【中国】パソコン10台を宅配便で送ったら5台が石の塊に変わっていたでござる

【中国】パソコン10台を宅配便で送ったら5台が石の塊に変わっていたでござる

送った荷物が安全に届く。もちろん不慮の事故が起こる可能性も考えなければならないが、これが宅配サービスの大前提だ。

中国である女性が民間の宅配便サービスを使い、パソコン10台を発送した。しかし、発送先でその荷物を確認したところ、1台が空箱にそして5台分が石の塊に変わっていたというのだ。

被害にあったのは山東省青島市の自営業・紀麗娜さんだ。紀さんは北京市の顧客から注文を受け、2012年9月6日に民間の宅配サービス「全峰エクスプレス」を使ってパソコン10台を発送した。

購入者は着いた荷物を開けてビックリ! パソコンが入っているはずの10箱のうち、1箱は空箱にそして5箱の中身は石の塊に変わっていたのだ。何者かによる荷物のスリ替えである。9月8日に紀さんと購入者はそれぞれ警察に被害届を出した。しかし、警察はこれはビジネス上トラブルであり、刑事事件としての立件は不可能と判断したそうだ。

このまま泣き寝入りなんかできない。紀さんは、念のためにと発送前に全峰エクスプレスのスタッフに書いてもらった荷物の内容証明書を持って、同社に連絡。消えたパソコン6台分計26700元(約34万円)の賠償を求めた。

だが運送会社は「運送保険に加入していなかったので全額補償はできない。保険に入っていない場合の補償の上限は500元(約6400円)ですが、今回は1000元(約12800円)お支払いしましょう」と回答したとのこと。紀さんはこの対応を不服としている。

中国では郵便・民間業者に関わらず手紙や小包の紛失が多い。民間についてはわからないが、郵便物の紛失率は33パーセントにものぼるそうだ。信用第一のサービスがこれでは、管理ができていない業者はいずれ淘汰されると思うが……。

なお、上海在住の中国人によると「私も荷物を盗まれたことがある。送料が高くなるけど、本当に大切なものはEMSサービスを使うとか、クロネコヤマト・FedExなど外資系の業者に頼んだ方がいい」とのことだ。

(文=澤井恵)
参照元:中国網(中国語)


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「宅急便」という言葉はクロネコヤマト以外の配送業者が使ってはいけない

皆さんは荷物を配送するとき、どこの業者さんを使っていますか? クロネコヤマトの宅急便? 日通のペリカン便? 日本郵政のゆうパック? 飛脚の佐川急便? おるかーの西濃運輸? こうしてみると配送業者ってけっこう多くありますね。

けっこう複数ある宅配業者ですが、「宅急便」という言葉を使用できるのはクロネコヤマトだけだってご存知でしたか? 筆者の周囲の人たちにこの事実を話してみたところ、「何をいまさら。そんなの知ってて当然」という人と「知らなかった!」という人で二分されました。けっこう知らない人が多いのです。

いろんな配送業者を調べてみましょう。「宅配便」と書いてあるところは多いのですが、「宅急便」と書いているところは「クロネコヤマトの宅急便」だけなのがわかります。配送をお願いするとき、ついつい「宅急便お願いします!」とコンビニや業者さんに言ってしまいますが、本来はクロネコヤマト以外は宅急便じゃないのです。

とはいえ、あまりにも「宅急便」という言葉が世の中に浸透してしまったため、どの配送業者に「宅急便」と言っても通じる状態になっています。クロネコヤマトのライバル会社としてはあまり嬉しくないかもしれませんが(笑)。

ちなみに、人気アニメーション映画『魔女の宅急便』はクロネコヤマトの許可を得ています。さらにスポンサーにもなっています。作品にクロネコが出てきますし、いろいろとおもしろい事実ですね。
 


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