秋のパイは黒い! ケンタッキー・マクドナルド・ロッテリアのチョコパイを徹底比較したら…マック最強説!?

ファストフード各社の秋メニューも出揃ったところだが、やたらと黒いパイが目につく。マクドナルド「三角チョコパイ 黒」、ロッテリア「ガーナミルクチョコレートパイ」、ケンタッキーフライドチキン「チョコパイ」……って全部チョコパイじゃないか!!

偶然なのか、狙っているのか? これは食べ比べてみるしかあるまい。

・ロッテリア「ガーナミルクチョコレートパイ」(税抜180円)

エントリーナンバー1番は、ロッテリアの「ガーナミルクチョコレートパイ」。これが美味しいのは知ってる。なんてったってロッテのガーナだからな。チョコレート専門店のチョコといっていい。

見るからにこんがりと香ばしそうな、明るい茶色の皮に、空気のあとがポコポコしている。公式サイトには「ミルク感の効いたコクのある味わい」「口どけなめらかなガーナミルクチョコレート味のフィリング」「サクッとした食感が特徴」と魅力的な言葉が並ぶ。

重さを量ってみると、およそ78g。3社の中ではもっとも重かった。

・マクドナルド「三角チョコパイ 黒」(税込130円)

エントリーナンバー2番、マクドナルド「三角チョコパイ 黒」。ほかの2社が紙で包んであるのに対し、唯一ボックスに入っている。

今年は「とろ~りチョコクリームを10%増量」とのこと。同時発売のホワイトチョコバージョン「三角チョコパイ 白」(税込150円)は、2年ぶりに復活したという。

重さを量ってみると、およそ65g。

・ケンタッキーフライドチキン(KFC)「チョコパイ」(税込230円)

エントリーナンバー3番、4月に数量限定で販売し、好評だったため再登場したというKFC「チョコパイ」。「サクッとしたブラックココアのパイ生地で、なめらかな食感のチョコクリームを包んだパイです」とのこと。「黒」が強い外観で、しぶい色合いである。

重さはちょうど60g。

・コスパ対決

重量は前述のとおりロッテリア約78g、マクドナルド約65g、KFC約60gと、ロッテリアが格段に重い。KFCが軽いのは、別にケチだからではなく、後述するようにコンセプトが他社と違うからと思われる。

価格が高ければボリュームがあるのは当たり前。単純に単品価格で比較してみるとマクドナルド130円(税込)、ロッテリア180円(税抜)、KFC230円(税込)と、イメージどおりの結果だ。

KFCはファストフードとしてみると高級路線だし、逆にマックは低価格が売りだから順当といえるだろう。ロッテリアは両者の中間というところ。

価格だけでなくコスパとしてみるとどうか。商品価格をグラム数で割ってみると、ここでもやはりマクドナルド約2円、ロッテリア約2.5円、KFC約3.8円という結果に(ロッテリアは税金8%として194円で計算)。マクドナルドがもっともコスパが高く、ここでもマックの低価格は抜きん出ている。

・味が大事

いろいろと書いてきたが、やはり大事なのは「美味しいかどうか」だ。得だから食べるんじゃない、結局は美味しいから食べるのだ。

まずはロッテリア。パイ皮は、切ったときにカリッと音がするほどサックサク。時間が経っても歯ごたえは失われない。あ、そういえば「パイの実」もロッテだ! 硬めに焼き上がったパイを、ザクザクと食べたい人には間違いなくオススメできる。

中にはガーナのミルクチョコレートが惜しみなく使われている。文句なく美味しい。チョコレート本来のコクや風味が活かされている印象。

過去に店舗で作りたてを食べたこともあるが、熱く溶けたチョコレートがとろりとこぼれ出す瞬間は最高だ。

続いてマクドナルド。パイ皮はどちらかというと軟らかく崩れやすい。薄い生地を何枚も何枚も重ねているので、表面がパラパラとこぼれてくる。紙箱を採用しているのもそのためだと思う。膝のうえがパイのかけらでいっぱいになるほどだ。

少し塩気のあるシンプルな皮で、サクサク感を残しながらもしっとりした口ざわり。

中のチョコレートは……先ほどのロッテリアに比べると少し粘度が高く、もっちりした食感。アーモンドの粒が入っていて、カリカリとアクセントになる。チョコレートははっきりと甘く、濃厚な味わいだ。

うん、かなり美味しい。

ここである事実を認めなければならない。筆者はチョコに関しては、ロッテリアの圧勝だと思っていた。なにせロッテだから。しかし、しかし、マクドナルド、美味しい……!

どことなくジャンクな風味なのだが、味が濃くて甘さも強く、単なるチョコレートというよりもいろいろな「美味しさ成分」が入っている気がする。中毒的な魅力があるな。

最後にケンタッキー。パイ生地にブラックココアを練り込んであるということで、チョコレートは少なめ。そのせいで重量が軽くなっていると思われる。

皮は軽くサクサクで、周辺部だけ食べてもココアの甘い味がする。まるでココアクッキーを食べているような感覚。マクドナルドのシンプルなパイ皮とは対照的だ。

皮が多めなため「水分が欲しくなる」食感でもある。これは必ず飲み物があった方がいい。チョコレートも決して美味しくないわけではないが、皮が強いがゆえにあまり印象に残らない。

・結論

味覚というのは個人差があるので、「これが1番美味しい」などと発表するのはヤボであることはわかっている。記事を信じて食べてみたらイマイチだった、といわれても責任はもてない。しかし、筆者はいいたい。

マックのチョコレートが美味し過ぎる、と。

おまけに1番安くてコスパが高いって神なのか、と。

ちなみに筆者はパイ皮はしっとりよりもガリガリ派なので、ロッテリアが好みである。ロッテリアの生地に、マックのチョコレートが入っていたら最高だ。いずれのパイも季節限定メニュー。終了時期は未定なので、ぜひ今のうちに試してみて欲しい!

参考リンク:ケンタッキーフライドチキンマクドナルドロッテリア
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



2020年最強の月見バーガーはこれだ! ファストフード各社の月見系バーガーを食べ比べてみた / マクドナルド、KFCなど

今年もやってきた月見バーガーのシーズン。本来『月見バーガー』とは、マクドナルドが1991年から販売を開始した、ベーコンと卵とオーロラソースを使用したバーガーのこと。しかし、昨今は他のファストフードチェーンも同じ時期に「月見」と名の付くバーガーを出すのが恒例だ

そのため、現状はマクドナルド以外であっても「〇〇の月見バーガー」といった感じの認識が一般的だろう。そんな月見バーガー乱立時代において気になるのが、それぞれの特徴。そして何より、どこの月見バーガーが一番ウマいのかだ。ということで急遽(きゅうきょ)、2020年最強の月見バーガー決定戦を開催することに。

・5種類

エントリーするのは、マクドナルド『濃厚ふわとろ月見(税込390円)』、KFC『とろーり月見チキンフィレ(税込460円)』『とろーり月見和風チキンカツ(税込460円)』、ロッテリア『半熟月見クラシックバーガーJr(税抜490円)』。

そして、月見の名は冠していないものの、価格と構成する材料的にほぼ月見バーガーなことから、割と月見バーガーと比較される感のあるファーストキッチン『ベーコンエッグバーガー(税抜360円)』も参戦させることにした。

なお、ロッテリアの『半熟月見クラシックバーガーJr』がJrサイズなのは、価格帯とサイズを他と揃えるための措置だ。また、各社月見系が複数ある場合は最新の商品をチョイスした。KFCが2品エントリーしているのは、最新のものが2品あったからである。

・月見=卵

これからこの5種の月見バーガーを食べ比べるわけだが、特徴についてはともかく、どれがウマいのかを決めるには何らかの評価基準を定める必要がある。バーガーはパン、肉、野菜、ソースなど複数の要素で成り立っており、重視する要素によって結果は変わるだろう。

どの要素も重要に違いないが、今回は最強の月見バーガー決定戦。卵さえ入っていればなんでも月見を名乗れる感すらある昨今において「月見 = 卵」と言っても間違いではあるまい。ということで、今回はどれほど卵の存在を活かせているかで勝敗を決めようと思う。

・天才的発想のマクドナルド

最初に食べるのは、月見バーガー本家のマクドナルドから。今年の新商品『濃厚ふわとろ月見』である。

値段的にはエントリーしたバーガーの中で最も安い390円。公式サイトを見た感じ、通常の『チーズ月見』にスクランブルエッグ風フィリングを加え、バンズも別のものに変更したつくりのようだ。

さっそく食べてみると、スクランブルエッグ風フィリングは最下層に塗られていることが判明。このフィリングは卵サンド的な味わいで、通常の『月見バーガー』や『チーズ月見』よりも卵味が前に出てくる。

チーズとフィリングが絡み合ってトロみが強く、まさに名前の通り濃厚でふわとろだ。個人的に通常の『月見バーガー』は薄味ぎみで、『チーズ月見』はチーズが卵の味を消してしまっているのが物足りなかったのだが、このスクランブルエッグ風フィリングはそれら全てを解決する天才的発想に思える。

・チキンを使わせたら最強なKFC

次はKFCの『とろーり月見チキンフィレ』にいってみよう。

シンプルに、いつものチキンフィレサンドに卵を挟んだだけのように見えるこちら。チキンフィレの味が卵でマイルドになってかき消されないかいささか心配だが……

そこはKFC。卵が入ってもチキンフィレのペッパーとハーブが効いたウマさは健在! ジューシーでアツアツのチキンフィレがウマい。そしてビジュアル的に嬉しい半熟卵の圧倒的トロトロ感

なるほど、なかなかにテクニカルなことをしてくるものだ。半熟卵のビジュアル力と、美味いことが約束されたチキンフィレ。これはポイントが高い。このまま『とろーり月見和風チキンカツ』も食べてみよう。

外見から、チキンカツが硬くて食べづらいんじゃないかと思っていたが、むしろチキンフィレよりも柔らかい。チキンカツの表面がサクサクで、ジュワっと染み出る照り焼きソースがウマい。

中からは、チキンフィレ同様にトロットロの半熟卵があふれ出してくるぞ! それにしてもこのチキンカツがマジで美味い。カツだけ単品で売り出してくれないものだろうか。これでカツ丼作っても普通にイケるクオリティ。肉の扱いはさすがというところか。

・めちゃくちゃフレッシュなロッテリア

続いてはロッテリアの『半熟月見クラシックバーガーJr』。上でも述べたが、Jrじゃない方は税抜780円。サイズも一回りデカいようで、そのままではやや不公平な感じがしたので、他とほぼ同じ価格帯&サイズなJrを選択した。

Jrとはいえ、普通にマックやKFCと同じサイズ。

他社と比較した際の最大の違いは、スライスしたトマトとオニオンが入っている点だろう。野菜の存在感が強めで、食べた際のフレッシュ感はぶっちぎっている。そしてバンズが美味い。他の具材にバンズの小麦フレーバーが負けていないというのは中々凄いことだと思う。

そして中からは、KFC同様にトロトロの半熟卵が。パテのビーフフレーバーも強く、なんだか素材一つ一つが強い気がする。なんだろう、月見にこだわらず、普通に恒常で出して欲しいバーガーだ。ガチにハイクオリティで、総合力の高さが光る。

・ほぼ月見バーガーなファーストキッチン

そして最後はファーストキッチンの『ベーコンエッグバーガー』。月見バーガーの期間外に、禁断症状に苦しむ者たちが密かに代用品として摂取しているとの噂もある一品。中にはベーコンエッグのウマさに取りつかれ、ファーストキッチンに鞍替えするものもいるとか。

卵、ベーコン、肉が入っており、確かに『月見バーガー』とかなり近い構造。卵も半熟ではなく、マクドナルド同様の固形タイプだ。目立った違いはオーロラソースではなくタルタルソースな点くらいか。しかし食べてみると、なるほどベーコンの塩味や肉の味付けの違いだろうか。こちらの方が『月見バーガー』よりも濃い味な気がする

バンズの内側が程よく焼かれて硬くなっているのも、歯ごたえがあって美味い。はっきりした味が好きな人には『ベーコンエッグバーガー』の方が好まれるのではなかろうか。しかし『月見バーガー』特有の、卵のまったり感が好みの方には微妙に思えることだろう。

・決着

ということで5種類全てをレビューしてきたが、では最強の月見バーガーはどれなのか? 当初は接戦の可能性も感じていたものの、いざ食べ終えてみると、1つだけぶっちぎりで卵を活かしているものがあった。それは……

マクドナルド『濃厚ふわとろ月見』

そう、最初に食べたマックである。ジェネラルなハンバーガーとしてのクオリティならロッテリアが最強だと思う。ボリュームと肉のウマさならKFCだ。そして、個人的には濃い味が好きなので『月見バーガー』よりファーストキッチンの『ベーコンエッグバーガー』の方が好ましく感じた。

しかし、何よりも月見感……つまり卵を活かしているのは『濃厚ふわとろ月見』だと言わざるを得ない。食べ比べてわかったが、味や食感で卵感を出そうとした場合、半熟卵は不利である。

ビジュアル的にはかなりテンションが上がるものの、なまじトロトロなため、ソースや咀嚼(そしゃく)された他の素材にまぎれて食感的には存在が希薄。そして味的にも、半熟卵単体の味はたいしたことが無い。ある程度固形の方が、卵がそこにあることを主張するには有利だろう。

しかしチーズや野菜などを入れると、単に焼き固めただけの卵の味でも十分とは言えない。上でも述べたが、スクランブルエッグ風フィリングが優秀すぎるのだ。卵が消されるなら卵を足せばいいじゃないかと。それも、焼き固めたり半熟にするのではなく、フィリングとして半ばソースのようにして組み込むという職人芸

他社の月見系とベーコンエッグを食べるにつれ、スクランブルエッグ風フィリングの存在がより輝きを増していくのをひしひしと感じた。さすがは月見系バーガーを30年弱作り続けた経験のなせる業(わざ)か。

ということで、2020年最強の月見バーガーはマクドナルドの『濃厚ふわとろ月見』としたい。ただ、他もとてもウマく、勝敗は重要視する要素次第だったのはすでに述べた通り。皆それぞれの得意分野を存分に武器にしており、どれも唯一無二の良さを持っていると言っていい。皆さんも、全社コンプリートしてみてはいかがだろう。

参照元:マクドナルド[1][2]、KFCロッテリアファーストキッチン
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



【緊急】マクドナルドの「ポテト150円」、終わったと見せかけ実は今日までだった! ナゲット390円も変わらず継続中!! つまり…!?

皆さんお気付きだろうか? 今日から9月である。そう、驚くべきことに7月と8月が過ぎ去り、ついに9月が始まってしまったのだ。早すぎんだろ! だが安心してほしい。俺たちの夏はまだ終わっちゃいない。

マクドナルドが8月19日から「ポテト150円キャンペーン」という、コロナも泣いて消滅する神セールを期間限定で実施していたことは当然ご存じかと思う。最高だったよなぁ。でも実はあれ……今日までやってます。昨日で終わったと思った? 残念、今日までやってるんデス! デスデス!!

・終わってない

SでもMでもLでも、ポテト全サイズ150円というマックの定番激熱キャンペーンにより、フル稼働するフライヤーのような熱気に包まれていた日本列島。連日のようにポテトを貪っていたポテラーも大勢いるのではないか? しかし、8月が終わったことでキャンペーンも終了……

は、まだしていない!

よく見ろ!

本日9月1日までやってるぞーー!!

・今日までだった

なんとなく8月いっぱいで終わったっぽいイメージだが、ギリ今日までの実施なので油断は禁物だ。試合終了の1秒前まで諦めてはいけないのである。さらに7月22日から始まった「ナゲット15ピース390円キャンペーン」も変わらず開催中。しかも9月8日まで。いやどんだけやんだよ! だがこれにより、今日一日のみ可能……。

ポテトLとナゲット15ピースを合わせても……

税込540円!!!

・まだいける

これは前回の記事で当編集部の中澤が指摘したように、ナゲット15ピースの通常価格(580円)よりもまだ40円安い計算だ。そう、彼によればもはや、ポテトは存在しなかったも同然なのである。よってポテトは……

「カロリーゼロ」

「ゼロ」

諸君、朗報である。本日9月1日に限っては、ポテトがまだ全サイズ150円な上に、ナゲット15ピースと一緒に購入すればカロリーもゼロになるらしい。こんな奇跡があるだろうか? いや、ない。泣いても笑って今日がラストチャンスなので、くれぐれも見逃さないでくれ!

参照元:マクドナルド
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【テイクアウト限定】マクドナルドとバーガーキングの「マックキングセット(650円)」が超最高 / マック派とバーキン派が手を取り合うレベル

ハンバーガーチェーンの大手マクドナルド。そんなマックと熾烈な闘争を繰り広げているのがバーガーキングである。その長きにわたる争いは「マック派」「バーキン派」という派閥まで作り出した。

あるバーキン過激派はこう言う。「もうマックは食べる気がしない」と。一方、マック派はこう言う。「ファストフードなんだからマックくらいがちょうど良い」と。しばしば論争となる両者。しかし、今、お互いのことを知れば、長き戦争も終わるかもしれない。マックとバーキンの「マックキングセット」が超最高なのである

・バーキンのハンバーガー2コ500円

両者が近所にある私(中澤)としては、ハンバーガーのパティはバーガーキングの勝ちだと思う。ゴロゴロしたパティはこれぞハンバーグという食べごたえだ

そんなバーガーキングでは8月21日から9月3日まで、500円でハンバーガー2コが選べるキャンペーン「2コ得」が行われている。しかもその対象商品が、ワッパーチーズJr、スパイシーワッパーJr、テリヤキワッパーJrとガチ定番主力ばかりで完全に殺(ト)りにきてるラインナップであることは以前の記事でお伝えした通り。

・マックのポテト150円

「+300円」でポテトとドリンクもつけられるわけだが、個人的にはポテトはマック派だ。カリッと細めのポテトの塩味がたまらない

そんなマクドナルドでは8月19日から9月1日まで、ポテト全サイズ150円のキャンペーンが行われていることも以前の記事でお伝えした。そう、現在バーキンとマックが示し合わせたようにハンバーガーとポテトのキャンペーンを開催しているのである。

・合体

そこで、バーキンでワッパーチーズJrとテリヤキワッパーJrをテイクアウトの上、マックでポテトLをテイクアウトしてみた。これぞテイクアウト限定の奇跡のタッグ「マックキングセット(650円)」や

マックのビッグマックセットより40円も安いのにハンバーガーが2つついてくるし、バーキンで2コ得にセットをつけるより150円安いのにポテトはLサイズだ。食べてみると……

War is over

──お互いの長所を生かすようなコスパに私の中での戦争は終わった。バーキン派とマック派が手を取り合うべき時期が来たのかもしれない。少なくとも、ポテト150円が終わる9月1日までの2週間は。振り返れば、長かった戦いの歴史……

でも、想像してごらん?

派閥なんてないんだと

どちらも下では無いし

僕たちの上にはただ空があるだけ

<完>

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【朗報】今回のマクドナルド「ポテト150円」はひと味違う / あのキャンペーンと組み合わせるとパーティー化待ったなし

暗い話題が多い今日この頃。何か明るくなれる話題はないかと探していたところ、2020年8月19日からマクドナルドがポテト150円キャンペーンを開始していた。キタコレ!

マックフライポテトが全サイズ150円となるこのキャンペーン。もはや定番となっているものだが、私(中澤)は気づいてしまった。あれ? ひょっとして同時開催しているあのキャンペーンと組み合わせると楽しいことになるのでは?

・店の外からは分からないが…

というわけで、検証するためにマクドナルドへとやって来た。店頭のポスターはポテト150円キャンペーン一色。どうやら、期間は9月1日までのようだ。

しかし、入店し、店内を見渡してみると……やっぱりまだやってた

チキンマックナゲット15ピース390円!!

期間限定ソース「アラビアータソース」と「レモンタルタルソース」の登場に合わせて7月22日から開始されているこのキャンペーン。通常価格580円のチキンマックナゲット15ピースが30%オフの390円になるものだ。期間は9月8日までで、本日からポテト150円とバチ被りである。

・注文してみた

つまり、チキンマックナゲット15ピースとマックフライポテトLを注文しても税込540円! てりやきマックバーガーセットより100円も安い!! そこで、この2つを注文してみたところ……

パーティーやん……!

あふれ出るマックフライポテト、箱いっぱいのチキンマックナゲット。しかも、チキンマックナゲット15ピースはソースを3種類選べるため、ナゲットソースをポテトにつけるなんていう荒業も余裕だ! アラビアータポテトウメェェェエエエ!!

・チキンマックナゲットの通常価格より40円安い

それでいて価格は確かに税込540円。チキンマックナゲットの通常価格よりまだ40円安い。もはやマックフライポテトは存在しなかったも同じ。よって、カロリーはゼロ。どれだけ食べても太らない。

奇跡のカロリーゼロ理論まで成り立ってしまう今回のポテト150円キャンペーンは、いつもとひと味違う。「ああハイハイお馴染みのあのキャンペーンね。たまには100円にして」と思っている人は、1度この540円パーティーを試してみてくれ。色あせたマクドナルドの風景が再び色づくはずだ。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【新商品】マクドナルドが「マックでどこでもハワイ!!」開始 → チーズロコモコを圧倒するとんでもないヤツが紛れていた

2020年8月5日、マクドナルドは夏のキャンペーン「マックでどこでもハワイ!!」を開始した。もはや夏の定番となった「チーズロコモコ」を筆頭に、3種類のハンバーガーとドリンクなど計8商品が期間限定で登場している。

最大の注目はやはり「チーズロコモコ」だろう。ほんのりスパイシーかつ甘めのソースと目玉焼きのハーモニーが織りなす「チーズロコモコ」はめちゃウマ! 年間を通しても上位に食い込んでくるウマさである。だがしかし、この夏の主役は「チーズロコモコ」ではない。「チーズロコモコ」すらも圧倒する、とんでもないヤツが紛れていたのだ。

・大谷クラスのスーパールーキー

改めて言うまでもないが「チーズロコモコ」の完成度は極めて高い。月見バーガーでわかる通り、そもそも「パティ+目玉焼き」の組み合わせは鉄板である。そこにスパイシーさと甘さが絶妙なソースがかかるのだ、ウマくないワケがない。夏のマックは「チーズロコモコ」が主役……そう思われていた。

ところがこの夏のマクドナルドには、とんでもないゴールデンルーキーが紛れている。その衝撃度を野球で例えるならば「大谷翔平クラス」──。果たしてマクドナルドに出現した大谷とはどの商品なのか? 以下でレビューしていこう。

・バーガーは3種類

まずは念のための意味を込めて「チーズロコモコ」から。価格は税込420円だ。再三述べてきた通り、チーズロコモコは完全にウマい。食べた瞬間はほんのりスパイシー。後味はまったり甘いソースが最高である。たぶんこのソースは白飯にかけてもウマい気がする。

お次は「ガーリックシュリンプ」で、価格は税込420円。言うなれば「エビフィレオ」の派生商品だが、残念ながら個人的には新商品の中で最もインパクトは薄かった。というのも、サクサク海老は美味しいが、ガーリックの刺激がいまいち伝わってこないのだ。

「ガーリック」の商品名から、もっとガツンと系のイメージをしていたが、どちらかと言えばスタンダードなエビバーガーである。悪くは無いが「これ目的でマックに足を運ぶかな~?」というのが率直な感想だ。

で、バーガー最後の新商品が「ハワイアンスパイシーバーベキュー」である。こちらも価格は税込420円で、肉厚パティとハッシュポテト、さらにはハラペーニョチーズソースが特徴的なハンバーガーだ。

結論としては「ハワイアンスパイシーバーベキュー」もなかなかウマい。商品名の通り、しっかりスパイシーなところも好印象。ハッシュポテトのサクサク感も相まって、食感も良好だ。「チーズロコモコ」と比較するとやや好みが分かれる味ではあるが、こちらの方が好きな方もいることだろう。

・スーパールーキーはバーガーじゃない

とはいえ、ハンバーガー3つの中に「大谷翔平」はいなかった。そう、この夏のマクドナルドに現れたとんでもないルーキーはハンバーガーではない。ご紹介しよう、きっと誰が食べても衝撃を受けるマックのニューフェイス……

「ハワイアンパンケーキ キャラメル & マカダミアナッツ」DA!!!!!!!!!!!!

このハワイアンパンケーキ、価格は税込290円で、パンケーキの部分には朝マックで提供されている「マックグリドル」のバンズが使用されている。あらま、グリドルのパンケーキなんてちょっと嬉しいやん! ……と思いきや、スゴイのはそこではなかった。

ド級のインパクトを誇っていたのは、ズバリ「キャラメルソース」である。このキャラメルソースの甘いこと甘いこと! パンケーキ1切れ分だけで20kmくらいは走れそうなほど、とんでもない甘さを誇っている。

・突き抜けまくった甘さ

一般的にキャラメルは「甘さと苦さ」が美味しいスイーツだ。だがしかし、マックのキャラメルソースは甘さに全振り! 本来なら単体でも甘いグリドルが吹き飛ぶほど、キャラメルソースはとんでもなく甘い。個人的にはマック史上最高に甘いスイーツに認定だ。

さらに言うと、悔しいことにコレがウマい! 再三申し上げてる通り、とにかく甘いのでインパクトは相当なもの。甘さはここまで来ると美味しく感じるのか……と思うほど、飛び抜けた甘さである。毎日は無いにせよ、1度食べたらもう1度食べたくなるメニューであろう。だって、他にこんなに甘いのないですから。

というわけで、この夏のマックの主役には「ハワイアンパンケーキ キャラメル & マカダミアナッツ」を推奨したい。マカダミアナッツの香ばしさなんて関係ない、ただただ超甘いソースである。ある意味で歴史的に甘いスイーツだから、興味がある人はお早めにどうぞ。甘いぞ!

参考リンク:マクドナルド
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



マクドナルドの肉ざんまいバーガー「ベーコンラバーズ」を食べてみた結果 → 将来が不安になった

世界に広がるマクドナルド。私(中澤)がイギリスに行った時も、バッチリ街角にマクドナルドがあり、見慣れた外見に安心したものだ。現在、そんな世界のマクドナルドからビーフバーガーが日本に集結している。すでに、日本、イギリス、カナダのビーフバーガーが発売されたのは以前の記事でお伝えしている通りだ。

そして、2020年7月15日からオーストラリア『ベーコンラバーズ(税込490円)』の販売が開始された。名前の通り、ベーコンが特徴のこのハンバーガーは、マクドナルドいわく「肉ざんまい!」。はたして、その味はどれほどのものなのか

・イギリス代表がリーグ落ち

現在展開されている世界のビーフバーガーは、日本、カナダ、オーストラリアの3種類。ベーコンラバーズと入れ替わる形でリーグ落ちしたのはイギリス代表『スモーキーバーベキュー』だ。味のレビューに関しては以前の記事を見ていただければと思うが、個人的にはカナダ代表『マイティビーフオリジナル』が残るのは順当だと思う。それほどに完成度が違った。

・新加入のベーコンラバーズ

リーグ新加入のオーストラリア代表『ベーコンラバーズ』は、イギリス代表『スモーキーバーベキュー』の野菜を抜いて代わりにもっとベーコンを入れた感じ。よりパワー系に全振りしている。はたして、その攻撃力はカナダの壁を破るのか? 食べてみると……

確かにベーコンすげぇ

3枚重ねているだけありベーコンの旨みがにじみ出まくり。そこにBBQソースが甘みをプラスし、チーズとからしマヨが全体をまろやかに仕上げている。おまけにバンズはふんわりと柔らかくウマイ。

そのボリュームとパワーは、広大な大地に佇むエアーズロックのような雄大さを感じさせる。野菜なんていらなかったんだ……。さすがオーストラリア、国1つでも大陸である。

まあ、『マイティビーフオリジナル』の方がウマかったけどね

ベーコンラバーズの肉の波状攻撃は確かに圧倒的だが、単調になりがち。マイティビーフオリジナルの最後まで飽きずに食べられる各々の素材を最大限に生かした組織力の前に一歩及ばずという印象である。第2回のマクドナルドビーフバーガーワールドカップもマイティの優勝と言えるのではないだろうか。

・不安になったこと

ただ、ここで1つ不安になったことがある。それは「次はマイティが消えるのではないか?」ということ。個人的な感想で恐縮だが、実力から言えば、第1回のメンツも日本代表『かるびマック』が消えて良かったと思う。しかし、リーグから落ちたのはイギリスだった。疑惑の判定というヤツである。

もし、第3回でマイティが消えたなら、それは世紀の誤審と言えるのではないか。主役不在のW杯となってしまう前に、私は声をあげたい。「マクドナルドよ気をつけろ!」と。私個人の感想としてはマイティは素晴らしいチームなんですが、どうでしょうか? セルジオ越後さん?

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



マクドナルド「世界のビーフバーガー」を食べ比べてみた結果 → 日本代表がセルジオ越後もブチキレるレベル

世界に広がるマクドナルド。私(中澤)がイギリスに行った時も、バッチリ街角にマクドナルドがあり、見慣れた外見に安心したものだ。

とは言え、メニューは少し違ったりもする。日本では期間限定のものがレギュラー化されていたり、展開されていないメニューが売っていたり。現在、そんな世界のマクドナルドからビーフバーガーが集結しているため食べ比べてみることにした

・第1弾は日本、カナダ、イギリス

2020年6月24日から開始されたこのキャンペーン。その名もそのまま「世界のマクドナルドからビーフバーガー集結」である。第1弾の顔ぶれは、カナダ「マイティビーフオリジナル(税込490円)」、イギリス「スモーキーバーベキュー(税込490円)」、そして日本「かるびマック(税込420円)」だ。

マクドナルドのサイトによると、カナダ「マイティビーフオリジナル」とイギリス「スモーキーバーベキュー」は、各国で過去に販売されたメニューを基に今回新たに開発されたとのこと。それぞれカナダ「マイティアンガスオリジナル」イギリス「バーベキュースモークハウス」が基になっているのだという。

・パワーのイギリス

購入してみると、サイズはどれもボリューミー。中でも目を引いたのは、見るからにふわふわのパンに、パティ以外にベーコンがはみ出し、チーズまでサンドされたイギリス代表スモーキーバーベキューだ。よし、こいつから食べていこう。

口をつけると、パンが羽毛布団みたいに唇を包む。そして口の中に肉の旨みをまき散らすゴロゴロしたパティ! ベーコンと合わさることで肉々しさがさらにアップしている。

ただ、特筆すべきはソースかもしれない。濃厚な甘みのあるBBQソースがハンバーガー全体の味を作っているからだ。この味が割と癖があるので、好き嫌いが分かれるかもしれない。焼肉の際、甘めタレを常用する人はストライクかも。肉々しさと濃厚な味での押しの一手は、パワー系と言えるだろう

・チームワークのカナダ

そんなイギリス代表に対し、カナダ代表マイティビーフオリジナルはチームワークが光る。酸味のあるソースとトマトが引き締める味はまとまりが段違いだ

特にアイデアが見えるのはベーコン。細切れのような状態でソースにまぎれているのだが、これによりベーコンの旨みがよりハンバーガーの味と一体化している。ベーコンが1枚で入っているイギリス代表の次に食べたからこそ、味の違いをより実感した。

さらに、各々の素材の味もしっかり主張しているところは、まさにワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン。無駄な動きのないシェイプアップされたパス回しが、カナダ代表の武器と言えるだろう。

・日本代表は……

で、個人的な感想で恐縮だが、日本代表かるびマックはかなり分が悪い。甘いカルビの味付けにマヨネーズがプラスされ、なんだかモタモタしており決定力不足だ。セルジオ越後さんだったらブチキレるレベル

ちなみに私は、同じモタモタ系のてりやきマックバーガーが好きなのだが、それでもモタモタしていると思う。普段ならあまり気にならないかもしれないが、イギリス、カナダと見てきただけにその差は歴然である。

まとめると、個人的にはカナダ代表マイティビーフオリジナルが最強だった。やはり近代ハンバーガーにはチームワークが欠かせない。日本代表は残念だったが、いつかこの悔しさが財産になる日が来るだろう。そう願い筆を置きたい。

参照元:マクドナルド
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【マクドナルド】シンプルな食材で美味しさを追求したテキサスバーガーは高評価 / バーベキューソースの下品な味が残念

【マクドナルド】シンプルな食材で美味しさを追求したテキサスバーガーは高評価 / バーベキューソースの下品な味が残念

マクドナルドのハンバーガーとチーズバーガーは、あらゆる国で定番のファストフード商品となっている。シンプルだがクセになる味をしており、マクドナルドの真髄ともいえるビーフパティの美味しさをいちばん強く感じられる商品だからだ。

2013年2月2日現在、ビッグアメリカシリーズとして販売された『テキサスバーガー』が復活し、期間限定で販売中である。

マクドナルドのビッグアメリカシリーズは、どのバーガーも過剰に塩分や味が濃かったりするなど、低い評価をせざるを得ない商品が多い。味が濃いだけでなく、ミスマッチな食材を組み合わせるなど「食のプロとしてあり得ない失敗」も何度かしている。

しかしテキサスバーガーは具の組み合わせを非常にシンプルにしたことで、ビーフパティの美味しさを強く感じることができる。具の数も少ないので、ストレートにビーフパティの美味しさを感じられるのだ。その点においては、高い評価をしてもいいと思われる。

パンも良い意味でチープで、チープがゆえにシンプルなパンの味わいがビーフパティの美味しさを引き立てている。だが、マクドナルドはひとつだけ「従来のビッグアメリカシリーズでもやらかしてきた失敗」をしてしまっている。

バーベキューソースの味が非常に濃くて塩辛く、その味がテキサスバーガー全体を下品な味にしてしまっているのだ。味付けはシンプルに、塩とコショウ、またはケチャップだけで良かったのではないだろうか。え? シンプルにビーフパティの味を堪能したいならハンバーガーを買ったほうが安いしイイんじゃないかって? その通りである。

Report: Kuzo.


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オリジナル記事: 【マクドナルド】シンプルな食材で美味しさを追求したテキサスバーガーは高評価 / バーベキューソースの下品な味が残念
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【マクドナルド】シンプルな食材で美味しさを追求したテキサスバーガーは高評価 / バーベキューソースの下品な味が残念

【マクドナルド】シンプルな食材で美味しさを追求したテキサスバーガーは高評価 / バーベキューソースの下品な味が残念

マクドナルドのハンバーガーとチーズバーガーは、あらゆる国で定番のファストフード商品となっている。シンプルだがクセになる味をしており、マクドナルドの真髄ともいえるビーフパティの美味しさをいちばん強く感じられる商品だからだ。

2013年2月2日現在、ビッグアメリカシリーズとして販売された『テキサスバーガー』が復活し、期間限定で販売中である。

マクドナルドのビッグアメリカシリーズは、どのバーガーも過剰に塩分や味が濃かったりするなど、低い評価をせざるを得ない商品が多い。味が濃いだけでなく、ミスマッチな食材を組み合わせるなど「食のプロとしてあり得ない失敗」も何度かしている。

しかしテキサスバーガーは具の組み合わせを非常にシンプルにしたことで、ビーフパティの美味しさを強く感じることができる。具の数も少ないので、ストレートにビーフパティの美味しさを感じられるのだ。その点においては、高い評価をしてもいいと思われる。

パンも良い意味でチープで、チープがゆえにシンプルなパンの味わいがビーフパティの美味しさを引き立てている。だが、マクドナルドはひとつだけ「従来のビッグアメリカシリーズでもやらかしてきた失敗」をしてしまっている。

バーベキューソースの味が非常に濃くて塩辛く、その味がテキサスバーガー全体を下品な味にしてしまっているのだ。味付けはシンプルに、塩とコショウ、またはケチャップだけで良かったのではないだろうか。え? シンプルにビーフパティの味を堪能したいならハンバーガーを買ったほうが安いしイイんじゃないかって? その通りである。

Report: Kuzo.


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