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【ネタバレあり】結末を知らないおっさんが「鬼滅の刃21巻」を読んで覚えた3つの不安
2020年5月18日発売の週刊少年ジャンプ24号にて、4年3カ月に及ぶ連載を終えた鬼滅の刃。カフェやコンビニは当然として、回転寿司までもが鬼滅とコラボを果たすなど、もはや社会現象と呼んでも差し支えない爆発的大ヒット漫画作品である。
その鬼滅の刃のコミック最新刊21巻が発売されたのは7月3日のこと。鬼滅の刃の結末を知らない私、P.K.サンジュンは、つい先ほど21巻を読み終えたのだが、率直に申し上げて3つのことが不安になった。というか、ここから本当に最終回まで持っていけるのかよ……!
・ネタバレ注意
最初にお断りしておくと、この記事には21巻の内容がモロに含まれている。なので「まだ21巻は読んでいない!」という方は、ぜひともこちらで引き返していただきたい。後から「知りたくなかったー!」なんて言うのはナシだぞ☆
さて、20巻の終盤で上弦の壱「黒死牟(こくしぼう)」を撃破した鬼殺隊。21巻の冒頭では、黒死牟撃破に命を賭した時透無一郎(ときとう むいちろう)と不死川玄弥(しなずがわ げんや)の最期が描かれている。どれだけ魅力的なキャラでも容赦なく屠っていく凄みもまた、鬼滅の刃の大きな魅力の1つだ。
で、上弦の壱を倒したいま、敵は大ボス「鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)」を残すのみとなった。それ自体はわかり切っていたことだし、私も含め多くの人が心の準備をしていたように思う。だがしかし、21巻を読み終えた今、私は不安で不安でたまらない。なぜなら……!
・不安その1:「本当にあと2巻で終わるのか?」
鬼滅の刃大好きっ子(私の妻の妹)によれば「鬼滅の刃」は23巻まで、つまりあと2巻で完結するという。鬼滅の刃は異常なほど展開が早く、出し惜しみが一切ない作品であることはわかっている。わかってはいるが、本当にあと2巻で終わらせ切れるのだろうか?
というのも、21巻でついに大ボス戦が始まったものの、当の無惨はピンピンしている。いや、鮮度的にはピンピンどころか “ピッンピッン” だ。つまり、現段階では弱点の気配が微かにも感じられないというワケ。ここから無惨を打ち負かす未来が誰に描けるというのだろうか?
とはいえ実際に鬼滅の刃は最終回を迎えているのだから、やはり終わるには終わるのだろう。吾峠呼世晴先生を疑うワケではないが、本当にあと2巻で多くの人が納得する終わり方ができるのか、不安でならない。
・不安その2:「対無惨のメンバーが心細すぎる」
これは理由1にもリンクしているのだが、現在のメンバーだけで大ボス無惨を倒すことはできるのだろうか? 現段階で無惨に挑むのは、冨岡義勇(とみおかぎゆう)、甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)、伊黒小芭内(いぐろ おばない)、悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)、不死川実弥(しなずがわ さねみ)の柱5名。さらに炭治郎と愈史郎を加えた計7名だ。
これまでなら「柱がこれだけいれば何とかなるやろ……!」と思えていたところだが、なにせ相手はあの無惨(しかもピッンピッン!)。さらにどの柱も対無惨はラウンド2となるため、満身創痍での戦いを強いられている。どう考えても「このメンバーじゃキツイやろ……」と思わざるを得ない。
ここにメンバーが加わるとすれば、禰豆子・伊之助・善逸あたりなのだろうが、それにしても……ねえ? ぶっちゃけ、首を切るどころか太陽が昇るまで1時間半の時間稼ぎすら厳しいのではないだろうか? 無惨が本気出したら秒でやられそうだもの……。
・不安その3:「蛇柱、伊黒に見せ場はあるのか?」
鬼滅の刃を語る上で柱の存在は絶対に欠かせない。強さや技は当然として、それぞれの柱に隠された過去や、そこから透けて見える人間性がとにかく魅力的なのだ。既に殉じた元柱、煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)や胡蝶しのぶも、非常に魅力的なキャラとして死んでいった。
そして現在までに最も素性が明らかになっていないのが、蛇柱の伊黒小芭内である。柱なのだから伊黒の実力を疑っているワケではないのだが、無惨が相手とはさすがに分が悪すぎやしないだろうか?
いや、正直に告白してしまおう。私は柱が登場した直後から心のどこかでこう思っていた。「炎・音・恋・岩・霞・水・蟲・風・蛇……え、蛇?」と──。蟲は作中で “毒” と同義的な意味だからまだわかる。が、水や炎、風と比べて “蛇”は、あまりにも頼りない。
しつこいようだが、柱なのだから実力があるのはわかるし、私自身そう強く信じたい気持ちもある。……が、無惨相手に蛇がどこまでやれるのかについては、正直不安の方が大きい。結果的に伊黒が「1人だけ見せ場が無かった柱」になってしまわないか、かなり不安だ。
前巻(20巻)を読み終えた際は、連載が終わってないこともあり「続きが楽しみだな~」と純粋に思えた。……が、ケツが決まった状態で読んだ21巻は上述した通り不安が大きい。ここからあと2巻で終わらせるとか、どんな超展開なんだよ……!
というわけで、自分では「そこまでハマっていない」と言い張るおっさんですらこの様子なので、やはり鬼滅の刃はとんでもない作品だ。残り2巻で鬼滅の刃はどんな結末を迎えるというのか? 次巻となる第22巻は10月2日の発売が予定されている。
参考リンク:鬼滅の刃公式ポータルサイト 、 Amazon「鬼滅の刃第22巻」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
【8連勝】開幕ダッシュに成功したのに不安な千葉ロッテファン、ちょっと来てくれ / 本当に優勝するための3つの条件
新型コロナウイルスの影響を受けて、およそ3カ月遅れでプロ野球ペナントレースが開幕した。今年に限っては交流戦もなし、セ・パ両リーグともに120試合の熱戦が繰り広げられる。そんな中、パ・リーグで華麗な開幕ダッシュを成功させたのが、我らが「千葉ロッテマリーンズ」だ。
2017年シーズンから3年連続Bクラスに甘んじ、開幕前の練習試合も散々な結果だった千葉ロッテ。だがしかし、フタを開けてみれば9試合を終えた時点で8勝1敗と首位をキープしている。今年こそ……今年こそイケるのか? こんなに絶好調なのに不安しかないロッテファン、ちょっと来てくれ。
・浮かれモードになり切れない
9試合を終えて8勝1敗──。本来なら「よっしゃー! 今年はもらったぜ!!」……と浮かれまくっていい堂々たる成績である。しかもその8勝は8連勝なのだ。開幕戦こそ落としたものの、これ以上は望めない最高のスタートを切ったと言っていいだろう。だがしかし……。
ロッテファン歴25年、伝説の18連敗を知る鍛え上げられた千葉ロッテファンの私、P.K.サンジュンくらいになると、ネガティブな思考からなかなか抜け出せない。チームや選手を信じてはいるものの「でも結局3位……いや、頑張っても2位が限界だろうな」と思ってしまうのだ。
ご承知の通り、ロッテはクライマックスシリーズを勝ち進んだ2005年と2010年に優勝を果たしているが、リーグ1位は1974年以来遠ざかっている。これは「12球団で最もリーグ優勝から遠ざかっている」という不名誉な記録であり、ある意味で全ロッテファン共通のコンプレックスだ。
・ロッテファンが1番ビックリしてる
最高のスタートダッシュを決めた今、中には「今年はイケる!」とウキウキのロッテファンもいらっしゃることだろう。ただ、おそらくだが7割以上のロッテファンは「嬉しいけど不安」「反動が怖い」「次の6連戦が終わらないと何とも言えない」……などと、決して浮かれていないのではなかろうか?
試合内容は悪くない……どころかとてもイイ。昨年はカモにされたオリックス相手に6タテを決めるだなんて誰が想像したことだろうか? しかも6戦目は球界を代表する好投手「山本由伸」を攻略しての勝利である。試合前に「雨でイイ! 中止になれ!!」と念じていた自分を恥じたい。
さて、ここからは我らが千葉ロッテマリーンズが本当に優勝するための条件を3つ挙げていきたい。逆に言うと「こうなったらヤバい」「こうならなかったら優勝は難しい」という条件でもある。
・とにかく怪我人を出さないこと
現状、怪我で1軍入りしていないのは「福田秀平」と「西野勇士」くらいだろうか。他球団と比べると選手層が薄いと言わざるを得ないチーム状況下で、これ以上の離脱は絶対に避けたい。毎年言われることだが、特に野手では荻野貴司の離脱は絶ッッッ対にアカン!
投手に目を移すと、クローザーのタフネス益田でさえも4連投はさせないなど、吉井コーチによる徹底管理が見受けられる。ある意味でプロ野球選手に怪我は付き物であるが、それでも今シーズンだけは「怪我による離脱ゼロ」を目指したい。
・若手2人くらいに覚醒して欲しい
平沢大河、安田尚憲、藤原恭大らドラ1組はもちろんのこと、佐藤都志也、福田光輝、高部瑛斗ら2019年ドラフト組らも、今年はレギュラーを奪う大チャンスだ。かつて西岡と今江が同時期にブレイクしたように「ロッテの若手は2人同時に覚醒する」これが私の持論だ。
ピッチャーも佐々木千隼を筆頭にポテンシャルが高い選手は多い。現在の1軍メンバーだけで120試合を乗り切れるハズはなく、若手の覚醒がそのままチーム戦力の底上げに繋がることは明白だ。やや趣旨はズレるが、今年はいいタイミングで有吉優樹がやる気がしてならない。
・苦手球団を作らないこと
球団マスコットはカモメなのに、毎年ロッテはとにかくカモにされることが多い。昨年であればオリックスと西武、特に西武には8勝16敗1分けと大きく負け越した。というか、西武だけは5-0でリードしていてもハラハラが止まらないよな?
優勝するチームは「お得意様を作りつつも極端に苦手な球団を作らないもの」これが鉄則である。幸いにも対オリックスは最高の滑り出しが出来たから、残りの楽天・日ハム、そして西武にも大きく負け越すことだけは避けたい。ロッテ名物の “大型連敗” が発動しないことを切に祈る。
冒頭でもお伝えした通り、ロッテは現在8勝1敗で首位を走っている。このことに誰よりも驚いているのがロッテファンではなかろうか? 正直、不安は尽きないものの、毎日がメチャメチャ楽しいこともまた事実である。まずは2020年6月30日からの楽天6連戦をドキドキしながら見守ろう。今年こそ「リアル・王者はおごらず勝ち進む」を期待したい。
参考リンク:千葉ロッテマリーンズ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.