キレやすい方に朗報! 周囲には “短気な人” と敬遠されがちなあなたの性格にも実は良い点があったようだ。最新の研究によると、感情をすぐに表に出す人は怒りや不満などを押し殺してストレスを溜め込みがちな人よりも約2年長生きできるという。
独イェーナ大学の研究チームが6000人の男女を対象に調査を行った。その結果、感情を表に出さずにストレスとして抱え込んでしまう人ほど高脈拍になりやすいことが判明。ここでいう “感情” とは、喜びや楽しみのようなポジティブなものではなく、怒りや悲しみ、不安などのようなネガティブなもののことである。
脈拍数の高さは高血圧ともかかわっており、それに伴う冠動脈疾患や腎臓疾患などを患う確率が高くなるという。そのため、感情を抑制しストレスを発散できない人は、短気な人に比べて寿命が短くなる傾向があるそうだ。研究者らによると、その差はなんと2年にも及ぶという。
しかし、感情を抑制するタイプの人にもその性格ゆえの健康上の利点があるそうだ。それは、特定の病気に関しては回復しやすい傾向があるということ。なぜなら感情抑制タイプは、自分自身をある程度コントロールすることに慣れているため、病気になっても回復を目指して自らの生活習慣もコントロールできるからだという。
一長一短ではあるが、いずれにしてもストレスを抱え込みやすい人はなにか自分なりのストレス発散方法を見つけると良いだろう。感情を抑制しすぎてある日突然爆発してしまうと、普段キレやすい人よりも周囲から敬遠されてしまうかもしれない。
参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr hang_in_there
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オリジナル記事: 短気は長生き!? 怒りや不満をすぐに表に出す人は感情を抑制する人よりも長生きできるらしい
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