韓国の伝統的な人糞酒『トンスル』。韓国語で「トン」はウンコ、「スル」は酒を意味する。すなわち『トンスル』とはウンコが入った酒のことを意味する。しかし韓国のメディアやインターネットユーザーらは『トンスル』の存在に否定的でその存在を認めようとしなかった。
韓国国内からは「日本人の捏造。現在の韓国にはトンスルは存在しない」という声があがっていたが、当編集部が徹底的に韓国を調査したところ、韓国ではいま現在も『トンスル』が販売されていることが判明。しかも入手に成功した。そして実際に飲んでみた。
今回『トンスル』のテイスティングをしたのは、女優の千絵ノムラさん。異国文化を尊重し、食に対して偏見がなく、どんなものでも食べられるというので彼女にお願いすることにした。はたしてそのお味は……?
「とてもアルコール度の高いお酒ですね。漢方が入ったお酒のような味です。ウンコの臭いはしないのですが、ほのかに酸味を感じます。ウンコが入っているって言われなければ、これがトンスルであることは分からないですね」(コメントここまで)
筆者(私)も飲んでみたが、確かに薬酒のような味がした。少しだけ酸味が後味として残る感じもた。アルコール度は15~20度くらいだと思われる。マッコリ式トンスルや焼酎式トンスルなど、トンスルのベースにする酒にもいくつか種類があるらしいが、今回は焼酎ベースのようだ。
『トンスル』は韓国の酒屋では販売されていない(と思われる)。筆者は『トンスル』のバイヤーに連絡を取って購入した。トンスル販売員のおじさんの本業は農業で、仕事のかたわら『トンスル』を作って販売しているらしい。
今回入手した『トンスル』はウンコ臭くなかったが、作り方によっては激しいウンコ臭を放つらしいので、『トンスル』のレシピにも色々あるようだ。この韓国起源の味、これからも韓国の伝統として受け継がれてほしいものである。カムサハムニダ。
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テイスティング: 千絵ノムラ(日本人女優) / Twitter.
Correspondent: Kuzo
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