられる。では、ナメクジは?

ということで今回は、過去にナメクジを食べたことのある私が、ナメクジの味について解説してみたい。
 
・寄生虫がいるから生食は絶対にやめよう
まず、「カタツムリとナメクジって殻があるかないかの違いくらいでしょ? 味もカタツムリに似ているのでは」なんて思っている人がいたら、それは大きな間違いであると声を大にして宣言しておきたい。雲泥の差である。

カタツムリもナメクジも、体内に「広東住血線虫」という寄生虫がいることがある。過去には日本でもこの寄生虫による死亡例も確認されている。幼虫が脊髄から脳に侵入し、好酸球性髄膜脳炎を引き起こすのだという。よって、生食は絶対にNGだ。

もちろん私がナメクジを食べた時も、しっかりと熱湯で湯通しし、加熱処理を行った。熱湯の中にナメクジを入れると、どうなるのかも付記しておきたい。口から「ドピュッ!」と白い体液が出てくるのである。
 
・味と食感
茹で上がったナメクジは、少しだけ縮こまったように見えた。そしてパクリと食してみる。どのような味がするのかというと、ずばり、「チョー苦い」のである。なんというニガミ。渋い渋い感じであり、まさに「苦虫を噛み潰したような感じ」なのである。美味さはこれっぽっちも感じない。

ちなみに食感だが、「フニャ」や「ブンニュ」ではなく、「コリッ」である。イカの刺身のような感じである。いずれにしても、美味いものではないので絶対に食べないほうがよいだろう。
 
なお、その後に食したカタツムリだが、「土俵が違う」と言わんばかりの、超極上の味がした。カタツムリとナメクジの味は全然違う。そして、共に生食はNG。この2点は覚えておいて損はないだろう。

(写真、文=マミヤ狂四郎


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【懐古コラム】PCエンジンはイイニオイがした

【懐古コラム】PCエンジンはイイニオイがした

ファミコン、スーパーファミコン、メガドライブにPCエンジン……と、これまで様々なゲーム機が登場してきた。今ではもう遊ばないが、遠い過去には夢中になって遊んだという人も多いだろう。なかでもPCエンジンが大好きだったという人は、どうかこの記事を読んで欲しい。

あなたのPCエンジンは、どんなニオイがしただろうか。なんとなく、イイニオイがしなかっただろうか? 私の白PCエンジンからは、した。 知人からも「灰色PCエンジン(コアグラフィックス)からもイイニオイがした」との証言を得ている。あなたのPCエンジンは、どうだっただろうか?

その香りは今でも鮮明に覚えている。プラスチックからの香りなのか、それとも内部基盤からの香りなのかは分からない。ただただ、独特の香りがしたのである。本体からも、コントローラーからも。新車のクルマの車内のような、アルコールのない抗菌ウェットティッシュのような……。

とても優しい、清潔感のある、マシン的でもある、ホッとする香り。未来さえ感じさせる、一種独特な「PCエンジンの香り」なのだ。ファミコンもスーファミもメガドラも、こんな独特な香りはしなかった。あのニオイをもう一度、嗅ぎたい。

(文=マミヤ狂四郎
photo:Evan-Amos


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【伝説のラーメンを求めて】もはや説明するまでもない秋葉原ラーメン界の名店中の名店『青島食堂』のショウガ風味ラーメンにホロリと感動

【伝説のラーメンを求めて】もはや説明するまでもない秋葉原ラーメン界の名店中の名店『青島食堂』のショウガ風味ラーメンにホロリと感動

先日、かつて秋葉原駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』についてのコラムを書いた。一度食べたら忘れられないショウガ風味。ファンも多かったが、十数年前に惜しくも閉店。熱烈な支持者は今でもいすずの味を思い出し、「いすずみたいなラーメン」を追い求めている。

ネット上にはチラホラと「あのお店のラーメンがいすずっぽかった」という勇者からの情報が書き込まれているが、実際に食べてみないと分からない。果たして本当にいすず風なのかは、自分の舌で確かめるしかないのである。

そんななか、よく「いすずっぽい」と話題になるお店がある。しかも場所も秋葉原。お店の名前は『青島食堂』。あまりにも美味く、あまりにも名店。様々なラーメンランキングでも上位の常連だ。今回はそんな『青島食堂』に行ってみた。
 
・秋葉原に登場してから即ブッチギリの人気店に
新潟県長岡市にある人気ラーメン店『青島食堂』が東京・秋葉原に進出したのは2009年の7月。いわゆるメインの “アキバ” とは逆方面のエリアにあるが、秋葉原に登場してからソッコーで行列のできる人気店になった。味はもちろん、ショウガのきいた長岡系「生姜醤油ラーメン」である。

私がはじめて青島食堂に行ったのは2010年の春。その当時、ネットのラーメンランキングの東京・醤油系では3位か4位に位置してた。もちろんお店の外は行列だ。現在、同じサイトで調べてみると20位になっていたが、いまなお長蛇の行列ができている。
 
・秋葉原+カウンター+食券機+“食券見せ”に「いすず」の思い出がよみがえる
青島食堂でラーメンにたどり着くまでの流れはこう。秋葉原の路上に行列→入店→食券機で食券を買う→カウンター後ろのベンチで待機→その最中に店員さんが「食券見せてください」と聞いてくるから見せる→誰かが食べ終えたら行列先頭のお客さんがその席に座る→食券見せる→ラーメン出てくる……だ。

なぜわざわざ流れを書くのかというと、このなかに「いすず」を連想させるワードがいくつも含まれているからである。「行列」と「食券機」、そして「行列待機中に食券を見せるプレイ」である。さらに場所は秋葉原。お店もカウンターのみである。しかも出てくるのはショウガ風味の醤油ラーメン……。いすずの思い出がフラッシュバックしてくるのである。
 
・青島食堂のラーメンは「いすず」に近い?
席が空く。行列の先頭はこの私。その空いた席にドシリと座ると、まず出てくるのが氷の入ったお水である。キンキンに冷えており、実に美味い。そして間もなくホッカホカの青島ラーメンがカウンターに置かれる。価格は並で700円だ。具は、のり、ナルト、ほうれん草、ねぎ、メンマ、そして味の染みた超絶に美味いチャーシューである。

まずはズズッ……とスープを飲む。――ウム! 醤油+ショウガの良い風味だ。そして矢継ぎ早に麺を食べる! ジュバッ、ジュバッと一気に食べる。小さくほぐれてしまったチャーシューが麺に絡んでくる。一緒に食べる。ハムッ、ハムッ……。
 
――結論から書こう。青島食堂の「青島ラーメン」は、いすずの味ではない。もう何度も行っているので、そんなことは知っていたが、改めて食べても「いすずの味」ではないことを再確認。味として共通しているのは “しょうが風味” なだけである。

だがしかし、だがしかし……青島ラーメンは圧倒的に美味い。こう言っては元も子もないが、いすずより美味いといっても過言ではない。麺とスープと具のバランスが絶妙であり、ぐうの音も出ないほどに完璧なラーメンである。いすずの味は、この青島ラーメンの味を、もっとジャンクにした感じだ。
 
絶えることなくやってくるお客さんたち。カウンター後ろの待機席も満席であり、店の外にも行列ができているのが見える。青島ラーメンを食べ終えた私は「ごっそさん」と言って席を立ち、ティッシュでビッと鼻をかんだ。いすずではなかった。だが、とても満足だ。
 
■お店データ 『青島食堂 秋葉原店』
住所:東京都千代田区神田佐久間町3-20-1
営業時間:11:30~19:00(なくなり次第終了)
定休日:火曜日

(写真、文=マミヤ狂四郎


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【伝説のラーメンを求めて】超絶ストロングな “しょうが風味” に衝撃! 幡ヶ谷『我武者羅』の生姜醤油らぁ麺を食べたら新潟に行きたくなった

【伝説のラーメンを求めて】超絶ストロングな “しょうが風味” に衝撃! 幡ヶ谷『我武者羅』の生姜醤油らぁ麺を食べたら新潟に行きたくなった

先日、かつて秋葉原駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』についてのコラムを書いた。一度食べたら忘れられないショウガ風味。ファンも多かったが、十数年前に惜しくも閉店。熱烈な支持者は今でもいすずの味を思い出し、「いすずみたいなラーメン」を追い求めている。

ネット上にはチラホラと「あのお店のラーメンがいすずっぽかった」という勇者からの情報が書き込まれているが、実際に食べてみないと分からない。果たして本当にいすず風なのかは、自分の舌で確かめるしかないのである。

ということで今回行ってみたのは京王線・幡ヶ谷駅からスグの場所にある新潟風ラーメン店『長岡 生姜醤油 我武者羅(がむしゃら)』だ。「我武者羅の生姜ラーメンが近い」という情報があったからである。

・細かい心遣い
カウンター席のみだが、キレイな店内。水はセルフサービスで、店長以外のスタッフはみな女性。そのためか、目の前には髪の毛の長い女性のための「髪留め」が用意されている。そんな細かい心配りに好印象だ。

注文したのは「生姜醤油らぁ麺」。価格は680円。注文してからしばらく経ってから差し出されたラーメンは、てっぺんに生姜が乗っかっている、まさに「生姜らーめん」なのであった!

スープは、ほぼ黒。具は、ほうれん草にカイワレにノリにチャーシューにメンマである。まずはズズッ……とスープをいただく。のっけからダイレクトに伝わる「生姜」の風味! さらにトップに乗っかる生姜を崩してみると、より強烈にショウガの味が口の中に広がってくるーッ!!
 
――結論から書こう。我武者羅の「生姜醤油らぁ麺」は、いすずの味ではなかった。共通しているのは “しょうが風味” なだけである。
 
だがしかし、だがしかし……これはこれで美味い。病みつきになる魅力に満ち溢れている! いすずではない。だが、これはこれで美味い。生姜好きなら絶対にハマるタイプの味であるッ!!
 
なんでも、この「生姜醤油らぁ麺」というスタイルは、新潟・長岡ではポピュラーなスタイルであるという。生姜を食べたらポカポカと体が温まる。寒い地域である新潟ならではのスタイルだ。こんなラーメンがポピュラーなんて、新潟は一体どうなっているのか! 行ってみたいぞ新潟!

ちなみに『我武者羅』に行ったのはお昼どき。カウンターは常に満席。席があくのを待っている人もいた。生姜味のラーメンを食べ終えた私は「ごっそさん」と言って席を立つ。いすずではなかった。だが、とても満足だ。
 
■お店データ 『我武者羅』
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-1-5 弓ビル
営業時間:11:30~15:00 / 18:00~24:00(火~金)
定休日:なし

(写真、文=マミヤ狂四郎


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【コラム】秋葉原の駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』の味を求めて

【コラム】秋葉原の駅前にあった伝説のラーメン屋『ラーメンいすず』の味を求めて

熱烈なファンを集めるラーメン屋さんといえば『ラーメン二郎』が有名だ。ラーメン二郎を愛する人は「ジロリアン」とも呼ばれており、独自の注文方法や厳格なルールもあると聞く。なかなか初心者は近寄りがたい雰囲気であるが、一度でも二郎の世界に入ってしまえば、逆に居心地よいのであろう。

かつて秋葉原の駅前に『ラーメンいすず』というラーメン屋があった。メニューは「ラーメン並」と「ラーメン大盛り」の2種類のみで、席も厨房をL字型に囲んだカウンター席のみ。特に独自の注文方法や厳格なルールもなかったが、暗黙の了解的なルールが存在し、それが分かってくると心地よかった。
 
・行列のできる人気店
基本のルールは簡単である。食券を買って店主に見せる。席についてラーメンを食べる。以上である。だがしかし、『ラーメンいすず』は当時のアキバ戦士、ならびにアキバで働く人たちに愛される人気店であった。当然ながら行列ができる。この時にどう対応するかで、いすず初心者かどうかが分かるのだ。

お店のカウンター席はフル満席。全部で7~8席はあったと記憶している。対してお店のスタッフは基本ふたり。一人は主に皿洗いをし、もう一人は汗だくになりながら鍋の前でラーメンを作る、いわばお店の「大将」であり、いすずの流れを完全に制御する “指揮者” 的な役割をしている。
 
・大将「そちらは?」
食券を買って列に並んでいると、ふと大将がこちらを見てくる。「そちらは?」という言葉を発するときもある。何が「そちらは?」なのかというと、「並」か「大盛り」かを聞いているのである。この時、いすず通ならば食券をチラリと見せつつ「並!」、「大盛り!」などと大将に伝える。

それを確認した大将は、鍋の中に次々と麺を放り込む。まだお客さんはフル満席だが、「このお客さんはあと何分後に席を立つ」のかを計算しつつ、見切り発車的に麺を茹で始めるのである。大将の計算通りに、お客の誰かが食べ終わる。「ごっそさん!」と言いつつ席を立つ。

その空いた席に、行列の先頭にいる者は問答無用で着席する。「この席はいやだ」なんてワガママは、いすずの世界では通用しない。「恋人同士なので隣に座って食べたい」なんて考えも、いすずの暗黙ルールでは許されない。
 
・ぬるい水
席に座ると、0.1秒でお水が出てくる。濁ったコップに入った、ぬるいお水が出てくる。その時にぬるい水を入れているのではない。大将の補佐役が作り貯めておいた「コップの水」を大将がテーブルの上に置いてくれるのである。ぬるくなるのも当然だ。だが、そんなことはどうでもいい。

コップ水が出てきた2秒後には、出来立てホカホカのラーメンが出てくるのである。ジャストのタイミングで、着席と同時にラーメンが完成しているのである。たまに大将の時間計算が狂い、並んでいる最中に「あのラーメン、俺のだな……」とラーメン待機するときもあるが、基本的に大将の調理タイミングに狂いはなかった。
 
・いすずの味とは
いすずのラーメンの味をひとことで言うならば、「醤油&しょうが」である。濃い目の醤油味だが、しょうがの風味が強烈にパンチ。実はひそかにニンニクも入っていたという、元いすずスタッフの証言もあるが、スープから確かに感じるショウガの風味がいすずラーメンの特徴だ。

しょうがを使ったラーメンといえば、新潟ラーメンが思い出されるが、それとはまた違うショウガ味。「東京風しょうが味」と例えるのは雑(ざつ)であろうか。だが、いすずでしか食べたことのない、たとえようのない独特の味であったのだ。
 
・具もシンプル
具はチャーシューとメンマとネギのみ。チャーシューは超薄切りだが、スープとからむと奇跡的に美味い。また、麺も麺で濃い目のスープがよくからむ。実にシンプルなのに見事な融合。麺、スープ、ネギ、メンマにチャーシュー、すべてマッチしているのである。
 
「思い出補正」などでは決してない。たしかにいすずのラーメンは激ウマだった。
 
無我夢中でラーメンを食べる。その最中も、大将は次々と見切り発車でラーメンを作る。誰かが去る。誰かが来る。すぐにラーメンを出して……と、荒ぶる牛を次々とさばく闘牛士のごとく、1秒も無駄にしないウルトラいすず大回転状態が続くのだ。

ラーメンを食べ終えたら長居は無用。なぜなら次なるお客が待っているからである。その人のためのラーメンが、まもなく出来上がろうとしているからである。「ごっそさん」と言って席を立つ。この一連の流れが、実に心地よかったのだ。
 
・いすずのラーメンは、もう二度と食べられない
だが、残念ながらいすずのラーメンは、もう二度と食べられない。秋葉原再開発のために、2000年ごろに閉店したのである。その後、別の街に移転したが長く営業はしていなかったという。また、「いすずの味」を継承するお店も登場したが、それも長くは続かなかった。

いすずが消えてから10年以上は経過するが、今でもネット上には「●●のラーメンがいすずっぽかった」と、いすずの味を思い出す言葉が書き込まれていることがある。いすずの味は、もう二度と食べられない。だが、それに近い味はあるかもしれない。

ほんの一瞬でも「いすず」を思い出させてくれるだけでいい。さらに、「よくよく味わったらいすずの味とは違ったけど、これはこれで美味かった」なんてラーメンならば一石二鳥だ。そんなラーメンを求め、今日も私は「いすず風味」とウワサされるお店を確かめに行くのであった。

(写真、文=マミヤ狂四郎


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