海苔ドーン、揚げ物ドーン、ご飯ドーン、シンプルイズベストーンな弁当と言えば……? そうだ、のり弁だ!! そんな「のり弁」の代名詞と言えば、ほっかほっか亭の『のり弁当』であるが、2020年11月頭よりリニューアルしているらしいぞ!
なんでも上に乗っている白身フライがでっかくなったほか、これまでなかった “マヨしょうゆ” が付いてるんだって。そんなん絶対美味しいやん~~!! ということで、久しぶりに食べてみることにした。
・久しぶりのリニューアル
何年ぶりのリニューアルなのだろうか。気になったので問い合わせてみたところ「ちょっと調べてみないことには……。さかのぼろうにも、だいぶ時間がかかるかと思います」とのこと。なるほど、きっと即答できない程には久しぶりなんだな!
どうやら細かなバージョンアップはちょいちょい行われているらしいが、ここまでガラっと変化することは、近年なかったようだ。それにもかかわらず、値段は据え置きというのだからありがたい。記者が購入した店舗では、税込360円だったぞ。
・単純に白身がデカい
それにしても、ほっかほっか亭の『のり弁』を食べるのは久しぶりだ。同級生のTちゃんが高校生のころ、近所のほか弁でバイトしていたことを思い出す。記者の通っていた高校はバイト禁止だったため、ひと足先に大人になられたような、当時はそんな気分になったものだ。
思い出に浸っている間に、早くも『のり弁』ができあがったようだ。そそくさと持ち帰り、ぱかっと蓋を開けると……白身フライドーン、海苔ドーン、ご飯ドーン! うんうん、これぞ『のり弁』である。
確かに言われてみると、フライがでっかくなっている気がする。かじってみたところ衣でカサ増ししている感はなかったので、単純に白身がデカくなったのだろう。こりゃあ、嬉しい。
リニューアルに伴い付いて来るようになった “マヨしょうゆ” をかけると、さらにボリュームアップだ。ってかこの、マヨしょうゆがウマい。そりゃあマヨネーズとしょう油のコンビで美味しくない訳ないが、それにしてもウマい。
まるで揚げ物の上にかけるために生まれたソースのようである。……いや、実際そうなのだろうが、思わず「うむ!」とうなずいてしまうくらいにジャストフィットしていた次第。
あとはそれらをご飯と海苔、そして間に挟んであるかつお節と一緒にかっ込めば、そこに広がるのは幸せな世界だ。のり弁って、こんなに満足度の高い弁当だったっけ……と驚いたのは、ここだけの秘密である。
こちらの『のり弁』はいずれも地域によって品ぞろえが変わり、値段も異なるようなので気を付けてほしい。特に四国地方ほか岩手県、青森県は販売している弁当メニューが違っているとのことなので、要注意だ!