【世界初】エスカルゴの王様「ブルゴーニュ種」の完全養殖に成功して発売された缶詰がこちら / 開けて分かった美味しく食べるための注意点

科学とは世界初の積み重ねである。飛行機にしても、PCにしても、スマホにしても、これまで様々な世界初が社会を変えてきた。そしてこの度、三重県でまた1つ新たな世界初に成功した団体がある。「三重エスカルゴ開発研究所」だ。

成し遂げたのは、エスカルゴの王様「ブルゴーニュ種」の完全養殖である。約4年の歳月をかけ共同開発をした食品会社・国分グループから、缶詰として発売されているため食べてみた。

・ブルゴーニュ種とは

エスカルゴには、ブルゴーニュ種のほか、トルコ原産のトルコ種、加工品として利用されるプティ・グリ種、グロ・グリ種の4種がある。その中でも高級食材として知られるのがブルゴーニュ種で、フランスでは絶滅の危機に瀕し、保護育成種に指定されているのだとか

希少価値の高さは言うまでもないが、「よりおいしいエスカルゴをできるだけ多くの人に食べてもらいたい」という一心で完全養殖を成功させたのが三重エスカルゴ開発研究所を運営する高瀬俊英さん。エスカルゴに魅せられて40余年、年間20万匹のエスカルゴを養殖している人物なのだという。

缶詰のパッケージ裏には、養殖の環境も書かれているが、温度・湿度を厳密に管理し、エスカルゴが住む「ブルゴーニュの森」の環境を再現しているのだとか。土壌は3年かけて殺菌した腐葉土を使用し、餌も粉末状の国産大豆に20種類の栄養分を混ぜた完全オリジナルだというから、その繊細さが伝わって来る。

・缶詰の中身

缶詰は税込み3240円で缶つまサイズ。価格も王様だが、その内容はいかに? 開けてみたところ、黄色い塊が目に飛び込んできた。なんじゃこりゃあ!?

一瞬その色にビビったのだが、おそらく、これはガーリックバターソースが固まったものだ。湯煎が必要だったかもしれない。そう思って、改めてパッケージの文字に目を通したところ、注意事項1行目に「湯煎をして温めていただくことでより美味しくお召し上がりいただけます」と記載されている。気持ちが先走りすぎた。

・注意点1

というわけで、1つ目の注意点は「開ける前に湯煎した方がいい」ということ。まあ、食べられなくはないんだろうけど、あまり食欲が出る見た目ではないことは確かである。

とりあえず今回はもう手遅れなので、皿に移しレンチンしてみた。30秒から40秒くらいでバターが溶けて良い感じに。グッと香りも立った。

・食べてみた

エスカルゴは全部で6~7粒くらい。ひと粒食べてみると、まろやかな風味が口に広がる。エスカルゴの缶詰と言えば、以前ギャバンのインドネシア産「エスカルゴ缶」を食べたことがあるが、アレと比べると臭みがなく豊潤な旨みがあって非常に食べやすい

エスカルゴに苦手意識のある人でも食べられそうな癖のなさである。事実、私はエスカルゴが少し苦手だったのだが、普通にウマイと思った。やっぱり「ブルゴーニュ種」は味も王様なのかもしれない。しかし、それ以上に思ったのは……

ソースが激ウマ

こう書いてしまうと、「エスカルゴ関係ないじゃん」と思われるかもしれないが、そんなことはない。ガーリックバターのまろやかな味に、エスカルゴの持つ旨味が染み出していることにより深い味になっているのだ。パンにつけたら無限に食べられそうである

・注意点2

というわけで、注意点2つ目は、パンは用意しといた方が良いということ。パンがあればこの缶詰の旨味を最大限楽しめるに違いない。

とは言え、ブルゴーニュ種の王様たる由縁は十分に味わうことができた。「やっぱり全然違う」というのが実食した私の感想だ。日本の食文化にはそれほど浸透していないエスカルゴ。今回のブルゴーニュ種の完全養殖成功はそんな状況を打破することができるだろうか? 今後を見守りたい。

参照元:K&K
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【注意喚起】姿が似ているからってナメクジはカタツムリ(エスカルゴ)と同じような味がすると思っていたら大間違いだぞ

【注意喚起】姿が似ているからってナメクジはカタツムリ(エスカルゴ)と同じような味がすると思っていたら大間違いだぞ

ジメジメした場所でよく見かけるのがナメクジである。塩をかけると小さく縮んでしまうのがナメクジである。一方、同じくジメジメした場所にいるが、かわいらしい丸い殻を持った巻貝がカタツムリである。

そのまた一方、フランス語でカタツムリは「エスカルゴ」という。リンゴマイマイやアフリカマイマイなど、食用に適したカタツムリが使われているという。つまるところ、カタツムリは食べられる。では、ナメクジは?

ということで今回は、過去にナメクジを食べたことのある私が、ナメクジの味について解説してみたい。
 
・寄生虫がいるから生食は絶対にやめよう
まず、「カタツムリとナメクジって殻があるかないかの違いくらいでしょ? 味もカタツムリに似ているのでは」なんて思っている人がいたら、それは大きな間違いであると声を大にして宣言しておきたい。雲泥の差である。

カタツムリもナメクジも、体内に「広東住血線虫」という寄生虫がいることがある。過去には日本でもこの寄生虫による死亡例も確認されている。幼虫が脊髄から脳に侵入し、好酸球性髄膜脳炎を引き起こすのだという。よって、生食は絶対にNGだ。

もちろん私がナメクジを食べた時も、しっかりと熱湯で湯通しし、加熱処理を行った。熱湯の中にナメクジを入れると、どうなるのかも付記しておきたい。口から「ドピュッ!」と白い体液が出てくるのである。
 
・味と食感
茹で上がったナメクジは、少しだけ縮こまったように見えた。そしてパクリと食してみる。どのような味がするのかというと、ずばり、「チョー苦い」のである。なんというニガミ。渋い渋い感じであり、まさに「苦虫を噛み潰したような感じ」なのである。美味さはこれっぽっちも感じない。

ちなみに食感だが、「フニャ」や「ブンニュ」ではなく、「コリッ」である。イカの刺身のような感じである。いずれにしても、美味いものではないので絶対に食べないほうがよいだろう。
 
なお、その後に食したカタツムリだが、「土俵が違う」と言わんばかりの、超極上の味がした。カタツムリとナメクジの味は全然違う。そして、共に生食はNG。この2点は覚えておいて損はないだろう。

(写真、文=マミヤ狂四郎


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