人気のない飲食店にありがちなのが、板前さんがボーっと店頭に立っているという行動だ。人気がない理由はいろいろとあるかもしれないが、板前さんが店頭に立っていたら「人気のなさに拍車がかかる」ということをなぜわからないのだろうか?
・客が入りたくても入れない状態
まず、板前が店頭に立つことにより「客が入りたくても入れない状態」を作っていることに気がつこう。客はお店の前で「入るかどうか」を検討して決めることがある。板前が目の前にいたのでは、気持ちが落ち着かなくて検討すらできない。
・気まずい気持ちになって入りたくなくなる
客の心理状況も考えてみよう。あらかじめ客が入る店を決めてやってきたとしても、店の前で板前さんがドーンと立っていたら、気まずい気持ちになって入りたくなくなるものなのである。予定変更で他店に行ってしまうだろう。
・本来ならば厨房にいるべき板前が店頭にいる意味
本来ならば厨房にいるべき板前が店頭にいるということは「暇」であることを意味し、さらに「不人気」であることも意味する。自分で自分の店を「ここは不人気で客が来ないから暇なんですよー」と言っているようなものである。
・その飲食店がつぶれるのは至極当然のこと
たとえその店の料理が美味しかったとしても、客に食べてもらわないと固定客は付かないし、クチコミだって広まらない。ましてや一見さんでさえ板前によって遮られるのだから、その飲食店がつぶれるのは至極当然のことである。
・自分で自分の店をネガキャン
自分で店頭に立って「美味しくないです。不人気です。帰ったほうがいいですよ」とネガキャンしていることになる。そして「だめだこのままじゃ潰れてしまう」というマゾな状態になり、最終的には閉店してしまう。とにかく味がまずかろうが美味かろうが、店を潰したくないなら店の前に立ってボーッとするのはやめよう。
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 客が来ないからって板前が店頭に立ってボーッとするのはやめて欲しい
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