【検証】消臭マスクを装着すれば「吐き気を催すほどクサい息」でも他人に気づかれないのか? ニンニクチューブを使って確かめたら…波乱が起きた
なぜかこのタイミングで超久しぶりに「アンボセリ国立公園」のガイドの仕事があった / マサイ通信:第446回
【検証】コロナ禍の今だから… “つば” が超絶デカい帽子は大活躍するのではないか? 街中で試してみた
ソーシャルディスタンスを保つことが大事。人と距離を取れ。密を避けろ。──コロナ禍以降よく言われることだが、こんなことを思った人はいないだろうか?
“つば” がハンパなくデカい帽子を被(かぶ)っていればすべて解決するのでは?
——と。それはいわばオートマチック・ソーシャルディスタンス。尋常ではないほどにデカい帽子の “つば” が、人と接近することを防いでくれる。うまくいけば、マスクだって不要になる……かも!
そんな期待を込めてAmazonを閲覧していた人が、私以外に何人いたかは知らない。だがおそらく、世界中で2〜3人はいることだろう。だから、私は本記事を書いている。その人たちに、検証結果を伝えるために。
といっても、多くの方は言葉など無くてもお分かりいただけるかと思う。だがあえて使用感のようなものを述べておくと、つばが邪魔だ。それに尽きる。ヒラヒラしているし、ずっと被っていると重い。
夏だと日陰が出来て便利だが、あいにく今は冬。帽子としての機能は死んでいると言っていい。「当たり前だろ!」と思う人だっているだろうが、実際に検証したからこそ分かったメリットもあるのだ。
たとえば、帽子だけを誇張しすぎたハリウッドザコシショウのようになれること。普段、誇張しすぎたモノマネをしている芸人さんを “誇張返し” していると、自分の中にちょっとした快感が芽生えるのは事実。
また、「マスクがマジで邪魔」と思っている人がこの帽子をかぶると、考え方が変わる可能性がある点も見逃せない。私自身がそうだったのだが、あのときほどマスクをありがたいと思ったことはない。
ちなみに、私がAmazonで購入したときの価格は税込2000円。帽子の面積を考えると、激安と言える……かもしれない。
【実体験】野外音楽イベントはコロナ前後でどう変化したのか / 参加して感じた違いと注意点
新型コロナウイルスの影響で各種イベントが中止となって久しいが、感染数減と合わせて再開を模索する動きは各地で活発化している。ただ、以前と同じようにはいかず。常に感染予防を意識した暮らし(ウィズコロナ)が前提だ。
そんな中、私の住む大分市では去る6月28日にコロナ以降最初となる無料野外音楽イベントが開催された。出演者として私は参加したのだが、まさに今後の試金石となる内容でいい勉強になった。コロナ前後でどう変化したのか、現場で感じた違いや注意点をお伝えしよう。
・イベントについて
このイベントは今回で118回目の開催となる「滝廉太郎 府内追悼祭」で、『荒城の月』や『鳩ぽっぽ』などで有名な郷土が誇る音楽家の滝廉太郎を追悼するというもの。大分市長や竹田市長なども来場し、お年寄りから子供まで参加する公共性の高い内容となっている。
幅広い年齢層がいるだけにコロナ対策も万全でなければいけない。どのような変化があったのか、さっそく以下をご覧いただきたい。
・コロナ前と変わった点
コロナ前のイベントとは目に見えて変わった点の1つに「距離」がある。ソーシャルディスタンスを守るため、会場内の椅子やテーブルは離して設置されていた。
ベンチには注意書きが貼られ、座る際には間隔を空けるようにと促がす。横断幕や立て看板などで、ソーシャルディスタンスなどの注意書きをわかりやすく掲示していた。そして入場方法にも大きな変化があった。昨年までだとどこからでも入場できたが、今年から入口と出口は明確に区別されたのだ。さらになんと入口には……
高性能なサーモグラフィーが設置され、高熱などの異常がないかを常に確認できるようになっていた。もし体温が37.5度以上だと入場できない。
コロナ対策で欠かせない「消毒」も抜かりなし。テーブルやベンチにアルコール消毒が設置されており、いつでも使える状況にある。
また、入場者全員にはマスクの着用を徹底。飲食ブースの出店者や出演者はジャンル問わず、フェイスシールドやフェイスガード、マスクの着用を義務付けられた。来場者側にいろいろと制約があるので、コロナ前の無料音楽イベントに対する気軽さはなくなった気がする。
・熱中症に注意
ここからは注意点について触れたい。コロナ対策は大事だが、同時に危険だと感じたのが熱中症だ。この日は晴天だったこともあり、熱中症対策として入口で水を配布するなど工夫していたが……
コロナ対策を万全にすればするほど、暑さに注意する必要があると感じたのも事実。あくまで個人的な感想にはなるが、フェイスガードは辛かった……。ただでさえ暑いのに、顔の前面を覆っているので余計に暑い。まめに給水しようとするたびにフェイスガードが邪魔するのである。
とはいえ、子供やお年寄りが楽しんでいる光景は見ているだけで嬉しいし、イベントのためであれば我慢できないわけではない。これも新しい生活様式として受け入れるしかないだろう。
・イベントの感想
イベントは11時から17時まで開催されたが、来場者も多く成功したように感じる。地元のテレビ局や新聞社なども多数来場していて、注目度の高さも感じられた。
これから全国各地でさまざまなイベントが再開されていくと思われるが、野外だけでなく、お祭りや屋内イベントの参考にもなるのではないだろうか。とにかく夏は熱中症に気をつけて欲しい。
Report:Kg
Photo:RocketNews24.