ここまで来たか冷凍食品! 人間力が一段高くなったように錯覚する宅配ミールサービス「GREEN SPOON」活用レポ

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【マジかよ】生協の「宅配コープデリ」にサイゼリヤみたいな商品があったので注文してみた! ミールキット『ディアボラ風チキンソテー』

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【便利すぎ】セブンイレブンでワンコインから買える1人用食材セットが人をダメにする! 新生活にもおすすめ

カット済みの食材に、あらかじめ調合された調味料。鍋やフライパンに投入するだけで1品完成する「ミールキット」と呼ばれる商品がある。 便利なのはわかっているが、「とにかく割高」というのが一般的なイメージじゃないだろうか。実際 […]


【実体験】料理初心者でもキットならシェフの味を出せるのか!? 経験者との決定的な違いについて… / Oisix「おうちレストラン」

突然だが、料理は得意だろうか。筆者はからっきしである。料理というのは一定のレベルまでは “スキル” だろうから、「苦手で……」というのは言い訳に過ぎない。必要に迫られれば身につくはずで、そこに至るまでの努力をしたくないという単なる筆者の怠慢(たいまん)だ。

しかし最近、コロナ禍で苦戦する飲食店が次々に食材とレシピのセット、いわゆる「ミールキット」を販売。筆者も恩恵にあずかっているのだが、もうちょっと本格的に料理をしてみようと思い立った。

食材宅配サービスOisixから、有名シェフとのコラボレシピ「おうちレストラン」に挑戦。スキルレベル1の筆者でもレストランのような料理を作れるのか? 人から見るとブロック塀くらい、しかし筆者にとっては天をつく断崖絶壁に挑んだ記録である。

・なぜ料理をしないのか

なぜ料理をしないのか、ひと言でいってしまうと「好きじゃない」からだ。料理番組は見ないし、食材がズラッと並ぶスーパーや市場でも心がおどらず、情報誌のレシピページは飛ばして読む。

どれくらい経験値が低いかというと「できること」から数えた方が早いほど。ごはんは炊ける、味噌汁を作れる、カレーなど「パッケージに作り方が書いてある料理」は作れる、というレベルである。使える野菜は少なく、魚介類の下処理はやったことがない。つまりレパートリーがめちゃくちゃ乏しい。

まかない付きの住居に住んだり「1日1食、あとは菓子」のような不摂生生活を送っているうちに、いつしか世は群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)のコンビニ戦国時代に突入。簡単に食料が手に入る世の中になった。

田舎にありがちな「法事で女性が台所仕事をする」というような機会も、運良く避けてきて今日に至る。新品同様に光り輝く魚焼きグリルからも、日々の食生活がうかがわれよう。

・「おうちレストラン」やってみる

今回は初めて注文する人限定の「おためしセット」ということで、キャンペーン価格(税込1980円)でオーダーした。ほどなくダンボール箱いっぱいの食材が冷蔵便で届く。メインのメニューは「チキンスパイシーパエリア風」だ。

コロンとした瓜のような食材は「トロなす」だそうで。初めて使う。

レシピの詳細は実際に購入して確認していただくとして、基本は食材を切って炒めるだけ。調理の指示書も「〇〇を入れて」「焼き色をつける」程度の、ごく簡単なものになっている。

鶏肉はすでに塩やみりんで下味がついているものが同梱。ゴロゴロと大きく、少し炒めただけで甘い香りが立ちのぼり、すっごく旨そう!!

今回のレシピを考案した和知徹氏は「肉のスペシャリスト」と呼ばれ、経営する銀座のレストラン『マルディグラ』も肉料理を愛する人たちが集まるビストロなのだとか。

ですが。

ですが。

食材とひと言でいっても、たとえば肉と野菜では、火の通りの早さが違いますよね?

初めての食材は、どれくらいで火が通るのかわかりにくい。とくに肉に関しては、生焼けを恐れるあまり警戒心が強くなってしまう。大きな肉に火を通しているうちに、野菜がクタクタになって崩れてくるという事態に苦戦。

「火のあんばい」は経験がものをいう。若い頃、交際相手に料理を振る舞おうとしてバチバチとはねる油に恐れをなし、半生の唐揚げを出してしまったことは苦い思い出だ。初心者としては「この順番で材料投入」とか「この状態になるまで炒める」とか、もうちょっとだけ詳しい指示が欲しい。

味つけは「タンドリーソース」がついているので、自分で調整する必要はなし。これはありがたい! ただ、どんなレシピにも必ず出てくる「塩で味を整える」という一文はちょっと抽象的だ。「整っている」とはどういう状態かね?

完成。ぱっと見はそれなりにできているように見えるが、「トロなす」は熱で崩れて原形を留めていない。

そもそも「トロなす」は皮をむくのか? とか途中でGoogleで調べたりしているうちに時間が経過。調理時間20分の「カンタンレシピ」とあるのだが、実際は1時間以上かかっている。

ちなみに肝心の味の方は……

うんまぁぁぁい!

家で作ったとは思えない。おそらく食材は厳選された自慢の逸品で、しかもシェフのソースで味つけしているので失敗しようがなく、かなり美味しかった。

なお、レシピブックには「おすそわけ」ということで、「ラタトゥイユ丼」のレシピがおまけでついていた。せっかくなので、こちらも作ってみたのだが……

具材がドロドロに煮溶けた、手本の写真とは似ても似つかぬものができた。

ただしこのラタトゥイユもどきも、見た目はアレだが味は美味しい! 材料の「甘夏ミニトマト」というのをつまみ食いしたのだが、単体でも甘くて美味しいトマトだった。未知の食材に出会えるのがミールキットのいいところかもしれないな。

・レギュラーメニュー「Kit Oisix」

さて、先ほどの「おうちレストラン」、味は美味しかったのだが理想通りにできたかといえば消化不良である。実は今回の「おためしセット」には「Kit Oisix」というレギュラーメニューも付属している。リベンジでこちらも作ってみよう。

メニューは「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ」「小ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」「たっぷりケールのチーズナッツサラダ」だ。

このキットも必要な野菜がすべて同梱されているほか、「必要な分だけ」のミニミニ豆腐や海苔、温泉たまごまでついている。自分で用意するのはゴマ油と中華ダシ、白米だけ。

豆腐や海苔なんて、もちろん大容量パックで買った方が安い。けれど、筆者の自治体でも「家庭ごみの中の廃棄食材」がたびたび話題になり、有効に使えていない人が相当数いることを示している。筆者も買ったはいいが、いつのまにか消費期限を切らして捨てる食材があるので耳が痛い。

すぐに気がついたが、こちらは「おうちレストラン」よりレシピが丁寧で「えのきをフォークでほぐす」というような下処理も解説されている。これは助かる! 「強火にする理由」のようなワンポイントアドバイスもありがたい。

「きのこって洗うの?」とか「芽が出たタマネギは食べられるの?」とか、初心者にとって料理とは石ころだらけのオフロードだ。歩いた経験が少ないから、1つ1つにつまずいてしまう。あらかじめ石ころを取り除き、道を舗装しておいてくれるのがミールキット。至れり尽くせりとはこのことだ。

さらに主菜のこの段階まで進んだら、副菜のこの作業をやるように、という手順の指示がある。ゲームブックのように「次は〇ページに進め!」「元のページに戻れ!」と指示があるのだ。

おそらく熟練者が自然にやっているだろう複数の作業の「同時進行」ができるようになっている。これだよ、これ! こういう情報が必要なんだよ!!

完成品を食べてみると……

こちらも、うんまぁぁぁい!

プラモデルを作るように、順を追って作業を進めていくのが好きな人なら、たぶん必ず完成できる。何事も理屈から入る筆者の性格上、ロジカルに作業を進められると料理も苦痛じゃない。かつ、新しい食材と出会うのも新鮮だ。なんか……料理、楽しいかも……!

・ミールキット、楽しかった

今にして思うと、作る順番が逆だった。レギュラーメニューの「Kit Oisix」はかなりの初心者でも順を追って作れるようになっている。一方の「おうちレストラン」はちょっとだけ上級者向け。少なくとも野菜の下処理くらいはさっさとできる人を対象としているのでは。

今回の「おうちレストラン」のお試し期間は終了しているが、公式サイトではたびたびキャンペーンを行っている。初めて注文する人のハードルを下げているので、気になる方はチェックしてみて欲しい。

自分で買い物するのに比べ、どうしてもミールキットは割高である。けれど、自分では決して買わないような食材に出会えることや、丁寧に手順を解説してくれること、そして料理の楽しさを感じられるのは意外な利点だった。

トロなす、ケール、ラディッシュなどは、普通に生活していたら我が家のキッチンには一生登壇しないであろう食材たちだ。指示どおりに動いているだけなのに、知らない味が生まれてくるのも面白い。

慣れてくれば本来の目的である「献立を考えなくていい」「買い物に行かなくてもいい」「時短」というメリットも享受できるだろう。苦戦もしたが、なかなかに楽しかった。

参考リンク:オイシックス・ラ・大地株式会社
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



【デカ盛り】クォーターじゃない、本当のパウンドだ! 夢の巨大ハンバーガーを作ってみた

気づいてしまった。世の中にデカ盛りグルメは数あれど、もっともボリュームのある、かつ好みに合った料理を食べられるところといえば、つまるところ「自宅」じゃないだろうか。

パティ2倍だとかグルメバーガーだとか……新発売のニュースを見て慌ててお店に走る必要はない。自宅ならやりたい放題だ。というわけで「理想のデカ盛りバーガー」を作ってみた!

・パティとバンズはここから購入

バーガーを名乗るからには、なにがなくともパティとバンズは必須である。今回はネットショップ「ミートガイ」の「特大・手作りハンバーガーセット」(税込1640円)を購入した。同社のオリジナル商品で、バンズ1つ、パティ1枚のセットが冷凍便で届くのだが……

て、手よりも大きいパティ!

厚さは1cmほど。薄いがしっかり成形されている。100%ビーフで無添加・無着色、化学調味料は未使用とのこと。同じサイズのバンズは国内のパン工場で作っている特注品だそう。

・まずは具材を用意

ハンバーガーなので基本的には好きな具材を重ねるだけ。と思いきや、いろいろと下準備が必要だった。トマトやレタスは洗って切って、生タマネギは辛かったのでレンチンした。

アボカドは種にそってぐるりと包丁を入れてから、両手でひねるようにすると簡単に種から外れる。

……と知ったかぶりをしてみたが、レシピサイトに書いてあった。その通りだった。発見した人すごいな。

バーベキューソースもレシピサイトを参考に。ケチャップとソースの混合体だが、酸っぱいものが苦手なのでソース多めで。手作りだと味も好きなようにできるのが魅力だ。

バンズは上下に2等分に切って、レンジのトースター機能でこんがりさせるが……大きすぎて2枚は入らない。1枚ずつだ。

それではパティを焼いていく。これだけでフライパンがいっぱいになるサイズである。

先ほど「薄い」といったのを撤回したい! 火を通すとふっくらしてきて、厚みが2倍くらいになった。ワイルドで肉々しいハンバーグである。

ちなみに筆者は普段ほとんど自炊をしないので、ハンバーグを焼いたのは10年ぶりくらいである。割って火の通りを確認したい誘惑にかられるが、ここは我慢だ。透明な肉汁が出てきたら焼き上がり……だったかな? 合ってる?

・具材を重ねる順番は?

準備完了。いざ、積み上げてハンバーガーにしていくぞ。どういう順で重ねるのが正解なのかググってみたのだが、これが千差万別のようだ。大手ハンバーガーチェーンでも肉に対してレタスが「上派」と「下派」に分かれるようだし、具材にいたってはいろいろなパターンがあった。

1つ納得したのが「野菜の水分でバンズがクタクタになるのがイヤ」という声。バンズは必ずバターでコーティングするという意見もあったぞ。

ネット上の意見を参考に、バターもどきを塗ったバンズに熱々のパティをオンした。

そしてチーズはやっぱりとろけて欲しいので、パティに重ねる。肉の余熱で溶けてくれるはずだ。

トマト、オニオンを載せて……とここでソースを忘れていたことに気づいた。ソースはやはり「肉」に塗るべきじゃなかったか!? 慌てて野菜の上からかける。ついでにマヨネーズもかける。

さらに足し肉だ! すでにハンバーグがあるにもかかわらず、カリカリに焼いたベーコンと、ハムまで載せてしまう。普段は「どれか1つ」でおかずになるヤツを全部入れちゃうのだから贅沢の極み! 肉と脂のコンビネーションで胃もたれ決定だ。アボカドも好きなだけ載せ放題。

最後にレタスをたっぷり載せたら完成! 肉だけだと身体に悪いから、野菜で帳消しだな。

・実食

ここに至高のハンバーガーが誕生した……。感動だ。かたわらの普通サイズの包丁が、テーブルナイフに見える大きさである。

直径およそ20cm。ほぼ手のひらと同じ。

手に持つとずっしり重い。それもそのはず、パティだけで約1パウンド(450g)!

好きな具材だけが入った理想のバーガーだ。好みによっては目玉焼き、スモークサーモン、サラダチキンなどなど、なんでもありだろう。では食べてみようじゃないか。

そのままでは持ち上げられない。4等分してようやく「夜マック」にしたビックマック1個分くらいのサイズ感。

YEEHAW〜!!

まずハンバーグが旨い。ゴロゴロと肉の食感があるちょっと固めのハンバーグで、大好きなタイプだ。ハンバーグは「ふわっと」が好きな人と、「がっしり」が好きな人がいると思うのだけれど、筆者は断然後者!

そしてアボカド〜! コスパ重視のファストフード店では希少価値のアボカドを好きなだけ載せられる、これぞ「おうちバーガー」の醍醐味である。トマトもケチケチしないで思いきり厚切りにできる。

もちろん1人では食べきれない。けれどここは自宅!! 家族と分け合ってもよし、ラップして夜食にしてもよし。最高!!

・おうちバーガー最高

おうちバーガー、めちゃくちゃ美味しかった。唯一の難点は、筆者が料理するのが苦手で外食ジャンキーなことくらい。もし料理が苦にならなかったり、家族でわいわい作るのなら手軽で楽しいだろう。

執筆日現在、上記の「特大・手作りハンバーガーセット」は品切れしているが、入荷通知を受け取ったり、パティ(特大グラスフェッドビーフパティ450g)だけなら購入可能だ。普通サイズのバーガーやホットドッグのセットも豊富に取り扱っている。パーティメニューとしてもオススメなのでぜひ!

参考リンク:ミートガイ公式サイト
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



ニンニクマシマシ「二郎系冷やし中華」をお取り寄せで食べてみたら…冷やし中華の概念が吹っ飛んだ / 通販サイト『宅マシSHOP』

お店の味を自宅で楽しみたいときのサービスといえば、真っ先に思い浮かぶのがUber Eatsだろう。ラーメンのような出前の定番はもとより、カフェチェーンのドリンクやコンビニ商品まで配達してくれると聞く。

しかしご存じの通りUber Eatsのサービス圏は一定の人口を有する都市部に限られている。日本の多くの地域では、その恩恵を受けられないという事実があるのだ。

Uber Eatsなんてないわ……という地方在住の筆者にとっては、まだまだ「お取り寄せ」の存在感が大きい。特に最近では半調理済みの食材セット、いわゆるミールキットを愛用している。今回は地方では珍しい二郎系ラーメン……ならぬ「二郎系冷やし中華」をお取り寄せで食べてみた。

・二郎系ラーメン通販サイト『宅マシSHOP』

利用したのは『七輪炭火焼肉ホルモンすず』(東京都多摩市)が運営する二郎系ラーメン通販サイト『宅マシSHOP』。2020年5月にオープンしたばかりの新サイトだ。「すずでる」と名付けられた主力のラーメンに加え、6月からは夏メニューとして冷やし中華がスタート。

そもそも○○系ラーメンのような新勢力は地方にはあまり根付かないのか、筆者の生活圏で「二郎系」と呼べるラーメン屋は1店舗くらい。「二郎系の冷やし中華」というものが想像できなかったので、ほぼ好奇心で注文してみた。

ちなみに筆者は「ラーメン二郎」はもちろん、その直系店にも行ったことはなく、かろうじて上記の近隣「インスパイア」をたまに食べる程度の初心者であることをお断りしておく。

・すず冷やし中華(税抜990円 / 別途送料がかかる)

食材は冷凍便で届けられる。日付指定はできず、指折り数えて届くのを待つのみなのだが、賞味期限は1カ月と余裕がある。場合によっては商品代金と同じくらいの送料がかかってしまうので、まとめて注文したり誰かとシェアしたりするといいかもしれない。

冷やし中華の場合、トッピングとして「スタミナひき肉」と「辛揚げ」がついてくる。それ以外のトッピング、例えばヤサイは自分で用意する。公式おすすめは「トマト、大根、にんじん、水菜等」となっていて、ポイントは「シャキシャキ食べられる生野菜」と見た。なので筆者はコンビニの大根サラダの袋を用意したぞ。

作り方は簡単。麺を茹で、同時にスタミナひき肉を湯せんする。同梱のタレ、かえし、アブラは自然解凍するだけでよい。公式サイトに作り方動画もある。

麺は見るからに極太で、茹で時間も7〜8分と長め。浅草開化楼の「手もみ太ちぢれ麺」とのこと。

茹であがった麺を冷水で締めたら、あとは豪快に器に盛り付けるだけ。さっとタレを混ぜ、具材をトッピングする。かえしのタレやアブラはお好みで……なのだが、初心者なので後で食べながら足すことにする。

・食べてみよう

完成だ。トッピングは大根サラダ、プチトマト、スタミナひき肉、辛揚げ、マヨネーズと、サラダのように彩り豊かな1皿が誕生! では、いただきます。

タレは濃厚! 少しの量でしっかり味がつくので、かえしのタレは筆者にはまったく必要なかった。

冷やし中華といえば、普通はキュウリやトマトなどの夏野菜に酸味のあるタレで、夏でもスルッと喉を通る「さっぱりした食べ物」だと思う。酸っぱい感じが苦手で、実は筆者はあまり好まない。しかしこれはまったく違う食べ物だ。

麺はうどんのような太さで、もっちもちの歯ごたえと弾力がある。伸びにくいのもいい!

そこに甘じょっぱくてホクホクの「スタミナひき肉」がなじむ。オプションでチャーシューがつくセットもあるが、同店の冷やし中華のデフォルトはひき肉なのだそう。少し冷やすのが正解かもしれないが、筆者には湯せん鍋から出した直後の、熱々のひき肉が美味しかった。

ユニークだと思ったのが、味つきの天かすである「辛揚げ」。カリカリと歯ざわりがよく、食感にアクセントを加えてくれる。

ガリマヨはお好みで。マヨネーズとニンニクを8:2の割合で混ぜるだけなのだが、これが旨い!

野菜はもとがサラダ用なのでシャキシャキで、麺と一緒でもいいし、ガリマヨであえてもいい。たぶん野菜はいくらあっても多過ぎるということはない。もっとたくさん、倍くらい使ってもよかった。

全部をいっしょくたに混ぜて食べると激うま。これは自分では作れない味だ。美味しい!

食後は誰とも会えないくらいの、ものすごいニンニク臭だー! でも大丈夫。自宅デスカラ。

・お取り寄せ最高

感染症予防に外食を控えたいとき、あるいは地方に住んでいて飲食店が近くにないとき、お取り寄せサービスは最高だ。特に、お土産や通販用に工場で大量生産したものでなく、お店で調理したものをそのまま急速冷凍して送ってくれるミールキットがいい。

大手ショッピングサイトと違って注文方法がこなれていなかったり調理手順書が不完全だったりと「試行錯誤感」もあるのだが、お店を身近に感じられる。

「すず冷やし中華」は、もはや筆者の知っている冷やし中華にあらず。二郎にインスパイアされるとラーメンじゃなくてもここまで大変身するのかと驚いた。この夏おすすめ「進化形」冷やし中華のキットだ!

参考リンク:宅マシSHOP七輪炭火焼肉ホルモンすず
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



【本格お取り寄せ】絶品サムギョプサル&チーズタッカルビが自宅で食べられる韓国料理キット / ベジテジや

新型コロナウイルスが生活にもたらした変化はいろいろあるが、1つにデリバリー&テイクアウト文化の発展があるだろう。ラーメンや焼き肉など、これまで「お店で食べるのが当然」だったメニューが続々と「自宅用」に進化を遂げている。

そんな中、サムギョプサル専門店「ベジテジや」が本格ミールキット販売をスタート。筆者も「チーズタッカルビ&センサムギョプサルキット」(税抜5500円)で韓国式焼き肉を体験してみた。

日常の夕飯に頼むのにはちょっと勇気のいる価格だが、結論からいうとその価値は十分あった。楽しくて美味しく、ボリューム満点の焼き肉セットだったぞ。

・サムギョプサルを堪能

キットの詳細はあとにして、まずはどんな料理ができるのかご紹介したい。実は筆者、サムギョプサルはほぼ初体験。基本の調味料がごま油であることも、キムチなどの食材を焼くことも知らなかった。

ホットプレートにごま油をひき、生キムチ、もやしナムルを焼く。チーズやニンニクはアルミホイルのカップで加熱する。

サムギョプサルとは韓国語で「豚ばらの三枚肉」という意味だそうで、厚切りの豚肉を豪快に焼く。

焼けたら調理ばさみでジョキジョキだ。

お肉の味つけはサンジャン(韓国味噌)と塩胡椒入りごま油。あとは好きな具をサンチュで包んで「いただきます」!

韓国のりでもよし

焼きキムチを入れてもよし

焼きナムルを入れてもよし

クレープ生地で包んでもよし

最高だ。もうどんな組み合わせでも合う。「うう〜ん」とうなり声しか出ない美味しさ。好きな具を好きなだけ包んで食べるバイキングのような楽しさもある。日本でいうなら手巻き寿司みたいな?

・続いてチーズタッカルビを食べる

思う存分、肉を食べて鉄板をきれいにしたらチーズタッカルビを作る。

といってもほとんど出来上がっているので、軽く加熱するだけ。韓国のお餅「トック」がたっぷり入っている。これだけでも美味しそうだけれど、贅沢にチーズを載せる。

ぐつぐつと煮えるソースと、トロ〜リとろけるチーズ。甘辛くて、さっきまで満腹だったのに白米が欲しくなる。

実は余った肉で作る〆の「済州御飯」も紹介されていたが、満腹すぎて作れなかった。余裕があればごはんと卵を用意して挑戦してみよう。

・「チーズタッカルビ&センサムギョプサルキット」(4人分)

順序が逆になったが、キットの内容をご紹介したい。「ベジテジやのサムギョプサルキット」と「チーズタッカルビ&センサムギョプサルキット」の2種類あり、どちらも5500円(税抜)で送料無料。大人2名、子ども2名の家族4人分を想定していて、箸などは4人分がつく。

専用サイトで注文すると「どっさり」といっていいくらい箱いっぱいの食材がクール便で届く。冷凍ではなく「冷蔵」なので長期保存はできない。食べる日を決めてから注文すること。

たっぷりのサンチュ。「女性の手のひらサイズ」がこだわりなのだとか。確かに包みやすかった。

パチョレギ(ネギサラダ)、もやしナムル、生キムチ用の白菜。

お店の味を再現するために欠かせない「タレ」や「ソース」もちゃんと入っている。サンジャンと生キムチの素とニンニク。ニンニクは前述のとおり、ごま油に浸してからアルミカップで加熱する。

筆者はチーズタッカルビセットなので、軽く火を通せば完成する状態になったタッカルビとチーズが同梱されていた。

・大変だったこと

焼き肉なので基本は「調理しながら食べる」でいいのだが、下ごしらえとしてやる事前作業は結構ある。

キムチをもんで、肉に塩胡椒して、サンチュを冷水にさらして、パチョレギをサラダ用とサンチュ用に分けて……食器もたくさん使う。

これらすべて、普段はお客さんに出す前に「お店の人がやってくれていること」なのだと気づく。何も考えず、ただ出されたものを食べればいいのだから、やっぱり飲食店は特別な場所だ。

同時に、このようなミールキットはどうしても「妥協」や「簡略化」するところがあると思うのだが、少しでもお店に近づくように省略せずにセットにしてくれた姿勢にも好感が持てる。「この味で食べて欲しい!」という熱い思いが伝わってくる。

・サムギョプサル専門店「ベジテジや」

「包まぬ豚はただの豚」という強烈なコピーを掲げる「ベジテジや」は京都発祥。関西を中心に、全国に実店舗を展開している。今回のキットでも、サービス精神旺盛で勢いのあるお店の雰囲気が伝わってきた。

専門店がないような地方でも、宅急便さえ届けば全国の味が楽しめるのもお取り寄せの魅力。ただし、今のところ「ベジテジや」は沖縄・北海道・離島への発送は対応していない。まだ始まったばかりのサービスなので、続報を待とう。

調理方法を書いたマニュアルがついてくるが、事前に公式動画で手順を頭に入れておくのがオススメ。随所で入る「ブヒッ」という効果音が楽しい。みんなでわいわい食べられるので、宅飲みやバーベキューにもどうぞ。ブヒッ。

参考リンク:ベジテジや
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



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