9月に中国で行われた反日デモ。各地で、暴徒と化したデモ隊が日本料理の店や日本車を破壊するという事件が起こった。この過激な活動には中国でも、自らの手で同胞の財産を壊したと批判されている。
車を壊された被害者をサポートしようという動きがあったようだ。なんと、ある富豪が自腹を切って中国車をプレゼントしようというのである。
その行為自体は良いのだが……先日行われた贈呈式の違和感がハンパないと話題になっている。
超太っ腹チャリティーを行ったのは、中国の食品や環境関係企業の会長・陳光標氏だ。陳氏はことあるごとに派手な慈善活動を行い注目を浴びている。一部では「売名慈善家」や「チャリティー・モンスター(チャリモン)」と呼ばれも有名である。東日本大震災の際には日本にもやってきた。
その陳氏が、反日デモで車を壊された被害者に自腹500万元(約6200万円)を切って車をプレゼントしようというのだ。全国各地から43名の被害者が南京に集まった。
爽やかな緑色のスーツ、緑色の帽子で現れた陳氏。式典は粛々と行われるかと思いきや、彼は贈呈される車の上に中国国旗を敷き、その上にあがって歌謡曲を熱唱。車の屋根の上を走り回るというパフォーマンスまで披露だ。会場の熱気は動画でも確認できる。
だが、ステージのそばにはちょっとした違和感が。会場には陳氏の会社の新製品がバッチリ陳列されているのだ。さらに違和感をかもし出しているのは、「被害者」としてセレモニーに参加しているモデル級の美女たちである。
中国メディアは美女たちに「どこから来たの?」「あなたが壊された車は日本のどのメーカー?」と尋ねたところ、「それは……」「そんな……私を困らせないで!」「ほかの人に聞いて」と歯切れの悪い回答をしている。自分が運転していた車種さえ答えられないとは……。
この活動について、中国ネットユーザーからは「また売名か」「チャリティーと宣伝は分けるべき」と疑問の声が出ているが、
「売名でもチャリモンでも何でもいいんじゃない? 誰も傷つけていないし」
「売名チャリティーでもでもやらないよりマシ」
「これが中国人の気概だ!!」
「陳氏は中国チャリティーの手本である」
「大好き!!!!」
と肯定的な意見が多い。
この件では誰も傷つけていないのは確かであるが……どうも違和感がぬぐいきれない。なお、緑色の帽子をかぶってご機嫌の陳氏であるが、中国語で「緑の帽子をかぶる(載緑帽子)」は「妻や恋人を寝取られる」の意である。華やかな式典に緑の帽子でやってきた陳氏に市民は大ウケだ。これも陳氏の計算なのだろうか。
(文=澤井恵)
参照元:中国雅虎、video.sina
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オリジナル記事: 【中国】反日デモで車を壊された被害者に富豪が自腹6200万円で中国車をプレゼント! 贈呈式の違和感がハンパないと話題に
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