ロケットニュース24記者が「元気を出したいときに見る・聴く作品」9選

誰だって落ち込むときがある。そしてその落ち込んだときに活力を与えてくれる作品というのも、きっと誰にだってあるだろう。

今回は心が疲れて元気を出したいときに触れたい作品を、ロケットニュース記者9人が選んでみた。心が塞ぎ込んだりして沈んだとき、浮上するきっかけになってくれればこれ以上うれしいことはない。

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和才雄一郎「ネガティブな気持ちが消えて無くなる」
・映画『ブルース・ブラザース』

映画『ブルース・ブラザース』パッケージ写真

和才雄一郎「意図的に元気を出したくて見るってわけじゃないけど、これを鑑賞した後は毎回ネガティブな気持ちが消えて無くなる気がする。なかでも一番好きなシーンは、トリプルロック教会のジェームズ・ブラウン牧師が出てくるところかな。

あと、キャブ・キャロウェイの『Minnie the Moocher』のシーンなんて何回も見たし、レイ・チャールズが万引きしようとした子供に銃をぶっ放すところも個人的にツボ。それから、アレサ・フランクリンが『フリーダーム!』と絶叫するところは鑑賞する度に巻き戻して何回も見る。

そういえば、続編の『ブルース・ブラザース2000』で、エリック・クラプトンが一言だけのセリフ(why not?)を発するところも絶妙に ”いい味” 出してるんだよなぁ……と言われたところで、同映画を見てない人には何のことが分からないと思うけれど、見たことがある人はこれを読んでいるだけで、ちょっと元気が出たのでは? 

つまるところ、ブルース・ブラザースとはそういう映画なのであります」

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GO羽鳥「伝説すぎる1日が記録された映像」
・VHSビデオ『新日本2・12平成の乱 ~後楽園炎上! 維震軍・新日本 二大合戦~』

GO羽鳥「1995年の2月12日、後楽園ホールで2つのプロレス興行が行われた。昼は平成維震軍の興業、そして夜は新日本プロレスの興業だったのだが……まさに伝説すぎる1日が記録された映像は元気とパワーの濃縮還元!

私が一番好きな『長州のブチギレ』が見られるのもこの日であり、当時に録画した『ワールドプロレスリング』はテープが擦り切れるほど見直した。

特に元気が出るのは、平成維震軍vs長州力(with橋本・平田)の控え室乱闘。たぶん100回は見た気がするし、見たら絶対に元気が出るはずだ」

原田たかし「どんな分野にも通じるプロフェッショナルな姿勢」
・書籍『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』(ROLAND)

書籍『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』書影

原田たかし「『俺か、俺以外か。』をはじめとする名言を取り上げられることが多い彼だが、この本を読めば、実はその1つ1つの言葉にユーモアがあるだけでなく信念もあることが分かる。また、とにかく前向きになれるものばかりなので、読んでいるだけで元気をもらえること間違いなし。

特に仕事に対するプロフェッショナルな姿勢はどんな分野の人にでも当てはまるため、最高の自己啓発本とも言える。それでいて面白いから読書しない人でも読みやすいはず」

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ジュン君「手にとった時点で頭を切り替えるモードになれる」
・書籍『プロジェクト・ブック』

書籍『プロジェクト・ブック』書影

ジュン君「少し行き詰まったとき、気分を変えたいとき、頭の中をリセットして元気を出したいときに読む本。プロジェクト・ブックは学生時代に知り合ったある著名な方から薦められて購入した。

建築家向けではあるが、別業界の私も仕事で考えるときに限らず、色々なタイミングでこれを手にとって、頭をリフレッシュしてきた。特に好きなパートは『地図を語れ』。ちなみに私のなかでは、この本を手にとった時点で頭を切り替えるモードになれるので手放せなくなっている」

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中澤星児「背中を押され、もう1度頑張ろうと思える」
・漫画『3月のライオン 4巻』(羽海野チカ)

漫画『3月のライオン』4巻書影

中澤星児「苦しみもがくマンガのキャラを見ると元気が出ます。特に確固たる目的があるんだけど、達成するほどの才能がないキャラがもがいている時に放つ一瞬の光は何より尊くまばゆい。そんな私(中澤)は、凡人寄りの努力キャラフェチ。

3月のライオン』4巻には、我らが島田八段と将棋界きっての天才・宗谷名人の名人戦が描かれています。島田八段がもがきながらも天才を追い詰める様は、ページ数こそ少ないですが涙なくして見れません。誰もが背中を押され、もう1度頑張ろうと思えるシーンだと思います。まさに “ベストもがきスト”。島田八段でスピンオフ作って欲しいレベル」

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あひるねこ「あまり頭を使わず、それでいて楽しい気分になれる」
・漫画『1日外出録ハンチョウ』

漫画『1日外出録ハンチョウ』書影

「元気を出したい時はあまり頭を使わず、それでいて楽しい気分になれる漫画が読みたくなる。私(あひるねこ)の場合、その時代その時代でそういう作品はあったのだが、ここ数年はもっぱら『ハンチョウ』である。言わずと知れた『カイジ』の登場人物・大槻のスピンオフだ。

大槻とその側近、沼川と石和が3人で(ときどき宮本も)どこかに遊びに行ったり食べに行ったり、ただダベっていたりする話が特に良い。全員重度の債務者のクセに、やたら毎日が充実していて楽しそうなのだ。

危なく “地下に落ちるのも悪くないな” なんてことを考えてしまう。元気になれる反面、実に危険な漫画である」

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P.K.サンジュン「暑苦しい人たちの音楽が好き」
・サンボマスターの楽曲

サンボマスター『サンボマスター 究極ベスト』ジャケット写真

P.K.サンジュン「俺は『マキシマム ザ ホルモン』や『レキシ』など、暑苦しい人たちの音楽が好きだ。中学生の頃、CoCo(宮前真樹推し)の下敷きを使っていたとは思えないほど、ここ20年ほどはロックをメインに聴いており、フェスやライブにも足しげく通っている。

なかでも『サンボマスター』のライブには、フェスも含めたら30回くらいは行ってると思う。ギターボーカルの山口君のド直球な語りがいいんだよ。『あんたがさ、俺はあんたがたと伝説を残しに来たんだよ。あんたがたさ、俺は宇宙1のライブやりに来たんだよ』とか、普通なら青臭くて恥ずかしいこともズケズケ言っちゃうワケ。

サンボのライブに行くと絶対に元気がもらえるし、もちろん曲も最高。アルバムだと『サンボマスターは君に語りかける』と『ロックンロール イズ ノットデッド』あたりが好きかな。早くコロナが終わってライブに行きたい! それまでは音源で我慢するよ!!」

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佐藤英典「もうどうでもイイ! ってなって元気になる」
・音楽『ホンダラ行進曲』(ハナ肇とクレージー・キャッツ)

『ハナ肇とクレージー・キャッツ』ジャケット写真

佐藤英典「私が元気を出したいときに聞く曲がこれだ。いつでもなんでも上手くいけばいいけど、そうはいかない。当たり前のことだ。

時には小さなことでウジウジ悩んだりすることもある。心がモヤモヤして気が晴れない時にコレを聞けば一発で気持ちが明るくなる。

“どうせこの世はホンダラタホイホイ だからみんなでホンダラタホイホイ”(歌詞より)

もうどうでもイイーーー! ってなって元気になる。すぐにクヨクヨしてしまう人にぜひとも聞いて欲しい」

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田代大一朗「落ち込んだ気持ちをありのまま認めてくれる」
・ビリー・アイリッシュの楽曲

ビリー・アイリッシュ『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』ジャケット写真

田代大一朗「元気がないときに『元気出して前向こう!』というポジティブな作品に触れるのもいいが、『元気ないの? 私も同じ。それはそれでいいだよ』と落ち込んだ気持ちをありのまま認めてくれる作品に触れることもぜひオススメしたい。そういった素敵な癒しをもたらしてくれるのが、私にとってはビリー・アイリッシュの楽曲だ。

現在世界の音楽シーンを席巻しているビリー・アイリッシュの楽曲には、暗くて重めのものが多く、『聴いていると、なんだかネガティブな気持ちになってくる』と感じる人もいるかもしれない。しかし心の闇をそのままでもいいと肯定し、なんならその美しさにも気づかせてくれる彼女の曲は、多くの人の救いになっているのもまた事実。

心が最近重いなあと感じている人は、ぜひ一度聴いてみてほしい。個人的には国際レコード・ビデオ製作者連盟が “2019年世界で最も売れたシングル” に認定した『bad guy』がオススメ」

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──以上、ロケットニュース24がおすすめする「元気を出したいときに見る・聴く作品9選」である。

何かとストレスが溜まりがちな現代社会。疲れた自分に癒しを与えてくれる心の活力剤を見つけておくのは、大事なことなのかもしれない。

執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.

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ロケットニュース24記者の「泣きたいときに見る・聴く作品」5選

たまに「泣きたいなあ」と無性に思うことはないだろうか。涙を流したときのスッキリ効果を求めてか、泣きたくなる衝動に駆られることは珍しいことではない。

あなたの泣きたいときのために、おすすめしたい泣ける作品を記者5人が選んでみた。これをチェックすれば、涙腺をゆるませてくれる新たな作品と出会えるかも!?

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GO羽鳥「滅多に泣かない自分でも……」
・映画『少林サッカー』

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GO羽鳥「映画を見て泣いたりすることは滅多にない。だが、数本だけ、泣いたことがある。そのうちの1本が『少林サッカー』だ。

本来なら笑える映画なのかもしれない。だが、どんな場面だかは忘れたが、試合中 “仲間” を意識するような場面でグッときて泣いてしまったのだ。ほか、確実に泣いた映画は『盲導犬クイールの一生』くらいで、ほんと、滅多に泣かないのだ」

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田代大一朗「真の友情の美しさと出会える」
・映画『トイ・ストーリー3』

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田代大一朗「私が一番泣いた映画であり、見るたびに号泣する作品が『トイ・ストーリー3』。この作品では男の子アンディと、そのアンディがずっと大事にしてきたおもちゃたちとの別れが描かれているのだが、そのシーンがとてつもなく温かくて美しい。

新たな人生を歩み出すおもちゃたちを見つめるアンディの目は、『ずっと自分のそばにいてくれてありがとう』という感謝の気持ちで溢れており、人やおもちゃという枠を超えた真の友情の美しさにはただただ感動してしまう。

こんなキラキラした日々が自分の子ども時代にもあったなあ……あのときのおもちゃは、どこにいるんだろう……と振り返っていると、様々な思い出がよみがえり、さらに泣けてくる。

もし『トイ・ストーリー3』を見たいと思ってもらえたなら、トイ・ストーリーの1作目と2作目からまずは見てほしい。そっちの方が『トイ・ストーリー3』の感動が倍増するし、トイ・ストーリーのおもちゃたちのことがもっともっと好きになれるからだ」

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P.K.サンジュン「コレを見たらどんなシチュエーションでも泣ける」
・九州新幹線全線開通CM

P.K.サンジュン「わざわざ泣くためには見ないけど、見たら確実に泣けるのが『九州新幹線全線開通CM』だ。もうね、秒だよ、秒。歳を重ねて涙腺が緩くなったこともあるけど、コレを見たらどんなシチュエーションでも泣ける自信がある。

CMは九州新幹線の車窓からの眺めが映されていて、沿道の人たちがみんな手を振ってたり、パフォーマンスしたり大喜びなワケ。心からの『この日を待ってた!』感が伝わってくるんだよ。善意というか、本物のハッピーを見ると泣いちゃうよね。ホント最高」

参考リンク:YouTube

中澤星児「1番泣いたアニメ」
・アニメ『CLANNAD AFTER STORY』の4話「あの日と同じ笑顔で」

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中澤星児「なぜか、実写やドラマでは泣けない私(中澤)。でも、アニメやゲームだと涙腺がバカになる。理屈じゃない。感覚的にアニメとかゲームの方がストーリーを素直に受け入れられるのだ。つまり、私がアニメ好きな理由の1つは泣けるから。

『CLANNAD』はそんな私が1番泣いたアニメ。中でも好きなのが、2期・AFTER STORYの4話「あの日と同じ笑顔で」だ。普段おチャらけた春原が男を見せるこの回は、迫真の京都アニメーションの演出も相まって涙なしには見られない。それまで積み上げられたくだらないやり取りがこの回で一気に輝く神回」

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佐藤英典「『お前だけじゃねえ』って言われてるような気がして癒される」
・音楽『Dying To Live (ダイイング・トゥ・リブ)』(エドガー・ウィンター)

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佐藤英典「ちょうど今のような季節、夏が終わって秋の訪れを感じ始める頃になると、私は脱力感に襲われることがある。何が理由でそれが起きるのか知らないけど、センチメンタルな気分が疼(うず)いて、何もかもイヤになるんだろう。

20代はじめはその気分に振り回されて、突然仕事をやめたり友達との連絡を絶ったりしていた。当然だが、今はそういう幼い衝動を自分で笑えるようになっている。しかしそのセンチメンタルを解決した訳ではなく、やっぱり心のどこかが疼いて仕方がなくなる。

そんな時にアメリカのロックミュージシャン、エドガー・ウィンターのこの曲を聴く。彼は故ジョニー・ウィンターの弟であり、非凡な才能をもったプレイヤーだ。1973年に全米1位になったインストゥルメンタル曲『フランケンシュタイン』では、サックス・キーボード・パーカッションを1人でこなしている。

この曲はそんな彼のバラード。孤独を見つめる1人の男の歌だ。私の寂しがりの気持ちがそんな高尚なものとは思っていない。だけど、心がすさんでしまうような時にコレを聴くと、『お前だけじゃねえ』って言われてるような気がして、ずいぶん癒される。私の陶酔的な情緒は差し置いても、素晴らしい曲なのでオススメしたい」

参考リンク:Amazon

──以上、ロケットニュース24がおすすめする「泣きたいときに見る・聴く作品5選」である。

温かな家族愛に泣く。揺るがない信念に泣く。泣きどころというのは、人それぞれ。

泣ける作品に出会うということは、自分自身が大事にしていることに気づくということなのかもしれない。泣いて、泣いて、新たな一歩を踏み出してみよう。

参考リンク:Amazon プライム・ビデオ おすすめ高評価映画
執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.

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【悲報】DJ用CDプレイヤー「CDJ」、最新機種でCDが再生できなくなる

CDバブルが弾けて久しい音楽業界。あなたは最近いつCDを買っただろうか? 私(中澤)はもうめっきり買ってない。サブスクが流行ってからはマジで1枚も買ってないと思う。

私自身、音楽業界に半分身を置いているのだが、実感も聞こえてくる話も景気の悪いものばかりだ。CDはもはや過去の遺物になりつつあると思う。そんな衰退の余波がDJ業界にも波及していた。なんと、CD用のDJ機器「CDJ」の最新機種でCD再生機能が無くなってしまったのである

・ただのDJやん

2020年9月10日、DJ機材の会社であるAlphaTheta(アルファシータ)株式会社が新商品を発表した。9月下旬の発売が告知された新商品の名は「CDJ-3000」。DJ用CDプレイヤーとして今やどこでも見かけるほど定着したシリーズの最新機種である。しかし、記載されているスペックをよく見てみると……

再生可能メディアにCDが無い……!

なんてこった! CDが再生できないCDJなんてもはやただのDJだよ!! ちなみに、前機種である「CDJ-2000NXS2」のスペックの再生可能メディアにはハッキリと「Optical drive (CD, CD-R/RW, DVD±R/RW/R-DL)」と記載されている。

・CDJと共に歩んだアルファシータ

アルファシータ株式会社は、元はパイオニアの1部門だった。そこから世界初のDJ用CDプレーヤー「CDJ-50」や世界初のスクラッチプレイが可能なCDプレーヤー「CDJ-1000」の発売を経て、「Pioneer DJ」という名前の会社として独立。2020年1月1日付で社名をアルファシータ株式会社に変更して今に至る。

言わば、アルファシータの歴史はCDJの歴史! そんなCDJがただのDJになってしまうなんて、時代の流れとは言え、こんなにも悲しいことがあっていいのだろうか

・念のため確認してみた

そこで念のため、アルファシータのサポートセンターに確認してみたところ、CD再生機能がないのは間違いないようである。確かにCDは再生できないが、CDJで始まったシリーズなので名前は据え置きでということになった模様。

どうやら、CDJの名前は今のところ受け継がれていくようだ。もちろん、CD再生機能がなくなっただけではなく、音に合わせて照明を自動で同期させる新機能「PRO DJ LINK LIGHTING」に対応しているなど、ちゃんと進化している。気になる方は「CDJ-3000」の商品ページで詳細をご確認いただけると幸いだ。

CDから生まれたCDJが進化の過程でCDを切り捨てた事実は非常に感慨深いものがある。ひょっとしたら10年後20年後の未来、「CDJって昔はCDが再生できたんだよ」みたいな会話がDJたちの間で交わされているかもしれない

参照元:アルファシータ株式会社CD-J3000CDJ-2000NXS2Pioneer DJの歴史
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



ロケットニュース24記者がおすすめするマスク4選

今や外出の際の必須アイテムとなったマスク。きっとみなさんもここ数カ月で、さまざまなタイプのマスクを購入してきたことだろう。

そしてどのマスクが一番いいのだろうと悩んでいる人も少なくないはず。その疑問に答えるべく、ロケットニュース24の記者5人がおすすめのマスクを選んだので、これからのマスク選びの一助になれば幸いだ。

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原田たかし「『さすが』の一言」
・西川 100回洗えるクールマスク

「西川 100回洗えるクールマスク」のパッケージ写真
「西川 100回洗えるクールマスク」の着用例

原田たかし「いくつかクールマスクを試したなかで、もっとも良かったのは西川だった。安心の国産というのはもちろん、ヒンヤリ具合、つけ心地、耳の痛さケアなどどれをとっても『さすが』の一言に尽きる。

とにかく苦しさを軽減させていて期待通り……いや、期待以上の働きをしてくれている。この夏の相棒の一番手として揺るぎない立ち位置だけに、今ではもっと買っておけば良かったと後悔しているほどだ。それほどヨロシ」

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GO羽鳥「ハードな運動をする人なら、絶対に損はしない」
・D&M ランナーマスク

「D&M ランナーマスク」商品写真
「D&M ランナーマスク」商品使用例
GO羽鳥「実は今でも “ハードな運動でのスポーツマスク検証” は続けているのだが、今のところ最強なのが『D&M ランナーマスク』である。どんなマスクなのかは、記事も書いているのでそちらを参照のこと。

このマスクの良いところは、なんと言っても、その独特な構造だろう。スポンジ的なフィルターを “あと入れ” でき、飛沫対策はバッチリなはず。それなのに息苦しさはゼロという、魔法のようなマスクなのだ。

現時点で検証したスポーツマスクは20種類以上もあるが、『D&M ランナーマスク』は頭ひとつ、いいや、頭10個くらいは抜きんでている。ハードな運動をする人なら、絶対に損はしないと断言したい」

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佐藤英典「装着した感触が軽やか」
ジュン君「これ以外は使う気にはならない」
・PITTA MASK

「PITTA」のパッケージ写真
「PITTA」の着用例

佐藤英典「装着した感触が軽やかで、これが1番自分に合うと感じている。来年あたりで良いので、成人男性にもっと合う新色を出して欲しいとひそかに願っている」

ジュン君「記者・佐藤が昨年から着用しているのを知っていて、当初は自分が使うことになると思っていなかったが、今では毎日PITTAを使用している。

花粉の時期やコロナ禍が始まってしばらくは、いわゆる普通のマスクを使用していたが、ゴールデンウィークが明けた頃から『マスクをしながら電車に乗るのは暑すぎる。もう少し涼しく感じるマスクはないか』と感じてネットで色々と探し始めた。

そして記者・佐藤がすすめるPITTAを見つけたので購入。着用してみたところ息がしやすく、それまで使っていたものよりもかなり快適。一度使ってみるとPITTA以外は使う気にはならない」

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P.K.サンジュン「室内で使うには文句はない」
・ユニクロ エアリズムマスク(旧モデル)

「ユニクロのエアリズムマスク」のパッケージ写真
「ユニクロのエアリズムマスク」の着用例

P.K.サンジュン「発売日に入手したものの、『慌てて買わないくてイイ』と記事にしたユニクロのエアリズムマスク。最大の理由はマスクとしてかなりしっかりしているため、屋外で使うには単純に厚すぎると感じたためだ。

……が、室内用ならば文句はない。確かに厚みはあるが、肌に触れるエアリズム感はやはり素晴らしい。オフィスなんかで使うには文句なしだから、手に入るんだったら1つは買っておいてもいいだろう」

参考リンク:ユニクロ新旧エアリズムマスク比較記事

──以上、ロケットニュース24がおすすめしたい「マスク4選」である。

気になるマスクはあっただろうか? 機能性、デザイン、つけ心地、自分がマスクに求めるものを再確認して、あなたにピッタリのマスクをぜひ見つけてほしい。

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執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.

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ロケットニュース24記者おすすめのワイヤレスイヤホン6選

音楽を身近なものにしてくれるイヤホン。特にプレーヤーと接続するケーブルのないワイヤレスイヤホンを勉強や通勤に活用し、今や生活必需品になっている人も少なくないだろう。

ロケットニュース24編集部にも音楽を愛し、ワイヤレスイヤホンを使っている記者がいる。6人の記者がそれぞれのおすすめワイヤレスイヤホンを選んだので、ぜひ参考にしてみてほしい。

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GO羽鳥「これ以上のイヤホンってあるのか?」
・Apple AirPods Pro

「AirPods Pro」の商品写真
GO羽鳥「こんなに衝撃を受けたイヤホンはない。それまで『AirPods』と、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンを愛用していたが、AirPods Proを購入&使用した瞬間、その2つを売ることを決めたほど。

ノイズキャンセリングの性能もさることながら、音の良さもAirPodsより格段に良い。装着感も素晴らしい。これ以上のイヤホンってあるのか? 本気でそう思うほど気に入っているイヤホンだ」

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和才雄一郎「”Powerbeats” シリーズ一択」
・Powerbeats3 Wireless

「Powerbeats3 Wireless」の商品写真
和才雄一郎「今から5年以上前のこと。2015年1月2日に、私はApple心斎橋で福袋(ラッキーバッグ)を購入した。徹夜で行列に並んで手に入れ、『MacBook Air が入っていてくれ!』と願いながら開封したら……『iPod touch』が入っていた。

息が止まった。目の前が真っ白になった。周囲の音が何も聞こえなくなった。だから、私は福袋の中に入ってた『Powerbeats2 Wireless』のことも、当初は『意識高い系のカッコつけたイヤホン』くらいにしか思っていなかった。

しかし、何かの拍子に1度試してみると……そこから “Powerbeats” シリーズ以外のイヤホンは使えなくなった。今まで使っていたイヤホンと明らかに音が違ったからだ。

現在は上位バージョンの『Powerbeats3 Wireless』を使っているが、これといって不満はない。しかも、数年前に『Powerbeats2』を買ったときより値段は下がっている。まぁそれでも安くはないが、イヤホンの場合は下手に安価なものに手を出すと『安物買いの銭失い』になる可能性が高い。だから私はこれからしばらく、”Powerbeats” シリーズ一択だろう」

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(※編集部注 新モデルが発売されています)

原田たかし「とりあえずワイヤレスイヤホンが欲しい人にオススメ」
・ag TWS03R

「TWS03R」の商品写真
原田たかし「これまでイヤホンはもらいものばかりで『聴けたらOK』のスタンスだった。しかし、35万円の商品で視聴してみたら世界が一変。ということで使っているのは35万……と言いたいところだが、そんな大金はないので予算1万円以内でオススメしてもらったのがagの『TWS03R』だ。

しかし安いからといって侮っちゃいけない。『TWS03R』は想像以上の働きをするし、めちゃくちゃ小さくて持ち運びも楽チン。ノイズキャンセリングなど高度な機能こそないものの、音も問題ないし何より本体がかわいらしい。とりあえずワイヤレスイヤホンが欲しい人にオススメ!」

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ジュン君「安くて運動しても外れないのがいい」
・QCYのワイヤレスイヤホン

「QCY ワイヤレスイヤホン」の商品写真
ジュン君「当時、Amazonのランキング等で調べて安くて人気があったので購入。これで2代目。私は音質にこだわりはないのだが、ランニングなどの時に耳から外れないことや、音漏れがないことを重視してこちらを購入。

安めなので心配はあったが、運動しても耳からはずれないし、音質も自分的にはまあまあ。特に故障等もしないので、次回買う時もこのシリーズから購入する可能性は高い」

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佐藤英典「不満がない=満足している」
・ANKER(アンカー) Zolo Liberty S

「Zolo Liberty S」の商品写真
佐藤英典「これまでにいろいろイヤホンを使ってきたけど、今のところANKERのZolo Liberty Sで落ち着いている。何がいいと言われても、ココ!っていうポイントはないんだけど、不満はない。

完全ワイヤレスながら途切れにくく、充電のもちが結構いい。イヤホン自体は連続再生8時間。付属のケースバッテリーと併用すると、最大100時間の再生が可能なのだとか。気づいた時にケースを充電していれば、それで事足りている。バッテリーメーカー『ANKER』のイヤホンだけあって、持ち歩き性能が優れているように思う。

音も結構好みで、個人的にはドンシャリのサウンドが好きなんだけど、そんな自分の望むタイプの音を出してくれる。不満がないということは、つまり満足しているということだ」

参考リンク:Amazon楽天市場PayPayモール
(※編集部注 リンク先は後継機の100時間再生モデルです)

P.K.サンジュン「どのメーカーかさっぱりわからないが……これで十分」
・Amazonタイムセール3390円のイヤホン

「Amazonタイムセールで買った3390円のイヤホン」の商品写真

P.K.サンジュン「正直、俺はイヤホンの音質に全く興味が無い。基本的には聞こえればOK、あとはしょっちゅう切断されなければそれでイイ。そんな俺が使用しているのが、Amazonのタイムセールで購入した3390円のBluetoothイヤホンだ。

実は大してイヤホンも欲しくなかったのだが『約12000円のイヤホンが今だけ3390円!』という売り文句に完全に殺された。そして恐ろしいことに購入履歴はリンク切れで、調べてもどのメーカーの商品なのかさっぱりわからない。

とはいえ、使い心地には満足している。音質が悪いとは思わないし、滅多に接続も切れないので俺的にはこれで十分だ。『このイヤホン!』と指定できなくて恐縮だが、Amazonで元値が1万円超え & ただいま3000円台のイヤホンなどどれも似たようなもの……だと思う」

参考リンク:Amazonタイムセール「イヤホン」

──以上、ロケットニュース24がおすすめしたい「ワイヤレスイヤホン6選」である。

音質の高さ、使い勝手の良さ、イヤホンに求めるものは人それぞれだろう。あなたに合うイヤホンを見つけて、いつもの音楽のレベルアップを実現してみてほしい。

参考リンク:売れ筋ランキング Amazon 楽天市場 Yahoo! ショッピング
執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.

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ロケットニュース24記者の「20歳の自分に読ませたい・見せたい作品」9選

20歳のころに出会っておきたかった作品。きっと人それぞれ出会っておきたかった本や音楽、映画というものがあるだろう。

ロケットニュース24の記者も考えた。あの頃の自分に教えたい作品とは何だろうか。考え抜いて選んだ9つの作品をここで紹介したい。

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GO羽鳥「一度コケても諦めるな」
・映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

『マッドマックス』シリーズのジャケット写真

GO羽鳥「『マッドマックス』シリーズの大ファンで、特に『2』が好きだった。ところが3作目『サンダードーム』で正直『えっ……』となり意気消沈。1作目、2作目が良くても3作目でズッコけて、もう立ち直れないくらいの黒歴史になったりもするんだな……なんて思っていた。

でも、そんなサンダードーム(1985年)から30年後の2015年、まさかの新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が公開。見る前は本当にドキドキした。不安でしょうがなかった。またサンダードームみたいなことに……と。

しかし、それは杞憂に終わった。なんならマッドマックス史上最高のマッドマックスだった。なので20歳の自分に伝えたい。『あと15年待てば、最強のマッドマックスが帰ってくるぞ』と。そして『一度コケても諦めるな。マッドマックスのように』とも伝えたい」

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和才雄一郎「読まず嫌いはもったいない」
・漫画『ベルサイユのばら』(池田理代子)

『ベルサイユのばら』のKindle写真

和才雄一郎「読み始めるのに20年かかったけど、1度手に取ったら睡眠時間を削って1日で全巻制覇した作品。その存在自体は、私が10代の頃から知っていた。だけど、当時は『男性が少女マンガを読むなんて……』と思っていたから、手を出せなかったのである。

今にして思えば、そんな感情はさっさと捨て去るべきだった。すごくもったいなかった。そう思うきっかけになった作品が、『ベルばら』こと『ベルサイユのばら』である」

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P.K.サンジュン「お前がまだ知らない最高の男が待ってる」
・映画『男はつらいよ』

『男はつらいよ』のイメージ画像

P.K.サンジュン「20歳の頃というと、俺が人生で1番本を読み漁っていた時期。特に歴史小説が好きで、司馬遼太郎の幕末ものや吉川英治の三国志なんかはこの時期に読んだ。最終的には『罪と罰』とかも読んじゃってたもんね。

なので『これだけは読んでおけ!』という本はない。ちゃんと読んだ。逆にあの頃は毛嫌いしてたけど最高だった映画が『男はつらいよ』だね。結局は30超えてから寅さんデビューしたけど、20歳の頃に見てたらどうなっていたんだろう?

俺は感化されやすい方だし、本当に寅さんが愛おしくてたまらないから、割と本気でテキ屋になっていたかもしれないね。20歳のサンジュン、お前がまだ知らない最高の男が10年後くらいに待ってるぜ」

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あひるねこ「10年以上を無駄にしてしまった」
・ジャズ『至上の愛(A Love Supreme)』(ジョン・コルトレーン)

『ジョン・コルトレーン 至上の愛』CDジャケット写真

「20歳ごろというと、今はなき御茶ノ水のCDレンタルショップ『ジャニス』に通ってまだ見ぬ音楽を吸い込みまくっていた時期である。割とどんなジャンルでも聴く方だが、どうもジャズだけはあまり興味を引かれず、その魅力に目覚めるのは30代になってからだった。

もし当時、コルトレーンに出会えていれば……と今も思わずにはいられない。10年以上を無駄にしたワケだから。『ジャイアント・ステップス』と迷ったが、決してBGMにはなり得ない凄みをたたえた『至上の愛』ならば、20歳の私でもきっとブッ飛ばされただろう」

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佐藤英典「人生の分岐点となる一冊」
・評論『堕落論』(坂口安吾)

『堕落論』カバー写真

佐藤英典「20歳の英典、お前に今の俺、つまり46歳の英典から勧められるものは何もない。なぜなら、まもなくバイト先で出会った大学生のT君にこの書籍を勧めてもらうからだ。

T君は強情でひねくれ者のお前に『佐藤さん、多分こういうの好きだと思うよ』と言って、堕落論や坂口安吾のことを教えてくれる。その話は今のお前が感じている世の中や生きることに対する窮屈な感覚のひとつの答えになるだろう。そして、この書籍との出会いはお前の人生のひとつの分岐点になるはずだ。これをきっかけに安吾の作品を片っ端から読み漁り、深くその世界にのめり込んでいくことになる。

弱気なくせに気が強く、何にでも食ってかかるお前だ。世の中のすべてが理不尽に見えて、自分の存在の小ささや行動の無意味さに毎日打ちのめされているに違いない。もっともっと過酷な現実を自ら作り上げることになるから安心しろ。きっと笑い飛ばせる日が来るから。30歳の時に持ち物がカバン2個分になるとあらかじめ伝えておく。酒もたばこも知らない20歳を存分に楽しでおけ。

20歳の英典、1つだけ頼みがある。お前はさんざんT君に世話になり、坂口安吾との出会いをもたらしてもらう。それなのに、その感謝を十分に伝えずにいるはずだ。この書籍を勧められたら、彼の手を握って『ありがとう』と言ってくれ。心からだ、心からそう伝えて欲しい。

彼は約1年後に行方がわからなくなって音信不通になってしまう。それを止めるすべは多分なかったと思う。だからせめてお礼を、『ありがとう』とお礼を」

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原田たかし「真摯に取り組むことの大切さ」
・書籍『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』(川﨑宗則)

『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』カバー写真

原田たかし「たとえ野球に詳しくなくても、スルスルと読める一冊。プロ選手からメジャーリーガー……と順調に見えたムネリンの野球人生だが、紆余曲折があって苦悩や葛藤を抱えていたのが分かる。

人生は長く、誰でも挫折がある。そんなとき、この本を読んでいればムネリンの向上心、『好き』だという気持ち、前向きな思考を思い出して1日、1日を頑張れるはず。真摯に取り組むことの大切さは何歳になっても変わらない」

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田代大一朗「幼いころに感じていた世界の輝きが戻ってくる」
・小説『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ)

『アルケミスト』カバー写真

田代大一朗「この本のすごさ、この本の奇跡さを20歳の自分が感じ取れるかは分からない。だが、それでも読ませてみたい。

目に見えないもの、科学では証明できないもの、世間一般的には存在してないとされるもの。これらのものを信じられたら、世界はどれほど壮大で、どれほど美しくなるのか。

そういった最高の暗示がたくさん詰まった『アルケミスト』は、見えないものに惹かれ夢中になっていた子ども時代の世界の見方を思い出させてくれる。この本と出会ってから私の日常に、幼いころに感じていた世界の輝きが戻ってきた気がする。

もっと早くにこの本と出会っていたら、どうなっていたんだろう。自分はどう反応したんだろう。そんな妄想を働かせ、過去の自分を振り返るのもまた面白い」

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ジュン君「世の中の見方が変わる」
・小説『外食王の飢え』(城山三郎)

『外食王の飢え』カバー写真

ジュン君「私はファミリーレストランが好きだ。学生時代に友人と勉強したり、社会人になった後は食事はもちろん、仕事をする場として利用したり、そして今では家族とも色々なファミレスに頻繁に行く。食事が美味しいのはもちろんだが、席が広かったりドリンクバーがあったりと、とにかく『使いやすい』から好きだ。

この本は、ロイヤルホストとすかいらーくの創業期をモデルにした物語で、日本でファミリーレストランがどのようにつくられてきたか、創業者の挑戦、苦労がまとめられている。この本を読んでから自分のなかで、ファミリーレストランに限らず世の中の仕事、店、サービスなどに対する見方が『いろいろな背景や経緯があって今に至っている』と変わった本。

25歳くらいの時にある方に薦められて読んだのだが、もう少し早い20歳の時に読んでいたら自分はどうなっていたかなと思っている」

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中澤星児「もっと早くに出会っていれば創れるものが違ったはず」
・「ロケットニュース24」

「ロケットニュース24」ロゴ

中澤星児「小説にしても音楽にしてもアニメにしても重要なのは出会うタイミングだと思う。いくら名作でも自分に響かなければ吸収はできない。そう考えると、人生観を変えるレベルの作品は全てしかるべきタイミングで吸収してきたように思う。

ただ、ロケットニュース24のようなウェブメディアは、現在の仕事を始めてから初めてまともに読んだと言っても過言ではない。私が20歳の頃はロケットニュース24はなかったが、仕事に迫られたからではなく、もっと早くにウェブメディアに出会っていれば、吸収できることも、創れるものもまた違ったんじゃないかなあ」

──以上、ロケットニュース24が選ぶ「20歳の自分に読ませたい・見せたい作品」である。

あなたが考えるあの頃の自分に触れさせたい作品とは何だろうか。もしかしたらその作品には、今の自分にとって大事なものが詰まっているのかもしれない。

執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.

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『Spotify』のオリジナル広告に登場する “女性陣” が優しすぎる件について

今や生活に欠かせない、音楽ストリーミングサービス。さまざまなサービスがあるが、記者は “Spotify(スポティファイ)” を活用している。利用のし易さは言うまでもなく、Spotifyはオリジナル広告が面白いのだ。むしろ、広告を聞きたいがためにSpotifyを利用しているところさえある。

あの手この手で繰り出される広告。「なるほど、そうくるか!」と膝を打つこともしばしばだ。そんな中、かねてより不思議に思っていたのが男女が登場するアノ広告だ。あそこに出て来る女の子たち、優しすぎない……? 

・魅力的な広告

同サービスのプレミアム(有料)会員になれば、広告による中断はないらしい。そのように毎度、広告内で言うのでそうなのだろう。記者も散々サービスを活用させていただいているので、有料会員になりたいところではある。しかしそうすると、広告が聞けなくなるとあらば考えてしまう。

あの面白い広告は、同サービスの魅力の一つであるので、有料になってもガンガン差し込むべきだと個人的には思うのだ。まあ、それはさて置きである。件(くだん)の男女が登場する広告について、ご存じない方もいらっしゃることだろう。

記者もわざわざメモしている訳ではないので、一字一句正確にとはいかないが、だいたいこんな内容だよというのを以下に記す。まずは読んでみてほしい。

男・ゆきちゃん
女・たかしくん
男・なんかドキドキするね
女・うん……
たかし母・母さん昼寝するねー(大声)
男・なんだよぉ、はーい。……ごめんね
女・大丈夫
男・ゆきちゃん
女・たかしくん
母・やっぱ眠くないわー(大声)
男・もおおおー

流れが途切れると盛り上がれないから。Spotifyプレミアムなら広告はありません~♪

・聖母ゆきちゃん

ざっとこんな感じである。若干、ゆきちゃんとたかしくんにイラっとすることは認めよう。親御さんもいる空間で、なにイチャついとんねんと思わないではない。外でやれ外で。

しかし、その点については一旦脇に置き、ゆきちゃんの発言に注目したい。何度かたかし母に邪魔をされるものの、そんなことは意にも介さないのがゆきちゃんだ。それどころか「大丈夫」と、おそらく語尾にハートが付いているであろう、甘い声でたかしを包み込むのだ。

普通であれば、もう家を出ようだとか、また日を改めようとか、ひどい場合は面倒になって帰るというパターンもあり得るだろう。しかし、このゆきちゃんの我慢強さときたらどうだ。聖母レベルに優しいではないか! 

もしかして、たかし家はすんごい金持ちであり、先を見据えたゆきちゃんはこの家の財産を狙っているのかもしれない。薄汚れた大人になってしまった記者の脳裏には、ふとそんなことがよぎるが、それは勘繰りすぎというものだろう。

なぜならば驚くべきことに、この現象はゆきちゃんに限ったことではないのだ。同サービスユーザーならばわかるだろう。ヨシダくんが女の子に告白しそうでしない、あの広告に登場する女子もそのひとりだと考える。

詳しいことが気になる人は、Spotifyでそのほかの広告をじっくり聞いてほしい。というか、聞いてくれ。「今後はゆきちゃん先輩をはじめSpotify世界の女性陣を見習い、少しは周囲に優しく生きていきたいものだな」とそんなことを思ったりしちゃうこと必至だぞ。

参考リンク・Screenshot:Spotify
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.



【コロナ禍】売れないバンドマンだけどイギリスの夏フェスにステイホームで出演してみる

終息の目途がつかない新型コロナウイルスの猛威。現状ではいつ終わるのか、いや、そもそも終わるのか、想像すらつかない状況が世界で繰り広げられている。売れないバンドマンである私(中澤)もライブは飛びまくり。夏フェスも中止が相次いでおり、音楽業界にもコロナ禍は深刻だ

そんなある日、イギリスから夏フェス出演の誘いがあった。って、マジかよ!? またイギリスのフェスに出れんの!?

・昨年のイギリスでのフェス出演

そう、昨年2019年、私がギタリストとして所属する『si,irene』はイギリスでフェスに出演した。UKインディー界の大御所バンド・The Wedding Present(ザ・ウェディング・プレゼント)主催のフェス「AT THE EDGE OF THE SEA」である。

イギリス有数の海浜リゾートであるブライトンの海辺で10年以上開催されているこのフェス。出演した際のレポートは以前の記事をご確認いただけると幸いだ。

・配信フェスへ

とは言え、現在はコロナ禍真っただ中。イギリスも3月のロックダウンがようやく緩和されてきたところである。これを受け、「AT THE EDGE OF THE SEA」が今年は配信フェスの形式となった。バンドがステイホームで演奏を重ねた映像で出演するのである。

そこで、ザ・ウェディング・プレゼントのフロントマンであるデイヴィッド・ルイス・ゲッジから「お前ら興味ある?」的なメールが送られてきたのだ。

・覚えていてくれたことが嬉しい

日本では全くと言っていいほど受け入れられていない我々。それだけに、フェス出演の際も、本場イギリスで通用するだなんて甘い考えは持ち合わせていなかった。昨年の出演は奇跡であり、本当にザ・ウェディング・プレゼントの懐の深さに甘えさせてもらっただけだと思う

正直、一生に一度の出来事だと思っていたのだが……まさか覚えていてくれたなんて。そう、誘われたことの前に、覚えていてくれただけでも嬉しい。すまない少し泣く

・すったもんだがありまして

実は、si,ireneは昨年ボーカルが抜けている。にもかかわらず、バンドが続いていることの理由の1つは、デイヴィッドのように忘れないでいてくれる人がいるから

だからあなたも、もし好きな人やアーティストがいるなら、その気持ちを覚えていて欲しい。解散や死が終わりなのではない。忘れられた時が本当の終わりなのだから。

・私の6畳間とキティちゃんTシャツが世界に配信

というわけで、我々は即答で「Yes」。それぞれが自宅での演奏を録音&録画して、バンドでミックスした映像をイギリスへ送った。これで終了。ちなみに、私は住んでる6畳間で寝間着で着ていたキティちゃんのTシャツのまま映っているのだが……

昨年は楽器を持って飛行機で2日、往復約15万円かけて行ったことを考えると感慨深いものがある。テクノロジーすげぇッ! もちろん、行けるなら行って生音を聞いてもらいたいという気持ちもあるけれど。

なお、「AT THE EDGE OF THE SEA」はザ・ウェディング・プレゼントのYouTube、Facebook、インスタグラムなどで配信される。7月21日現在、発表された出演者は25組。基本はイギリスのバンドかと思われるが、トルコやスウェーデンから出演するバンドもいる。

もちろん、日本からは我々だけ。はたして、ボーカルが変わって、また違うバンドになっている我々はイギリスのリスナーに受け入れられるのか? 気になる方はご参加いただけると幸いだ。

参照元:AT THE EDGE OF THE SEA
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



【衝撃】フランスのオタクが極悪すぎる

アニメやマンガはいつだって私(中澤)に大切なことを教えてくれた。自分を見つめなおすキッカケとなり、成長の糧となり、時に人生観まで変えてしまう。そんな日本のアニメやマンガが、フランスでとんでもない人達を爆誕させていた。フランスのオタク、極悪すぎィィィイイイ

・学ラン!?

日本のオタクである私が思わず恐れおののいたのは、あるフランスのバンドを発見した時。「Rise Of The Northstar(ライズ・オブ・ザ・ノーススター)」という名前なのだが、このバンド……



【自由すぎ】音楽界の平野レミ! YouTuber「広瀬香美」がヤバいほど幸せで最高

1980年代から2000年代初頭の音楽シーンを語る上で、夏といえば「TUBE」は欠かせない。「シーズン・イン・ザ・サン」「あー夏休み」「さよならイエスタデイ」「ガラスのメモリーズ」……などなど、今でも夏になると耳にする不朽の名曲がズラリと揃う。

一方、90年代から「冬の女王」として一世を風靡したのが、ご存じ広瀬香美さんだ。「ロマンスの神様」「ゲレンデがとけるほど恋したい」「promise」などは、現在でもスキー場でかからないことがない大定番ウィンターソングである。その広瀬香美さんが、まるで「平野レミさん」のように弾けまくっていることをあなたはご存じだっただろうか?

・Dear……香美姐さん

ここからは敬愛の念を込めて、広瀬香美さんを「香美姐さん」と呼ばせていただきたい。中学生の頃、少ない小遣いで「ロマンスの神様」を購入し、高校時代にはベストアルバムを購入した私(P.K.サンジュン)には、その資格がある……ハズだ。何より現在の広瀬香美さんは「香美姐さん」と呼ぶのが最もお似合いだ。

さて、20代の頃に「愛があれば大丈夫」でデビューした香美姐さんも、現在では御年54歳の大御所歌手である。最近では歌手業のかたわら「ボイストレーニング教室」を開くなど、多岐に渡る音楽活動を展開している香美姐さんだが、おそらく本人が今1番楽しいのが「YouTuber」としての活動であろう。



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