【異常発生】ベランダにカメムシがめっちゃ来るので、部屋干し用に「窓枠物干し」を設置してみたら最高だった / アイリスオーヤマ(3482円)
【便利】ちょくちょくマスクを洗える! 超小型卓上乾燥機「パラソルドライハンガー」が部屋干しの救世主に!!
マスク不足の解消後も、快適性や地球環境負荷などいろいろな理由で布マスクを使う人も多いと思うが、洗濯はどうしているだろうか。汗をかきやすいこの時期、毎日どころか1日に何度も洗いたくなる。洗濯乾燥機や浴室乾燥機があってもマスク1枚のためだけに……とドライヤーでしのいだ経験もあるかもしれない。
そんな悩みを解決すべく、サンコーから超小型卓上乾燥機「パラソルドライハンガー」(税込3980円)が登場。「超」小型と名乗るだけあって、旅先にまで携帯できるサイズな上に、2万円はする小型衣類乾燥機の世界では破格といえる。
となると心配になるのはパワーだが、もし十分に乾燥できたら画期的な商品ではないだろうか? 部屋干しの救世主になるのか、使い心地をレビューしてみる。
・「パラソルドライハンガー」(税込3980円)
箱からして本当に小さい。片手で軽々持てるくらいだ。
内容物は本体、ポール、フックというシンプル構成。重さはわずか500gで、付属のポーチに収納すれば、そのまま旅先に持って行ける。
組み立ても簡単。本体にポールを立てて、フックを取り付けるだけだ。フック部分に洗濯物をかけることになる。
使用例では「子どもの上ばき」というのもあったが、幼稚園児用など本当に小さいものだけ。女性用でも大人の靴は入らない。
今回は実験として、布マスク(ガーゼマスク)、アンクルソックス、普通のソックス、タオルハンカチを入れてみる。説明書には「しっかり脱水してから」とあるので、手洗いのあとに軽く絞ってある。
アンクルソックスのように短いものはそのままフックにかけられる。布マスクは紐が伸びたら嫌なので、小さなピンチを使った。
ハンカチのようなものは大きく開いて干すのがよさそう。今回は検証なので靴下などと一緒だが、1枚だけであれば全部のフックをおおうように広げられるので、効果的に乾かせると思う。
操作はセンサーボタンで行う。「送風モード」と「温風モード」を切り替えることができ、3時間で自動オフ機能がある。セットしたまま放置できるのはいい!
スイッチを入れると熱気球のようにむくむくと膨らみ、コーッという動作音がする。ドライヤーを「セット(弱)」で使っているくらいの音。寝るときには気になりそうだが、ホテルの隣室や隣家にまで聞こえる音量ではないと思う。
膨らんだときの高さは30cmほどで、600mlペットボトルの1.5倍くらい。内部は約70度の高温になり、3時間使用したときの電気代は約14.5円(1kWh単価27円)だという。
カバーは完全に閉めず、空気穴を作るよう推奨されているのだが、力強く温風が吹き出してくる。これは期待できそう。
・1時間後
1時間が経過した。自動オフ時刻(3時間)まではまだまだあるが、乾き具合を1度チェックしてみる。
ここで意外なことが起こった。4点の中でもっとも大判のタオルハンカチが乾いている! 靴下やマスクのように「複数の布が重なっている」構造でないからかな? あるいは大きく広げて干したのがよかったかも。
アンクルソックス、ソックス、マスクはまだまだ「生乾き」だった。タオルハンカチがなくなった分、内部を広く使えるようになったので干し直してもう1時間やってみる。
・2時間後
開始から2時間が経過したところでもう1度チェック。自動オフ時刻まではあと1時間。
ソックスはどちらも完全に乾いている! すごい!!
驚いたことに、ガーゼマスクが1番乾きにくかった。紐のところがあと少し。
縫い目があったり、何層にも重なって複雑な構造をしていることが原因だと思う。ただしこれも本当に「心なしか湿っている」というくらいで、残り30分もしないで乾いた。
・あなどっていた
正直あなどっていた。「あったらいいな」を実現してくれるサンコーなのだが、ニッチすぎて思わず「ネタか!」とツッコミたくなる商品があるのもまた事実。しかし今回の「パラソルドライハンガー」はガチで役に立つアイテムだった。
結論としてハンカチは1時間、靴下は2時間、ガーゼマスクでも2時間半で乾燥できた。キッチンとかに置いておいて、家族分のマスクをさっと洗っては乾燥……とサイクルを回せばいいんじゃないかな?
熱に弱い素材には「送風モード」もあり。使用例ではふきんやマスクのほか、外に干したくない下着も挙がっていた。とにかく小型なので、洋服のような大きなものは乾かせない。あくまで小物用だが、ちょっとしたものの乾燥にはかなりオススメだ。
参考リンク:サンコーレアモノショップ
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
寒い時期は要注意!「洗濯物の部屋干しは健康に悪影響」との研究結果
天気が悪い日の洗濯物、みなさんはどうやって乾かしているだろうか。乾燥機派、部屋干し派、そもそも洗濯を諦める派……それぞれに自分なりのやり方があるだろうが、もしもあなたが部屋干し派ならば要注意だ。
ある研究によると、「部屋干しは健康に悪影響を及ぼす恐れがあり、特に喘息(ぜんそく)やアレルギーを持っている人にとっては良くない」とのことで、専門家らがその危険性を訴えているのだ。
英グラスゴー芸術大学のコリン・ポーティアス教授率いる研究チームは、2011年~2012年にかけての冬の寒い時期に100軒の家庭を対象に調査を行った。暖かい季節は外干ししていても寒くなると部屋干し派になるという人が多く、全体の87パーセントもの家庭が冬は部屋干しすると回答。そのうち3分の2に及ぶ家庭が暖房器具の近くに洗濯物を干していることもわかった。
教授によると、「この部屋干しの方法が室内の湿気を30パーセントもアップさせる原因になっています。また、より小さく高断熱の住宅ほど室内に湿気が充満しやすいのです」とのこと。事実、調査対象となった家庭のうち75パーセントには室内の湿気が十分過ぎるほどあり、カビやダニが繁殖しやすい状況になっていた。
カビ研究の専門家マルコム・リチャードソン氏は、「室内で日々増加していったカビやダニが喘息やその他のアレルギーの原因となります。存在するカビの種類は数万種以上と言われ、そのうち人体に害を及ぼすものはほんのわずかですが家庭内にも存在します」と語っている。
では、部屋干し派は一体どうしたらよいのだろうか。彼ら専門家によると、「とにかく換気すること」だそうだ。言うまでもなく、これは部屋干ししない人にとっても重要なことだが、特に部屋干し派は窓を開けたり換気扇を使用したりして湿気を室内から逃がすことが大切とのこと。
こんなこと当たり前だと思う方もいるかもしれない。しかしこれからの寒い時期は、晴れなければ洗濯物も乾きづらいうえに長時間窓を開けておくのは辛い季節。部屋干ししたまま窓を閉め切って湿気を溜め込んでしまうことのないよう、いま一度意識してみると良いだろう。
参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr jojomzz
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