とんだ誕生パーティー! 18歳の少女が液体窒素入りカクテルを飲んで胃を全摘出

とんだ誕生パーティー! 18歳の少女が液体窒素入りカクテルを飲んで胃を全摘出

英国で液体窒素入りのカクテルを飲んだ18歳の少女が、腹痛と呼吸困難を訴え、その後胃を切除する緊急手術を受けていたことがわかった。

手術を受けたギャビー・スキャンロンさんは、英国ランカスターのワインバーで友人らと共に自らの18歳の誕生日を祝っていた。そこで提供された、液体窒素を用いた「ニトロ・ジャガーマイスター」というカクテルを飲んだところ、激しい腹痛と呼吸困難が彼女を襲った。

液体窒素とは、気体の窒素をマイナス196℃以下の低温冷却により液体化したもの。空気に触れると白い煙を出すことから、視覚的演出として料理やカクテルに用いられることがある。正しく取り扱えば無害だが、液体の状態で摂取すると体内で気体に変わって膨張するため、胃が傷つくおそれがあるという。

ギャビーさんの胃には穴が空いており、命の危険があったことから搬送先の病院で胃を全摘出する緊急手術が行われた。重体ではあるが容体は落ち着いているとのことだ。

胃を切除してもそれまでと変わらない生活は可能だが、食事量や栄養には今後十分気を配らねばならないという。ギャビーさんにとっては楽しいはずの祝いの席が、一転悲劇の夜となってしまった。

事件直後、バーはこのカクテルの販売を停止。提供時に店側からしかるべき説明があったかなど、警察が現在捜査している。英国の食品基準協会は、液体窒素は正しく取り扱えば危険はないとした上で、提供・摂取時にはその危険性を十分認識し慎重に扱うよう注意を喚起した。

日本でも液体窒素を用いた飲食物を提供するバーやレストランが増えているという。飲食店はもちろんだが、消費者も正しい知識を持つことで更なる事故防止に繋がる。液体窒素が完全に気化したのをしっかり確認してから口に入れよう。

参照元:HuffingtonPost(英文)、YouTube globavideonews


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