【世界のスタバ】中東カタールの「世界一の空港」でリッチにスタバをキメてみたら失神するほど甘かった

カタールはアラビア半島の小さな国。首都は「ドーハの悲劇」でおなじみのドーハだ。近隣のアラブやサウジアラビアと並んで「とにかくリッチな国」という印象が強く、貧乏旅行者の自分には縁がない国と思っていたのだが…… 今回私はカタ […]


【不安】コロナ禍で海外へ行ってみた! 出入国の意外な落とし穴や注意点など

海外では外国人観光客の受け入れを再開する国も出はじめた。日本は現在まだその段階にないものの、先月26日からは海外渡航者向けに『新型コロナワクチンパスポート』が発行されるなど、海外行きは夢じゃなくなってきている。 ただし当 […]


【徹底解説】『ワクチンパスポート』って結局何に使えるの? 最速でゲットしてみた結果がこちら

新型コロナワクチンの2回目接種を終えた私は、その足で郵便局へと急いだ。7月26日から受付を開始した『ワクチンパスポート』を申請するために。当初は「役所で直接申請」といった報道がされていたが、フタを開けると「郵送で申請」と […]


このコロナ禍の中、マサイ族が住むケニアのアンボセリは別世界 / マサイ族の戦士が語る「我々のエリアが安全な理由」 マサイ通信:第493回

スパ! ルカだ。マサイ族の戦士・ルカだ。いま世界はコロナのパンデミックで大変なことになっている。我が国ケニアも例外ではなく、首都ナイロビはピリッとした緊張感に包まれていると聞いている。だが……! オレらマサイ族の住むアン […]


「俺はアジア人の顔の違いが100%分かる」と豪語するイラン人に聞いた “中国人・韓国人・日本人の見分け方”

私が「日本在住のイラン人とパリで仲良くなる」という不思議体験をしたのは2019年秋のこと。オーサカへ出稼ぎに来て3年になるというアリ氏は、里帰りついでにパリへ遊びに来ていたらしい。なんでも食堂にいる私の顔を一目見て「日本 […]


【旅コラム】インドの座薬を1秒も迷わず尻に入れた話

いつも一緒に世界を旅していた俺の相棒・ノースフェイスのテルス45(リュック)を押し入れにしまって1年半。ようやく日本でも新型コロナワクチンの接種が進み始め、割と近いうちに再び相棒の出番が来るかもしれない。今のうちにファブ […]


【旅の日】ロケットニュース24記者が体験した「エクストリームすぎる旅行15選」

本日5月16日は旅の日。この記念日は、1988年に旅の文化の向上を目指す団体「日本旅のペンクラブ」が提唱して誕生したものなのだそうだ。その日本旅のペンクラブのサイトによると、松尾芭蕉が奥の細道に旅立ったのが5月16日(陰 […]


【大胆】中国の吉野家で食べた『プリン入り紅茶』が忘れられなくて… 再現してみたら「そのまんま」だった

牛丼チェーン『吉野家』は日本国外に約1000店舗。うち半数を占めるのが中国だ。中国版・吉野家のメニューは日本より品数が多いのが特徴で、2年前に旅行で立ち寄った際はウナギ、餃子、天ぷら、たこ焼きにフランクフルトまであった。 […]


この1年間「いつ海外へ行くべきか」だけを考え続けた私があえて今パスポートを更新した理由

思えば私はこの1年、「どのタイミングで海外へ行けばいいか」ということばかり考えていた。現在、日本からの渡航を無条件に受け入れている国はないが、「特定の条件を満たせば入国可能」という国は意外と多いのだ。 とはいえ私は海外に […]


ベルリンの壁崩壊から30年 … 普通の日本人が現地へ行ってみて感じたこと / 今日は『ドイツ・運命の日』

ドイツといえば有名なのがビール、クリスマスニベア、それから『ベルリンの壁』だ。かつてドイツを東西に分断していた壁は現在、歴史的遺跡として約1.3kmほどがベルリン市内に残されている。

今からちょうど1年前の11月、私がベルリンを訪れた理由は「何となく」だったのだが、到着してからとんでもない事実が判明した。なんと『ベルリンの壁崩壊』が起きたのは1989年の11月9日……つまり、私はかの歴史的事件からちょうど30年の節目に現地を訪れたのだ。

この偶然はきっと神の導き的なモノに違いない。世界史に疎い自分でも、ベルリンの壁を拝めば何かを感じ取ることができるだろうか? 例えば “世界平和” とか “人類の罪” とか?

・全身で感じたい

現存する壁群の通称は『イースト・サイド・ギャラリー』。壁建設にインスピレーションを受けた世界各国の芸術家たちが、壁に思い思いの絵を描いたことが『ギャラリー』と呼ばれる所以だ。

イースト・サイド・ギャラリーはベルリン中心部にほど近く、最寄り駅から人の流れについて行けばすぐカラフルな壁画が出現する。私はてっきり有名画家たちの作品ばかりが集まっているものと思っていたが、どちらかといえば “ストリートアートの延長線” みたいなノリであるようだ。

写実的なもの、抽象的なもの、騙し絵的なもの……様々なタイプの作品が描かれており、クオリティは様々。正直言って中学生が描きなぐったような絵もある。どれも見るからに「悲しみ」「怒り」「自由」などといったテーマが潜んでいそうだな。

しかし平日の昼間とはいえ、「かのベルリンの壁」にしちゃ見物客の数は少なめである。その内訳は8割ほどが20〜30代の欧米系。意識高い系の若年層だろうか?

日本のアーティストによる作品もあった。

私も日本代表として、何かを感じ取りたい……!

何か……平和的なメッセージを……

何か…………


・例のアレ

ちなみに私のテンションが唯一爆上がりしたのは “ブレジネフとホーネッカーの抱擁” を発見した時だ。これはベルリンの壁に描かれた中でおそらく最も有名な作品であり、タイトルは『神よ、この死に至る愛の中で我を生き延びさせたまえ』。

私がこの絵を見て感じたこと → 「うわ〜! ホンモノだぁ!」

それにしても……この絵の周辺だけ人だかりができているのだから、全く現金なものである。中には動画配信中のユーチューバーとみられる人物も数人いて、壁の前を長時間陣取っている様子。なんだか日本とあんまり変わらないなァ。まぁ、自分も同じなんだけどさ……。

・結論として……

けっきょく私は全長1.3kmのアート作品を鑑賞する中で、 “世界平和” や “人類の罪” といった大きなテーマを感じとることはできなかった。周辺では破壊された壁の一部や、その裏側などに触れることもできる。それぞれについて私が感じたことを以下に箇条書きしておこう。

“壁にかけられた南京錠” を見て感じたこと → 「恋愛の聖地なのかな〜」

“壁の高さ” を見て感じたこと → 「けっこう低いな〜」

“壁の厚み” を見て感じたこと → 「落書き多いな〜」

……なんだかロクな気づきを得ていない気もするが、 “ベルリンの壁を見たのにロクな気づきを得なかったこと” もまた、ある意味貴重な経験といえるだろう。

“壁への落書き” がドイツで長年問題になっているらしいのだが、壁をアートとして残すことも含めて様々な考え方があるらしく、何も知らぬ私がとやかく言うことではない。ともかく「ドイツの歴史について勉強せねば」という気持ちになったのだから、それだけでもここを訪れた価値があったというものだ。

あれから世界はコロナ禍にみまわれ、今となってみれば昨年がドイツ旅行のベストタイミングであった。コロナで遠方の家族に会えなくなった時、ふと「冷戦時代のドイツ人たちはこんな気持ちだったのかも」と感じたものである。そういう意味で、やはりアレは神の導きだったのかもしれない。

ちなみに本日11月9日はドイツの『運命の日』。実は11月9日という日は「ベルリンの壁崩壊」以外にも、ドイツ史における重大事件がいくつも起きている日らしいのだ。詳しいことは各自調べてみてほしい…………いやはや、勉強になるなぁ〜!

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



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