世にも奇妙な本当の話「首無し鶏マイク」を知っていますか?

世にも奇妙な本当の話「首無し鶏マイク」を知っていますか?

首無し鶏マイク(Mike The Headless Chicken)。コロラドでは「この名を知らぬ者はいない!」というほど有名な1羽のニワトリがいます。かつて全米の新聞やライフ誌などで旋風を巻き起こしたマイク。

なにが凄いのかというと、なんとその名の通り首無しのまま18カ月間も生きたというのです。

これは本当にあった奇妙なお話。アメリカでは数年前にTVドキュメンタリーが作られ、ライフ誌のインターネット・アーカイブにもちゃんと収録されています。今回はこの不思議な鶏マイクについてご紹介しましょう。

時は1945年、アメリカはコロラド州フルータで農家を営むオルセン夫婦は、夕食に供そうと1羽の鶏の首をはねました。普通ならそのまま死んで、羽をむしり、台所へ……となるはずが、なんとその鶏は起き上がり、まるで頭が残っているように毛繕いや餌をついばむような仕草をはじめたのです!

■偶然かそれとも奇跡か
翌日もその翌日も、一向に死ぬ気配のないこの鶏の扱いに困った夫婦は、専門家のところへ相談に行きました。調べてみると、切り落とされたのは頭の一部で脳幹が少し残されていたことや、切断面の血管が比較的早く止血された状態になった、などの偶然が重なったため死ななかったのではないかと推測されたそうな。

■話題騒然、一躍「時のトリ」に
結局、夫婦はこの鶏をマイクと名付けて飼うことに。首に空いた穴からスポイトで水と餌を与えていたと言います。この奇跡の鶏はたちまち話題になり各紙がこぞって取材しました。土地代や借金に苦しんでいた農夫のオルセン氏は、これを「神の与えたもうたチャンス」と考え、プロモーターを雇って見せ物巡業に出かけることに。

■あっけない最後
ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ……全米各地を巡業するなかでマイクは順調に生き続け、なんと体重も倍以上に増えたと言います。ところがある日、オルセン氏が巡業先にスポイトを忘れたためにマイクは餌を喉に詰まらせて死亡。およそ18カ月生き延びた末の突然の事故死でした。

現在でもホームページが運営されたり、地元では毎年記念イベントが開催されるなど、マイクの生命力が称えられています。その反面、動物愛護家や団体からの批判の声も。当時もたくさんの非難の手紙がオルセン家に届いていたのだとか。たしかに人間の業の深さを考えさせられるお話です。

寄稿:Pouch
参照元:life.time.com、YouTube godofmars


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