家賃25000円のボロアパートに住んでいたころ、電気代も水道代もガス代も払えず、大家さんに光熱費を助けてもらいながら生きていた時代。どんなに貧乏で家賃すら払えなくても、人は食べなくては生きていけない。とにかく何か食べないといけない。
小麦粉を水と混ぜて団子にして茹でて食べることもあったが、1000円以上の収入があったときはいつも冷凍食品の『ホルモン鍋』(ナガラ食品)を買っていた。薄いアルミの鍋にホルモンとネギが盛り付けされている冷凍食品だ。どうしてコレを買っていたのか?
『ホルモン鍋』の価格は298円と格安なうえに、1食分を6回に分けて食べることができたからだ。しかし最大の理由は「ナガラ食品の『ホルモン鍋』ほどご飯に合うオカズはない」と断言していいほど、ご飯にマッチしてタマラナイ至福の時間を堪能できるからである。
・オレ流ナガラ食品の『ホルモン鍋』の食べ方
1回目 ホルモンを1/4食べる(夜飯)
2回目 汁を1/2ご飯にかけて食べる(朝飯)
3回目 ホルモンを1/4食べる(昼飯)
4回目 汁を1/2ご飯にかけて食べる(夜飯)
5回目 ホルモンを1/4食べる(朝飯)
6回目 ホルモンを1/4食べる(昼飯)
汁を1/4ずつ食べないのは、思ったよりも汁の量が少ないから。ホルモンはたっぷりと量があるし、少量でも味が濃いので1/4ずつ食べても満足できるのである。筆者は最近、この『ホルモン鍋』をローソンで見つけてしまったのだ。まさかローソンで『ホルモン鍋』と再会するとは思わなかった。
現在、ナガラ食品の『ホルモン鍋』はローソンだけで売られているとインターネット上に書かれていた。貧乏当時、筆者がローソンで買っていたかスーパーで買っていたか思い出せない。どっちだったかなあ……。もともとローソン限定商品なのか!?
思い返せば、家賃をちゃんと払える収入を得られるようになってから、ナガラ食品の『ホルモン鍋』をまったく食べていなかったことに気がついた。こんなにも美味しい『ホルモン鍋』をどうして忘れていたのだろうか? あまりにも感動して大人買いしてしまったが、1/4ずつ食べていくとしよう。
超貧乏だった当時と違うのは、テーブルにビールも一緒にあることくらいか。当時の自分からすれば、それでも大きな進歩かもしれない。
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 【グルメ】貧乏時代にお世話になった冷凍食品がローソンで売られてて本気で涙が出そうになった / ホルモン鍋(ナガラ食品)
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