アメリカ各地の美術館がこぞって収蔵し話題になっている「Googleストリートビューを使った作品」とは

アメリカ各地の美術館がこぞって収蔵し話題になっている「Googleストリートビューを使った作品」とは

このところ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめとしたアメリカ各地の美術館がこぞって収蔵し、話題になっている写真シリーズがあります。写真家ダグ・リカード(Doug Rickard)氏によるその一連の作品は、ある大胆な手法で撮影されており、一部では美術作品としての価値に異論の声も上がっているほど。

ではいったいどんな作品かというと、写真を観て気付いた人も多いでしょう。そう、実はこれ、Googleストリートビューを使った作品なのです。

いまや世界中の道を網羅している感のあるストリートビューは、ご存知のとおり、専用のカメラを搭載した車で、世界各地の通りを走りながら自動的撮影されたものです。そこには作家的な意図は全くないといえますが、ときとしてハッとするような「何か」がとらえられていることも。

なかでもリカード氏が着目しているのは、ニューオリンズ、デトロイト、バルチモアなど、自国アメリカの貧しい地域の通りの姿。およそ1万5000ショットの画像の中から80点をセレクトして再撮影。そうした行程によって新たに切り取られた画面に表現されているのは、強く活気ある世界のリーダー国のイメージとはかけ離れた、荒涼とした剥き出しのアメリカの姿です。

”A New American Picture” というタイトルで写真集も出版されているこのシリーズ。さる高名な写真家は「代わりにストリートビュー撮影車の運転手こそ展示されるべきだ」と批判しているそうですが、はたしてそうなのでしょうか。評価は観る人の視点に委ねられています。

寄稿:Pouch
参照元:animalnewyork.comdougrickard.com(英文)


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