Wii版『大神』を購入し、その楽しさに衝撃を受けた筆者（私）。小説でも漫画でも映画でもアニメでも表現できないモノが『大神』から感じた。「ゲームクリエイターって素晴らしい仕事だな」と改めて思った作品なのだが、残念ながら最後まで続けられなかった（このあたり人それぞれだと思うのでムカつかないでほしい。もちろん異論は認めますが、そもそもけなしているわけではありません）。

・ゲーム界の代表にもなりえる傑作
『大神』は決して駄作ではない。むしろゲーム界の代表にもなりえる傑作である。しかし、いくらゲーム性が素晴らしいとはいえ、PS3やXbox360で目が肥えてしまった筆者にとってWiiの画質はキツかった。いや目が肥えてなくても「その画質」を残念に感じたと思う。「これでも十分楽しいよ。でももっと画質をパワーアップさせれば楽しさを増幅できるよね？」という気持ちだ。

・絵の楽しさを魅せてくれた『大神』を最高レベルのクオリティで
誤解しないでほしいのは、筆者は「画質至上主義」ではないということ。映像が美しくてもゲーム性がダメなら駄作になるのもわかってる。しかし、絵の楽しさを魅せてくれた『大神』を最高レベルのクオリティで楽しむには、最低でもWiiよりワンランク上の画質、PS3レベルの画質が必要だと感じたのだ。

・完成度はファンの想像の上をゆくデキ
そう感じているのは筆者だけではないはず。『大神』ファンも開発者も、同じことを思っていたのではないだろうか？　だからこそ、PS3で『大神 絶景版』が開発されたとも思っている。そしてその完成度は、ファンの想像の上をゆくデキだった。す、す、す、素晴らしすぎるッ！

・「うるさいユーザー」をねじ伏せる驚異的なクオリティー
あまりにも高精細な画質は、Wiiのグラフィックにケチをつけていた筆者のような「うるさいユーザー」をねじ伏せる驚異的なクオリティーに！　ドットひとつひとつがシャープに目視できる！　ボヤけてないッ！「これなら文句ないだろ？　ん？　ごめんなさいは？　ありがとうは？」という開発者の声が聞こえてきそうだ。ごめんなさい！　ありがとう！

・3Dテレビのシミュレーテッド3Dで観るとどうなる？
では、この高精細な『大神 絶景版』を3Dテレビのシミュレーテッド3Dで観るとどうなるのだろうか？　シミュレーテッド3Dとは、2D画質を3D映像に変換するシステムのこと。もしこの機能で『大神 絶景版』をプレイしたらスゴイのでは!?　そう思って試してみたのだが……。キターーーー！　圧倒的感動！　圧倒的衝撃！　圧倒的立体！

・臨場感あふれる冒険が楽しめる！
シミュレーテッド3Dは、あらかじめ3D用に作られた映像よりも立体度が落ちる。しかし！　それでも風景やキャラクターが立体的に見え、臨場感あふれる冒険が楽しめる！　あらゆる風景やキャラクターが黒いフチドリで描かれているため、立体的に見えやすいのだろう。

・高精細が3Dの立体度をアップさせる要因
シンプルな色使い、そして高精細な画質なのも、3Dの立体度をアップさせる要因になっているはずだ。激しい動きをしたときやスクロール時に目が疲れやすくなってしまうが、それでもこの立体度はスゴイ！　もし自宅のテレビが3D対応ならば、シミュレーテッド3Dで『大神 絶景版』をプレイしてみようぜッ！

参照元: PS3『大神 絶景版』公式サイト
Correspondent: Kuzo

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