【コラム】Instagramを公式サイトにしているお店に最低限やってほしいこと / お客さんの来店を逃さないために

私(佐藤)がこの仕事に従事して14年になる。飲食店を訪ね歩くことが多く、ネットの情報を手がかりにして出かける日々だ。最近はInstagramをお店の公式サイトとして活用しているところがとても増えた。もはやInstagra […]


政府が「避けて」と言った『ビュッフェ飲食店』は今どうなっているのか? 銀座の店を訪れたらトングの山があった / 社長「自粛中は野菜を売って…」

みなさん覚えているだろうか。今年の3月、政府が「スポーツジムやビュッフェなどに集まるのは避けて」と注意喚起したことを。あれから約4カ月。ご存知の通り、その間いろいろあった。緊急事態宣言が出た。東京アラートが出た。そして最近また都内の新規感染者が増えてきた。

飲食店はどこも大変かと思うが、政府から「避けて」と言われたお店は特に大変なのではないか? というか、そもそも今どうなっているのだろう? 気になったので、ビュッフェ飲食店の1つ「グランイート銀座」に行ってみたら……ひとことでは言い尽くせないほど大変だったようだ。

実はこちら、以前に本サイトで取り上げたことがあるので、熱心な読者であれば覚えているかもしれない。味よし・ボリュームよし・価格よしの三拍子が揃った最強のサブスク弁当を展開していると、紹介したお店だ。

私はそのサブスクに申し込んでいたために、数週間前にお店の人から営業再開した旨の連絡を受けていた。だから、「自粛期間が終わって今は営業している」ということは知っていたのだが、お店がどんな状態なのかは分からない。

もしかしたら、経営悪化でビュッフェの内容が質素になっているかも。そんなケチなことを考えながら、店内に入ってみたところ……

以前とほぼ同じだった。細かい変更点はあるのかもしれないが、料理の種類や量は自粛前とほとんど変わらない。青々とした野菜も、見るからに食欲をそそる豚肉も、数カ月前に食べたものと同じだからどこか懐かしい。そんな中、大きく変わった点といえば……

トング類の山。

それも数カ所に。

そして、一部の座席に鎮座する人形。

──お察しの通り、新型コロナウイルス対策である。大量のトングはお客さんが出来るだけ同じものを使用しないためだろうし、座席の人形はソーシャルディスタンス対策に違いない。では、他にどんなことをやっているのだろう? そのあたりのことを、お店の人(実は社長)に聞いてみることにした。すると……

社長「入店の時に検温や手のアルコール消毒はされたでしょう? あとはご覧の通り、トングやらしゃもじを大量に用意して、他のお客さんと共用で使わないような対策をしています。ちなみに、トングだけで300本用意しています(笑)

ただ、スープのおたまのように、どうしても共用になってしまうものがありまして……。そういうものは、スタッフが15分に1回アルコール消毒をしています。他にも、座れる座席数を減らして密にならないようにしています」

──300本というトングの量に狂気を感じてしまうが、それほど感染対策に力を入れているということなのだろう。

・自粛中どうしてたの?

それにしても、営業再開にこぎつけるまでの間に一体何があったのだろうか? 自粛していたにせよ、少なくとも家賃(テナント料)は発生する。銀座という土地柄を考えると、その負担だけでもハンパではないと思われるが……やり繰りはどうしていたのだろう? 

それらについても聞いてみたところ、社長は4カ月の間に起きたことを詳しく教えてくれた。お話によると、店に影響が出始めた3月上旬。きっかけは、冒頭でも触れたアレだった。

社長「3月の1日でしたかね。確か日曜日だったかと思うのですが、安倍首相が『今はスポーツジムやビュッフェなどに集まるのを避けて』といった内容のことを発言されたでしょう? それが報道された直後から、入っていた予約が全部キャンセルになりまして……」

「いきなりですか?」

社長「ええ。翌日の月曜日の分もいくつかキャンセルになりまして、火曜日以降の予約は全部キャンセルです。え〜っていう感じでしたね(笑)」

「うわ……」

社長「そういう状態だったのですぐに営業自粛に入ったのですが、当初は「1カ月くらいすれば収束に向かうのではないか」と思っておりました。なので、4月1日からの営業再開を予定していたのですが……」

「えぇ」

社長「4月になって、とてもじゃないが再開できるような状態じゃないと。それで、実は私どもは農家さんから直接野菜を仕入れているのですが、「まさかここまで発注を止めることになるとは思わなかった」という話を農家さんとしまして……」

「仕入れ元まで影響があると頭では分かっていても、実際にお聞きすると壮絶な印象を受けます」

社長「5月の1日から、従業員と一緒に野菜のドライブスルー販売をしていました。言ってみれば、受け取りだけドライブスルー方式の八百屋さんですね。野菜を売ることで我々も売り上げの足しになるし、農家さんにとっても少しはプラスになりますし」

「たしかに!」

社長「売るだけじゃなく、野菜を作ったりもしていましたよ。この店の店長が一生懸命キャベツの苗を植えてくれました(笑) あとやったことと言えば、やはりお店の家賃の交渉ですね」

「実際に社長が交渉されたわけですよね?」

社長「もちろんです。交渉、交渉、交渉で、結局今年の4〜6月分の家賃は、支払いをしばらく待ってもらっている状態です」

「そうだったのですね……。もし差し支えなければ、そんな時に従業員の方の給料はどうだったのか教えていただいてもいいでしょうか?」

社長「3月は同じ。4月・5月はちょっと減らさせてもらい、6月から戻しました。そういう協力もしてくれて、従業員に感謝しています

ちなみにですが、最近になって政府が雇用調整助成金の上限をあげてくれたのですが、もともとは低かったので、会社が補填(ほてん)しないと従業員の給料が保てなかったのです。そういう意味で、会社も辛かったけど従業員も我慢してくれたといったところですかね」

「なるほど……。ところで、営業を再開されてからお店の売り上げの方はどうなのでしょうか?」

社長「6月5日に営業を再開したのですが、今月(6月)は前年同月比の3割くらいです」

「6月になって全体的に人出が戻りつつある印象があったのですが、やはりまだ厳しいのですね」

社長「銀座は大人の街ですから。焦りがない人が多いからか、みなさん慎重に動かれているようで、結果として我々が辛いと(笑)」

「(笑)」

社長「まぁそれでも、誰1人辞めず、同じメンバーでお店を再開できたので、とにかく従業員に感謝しています。畑仕事をしてくれたり、八百屋をやるかといったら八百屋をやってくれるし、柔軟に対応してくれました。よく付いてきてくれたなと。これでお客さんが戻ってくれば、最高ですね」

——以上である

なお、グランイート銀座ではランチの50分食べ放題が税込1925円(平日限定)となり、ランチの90分プランは平日なら税込2475円で、土日祝は税込2970円となっている。また、お弁当(1回税込980円)のほか、サブスク(1月税込4980円)も実施しているとのこと。

最後に、お店の料理に関する個人的な印象を述べさせてもらうと、大体なんでも美味いが、店のウリである野菜は特に美味い。野菜より圧倒的に肉が好きな私でもそう思うくらいなので、もともと野菜が好きな人ならハマる可能性は高いかと思う。マジでオススメだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 グランイート銀座
住所 東京都中央区銀座西2-2 銀座INZ2 2F
時間 11:00~15:30(最終入店14:30)、18:00〜22:00(最終入店20:30)
休日 日曜日

参考リンク:Instagram @graneat.ginza毎日新聞厚生労働省(PDF)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.



客が来ないからって板前が店頭に立ってボーッとするのはやめて欲しい

人気のない飲食店にありがちなのが、板前さんがボーっと店頭に立っているという行動だ。人気がない理由はいろいろとあるかもしれないが、板前さんが店頭に立っていたら「人気のなさに拍車がかかる」ということをなぜわからないのだろうか?
 
・客が入りたくても入れない状態
まず、板前が店頭に立つことにより「客が入りたくても入れない状態」を作っていることに気がつこう。客はお店の前で「入るかどうか」を検討して決めることがある。板前が目の前にいたのでは、気持ちが落ち着かなくて検討すらできない。
 
・気まずい気持ちになって入りたくなくなる
客の心理状況も考えてみよう。あらかじめ客が入る店を決めてやってきたとしても、店の前で板前さんがドーンと立っていたら、気まずい気持ちになって入りたくなくなるものなのである。予定変更で他店に行ってしまうだろう。
 
・本来ならば厨房にいるべき板前が店頭にいる意味
本来ならば厨房にいるべき板前が店頭にいるということは「暇」であることを意味し、さらに「不人気」であることも意味する。自分で自分の店を「ここは不人気で客が来ないから暇なんですよー」と言っているようなものである。
 
・その飲食店がつぶれるのは至極当然のこと
たとえその店の料理が美味しかったとしても、客に食べてもらわないと固定客は付かないし、クチコミだって広まらない。ましてや一見さんでさえ板前によって遮られるのだから、その飲食店がつぶれるのは至極当然のことである。
 
・自分で自分の店をネガキャン
自分で店頭に立って「美味しくないです。不人気です。帰ったほうがいいですよ」とネガキャンしていることになる。そして「だめだこのままじゃ潰れてしまう」というマゾな状態になり、最終的には閉店してしまう。とにかく味がまずかろうが美味かろうが、店を潰したくないなら店の前に立ってボーッとするのはやめよう。
 
Correspondent: Kuzo


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オリジナル記事: 客が来ないからって板前が店頭に立ってボーッとするのはやめて欲しい
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