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店で食えない!? デニーズのデリバリー・テイクアウト専門店が誕生 / 最安弁当は税別500円!
飲食業界は生き残りをかけて、依然厳しい状況が続いている。新型コロナウイルスの感染拡大はいまだ衰えを見せず、感染を警戒して家や職場で食事をするという人が増えている。デリバリー業者のサービスはますますサービスを拡大し、イートインがメイン飲食店には明るい未来が見えない……。
そんななかファミリーレストランの「デニーズ」が、都内にデリバリー・テイクアウトの専門店を出店した。ここには客席がなく、イートインは受け付けていない。店で食えないデニーズ? 一体どんな感じなのか利用してみた。
・デリバリー・テイクアウトだけの店
ファミレスの多くは実店舗の営業を続けながら、宅配・持ち帰りサービスを行っている。従来のデニーズの店舗も同様に、通常営業に加えてデリバリー・テイクアウトサービスを実施している。そんななか、東京・新宿御苑にこのお店は誕生した。
メニューを見ると、スイーツなどを除けば、お店の人気メニューがほぼそろっていることがわかる。オムライスやパスタ、サラダにパエリアなど、定番洋食メニューがかなり充実しているようだ。
しかも11月から税別500円の弁当の販売を開始している。500円弁当は日替わりで内容が変わるようだ。
・500円弁当とサーロインステーキ
試しに購入したのは「豚焼肉弁当」(税別500円)と「サーロインステーキ」(税別1834円)だ。
豚焼肉弁当は、とくにお得を感じる内容ではないが、デニーズブランドの弁当を500円で食べられると思うと、ちょっとだけ得した気分になる。
サーロインステーキは店で提供しているモノを、そのまま容器に詰めたような感じ。あの味を持ち帰ることができるのはうれしい。
しかし鉄板にのっていないので、味気なさは否めない。よりおいしく食べるなら、皿や鉄板に盛り替えた方が良いかもしれない。
・まとめ
利用してみた感想としては、あのデニーズの味を手軽に食べられるのは良いと思う。だが、テイクアウトなら同種のお店としてオリジン弁当がある。品数と価格の両方でデニーズは引けをとっていると感じられた。またデリバリーの観点で見た場合も、洋食のデリバリー専門店は途方もない数存在している。そのなかで存在感を出していくのはかなり難しいのではないだろうか。
とにかく今のまま実店舗のみで営業を続けていくのは難しいだろう。なんとか、このデリバリー・テイクアウト専門店で活路を見出せると良いのだが……。
・今回訪問した店舗の情報
店名 デニーズ新宿御苑店
住所 東京都新宿区新宿1-9-3NBKビル
時間 11:00~23:00
その場でしぼり立て! 国産和栗を使ったモンブランをテイクアウトできる「栗歩 HANARE」東京・原宿
ここ1~2年、純喫茶ブームが来ている。それに後押しされる形でプリンの人気がうなぎ登りだ。実はその裏側で、もう1つのスイーツが進化を遂げてひそかに注目を集めている。それは「モンブラン」である。
たとえば、その場でしぼり立てのモンブランを提供するお店「栗歩(くりほ)」はインスタ女子の間で話題を呼んでいる。そんな栗歩のテイクアウト専門店(栗歩 HANARE)が原宿にあるそうなので、さっそく行ってみたらなるほどこれはたしかに思わずSNSに投稿したくなる逸品だ。
・しぼり立てのモンブラン
しぼり立てのモンブランといえば、東京・谷中の「和栗や」が有名だ。その姉妹店「モンブランスタイル」はカウンター席のみのお店で、その様子はまるで寿司屋のよう。しぼり立てのモンブランをその場で提供する形式で、持ち帰ることはできない。
今回紹介する栗歩もまた、その場で栗のペーストをしぼり出す。目の前でモンブランが形作られていく様子は、思わず写真で撮りたくなってしまう。これがお店の人気のポイントだ。
メニューはもちろんモンブランのみで国産和栗のモンブラン(税別1800円)、国産和栗のモンブランジェラート(税別1100円)。それに季節の果物モンブラン(シャインマスカット:税別1300円)の3種類だ。なお、季節の果物モンブランは11月1日からフランボワーズに変わる予定だ。
・ニュ~!
今回は1番人気という国産和栗のモンブランに挑戦することにした。会計を済ませると、さっそく目の前で “しぼり” が始まったぞ。お店の人はしぼり器に栗ペーストを投入。そして真下に器を構えてると……。
ニュ~っと出てきた!! 線状の栗ペーストがワ~! と降って来てるぞ!!
ニュ~~!
まだまだニュ~~~!!
これでもか! としぼった後に、最後に栗のスライスを上に散らせて……。
完成~! これが栗歩のモンブランだ!
・繊細かつ上品
我が人生においてこれほどまでにニュ~! としたモンブランはあっただろうか? いや、ない! ここまでふんだんに栗をニュ~!! としたモンブランはなかった、初めてだ。栗がてんこ盛り! まさに山のようだ。
食べてみると、ほっくりとした栗の実の舌触りとやわらかい甘さがある。極細にしぼり出されたペーストは口の中で静かに溶けていく。今まで食べてきたモンブランとは一味も二味も違って、繊細かつ上品なスイーツに仕上がっている。
中には、大きなメレンゲの玉が隠されていた。こちらはザクザクしていて、ペーストとの食感の違いが楽しい。秋本番、今こそモンブランを味わう季節である。しぼり立てのモンブランを体験してみてはいかがだろうか。
・今回訪問した店舗の情報
店名 栗歩 HANARE
住所 東京都渋谷区神宮前3-27-15 FALG 1階
時間 11:00~18:00
定休日 不定休
夢の全部のせ! トッピングし放題の「サーティワン デコ キット」テイクアウト
かき氷の練乳や、バニラアイスのチョコソース、パンケーキのシロップなど店頭で作られるデザートを見て、こんな風に思ったことはないだろうか。「そんな量じゃ、食べてるうちになくなっちまうだろうが」「自分でやるから、そのボトルごとくれぇぇぇ!!」と。
その願い、叶えます。サーティワンアイスクリームから、アイスを大容量で持ち帰りできる「ハンドパック」に、トッピング3種類(カラフルチョコ、カラースプレー、チョコソース)がついた「サーティワン デコ キット」発売。
・「サーティワン デコ キット」
容器サイズはパイント(約3人分)とクォート(約6人分)の2種類。1つのハンドパックに、アイス2種まで選べる。筆者はパイントに定番「バニラ」と、色がきれいな「マスクメロン」にしてみた。
ちなみに筆者は普段はバニラを決して選ばない。食通にいわせるとバニラこそがアイス本来の美味しさがもっともわかるフレーバーだというが、ほかに豪華な味つきやトッピング入りがたくさんあるのに、損した気分になるのだ。白ごはんと炊き込みごはんが選べるなら、必ず炊き込みごはんを頼むみたいな?
けれども今回はトッピングの妙を楽しむためにあえてシンプルなバニラにしてみるぞ。
・トッピングしてみよう
超速で家に帰ってきた。ハンドパック、初めて買ったのだけれど、店員さんが上下をドライアイスでガチガチに冷やして持たせてくれた。
あれ、パイントってそんなに大きくもないな。ちょっと容量多めのコーヒー容器くらい……? これなら1人でも楽勝だな。
と思ったのだが、それが大きな間違いであったことを後に知る。
フタを開けると2種類のアイスがみっちり。どれくらいみっちりかというと……
バスキンロビンスの「BR」が型押しのようにアイスにつくくらいだ(店舗によって違うかもしれません)。
よし、トッピングもスタンバイOK!
うちにはアイスディッシャーなんてハイカラなものはないので、ウッドスプーンですくおうとしたのだが、固すぎてまったく歯が立たない。しばらく持ち運んでいたのに、まだ溶けていないのだ。お湯で温めた金属のスプーンにしてもダメ。
お店の人は軽々とすくっているように見えるけれど、重労働だなこれは。手の熱が伝わる外縁部だけが溶けて、中央部はガチガチという状況に四苦八苦する。
ちょっと汚くなったが、この間の苦闘をお察しいただきたい。
チョコソースかけちゃうよ〜。居酒屋のデザートなんかで写真詐欺なうえに、あらかじめ皿にセットして冷凍庫に入れてあるチョコアイス、悲しいよね。チョコは食べる直前までサラサラでいて欲しいんだよ。
カラースプレーも好きなだけかける。
そしてマーブルチョコみたいなカラフルチョコ。もとのアイスがなんだったのか、もはやわからなくなったが、食べてみよう。
うん、美味い! そして冷たい!!
合わないかと思ったメロン + チョコレートも、意外にもマッチする。足しチョコもしちゃおう。
筆者はアイスにナッツやマシュマロ、チョコクランチなど「具」が入っているのが大好きだ。カラースプレーやチョコの食感がアクセントになって、無限に食べられる気がする。
……と思ったのだが急に寒くなってきた。店で食べるのに比べて何倍も冷たいような気がする。これもドライアイスの保冷力か? と思ったが、1つの仮説にたどり着いた。
買ってすぐに食べるときは、直接なめるか、店でくれる小さなスプーンだ。家では大きなスプーンで頬張るように食べているから、より冷たいんじゃないか!? 寒い、寒いよ……!
味も濃厚なので、パイントでも十分だ。決して「足りない」なんてことはなかった。
・販売は期間限定
販売は期間限定で、なくなり次第終了だ。価格はパイント(約3人分)参考価格1380円、クォート(約6人分)参考価格2250円で、店舗によって異なる。シェアするのもいいが、1人でもめちゃめちゃゴージャスな気分になれるぞ。ぜひ1度やってみて!
参考リンク:サーティワンアイスクリーム
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
【いきなりステーキ】ローストビーフ重(920円)の肉を1枚めくったら…影の主役がいた / 店舗&数量限定の持ち帰りメニュー
「いきなり! ステーキ」が店舗限定&数量限定でテスト販売しているローストビーフ重(120g / 税別920円)。お察しの通り、ローストビーフ・白米・つけ合せの野菜などで構成されているお弁当であり、主役はもちろんローストビーフだ。だが、もしも誰かに「弁当の中でMVPはどれか?」と問われたら、私は迷わずに「“たくあん” こそがMVPだ」と答える。
と言っても、ローストビーフがマズい訳ではない。むしろローストビーフは文句無しだった。柔らかくて、追加可能になったらその時はマシマシでオーダーするだろう。にもかかわらず、私はこの弁当において影の主役は “たくあん” な気がしてならない。なぜなら……
“たくあん” こそがローストビーフと白米を繋いでいるから。言い換えると、“たくあん” こそが全体の味をまとめるバランサーであり、縁の下のちから持ち的な役割を担っているように思う。
考えてみれば、これが「いきなりステーキ重」や「ヒレステーキ重」なら “たくあん” は不要。肉のパンチが強いからだ。肉汁やタレと一緒に白米をかき込むだけで、肉に抱き込まれるように全体がまとまっていく。
しかしながら、ローストビーフは上に挙げたステーキに比べてあっさりしている。ステーキがいい意味でも悪い意味でも熱く、周りを巻き込むキャラだとしたら、ローストビーフはクールなタイプ。「チームプレーとか別に……」的な感じと言えばいいだろうか。
こいつを白米と上手く合わせるには、タレをドバドバかければいい。調和の強制執行である。ブラック企業の新人研修のごとく、有無を言わさず肩を組ませ、仲良くせざるを得ない状況を作り出していく。
ただし、そうすると今度はローストビーフがギトギトしてしまい、本来の良さである “あっさりした美味さ” が損なわれる。かといって、ローストビーフのあっさり感を活かそうとしすぎると、白米との調和が上手くいかない。
困った。
どうしたものか……という状況を解決しているのが “たくあん” である。
ローストビーフを1枚めくると、顔を出す “たくあん” 。こいつがいるおかげで、タレをドバドバかける必要がない。適量で済む。結果的に、ローストビーフの “あっさりした美味さ” が損なわれない。白米だってビチャビチャにならない。
つまり、クールなローストビーフと頑固者の白米が調和しているのは “たくあん” の隠れたファインプレー。ゆえに、「いきなりステーキのローストビーフ重でMVPはたくあん」だと私は思ったのだが……いかがだろうか。気になる方は、実際に食べて確かめてほしい。
なお、先に述べたようにローストビーフ重は店舗限定。勝どき店、墨田太平店、あけぼの橋店の3店舗のみでの販売だ(2020年9月30日時点)。しかし、「いきなりステーキ重」の例もあるから、今度対応店舗が拡大する展開は十分に考えられる。そうなることを期待して待とう。
参考リンク:いきなり! ステーキ「ローストビーフ重 テスト販売」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
あの『スシロー』がテイクアウト専門店を期間限定オープン! 実際に利用したところ、使い勝手が良すぎて近所に欲しくなった!!
なんでもテイクアウトの時代なのだ! あの 回転寿司チェーン“スシロー” までもが、期間限定でテイクアウト専門店をオープン。回転でなく、新たに開店したというわけだ。
一体全体どのような商品が置いているのか、店舗で食べられるものと違いはあるのか。気になる……!! ということで、さっそく足を運んでみたので詳細をお届けしたい。
・JR芦屋駅改札横にオープン
2020年9月18日から10月31日までの期間限定で、兵庫県のJR芦屋駅改札横にオープンした、スシロー初のテイクアウト専門店。通勤通学途中に立ち寄ることができる、ベストなポジションである。
こうした形での店舗を展開することで、従来の立地ではカバーできなかったエリアでの商品提供を可能にしていくようだ。今後はテイクアウト商品の強化を目指すとのこと。なんにせよ、フラッと立ち寄れる場所でスシローの寿司を買うことができるのはありがたい。
記者がお邪魔したのは、日曜日の午後5時頃。店頭はマダムをはじめ、カップルやご年配のおじさまなどでにぎわっていた。すでに売り切れている商品もあったが、ちらっと見る限りでも豊富なラインアップだ。
・丸ごとイカ寿司が気になる
外国人スタッフさんが「1番人気はこちらです~」と笑顔でススメてくれた、寿司盛り合わせ(590円)をカゴに入れる。丸ごとイカ寿司(430円)などもあるらしく気になったが、この日は終売していた。
代わりに3貫セットの小さなパックがあったので、鯛3貫(税込280円)をプラスで購入し帰路につく。サクッと寄って、サクッと帰ることができるのが良いな。
・近所に欲しい
記者は奈良県まで帰らねばならず、JR芦屋駅から持ち帰るのに1時間以上かかってしまった。保冷材などは特に用意されていないので、その日の気温によっては少し気にかかるところだ。
とは言えこの日は涼しかったので、問題なし。おそらく今後テイクアウト専門店を展開されるにあたり、そのあたりは考えてくれるはずだ。
さて、持ち帰った寿司を家でゆっくり食べるとしよう。自由気ままに食べられるところが、これまたテイクアウトの魅力だな。ビールでもしゅぽッとすれば、さらに幸せだ。
味についてはおなじみのスシローの、あの味。言うまでもなくハズレは全くなし。いやあ~~、これはとても良い。わざわざ遠くまで買いにはいかないかもしれないが、近所にあれば週1くらいのペースで利用することになるだろう。
お手頃価格であるし、なにより安心だ。だって絶対美味しいもん。いやはや、スシローのテイクアウト専門店……使い勝手が良すぎるではないか。一刻も早く全国展開することを、ひっそりと願うことにする。
・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 スシローJR芦屋テイクアウト店
住所 兵庫県芦屋市船戸町1
時間 11:00〜20:00(2020年10月31日まで)
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
【豆知識】知ってた? コメダの紙袋の「白い方」の中をのぞいてみると…気づいたときには「おおっ」と声が出た
コメダ珈琲店ではテイクアウトやUberEats(一部店舗)の利用ができるのは既報のとおり。カフェチェーンやファストフード店でよく見かける「茶色いクラフト紙」の紙袋に入れてくれることが多いように思うのだが、コメダにはもう1パターン、紙袋があるのをご存じだろうか。
「白 × オレンジ色」の紙袋なのだが、これが凝っていて、絶妙な仕掛けでコメダの世界観を表現している。初めて気づいたときには「おおっ」と思ったのでご紹介したい。
・こんな仕掛けです
表面にはプレゼントの箱をもった “コメダおじさん” がプリント。このコメダおじさん、創業当時、常連客だった美大生の女の子が「勉強のためにロゴをデザインさせてほしい」と提案してきたものなのだそう。
コメダカラーのオレンジ色を配し、まぁ可愛いデザインではあるが、いったい何が特別なの? と思うだろう。
よ〜く見ると、表面に裏側のプリントがうっすら透けて見えている。そう、ショップバッグには珍しい両面印刷なのだ!
内側をのぞいてみると……
レンガのようなプリントがある!
立地によって差はあるだろうが、コメダの店舗といえば、過去の裁判でも「出窓レンガ壁」「大型の格子窓」「切妻屋根」などにオリジナリティが認められている。これらの特徴を見れば、誰でも「コメダだ」とわかる認知度があるってこと。
そして格子窓!
この大きな窓、夜に外側から見ると内部の楽しげな雰囲気がもれてきて、すごくきれいだと思う。店舗全体がオレンジ色に光って、テーマパークの建物みたいだ。たぶん店舗まわりに照明や植栽が多いから。
「建物そのものを照らす」っていう感覚が、ロードサイド型の店舗ならでは。とくに地方では周囲に明るい建物がないから目立つのだ。
吊り下げタイプのちょっとレトロなあの照明もあるよ。紙袋の内部が「コメダの店舗」を表現しているのだ。
紙袋の四角い形状もあいまって、店舗を上から見ているみたい。凝っている!
・気になる方は最寄りの店舗へ!
ちなみにこの紙袋、とくに決まったパターンがあるわけではなく、店舗によって使用していたりいなかったりする模様。どのようなときにもらえるかも各店舗の判断による。
ちなみに筆者がこの紙袋をもらったのは大切な人へのギフト……ではなく、自分用の豆菓子を大量に買ったときだ! これ、とまらない……。
紙袋に限らず、メニューの提供期間や関連商品の取り扱いなど、コメダは店舗によってだいぶ事情が違う。扱っているかどうかはお近くの店舗で確認してみてほしい。
参考リンク:コメダ珈琲店(公式Facebook)、日本経済新聞社
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
【再現度高し】会社で「第一旭」したら最高だった / ラーメン通販サイトで人気No.1だという『本家 第一旭 新宿店』
その持ち帰りラーメンは、店で食べる味そのものだった。「寸分変わらぬ味」と言っても過言ではない。コロナ禍以降、私は何度もラーメンをテイクアウトしたが、ここまで再現度が高いのは初めてだ。さすがは第一旭。『本家 第一旭 新宿店』である。
ただ、再現度が高いのは当然と言えば当然かもしれない。なぜなら、『本家 第一旭 新宿店』の持ち帰りラーメンは……
器が発泡スチロールになっただけ。そのまんま。そう、あまりにも飾らないテイクアウトなのである。持ち帰りは麺だけ別皿にしたりするラーメン屋が多い中で、ここまでの直球スタイル。小細工一切なし。このあたり、関西らしいというか京都の本店らしいというか……
——と言いたいところだが、実は『本家 第一旭 新宿店』のテイクアウトラーメンは他にもある。調理済みのラーメンをそのまま持ち帰り容器に入れるのは、あくまで「家や会社が近くにあってすぐ食べる人」のためのもの。調理前のテイクアウトだって用意されているから、遠方の方も安心して欲しい。
価格はどちらも税込780円(チャーシュー麺は税込950円)。店内で食べる場合、普通のラーメンは税込780円でチャーシュー麺は950円なので、調理済みだろうが調理前だろうが店で食べようが、いずれも同じ価格ということになる。このあたりの価格設定は実にシンプルで分かりやすい。
ちなみに『本家 第一旭 新宿店』を訪れると、店の前に「宅麺.com人気ランキング第1位」と書かれた貼り紙がある。それはつまり、調理前のテイクアウトも人気ということであり、そんなラーメンがネットでも買えるということだ。こちらは価格が1000円(税抜)と、店頭で買うより若干お高め。
・新宿店の味をしっかり再現
ここで注意して欲しいのは、『宅麺.com』で人気のラーメンは『本家 第一旭 新宿店』の名前で売られているということ。京都にある「本店」の名前で売られているわけではない。
したがって、先ほど私が「再現度が高い」と言ったのは「新宿店の味をしっかり再現している」という意味であり、京都駅前の「本家 第一旭 本店」の味にソックリという意味ではない。
・ちょっとややこしい話
そもそも、2つの店のラーメンは似ているものの、同じ味ではないのだ。どう違うかは開店時に訪れたときの記事を参照してもらうとして、現在も結構な差があるように思う。ただ、店舗によって味が違うことは「第一旭あるある」であり、その多様性が第一旭の魅力。早い話が、あんまり細かいことは気にするなってことだ。
とにかく、家や会社でやる第一旭は最高である。第一旭のファンにとって、その事実は変わらないはず。本店の味に慣れた人は「店舗で食べるラーメンとはかなり違うような……!?」となるかもしれないが、それこそが第一旭……だと考えて楽しんでくれ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 本家 第一旭 新宿店
住所 東京都新宿区新宿1丁目13-7東宝ビル1F
時間 月〜土曜日11:00~22:00 / 日・祝日11:00〜17:00
参考リンク:宅麺.com「本家 第一旭 新宿店 ラーメン」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.