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【挑戦】豚骨ラーメンスープを自作してみた! 最低でも8時間は必要とみた…!!
ラーメンは美味しい。お椀1杯で、かなりの満足感を得られる点も良い。きっと、この1杯のために作り手は試行錯誤を重ねたに違いない。一体全体、いかほどの汗と涙の結晶であろうか。
百聞は一見に如かず。記者も、試しに作ってみることにしよう。挑戦するは、豚骨ラーメン。いざ、料理開始だ!
・プロたちに相談
まずはじめに断っておく。安易な気持ちで素人が手を出すには、ややハードルが高そうだと思った記者。ちょっとした裏技を使わせてもらった。
元ラーメン屋で働いていた人ほか、料理人(ラーメン屋ではない)になんとなく相談し、ふんわりと作り方のコツを教えてもらったのだ。さすがプロたちは助言が的を射ており、とても勉強になった。中でもハッとさせられたのは次の一言だ。
(ラーメンの)スープに正解はない。
スープは好みが大きく分かれるため、自分の好みの味に近づけることこそ成功を意味するとのこと。確かに巷にはアッサリからコッテリまで、様ざまなラーメンがあふれている。それだけみなさんの好みが多岐にわたるということだろう。
・作ってみる
至言を胸に、さっそく豚骨スープを作っていくことにしよう。材料は比較的シンプルで、以下の通りだ。
【材料】
・ゲンコツ:5~6本
・ネギ:3~4本
・生姜:1個
・ニンニク:3~4片
・玉ねぎ:1個
・酒:適当
【作り方】
1. ゲンコツに付いている血や汚れをできる限り流し、たっぷり目の湯に入れて下茹でをする。30~40分沸騰させる。アクがそこそこ出るが怯むことなかれ。
2. 下茹でがすんだらお湯を捨てる。水でゲンコツを洗いながら、血や汚れをさらに取る。思い切りゴシゴシしてOK!
3. たっぷり水を入れた鍋にゲンコツとネギの青い部分、生姜、ニンニク、玉ねぎ(皮つき)を入れる。酒を加えて、そのまま7~8時間煮込む。
4. 水が減ってきたら都度、水を足す。濃い目が好きな人は、足さなくても良し。ただし焦げ付かないよう、適度に鍋をかき混ぜる。
5. 骨が柔らかくなってきたら取り出してトンカチなどで砕き、再び鍋に投入する。
6. 適当なところで火を止める。
7. こして、骨などを取り除き完成!
・とにかく時間がかかる
鍋を適度に観察していなければならない割に、その間暇と言えば暇だ。余力があればスープを作りながら、チャーシューや味玉、麺も作ると良いだろう。
さて、なにが大変かって、言わずもがな時間がかかることだ。家族や恋人に「今からラーメン作るから、ちょっと待ってね~」なんて言おうもんなら、絶対にブーイングものなので注意してほしい。出来上がってから声をかけるように。
あとは根気強く煮込んで鍋をかき混ぜるだけだ。難しいことは骨を砕くくらいだろう。とは言え、である。やはり心と時間に余裕がある時くらいしか、できないなあというのが正直な感想だ。一日がかりだもんな。
・出汁で割って食べてみた
そんなこんなで、出来上がった豚骨スープ。元ラーメン屋さん曰く、ハンドミキサーにスープと少しのラードをぶち込んでかき混ぜたら豚骨ラーメンらしく白濁するとのこと。なんにせよ最後に油(脂)を入れておけば、ラーメンらしくなるらしい。
完成度に自信がなかった記者は、鰹出汁を取ってスープと割ってみることに。それでも豚骨のクセが強いような気がしたが、翌日再び食べてみると落ち着いていた。うん……美味しい気がする!
いやはや素人がイチからラーメンを作るとなると、大変だということが良くわかった次第。気軽に食べさせてくれる、全国のラーメン屋さんに感謝だ。
絶対試してみたほうが良いよとは言えないが、気が向いた人は豚骨ラーメンスープ、作ってみてはいかが? 特に、暇で暇でしゃーないという人には、オススメだぞ。なんてったって、8時間かかるからな!!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
【秘密のグルメ】たった数店舗でしか食べられない『一蘭』の重箱入りラーメンがウマい
とんこつラーメン専門店の人気店といえば『一蘭』(いちらん)だ。店内のデザインは非常に独特で、客席と客席の間に「壁」があり、他の客の姿を見ることができない(料理を運んでくるとき以外、店員の姿も見えない)。
・高級な重箱に入ったラーメン
『一蘭』は全国的にチェーン展開をして人気を博しているが、わずか数店舗のみ、高級な重箱に入ったラーメンを食べられるのをご存じだろうか? ラーメンといえば丼が定番だし、それが常識だ。重箱にラーメンが入っているってどんな感じなの? 実際に食べに行ってみた。
・本当に重箱に入っていた
重箱ラーメンはキャナルシティ博多店でのみ提供されている。目の前に出された重箱ラーメンは、長方形の形状をしており、重厚感のあるフタまでしてある。重いフタを開けると、なかから芸術ともいうべき美しく盛りつけされたラーメンが。
テイストは定番の『一蘭』の味。臭みのないスッキリとした豚骨スープでありながら、麺をすすると後味の良い濃厚感を堪能できる。スッキリしているので、2回も替玉をしても飽きないほど。重箱ラーメンは酸味成分としてオスカランが入っている。
定番の『一蘭』の味に酸味がプラスされるとどうなるのか? オスカランは控えめな「上品すぎる酸味」なので、麺を食べているときに酸味を感じるというより、ひととおりスープと麺の味を堪能したあとにジワジワと酸味を感じてくる。これがまた絶妙なり。
・筋の通った上質な進化の味
『一蘭』の公式サイトにはこの店舗についての記述があり、「奥義を極めた職人たちの豊かな経験と、歴史と共に培い磨き抜かれたその技術力は、業界最高レベルと高い評価を受けております」「限られた店舗でのみ解禁を許された、筋の通った上質な進化をここに結集しました」と書かれている。
その「筋の通った上質な進化の味」を堪能したい人は、一味違う、職人のプライドが伝わってくる重箱ラーメンを食べてみてはいかがだろうか? 重箱は、職人のプライドと高度なスキルの表れなのだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 『一蘭』キャナルシティ博多店
住所 福岡市博多区住吉1-2-22 キャナルシティシアタービルB1F
時間 10:00~24:00
休日 年中無休
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 【秘密のグルメ】たった数店舗でしか食べられない『一蘭』の重箱入りラーメンがウマい
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