【遺憾】中国アウディ販売店の「日本人は皆殺しだ!」発言は事実だった / 日本&ドイツアウディが公式コメント「誠に遺憾」

【遺憾】中国アウディ販売店の「日本人は皆殺しだ!」発言は事実だった / 日本&ドイツアウディが公式コメント「誠に遺憾」

中国アウディ販売店が「日本人は皆殺しだ!」や「魚釣島を取り戻せ!」と書かれた横断幕を掲げている写真がインターネット上に掲載されていた件について、新たな情報が入った。その写真は捏造やコラージュではなく、本当に販売店スタッフがやっていたことが判明したのである。

その行為に対して日本アウディの公式Twitterスタッフは「事実関係を確認中です」とコメントしていたが、調査が進み、「契約販売店の現地従業員が独自の判断により行動していた」という事実がわかったのである。以下は、横断幕の言葉と日本アウディによる公式コメントである。
 
・中国アウディのスタッフが作ったとされる横断幕(騒動の発端)
「華夏がすべて墓になろうとも、日本人は皆殺しだ! たとえ中国に草木がなくなろうとも魚釣島を取り戻せ!」

・日本アウディのスタッフTwitterコメント(2012/09/18)
この度は不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。ドイツ及び中国 のAudiに対し報告をしており、事実関係を確認中です。

・中国のAudi販売店における反日デモ関連の横断幕掲出について(2012/09/19)
インターネット上に、中国のAudi販売店において反日デモ関連の横断幕の写真が掲載されている件につきまして、 ご報告いたします。弊社は事実関係の確認をおこなったところ、本件は中国現地法人の指示によるものではなく、契約販売店の現地従業員が独自の判断により行動していた事実が判明いたしました。弊社は企業が政治的問題に関していかなる立場も取るべきではないと考えており、このような行為があったことは誠に遺憾であるとともに、憤りを覚えております。Audiの中国現地法人では、このたびの件を受け、暴力的表現や、違法行為の自粛、自制をすべての契約販売店に対し呼びかけております。ドイツAudi本社は、以下のように述べています。「Audiにとってこのような行為は受け入れがたいものです。我々は一企業であり政治的コメントをする立場にはないと信じています。いかなる暴力、扇動、外交からも距離をおくべきだと考えております」“We wish to categorically distance ourselves from this action. We believe that, as a company, it is not our place to comment on political matters. This is the job of politicians. However, we distance ourselves from any use of violence and advocate dialogue and diplomacy.” 今後とも、弊社はドイツAudi本社とともに、このようなことがなきよう、世界的な再発防止に努めてまいる所存です。以上(引用ここまで)
 
……ということらしい。つまり中国アウディが横断幕の指示をしたわけではないが、契約販売店のスタッフが勝手にやったことは事実であり、それに対して遺憾の意を示しているというわけだ。ドイツアウディ(本社)も「このような行為は受け入れがたい」とコメントしている。

アウディがここまで世界的に支持される自動車ブランドになったのは、製品の性能や高級感だけでなく、スタッフの品性も大きく関係していると思われる。日本アウディからすると「予想もしないトバッチリ」をくらうかたちになってしまったが、今後のより良い自動車の開発に期待したいところである。
 
参照元: アウディ公式サイト / ニュースリリース


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【遺憾】中国アウディ販売店の「日本人は皆殺しだ!」横断幕は事実だった / 日本&ドイツアウディが公式コメント「誠に遺憾」

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中国アウディ販売店が「日本人は皆殺しだ!」や「魚釣島を取り戻せ!」と書かれた横断幕を掲げている写真がインターネット上に掲載されていた件について、新たな情報が入った。その写真は捏造やコラージュではなく、本当に販売店スタッフがやっていたことが判明したのである。

騒動が発覚した当初、横断幕に対して日本アウディの公式Twitterスタッフは「事実関係を確認中です」とコメントしていたが、調査が進み、「契約販売店の現地従業員が独自の判断により行動していた」という事実がわかったのである。以下は、横断幕の言葉と日本アウディによる公式コメントである。
 
・中国アウディのスタッフが作ったとされる横断幕(騒動の発端)
「華夏がすべて墓になろうとも、日本人は皆殺しだ! たとえ中国に草木がなくなろうとも魚釣島を取り戻せ!」

・日本アウディのスタッフTwitterコメント(2012/09/18)
この度は不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。ドイツ及び中国 のAudiに対し報告をしており、事実関係を確認中です。

・中国のAudi販売店における反日デモ関連の横断幕掲出について(2012/09/19)
インターネット上に、中国のAudi販売店において反日デモ関連の横断幕の写真が掲載されている件につきまして、 ご報告いたします。弊社は事実関係の確認をおこなったところ、本件は中国現地法人の指示によるものではなく、契約販売店の現地従業員が独自の判断により行動していた事実が判明いたしました。弊社は企業が政治的問題に関していかなる立場も取るべきではないと考えており、このような行為があったことは誠に遺憾であるとともに、憤りを覚えております。Audiの中国現地法人では、このたびの件を受け、暴力的表現や、違法行為の自粛、自制をすべての契約販売店に対し呼びかけております。ドイツAudi本社は、以下のように述べています。「Audiにとってこのような行為は受け入れがたいものです。我々は一企業であり政治的コメントをする立場にはないと信じています。いかなる暴力、扇動、外交からも距離をおくべきだと考えております」“We wish to categorically distance ourselves from this action. We believe that, as a company, it is not our place to comment on political matters. This is the job of politicians. However, we distance ourselves from any use of violence and advocate dialogue and diplomacy.” 今後とも、弊社はドイツAudi本社とともに、このようなことがなきよう、世界的な再発防止に努めてまいる所存です。以上(引用ここまで)
 
……ということらしい。つまり中国アウディが横断幕の指示をしたわけではないが、中国アウディ契約販売店のスタッフが勝手にやったことは事実であり、それに対して遺憾の意を示しているというわけだ。ドイツアウディ(本社)も「このような行為は受け入れがたい」とコメントしている。

アウディがここまで世界的に支持される自動車ブランドになったのは、製品の性能や高級感だけでなく、スタッフの品性も大きく関係していると思われる。日本アウディからすると「予想もしないトバッチリ」をくらうかたちになってしまったが、今後のより良い自動車の開発に期待したいところである。
 
参照元: アウディ公式サイト / ニュースリリース


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