【ブチギレ】かつやの新商品『牛生姜焼きカレー』を取り巻く状況に感じた激しい怒りについて

俺たちの「かつや」が新商品を発売する──。“かつや者” にとってそれは祭りに他ならない。もはや「かつや」フェスである。なのに……まさかこんなにも激しい怒りを感じることになるとは自分でも思わなかった。私(あひるねこ)、ブチギレています。

本日2020年9月11日より期間限定で販売が始まった『牛生姜焼きカレー(税抜590円)』は、「かつや」史上初となるカツなしの商品だそうだ。「かつや」自ら “あえてカツなし” と大々的に宣伝し、多くのメディアがそれに乗っかる形で「カツなし!」「あえてカツなし!」と騒ぎ立てている。

しかし、私はこの状況については断固NOの姿勢を貫きたいと思う。あのなぁ……ふざけてんじゃねーよ。お前ら、牛生姜焼きさんの気持ち考えたことあんのかよ?

・かつやの新商品

毎度毎度、珍妙なのにしっかりウマい新商品を発表して我々を楽しませてくれる「かつや」。今回は定番メニューのカレーを “あえてカツなし” にすることで、「かつや」らしいエッジの効いた一品に仕上げることに成功している。さすがのコンセプトだ。

しかし私はこう思う。みんな、“あえてカツなし” の方に目を奪われすぎていやしないか? もう一度よく見ろ。『牛生姜焼きカレー』だぞ? 生姜焼きとカレーの組み合わせってだけでもけっこうパンチ効いてんのに、その生姜焼きは牛だぞ? 牛なんだぞ? もっとそこに触れてやれよ!

・不遇

生姜焼きと言ったら一般的には豚である。ネットで検索すると牛を使うこともあるにはあるようだが、かなり珍しいケースと言えるだろう。

にもかかわらず、メディアを含む世間の牛に対する圧倒的なまでの塩反応。みんな “あえてカツなし” ばっか。せっかくハロウィンで気合いを入れて仮装してきたのに、誰にも何も言われないので一人で帰った牛さんの気持ちを考えろと言いたい。お前らの血は何色だ?

・初体験

私自身、牛の生姜焼きは初めてなので、まずはカレーにつけず生姜焼き単体で食べてみることにした。すると……うお! 味付けはいつもの生姜焼きだけど、肉がとても甘く感じられるぞ。これはきっと牛の脂の旨みによるものだろう。生姜醤油によって、肉の味が豚以上に鮮烈に口の中に広がる。牛生姜焼き、ウマいじゃないか……!

正直これならカレーに頼らずとも、牛生姜焼きの力のみで新メニューとして戦えたんじゃないかと思うし、カレーと一緒に食べても味で負けることは決してなかったのだが、どうしてもカレーのバーター出演みたいな感じになってしまっているのが気の毒と言えば気の毒である。しかし、生姜焼きの受難はまだ続く。

散々 “あえてカツなし” と謳っておきながら、なんと「かつや」は『チキンカツのせ牛生姜焼きカレー(税抜690円)』なる別バージョンの商品もしっかり用意していたのだ。ええええええええ!? いや、もはやチキンカツが主役みたいになってるじゃねーか! “やっぱりカツあり” じゃないよ!! 牛生姜焼きの心もてあそぶやん!

・もっと牛を見ろ

発表前はきっと「今回は僕が主役だ……」とドキドキしていただろう牛生姜焼き。その気持ちを考えるたび、私は今回の『牛生姜焼きカレー』を取り巻く状況に深い怒りを感じずにはいられない。カツなし? カツあり? やかましいわ。みんな、牛生姜焼きさんの心ともっと向き合え。単体でもウマいんだぞ……!

参考リンク:かつや
Report:かつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.

★「かつや」関連の記事はこちら → シリーズ「かつや激闘集」



ゴーゴーカレーのまぜめんだと…!! うどんに混ぜるだけで出来上がる「まぜめんの素」がゴーゴーらしさを残しつつウマさも継承

ゴーゴーカレー♪ ゴーゴーカレー♪ Ah〜元気をあ〜げ〜るぅ〜♪ の歌でおなじみ金沢カレーの「ゴーゴーカレー」。歌だけでなく味も中毒性があって、ふとした時につい「ゴーゴー」しちゃいたくなる人は少なくないだろう。

今の時代、レトルトも充実していて自宅でゴーゴーカレーを楽しめるが、どうやらまぜめんでもゴーゴーできるらしい。こういうのも、フラッとドン・キホーテに行ったら「ゴーゴーカレー監修 カレーまぜめんの素」なんて見慣れない商品を発見したのだ! ゴ……ゴーゴーカレーのまぜめんだと……!!

・冬に発売

「ゴーゴーカレー監修 カレーまぜめんの素」は寿がきや から販売されていてゴーゴーカレー監修の商品だ。さらに調べてみたところ、どうやら2020年2月から売られているらしい。あまり見かけないことを考えると、どうしてもカレーの波に押されて商品棚のスペースがない……のかもしれない。

それはおいといて、値段は税抜198円(標準小売価格は220円)で中には1人前2袋(1回分使い切り)が入っていた。麺などを揃える必要があるものの、単品だとレトルトのゴーゴーカレーよりも安く買うことができる。

ちなみに食べ方は超簡単でうどんと混ぜ合わせるだけ。あとは好みに応じて、千切りキャベツやゆで玉子、トンカツなどを添えてアレンジするといいとのことだが、ゴーゴーカレーだけに千切りキャベツはマストだろう。それでは実食!

・ゴーゴースタイルで実食

封を切ると、そこはかとなく海外のカレーのような香りが漂ってきた。あれっ、ゴーゴーカレーってこんな感じだったかなと思うような、ちょっと意外な方面から攻めてきたような気もしたが、とりあえず盛り付けてみる。すると……!!

そこはかとなくゴーゴーイズムを感じる見た目になった! しかし、ゴールはここじゃない。やはり千切りキャベツにマヨをぶち込んでこそゴーゴーカレーだろう。ということで気持ち多めにマヨ投入!!

すると……

これぞ……

ゴーゴーカレー的な見た目に!

今回、イチから作ることなく冷食など、ほぼ出来上がっているものを使用したが、かかった時間は全部で10分ほど。これならば1人暮らしの人でも簡単に作れる上に、ゴーゴーカレーらしさも味わえるワンランク上の食事となりそうだ。あとはウマいかどうか!

・再現度は?

ゴーゴーカレーの特徴といえば、なんといっても濃厚でドロッとした黒いルウ。そしてなんでもまぜめんの素は金沢カレーの特徴である濃厚なルウをイメージし、煮込んだ野菜の甘さとウスターソースを合わせているそうだが……

まぜめんの素は最初こそドロッとしているも、混ぜてしまえばトロリとした感じ。黒い見た目こそゴーゴーカレーらしいが、あくまでまぜめん仕様なのかもしれない。とはいえ、ほんのりゴーゴーカレーの味がするあたりヒジョーによい。辛さは控えめで誰にでも食べやすいように作られていた。

特に良かったのはまぜめんとマヨネーズとの境界線で、ちょっとしたギルティさを感じるあたりはゴーゴーカレーそのもの。キャベツと同時にガッツいて食べるスタイルの人は、ゴーゴーイズムがきっちり継承されていると思うのではないだろうか。

なお、まぜめんの素はうどんだけでなく、素麺、中華麺、パスタなどでもOKらしい。素麺はあまり想像できないが、他の麺でも確かに合いそうな気はする。ゴーゴーカレーの麺を食べたかった人は一度試してみてはいかがだろう。

参考リンク:寿がきや「ゴーゴーカレー監修 カレーまぜめんの素」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.



餃子に合うカレーだと…! 道産子が激推しする「ぎょうざの宝永」の特製カレーを餃子にぶっかけて食べてみた

カレーライスをはじめ、カレーパンにカレーうどん、さらには納豆といろんなものにカレーは適応してしまう。基本的には外すことがない食べものではあるが、何やら餃子にだって合うらしい。

まぁ具材がカレー味のものは普通にあるし……と思ってしまうところだが、まさかまさかのそのまさか! フタを開けてみたら餃子にカレーをぶっかけていくスタイルのものだったのだ!! しょ、正気か!?

・道産子が激推しする宝永

餃子に合うカレーを販売しているのは、道産子が激推しする『ぎょうざの宝永』だ。北海道で知らない人はいないという宝永。餃子にチーズをぶち込んでも昇華させてしまう宝永。そんな宝永が餃子に合うカレーを出しているとなれば答えは1つ。食べてみるしかあるまい!

ということで、北海道の商品を取り扱う「北海道フーディスト」で宝永特製キーマカレー(税抜400円)、そして音更餃子(税抜1000円)を購入。実際に作ってみることにした。

・安定の味

餃子自体は冷凍らしくサササッと作れる。

手順通りに進めていけば、ほい完成。

出来上がりは皮厚めでこれぞ宝永といった感じで食べてみても安定の味と言おうか、的を外さないところは相変わらずだ。そりゃ道産子も推すわな〜と思うところだが、今回はカレーをぶっかけるということを忘れてはいけない。

・餃子+カレー=?

ここであらかじめ湯煎しておいたカレーを餃子にぶっかけていく。カレーのパッケージには「挽肉と香辛料を炒め、無加水調理で野菜の旨みを閉じ込めた本格業務使用のカレーです」とあるが、はたしてその実力は。白米も用意したい気持ちをグッとこらえ、ここはあえて餃子とカレーのみで食べていこう。

恐る恐るカレーをぶっかけてみると……

こ、これホントにウマいのか……?

正直ウマそうじゃない出来栄えだけに不安が募る。ただ、人を見た目で判断しちゃいけないように、料理もまた見た目じゃ分からない。腹をくくって思い切りガブリといってみたら……

これは……

ウマい!!!!

正直なところ、餃子+カレーは禁断の味というかマイナスに振り切ることさえ予想していた。しかし、宝永が自信を持って「合う」と言っているだけあって確かな味と言おうか。餃子の中からジュワリと出てくる肉汁とニンニクの旨味をそっとキーマカレーが包み込む……カレーが見事に餃子の味を引き立てていた。

それはまるで「人」の文字のごとく、バランスを保つことに成功していると言っていい。カレーのウマさは当然として宝永の餃子だからこそできた芸当かもしれないが、それにしてもお見事!

・餃子好きに食べてもらった

しかしながら、私1人の判断でウマいと断定するにはちと早い。そこで、過去に餃子100日生活をしたこともある編集長のGO羽鳥に食べてもらった。

「ええぇ〜何コレ! こんなのあるの??」と見た目に不安を隠せていない羽鳥だが、口に入れてみると……

羽鳥「……ウマい! 合ってるよ合ってる。ぜんぜん違和感ないよ。めちゃんこ違和感ないね。めちゃめちゃいいじゃん、コレ。他にご飯が欲しいとも思わないし。これは星5つでしょ、厳しめに言ったとしても4.5だね。

特にマイナス点が見当たらない。まずカレーが美味しいし、カレーパンに入っているような味でホントに美味しいよ。それにしても、餃子に合うカレーなんてあったのか(笑)いやぁ、ごちそうさまでした!」

──とスルスル褒めの言葉が出てくるくらいご満悦でペロリと完食。また、他のメンバーにも食べてもらうも同じく好評だったため、かなりクオリティーが高いと思われる。ちなみに宝永のHPによると、北海道ではカレーに餃子をトッピングするらしい。どうやら米と合わせてもイケるみたいなので気になる人はお試しあれ〜!

参考リンク:ぎょうざの宝永
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.



水族館の本気!? オオグソクムシ入り「辛海カレー」が意外と美味しい / サンシャイン水族館

水族館へ会いに行ける生き物たちの中でも、かなりの人気を誇るオオグソクムシ。見た目の可愛さや生態に関して謎の多いミステリアスさに、老若男女問わずメロメロになってしまう。

そんな魅惑のオオグソクムシは実は食べることもでき、過去にロケニューでもオオグソクムシの丸揚げお煎餅を紹介してきた。そして今度は、なんとオオグソクムシ入りのレトルトカレーを発見したよ! どんな味がするのか、さっそくご紹介したい。

・カレーとしての完成度が高い

オオグソクムシが入ったレトルトカレーは、サンシャイン水族館のオリジナル商品「辛海カレー(税込594円)」として売られていた。水族館内で可愛いオオグソクムシの姿を堪能した後、舌でもオオグソクムシを堪能することができるのだ。

パッケージには「オオグソクムシ入り」と書かれてあり、丸々としたオオグソクムシの写真が印刷されている。一瞬「具材として入っているのかな?」と勘違いしそうになるが、よくよくパッケージを確認してみると、どうやらオオグソクムシは粉末状で入っているらしい。

オオグソクムシを飼育し食べた知人によると、めちゃくちゃ生臭い海老のようだったそう。「辛海カレー」はパッケージによるとスパイシーなタイカレー風味とのことなので、臭いはある程度緩和されているだろうが……一体どんな味なのだろうか。レトルトパウチを沸騰したお湯で5分ほど温めると……

カレーが完成。見た目はめちゃくちゃ普通だ〜!

カレーの中に粉末状のものが確認できるものの、スパイスなのかオオグソクムシなのかは区別がつかない。そして、話に聞いていたような生臭さは一切なく、スパイシーで美味しそうな匂いが漂ってくる。

食欲を増すような匂いに誘われて食べてみると、これは……美味しい! スパイシーなだけでなく、ほんのりと甘みを感じる。おまけに、海老の風味のような香ばしいダシが効いており、濃厚なコクが生まれている。具材が入っていないのが惜しいが、レトルトカレーとしては文句のない美味しさだ。

あれ……? 海老、入ってたっけな。慌てて原材料を確認してみると、海老の名はない。それどころか、甲殻類の名を確認できないのだ──オオグソクムシを除いて。つまり、カレーに濃厚なコクを加えているダシは……オオグソクムシから出ていたということか……!?

とはいえ原材料に海老入りスープ・トムヤムクンを彷彿とさせる「トムヤムペースト」が含まれていたため、このペーストに海老が入っていた可能性は十分に考えられる。しかしせっかくなので、オオグソクムシがカレーを美味しくしてくれたと思っておこう。ありがとう、オオグソクムシ!

・水族館グルメ

水族館で可愛い生き物たちを眺めながら、美味しそうだな〜と思う方は意外と多いだろう。オオグソクムシが好きな方にはもちろん、水族館でお腹が空いてしまう方にもオススメだ。

1日中水族館で遊んだあとは、思い出とともにカレーを持ち帰って楽しむのも良いかもしれない。

参照元:サンシャイン水族館公式HP
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.



松屋のカレーシリーズには〇〇カレーが無い → 解決してみた結果

松屋のカレーは美味い。この点に関して異論はほとんど出ないだろう。カレー専門店ではないかというレベルで仕上がっている。基本的にはオリジナルカレーのみだが、時折「ごろチキ」なり「バタチキ」なり、違うフレーバーが出るため、バリエーションも充実している感がある。

一見するとパーフェクトな松屋のカレー。しかし、1つだけ重大な問題を抱えている。もう長いこと解決されないままの重大な問題だ。それは……

・王の不在

カツカレーが無い

トンカツとカレーという、単体でも強すぎる存在同士が合体することで生まれる、圧倒的戦闘力を持つカレー界の王。それが、松屋のカレーシリーズには無いのだ。

なぜだ松屋。同じ松屋フーズのトンカツ専門店「松のや」ではカツカレーを提供しているし、カレー専門店の「マイカリー食堂」にもカツカレーがある。それならば、松屋にカツカレーがあっても良さそうなもの。まあ、きっと何か事情があるのだろう。

ちなみに、「松のや」のカツカレーは普通に美味い。しかし、松屋のカレーとは全く別物だ。そして、食べたいのは松屋のカレーを使用したカツカレー。「松のや」のカレーでは、松屋のカレーを求める気持ちは満たされない。

・DIY

どうしたものか……せや! 「松のや」のカツカレーのカレーを、松屋のカレーと入れ替えたらいいやんけ!! ということで、「松のや」でカツカレーを、松屋ではカレー単品をテイクアウト。

「松のや」のテイクアウト用の容器に全てブチ込む予定だったが、微妙に溢れそうな気配を察知。予定を変更し、別に用意した皿に全てを投入して完成。

松屋のカレーと「松のや」のトンカツを使用した、松屋(グループ)のカツカレーがここに爆誕。味も、まさに思い描いていた通りの理想のカツカレーだ。松屋のカレーをそのまま使っているので当然と言えば当然かもしれないが。

余っている松のやのカレーもちゃんと食べたが、やはり松屋のカレーとは完全に別モノ。辛さだけは松のやの方が上回っている気がするが、深みやコク的なものは松屋のカレーの方が圧倒的な感じがある。

どちらも美味いが、はっきり言って松屋のカレーの方が美味い。トンカツとの相性をふまえても、松屋のカレーの高すぎるポテンシャルの前では、「松のや」のカレーの美味さは霞んでしまう。

・テイクアウトの限界

トンカツにカレーを浸して食べれば、複雑で奥深い松屋のカレーのスパイシー感によって、トンカツの肉の甘さがいつもより上品に感じられる。そこにガツンと来る、お馴染みのガチめな辛さ。

完全に願望は満たされ、これにてハッピーエンド……といきたいところだが……悲しいかな、美味いからこそ残念な点も目立ってしまう

「松のや」のトンカツから、テイクアウトゆえの時間経過で、出来立てのトンカツ特有のサクサクでジュワっとした感じが失われているのだ。温度的な問題ならレンチンでどうにでもなるが、レンチンでは出来立ての美味さには戻らない。

テイクアウトの限界である。それなりに願望が満たされたと思いきや、サクサクでジュワジュワでアツアツな出来立てのトンカツを、松屋のカレーに浸して食いたいという新たな願望にさいなまれる結果に。

ああ、松屋でトンカツを出すか、松のやで松屋のカレーを出してくれないかなぁ。ちなみに、レトルトではオフィシャルに存在するもよう。

参照元:楽天マイカリー食堂松屋松のや
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



【若さ】老年の悲哀! 老いるということ… 四コマサボタージュ第330回「激辛カレーに見るおじいちゃんと孫の違い」

辛い物を食べると必ずお腹の調子が悪くなるんだよね……。もうやめておこう、もうやめておこうとその時は深く反省するんだけど、しばらくするとまた食べちゃうんだよね……。人間ってこういう生き物だから戦争はなくならないと思うんだ。

漫画:ザックKT-4

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【まさか】極真会館監修「一撃カレー」(辛口)を食べてみた!

「食のコラボレーション」とは、分野の違う食品メーカー同士で行われる協業。私(佐藤)は勝手にそう決めつけていたが、どうやらそれは違ったらしい。発見してしまったんだよ、すごいコラボを。それは、格闘技と総合ディスカウントスーパーの食のコラボ商品だ!!

なんと、空手の「極真会館」が監修したレトルト商品が存在したんだよ。極真がコラボしたのは、ドン・キホーテだ。その名も「一撃カレー」(税別298円)である! 極真が食の監修するってマジかよッ! 辛口の一撃って、絶対辛いに決まってるだろッ!! とにかく食ってみるしかない……。

・極真会館とドンキがコラボ

極真会館とは空手家の大山倍達(ますたつ)が設立した武道団体のことである。その歴史は古く、空手を経験した人なら誰でもその名前を知っているのは無論、格闘技ファンの間でも有名な団体のひとつである。さて私はつい最近、このカレーををドンキで発見した訳だが、その発売時期はさかのぼること約1年前。2019年9月には店頭に並んでいたそうだ。

格闘技の情報サイト「イーファイト」によると、当時MEGAドン・キホーテでファミリー層が増加傾向にあることを受け、子どもの健康増進に役立つ商品を開発するために、子どもの生徒が多い極真会館に協力を得て、開発に至ったそうだ。

なるほど! 私はてっきり、食べた人に「正拳突き」を受けたような衝撃を与える目的で、極真会館に監修をお願いしたと思っていたらそうではなかった。しかし油断はできない。辛口だからな……

・通常のレトルトカレーと同じ作り方

作り方はカンタン。湯せんで3~5分温める。もしくは、器に移し替えて500ワットの電子レンジで1分30秒温めるとのこと。今回は湯せんで温めることにした。

ご飯が炊きあがったタイミングでお湯から取り出し、ご飯の上に静かにカレールウを注ぎ入れる。

ヨシ、すべての準備が整った、あとは食うだけだ。押忍! よろしくお願いします!!

・一撃じゃなかった!

見た目は意外と普通。辛いカレーは食べる前にニオイでそれがわかるものだ。鼻の奥の方に刺さるような刺激臭がするはずだが、それを感じない。どこにでもありそうな、一般的なレトルトカレーといった感じ。

もしかして名前だけ強烈なんじゃないの? なんだ警戒して損した。こんなのペロリだ。

がしかし! 口に含んだその瞬間に舌先に辛味の撃ッ! ご飯と一緒に噛めば噛むほど、その度に撃ッ!! 一撃で終わんねぇえええええええ!

完全に舐めてかかった私がいけない。そもそも辛いのはそんなに得意じゃない。それが辛口と知りながら食うからこんなことになるんだ。とにかく、汗だくになりながらひと口、またひと口と食べ進めて、ようやく完食した。

食べたあとに肌を触れる風が爽やかに感じる。あとを引かない辛さも、このカレーの特徴の1つだ。食べ終わってなんだかすごくスッキリしている。まるで稽古のあとのよう。そういえば、小学生の頃、空手習ってたっけなあ。極真会館だったんだよ、「形」しかやってなかったけど。まさかこんな風に、再び極真会館に触れる機会が来るとは。人生ってわかんねえもんだな。大変勉強になりました、押忍!

参照元:イーファイト
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



「クイーンズ伊勢丹」のレトルトカレー3種がしっかりお店の味でウマい! 特にキーマカレーがウマい!! 贅沢ウマい!

都内を中心に展開する食品専門の高級スーパー「クイーンズ伊勢丹」。普段「オーケー」を主戦場にしている身からすると、あのスーパーは時給3万くらいないと足を踏み入れてはいけないような気がしてしまうのだが、先日あまりに暑かったため涼む目的でつい入ってしまった。

「クイーンズ伊勢丹」はレトルトカレーがやたら充実しており、普通のスーパーでは見かけない高価なご当地商品もたっぷり用意されている。そんな中、個人的に特に気になったのが「クイーンズ伊勢丹」が独自に手掛けるオリジナルカレーだ。まだ食べていないため矛盾をはらんだ言い方になってしまうが、これは、たぶん絶対ウマい。

・高級レトルトカレー3種

レトルトカレーコーナーで大々的に展開&プッシュされていた「クイーンズ伊勢丹」のオリジナルカレー。今回購入したのは『11種類のスパイスと国産鶏のスパイシーカレー』

『トマトとカシューナッツのコク深いバターチキンカレー』

『クミンはじけるキーマカレー』の3種だ。

値段はそれぞれ税抜348円と まごうことなく貴族価格だが、お店で食べることを考えるならむしろ安いと言える。ちなみに『国産鶏とさつまいものグリーンカレー』っていう商品もあったんだけど、グリーンカレーがあまり好きじゃないのでパスさせていただいた。すまぬ。

・実食その1

さあ、まずは『11種類のスパイスと国産鶏のスパイシーカレー』から食べてみたい。パッケージからしてシャレオツな上に、3種類のカレーはすべて国産鶏を使用&化学調味料不使用という安心安全ぶりだ。さすがクイーン。女王陛下。

湯せんしてライスにかけた時点でスパイシーな香りがワッと漂ってくるが、いざ食べてみると唐辛子やマスタードシードなど、様々なスパイスがルーの中で混然一体となっているのがよく分かる。玉ねぎやチャツネも合わせているらしく、まるでお店のインドカレーのような多層的な味わいだ。

個人的にはもう少し酸味があってもいいような気がしたが、3種類の中でもっともレトルト感がないのはこれだろう。オシャレなカフェで1000円くらいで出しても、たぶん誰も気付かないんじゃないか。

・実食その2

続く『トマトとカシューナッツのコク深いバターチキンカレー』は、先ほどと一転してまず最初にカレーらしからぬ甘みがグオ~ンと押し寄せてくる。野菜、特に原材料にあるトマトビューレによるものだろうか。加えてカシューナッツペーストやバターによって、優しくまろやかなテイストに仕上がっている。

ただ、その甘さゆえに人を選ぶ味でもあるかな。ライスにかけるというよりは、ナンか、もしくはカレー単体で食べた方がウマい気がする。食べるスープ的な。ドロリと濃厚なのにどこかサッパリとした、上品な味わいが印象的だった。

・実食その3

そして最後に登場する『クミンはじけるキーマカレー』。先に言ってしまうと、今回の優勝はこのキーマである。これはマジでウマい。まあキーマカレーってどこで食べても大きなハズレはないけど、最近行った口コミの評価が高いインド料理屋よりも確実にウマかったぞ。

口に入れるとまず、商品名の通りクミンの香りがいっぱいにはじける。そして何より食感が素晴らしい。もも肉とむね肉という2種類の部位を使っているからか、一口の中で異なる食感が同時に楽しめるのだ。肉がそぼろみたいにポロポロしていなく、ギュッと噛みしめるような感じなのも良い。シンプルにウマい。

最初の『スパイシーカレー』と比べるとピリッとした刺激は皆無だが、実は後からじんわりスパイスの辛さが効いてくるぞ。3種類の中でもっとも地味かつフツーな佇まいながら、全体的なレベルの高さではピカイチと言えよう。迷ったらキーマを買うべし!

・たまのプチ贅沢に

聖地「オーケー」でたまに買う激安レトルトの軽く4倍はする貴族的代物だが、特にキーマカレーは下手な店で食べるよりもウマいので、ちょっとしたプチ贅沢気分を味わうにはちょうどいいと思われる。「クイーンズ伊勢丹」に立ち寄った際には(その時点で貴族だが)、ぜひチェックしてみて欲しい。

参考リンク:クイーンズ伊勢丹
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【コスパ最高】ローソンストア100の新バカ商品『大きなナン』が本当にバカデカイから今すぐ買え! カレーとセットでも216円だぞ!!

なんでも100円の「ローソンストア100」から2020年8月5日、新たな商品が発売された。その名も『大きなナン(税込108円)』。ちびまる子の山田的なニュアンスを内包した何ともおバカな商品名である。たった5文字の中で “な” と “ナ” が連続しているあたり、実に最高ではないか。

しかし、そのIQ低めなネーミングに決してダマされてはいけない。この『大きなナン』、ナンと本当に大きいのだ。とても108円とは思えないほどのバカデカ仕様となっているため、カレー好きは特に必見だじょ~!

・注目の新商品

近所の「ローソンストア100」のパンコーナーに陳列されていた『大きなナン』。他の商品と比べて明らかにサイズが一回りも二回りも大きく、やたら目立っていたので手に取ってみたところ……

これが思っていた以上に大きい。

・名に偽りなし

うむ……残念ながら他に言葉が見当たらない。たしかに『大きなナン』である。同時に『国産野菜入りのカレーナン』というカレーが入った惣菜パン系のナンも発売されていたのだが、こちらは言葉通り逃げも隠れもしない裸(ら)のナン。まさに徒手空拳ナンだ。

さすがにインドカレー屋のナンほど大きくはないものの、成人男性の手を遥かに上回るビッグハンドっぷりは100円のそれではないだろう。すごいぞ! デカいぞ!! 『大きなナン』!

・焼くべし

さっそくガブっといこうとしたら、オーブントースター(1000W)で約2分トーストするとさらにウマいと書いてあったので試してみると、こんがり焼き目がついて、さらにお店のナンっぽい雰囲気に。いいぞいいぞ、カレー屋でたまに流れている謎のインド歌謡が聞こえてきた。

一緒に買った『キーマカレー』を温めれば……

216円のカレー&ナンセットが完成!

・破格

やっす! もうこれでいいだろ!! 食べる前からすでに激コスパを確信しつつ、熱々のナンをちぎって口に放ってみると、外はカリッ、中はもちっとした食感でグッドだ。正解! もうこれでいいだろ!! プレーンな味なので汎用性も高い。

まあ、お店のナンと比べるとちょっとパンっぽい気もしなくはないんだけど、108円という価格を考えるならノープロブレムナン。カレーとの相性の良さは言うまでもないだろう。あらかじめ2枚買っておいて、「ナンノオカワリイル?」と一人カレー屋ごっこをするのもまたオツではないか。

・カレーのお供に

コスパに優れた商品が多い「ローソンストア100」の中でも、この『大きなナン』はかなり当たりの部類に入ると思われる。ナンを家で安く手軽に食べられるのってけっこう嬉しいので、やや頭の悪い商品名にはダマされず、今すぐゲットすることをオススメするじょ~!

参考リンク:ローソンストア100
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【テイクアウト】びっくりドンキーがしれっと「カリー」の持ち帰りをスタート! 利用してみたところ → とくに容器がいい…

びっくりドンキーって、どのへんが “びっくり” なんだろうなあ……。そう思っていたのだが、このたびなんともびっくりさせられることがあったので、この場を借りて報告したい。

同店がテイクアウトを実施していることは、以前にお伝えした通り。2020年8月5日からは「カリーソース」の持ち帰りもスタートしている。さっそく記者も注文してみたところ、びっくり。味はモチロン、容器が特に良かったのだ。

・鉄壁のガード力を見せつける容器

このカリーソースは、びっくりドンキーのグランドメニュー “カリーバーグディッシュ” にも使用されているものだ。美味しいよね、アレ。なんでも約30種類のスパイスと牛挽肉、隠し味にたまねぎソテーと赤ワインなどを使ってハンバーグと合うように作られているらしいぞ。

そんなカリーソースを税込216円で持ち帰られるとあらば、注文しない手はない。あらかじめ電話をして頼み、そそくさと車を走らせた記者。徒歩圏内に店がないからな。そんなこんなで受け取り、家に帰って食べようと歌でもルンルン歌いながらこれまた車を走らせる。

そんな時である。前を走っていた車が急ブレーキを踏むではないか。「およよ……」と記者もブレーキを踏んだその時、カレーが袋を飛び出しコロコロと転がってしまったのだ。えらいこっちゃ、きょうのご飯がなくなるどころか車にカレー臭が染みついてしまう。

ブワッと嫌な汗をかいたものの、よくよく見ると当のカレーは素知らぬ顔で無事のご様子。蓋がきっちり閉まっているどころか、漏れ出す雰囲気もない。容器の鉄壁のガードに “びっくり” したことは、言うまでもないだろう。

・ちょうどよい量

そんなこんなで、安心安全な容器に守られ帰宅。まだ温かかったので、そのままいただくことにする。車のブレーキを踏んだ衝撃で、あわせて注文していたご飯とハンバーグは寄ってしまっていた。

ご飯が寄ってスペースができたところに、ちょうどハンバーグが収まりそうだったので、ちょちょいとセット。あっという間にハンバーグプレートの完成だ! これにカリーソースと、カリーソースと同日販売開始したチーズソースイエロー(税込216円)を乗せれば、めちゃめちゃ豪華!! 

味もお店で食べるものと遜色ない美味しさだ。216円という値段から量が少ないことを危惧していたが、ハンバーグと一緒に食べるとこれ以上ないジャストさだった。ハンバーグと食べることを計算してこその量に違いない。

または「今晩のおかずに、もうひとアクセントほしいな」という時に、カリーソースだけ持ち帰るというのもありだ。なんたって216円だしな。ウマさだけでなく、その丈夫な容器もぜひ体感してくれよな。

参照元:びっくりドンキー「テイクアウトメニュー」
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.



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