松屋といったらすぐに「ごろチキ」だとか「ごろビー」だとか騒ぐヤツらがいる。どっちもカレーじゃねえか! 牛丼食えよ!! せめて、肉と米食えよな! 頂上決戦だとか、戦争だとかいっていつまでも小競り合いしているけど、どっちでもいいんだよ、そんなもん。好きな方を食え! さて、話のわからないヤツらは置いておいて……。
松屋は外出自粛生活を応援するために「おかずトリオキャンペーン」を2020年4月末から6月初めまで実施していた。あのおかずトリオが復活していたのだ。全店舗かどうかは定かではないが、復活している店舗がある! というわけで、おかずトリオを推奨したい。あれ、肉と米を存分に食えるぞ。1000円でエナジー満タンだ!
・強者たちの共演
最近は、持ち帰りで松屋を利用する人も多いはず。その際、どうしても新商品に目がいきがちなので、テイクアウトでも牛丼3個セットとかが視界に入るだろう。しかし、私が訪れた店舗では、下の方に「復活!! おかずトリオ」とあった。それを見ると、現在は3種のトリオ、いずれも100円引きだそう。
今回私は定番トリオ(1000円)に並盛ライス(160円)を購入して帰った。
中身を見よう。まずは定番中の定番、牛皿!
続いて豚肩ロース焼肉!
最後に牛焼肉!
このような強者が集う会合のような状況を、なんて言うか知ってるか? 漢字1文字で表すことができるぞ、それは……
宴!
まさに強者の共演である。ロックバンド「ガンズアンドローゼズ」に例えるなら、ボーカルのアクセルとギターのスラッシュ、そしてベースのダフが再び同じステージに立った、その瞬間を目の当たりにしているようなインパクトだ。さしづめ、ご飯はアクセルに次いでバンド在籍歴の長い、キーボードのディジーと言ったところだろうか。
・松屋の “二郎” と化す
こんな贅沢な食い方ができるのは、おかずトリオだけだ。ごろチキ? ごろビー? お前たちとは格が違うんだよ、格が! さっそく肉を一通りご飯の上に載せてみる。軽くね、軽く載せよう。
軽くでも、器からあふれんばかりの肉量だ。思わず高笑いしたくなる気分。だが、もっとだ。もっと見たい! 器からこぼれ落ちそうな肉の光景を。全部載せちゃえ!
こりゃ二郎だな。「松屋の二郎」といっても、間違いないな。おかずトリオがあれば、いつでもテイクアウトで松屋の二郎ができるなあ。
当然食えば幸せになる。本格的な夏の到来を前に、すでに夏バテ気味の人もいるかもしれないけど、スタミナだ! スタミナをつけて猛暑到来に備えるべし!
カレーもいいけど、牛丼も食えよ!