いま世界でもっともオモシロ尊い漫画『ワンオペJOKER』の魅力 / あるいはSNSでバズった作品のその後について
【レビュー】10年ぶりの最新作『THE・BATMAN(ザ・バットマン)』は「超濃厚85%カカオチョコ 1粒1300kcal」みたいな映画
【バットマンデー】アメコミ嫌いが『ダークナイト トリロジー』を初めて見て思ったこと
DCコミックスのプロモーション企画「バットマンデー」が本国アメリカを中心に9月19日に開催される。例年9月に世界中の企業や書店とコラボし、ファンとともにバットマンの活躍を祝う祭典だそう。
「だそう」というのは、実は筆者はいわゆる「アメコミ」映画が苦手で、これまであまり縁がなかったからだ。しかし最近、衝撃を受けた作品があった。ご存じ大ヒット映画『ジョーカー』だ。
さらに続けざまに『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』を見て、がらりと認識が変わった。感じたことをまとめてみたいが、なにぶん初心者なので的外れなことを書いていたら心の中で「バカめ」と笑って欲しい。
・どうしてアメコミが苦手なのか
映画そのものは好きなので、『スパイダーマン』など話題の新作は一応見るし、「面白かった」「よくできた話だった」とも思うが、ハマるまでにはいかない。理由をひと言でいうと、荒唐無稽(こうとうむけい)さが気になるのである。
この感覚は、たぶん宝塚と似ている。宝塚が苦手な人は「オーバーアクションな演技」や「厚塗りメイク」「セリフの途中でいきなり歌い出す役者」など、現実世界での「ありえなさ」が気になり、どんなに役者やストーリーがよくても没入できないのではないだろうか。話に集中するよりも、つい失笑してしまうというか。
宝塚好きの筆者からいわせれば「そういうものだと思って見る」……つまり自分がその世界のルールに溶け込むことがポイントなのだが、アメコミ映画も同じだと思う。
筆者はそういった暗黙のルールを受け入れることができていなかった。漫画ならまだしも、実写映画というリアリティのある世界になると「いや、正体ばれるだろ」「街の人、普通に受け入れるんかい」など、細かいところが気になってしまうのである。ヒーローものの軸となる勧善懲悪のシナリオが「ご都合主義」に見えてしまうこともある。
・まずは『ジョーカー』を見た
この時点での筆者の知識は「バットマンの敵らしい」という程度で、本家『バットマン』については1作も見たことがなかった。そのバットマンについても「大富豪の坊ちゃんが私財を投じて敵と戦う話」という認識。
「バットマンはヴァンパイアの呪いでコウモリの身体になった、〇か×か?」とか出題されても平気で間違えるレベルである。
映画『ジョーカー』にはスーパーヒーローは出てこない。胸がすっとするような、かっこいい銃撃戦もカーチェイスもない。ただ淡々と、1人の男が堕ちていく様子を描いている。
圧倒的な “人間” のリアリティ。ガリガリに痩せた身体、気弱そうな言動、不気味な発作と、ホアキン・フェニックスの怪演も際立っていた。クラスにいたら「キモい」と排斥される存在なのは明らかで、社会的弱者を見事に表現している。
作中、主人公はよく知られた「ジョーカー」に変貌していくわけだが、その心境の変化がわかりすぎる。「そりゃ、そうなるよ」という必然性があるのだ。残忍な行動に決して共感はできないのだが、理解はできる。そこには安直な勧善懲悪も予定調和もなかった。筆者の中で、ジョーカーというキャラクターが作り物を超えた瞬間だ。
筆者は最後まで目を離せなかった。魅了されたといってもいい。背景にはゴッサムシティの陰鬱(いんうつ)な風景が広がる。貧富の差が激しく、不衛生で治安も悪く、歩いているだけで気が滅入るような街。もっとこの街を、正確にいうとジョーカーを見たいと思った。
・『ダークナイト トリロジー』を見た
徐々に理解したのだが、バットマンのようなアメコミは、時代時代の作者によっていくつもの設定が生み出され、パラレルワールドのように作品が展開していく。1つの作品のバットマンが、別の作品のバットマンと同一人物とは限らないということだ。
「もっとバットマンを見たい」と思った筆者は、あまり知識もなかったので、商業的に有名な『ダークナイト トリロジー』を見た。これも夢中になった。
基本的に描かれているのはヒーローものらしい「善と悪の戦い」なのだが、この3部作が問いかけるのは「悪とはなにか?」という根源的な疑問だ。善良な人間が、ちょっとしたボタンのかけ違いで悪の道に堕ちていく。逆に悪人と思われた人が極限状況で人間的な行いをする。
ビギンズ、つまりバットマンのはじまりはたぶん複数のパターンがあるのだと思うが、コウモリへのトラウマ、貧富の格差の犠牲になった父母、その後のブルース・ウェインの人格形成など、筆者にとってはすんなりくるシナリオだった。
ゴッサムシティの退廃した雰囲気は健在だ(という表現は公開順からいうとおかしいのだが、筆者の期待に対してという意味で)。暗く荒んだ世界観が、物語に深みを与えているのは間違いない。
それでいてバットモービルのようなメカニカルな部分は文句なしにかっこいい! 現実ばなれした圧倒的な財力、地下に隠された秘密基地、賢く頼りになる老練の仲間たちなど、わくわくするようなエッセンスもちゃんと散りばめられている。
・恋に落ちた
予想以上にバットマンに似ているニャンコが激写され猛烈な勢いで世界に拡散中
ニャンコこと猫ちゃんと目があったとき、ふと「あ……誰かに似ている」と思うことがあります。ひとくちに猫といっても顔は様々。イケメンなニャンコもいれば、思わず笑ってしまうマヌケ顔のニャンコもいます。
そんななか……これ以上ないレベルで「バットマン」に似ているニャンコが激写されたとして世界中で大きな話題になっています。海外の画像サイトTHE META PICTUREにアップされた問題の画像を見てみると……!
これは想像以上のバットマン! 不自然に目がつり上がっていますが、それまたバットマンのマスク風になっており再現度高し! 首元の白い部分も妙に凛々しくて良し! 特に耳のツンツン具合からくるシルエットが、完全なるバットマンです!!
ちなみにこのバットマン猫の写真は現在のところ、アメリカ、イギリス、日本、韓国、ドイツ、ポーランド、その他欧米各国に拡散中。中国上陸も時間の問題。そして世界中に広がることでしょう。
寄稿:Pouch
参照元:THE META PICTURE
●関連記事
- モニタに映るニャンコを見るニャンコを見るニャンコを見るニャンコが激写される
- 涼しい場所は猫に聞け! ヒンヤリくつろぐニャンコ画像
- 可愛すぎて悶絶レベルの目つぶりニャンコ写真
- 男前なニャンコが激写される
- 前髪ぱっつんニャンコの写真があまりにも可愛すぎて猛烈な勢いで世界へ拡散中
オリジナル記事: 予想以上にバットマンに似ているニャンコが激写され猛烈な勢いで世界に拡散中
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.
欲張りすぎたコスプレイヤーが激写されました
ハリケーンとともにハロウィーンが去ってはや数日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はパーティーにも出かけず自宅で仕事をしておりましたが、「仮装するならアレがいいな……。コレもいいぞ」などと妄想しつつ、ネットで世界のフィーバーぶり眺めておりました。
そして遭遇したのがたこの写真。題して「基本を網羅」。これはナイス!
「おい、今年のハロウィーンどうする? 俺スターウォーズものにしようと思うんだよね。でもヒーローものも捨てがたいんだよなー、子供たちにもウケるしさ。お前は?」
「全部」
「なに?」
「だから、全部だってば」
そんな会話が聞こえてきそうなこの仮装。どうやら素人の方の投稿のようです。皆さんは「全部」の中身、いくつ分かるでしょうか。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ、『バットマン』のバットマンとジョーカー、『スター・ウォーズ』のボバ・フェットとストーム・トルーパー、そしてスーパーマンにインディ・ジョーンズにウルヴァリンに……他にも入ってます?
寄稿:Pouch
参照元:superpunch2.tumblr.com(英文)
●関連記事
- ディズニーランドで激写された「プリンセス・ベイダー」の写真が可愛すぎると猛烈な勢いで世界拡散中
- ローマの庭園にあるバットマンとスーパーマンのいかがわしい彫像が話題に
- 日本風に描かれたスター・ウォーズがメチャクチャかっこいい!
- 過激なイタズラ!? ソビエト軍の彫像がアメリカのコミックヒーローに大変身!
- 心温まる写真の数々! ハリケーン「サンディ」が米国を襲うなか人々が見せた “思いやり” がなんとも感動的
オリジナル記事: 欲張りすぎたコスプレイヤーが激写されました
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.
欲張りすぎたコスプレイヤーが激写されました
ハリケーンとともにハロウィーンが去ってはや数日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はパーティーにも出かけず自宅で仕事をしておりましたが、「仮装するならアレがいいな……。コレもいいぞ」などと妄想しつつ、ネットで世界のフィーバーぶり眺めておりました。
そして遭遇したのがたこの写真。題して「基本を網羅」。これはナイス!
「おい、今年のハロウィーンどうする? 俺スターウォーズものにしようと思うんだよね。でもヒーローものも捨てがたいんだよなー、子供たちにもウケるしさ。お前は?」
「全部」
「なに?」
「だから、全部だってば」
そんな会話が聞こえてきそうなこの仮装。どうやら素人の方の投稿のようです。皆さんは「全部」の中身、いくつ分かるでしょうか。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ、『バットマン』のバットマンとジョーカー、『スター・ウォーズ』のボバ・フェットとストーム・トルーパー、そしてスーパーマンにインディ・ジョーンズにウルヴァリンに……他にも入ってます?
寄稿:Pouch
参照元:superpunch2.tumblr.com(英文)
●関連記事
- ディズニーランドで激写された「プリンセス・ベイダー」の写真が可愛すぎると猛烈な勢いで世界拡散中
- ローマの庭園にあるバットマンとスーパーマンのいかがわしい彫像が話題に
- 日本風に描かれたスター・ウォーズがメチャクチャかっこいい!
- 過激なイタズラ!? ソビエト軍の彫像がアメリカのコミックヒーローに大変身!
- 心温まる写真の数々! ハリケーン「サンディ」が米国を襲うなか人々が見せた “思いやり” がなんとも感動的
オリジナル記事: 欲張りすぎたコスプレイヤーが激写されました
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.