これが夏コミで紫外線にやられ病院行きになった取材班を救った、異種業界からの救世主 / パーフェクトな日差し対策の最後の1手
これが夏コミで紫外線にやられ病院行きになった取材班を救った、異種業界からの救世主 / パーフェクトな日差し対策の最後の1手
【謎】スイカバーの「日焼け止めスティック」が完全に理解の範疇を超えていた / 手が汚れないのは便利だが……
【本当か?】Amazonで対象の「アウトドアブランド」を買うとヤバイことになるらしい → 実際にAmazonに確認してみた結果…
【30代女子】日焼け止めがツラくて『アームカバー』デビューしてみたら…とてつもなく優雅な気分になった
夏が来るたび “日焼け止めを落とす作業” にウンザリしている女子は多いだろう。石けんでこすったくらいじゃ全然落ちない。仕方なくメイク落としの手順を踏むが、これがメチャ面倒くさくて費用もばかにならないのだ。
まぁ、簡単に落とせちゃったら日焼け止めの意味がないんだけどね! 今日も駅までたった10分のために日焼け止めを塗り、風呂場で必死に落とす……ため息が止まらないよ! あ〜ぁ、手だけをガードしてくれるストッキング的なモノがあればなァ〜…………
ある!!!!!
・おばさまというイメージ
『アームカバー』に対して “おばさまが使うもの” というイメージを持つ人も多いだろう。最近では若い着用者も増えているが、メインは清楚な色白系女子。自分はいささか “場違い” って感じだ。
しかし! アームカバーの女性達を「私なら暑くて倒れちゃう〜(笑)」と眺めていた自分は、ケツの青い20代だった。日焼け対策を怠ったのがアダとなり、30歳を超えて二の腕周辺にシミが目立つようになってしまったのである。
慌てて日焼け止めを使い始めたが……落としにくいうえ、肌が荒れるなど様々な健康へのリスクを懸念する調査結果もあるのだ。「私には似合わない」とか言ってる場合じゃないかもしれないぞ。さっそくアームカバーを求めてマダムの社交場 “マルイの1階” へ急行!
黒や白ばかりと思っていたアームカバーだが、マルイ1階には様々なカラーのものが売られており、悩んだ末に思い切ってショッキングピンクを購入してみた。価格は2090円(税込)。
指を完全にガードするもの、逆に指なし、ロング、ショートなど、色々なタイプが存在している。「指は守りたいけどスマホも操作したい」という欲張りな私は “指抜きタイプ” で決まりだ! てのひら部分にはストッパーがついていて安心。
・はじめてのアームカバー
それでは人生初のアームカバーを着用し、照りつける炎天下の街を歩いてみることにしよう。この日の気温は33度……過度な暑さを感じたら検証はすぐさま中止することとする。
やはり両腕ショッキングピンク状態はやや派手とも思えるが……
当サイトのメンバーいわく「少し気にはなるけど “そういうファッションかな?” と思う程度」。またゴム手袋に似ていることから「清掃活動をしている人に見える」という意見もあった。どちらにせよ人の目を気にする必要はないだろう。
この暑さの中、いちいち他人の腕の色を気にする人も多くあるまい。それでも気になるという人は、アームカバーを少し下げてみるのがオススメだ。
ピンクの面積が減ることで不思議と “そういうファッション説” が濃厚になってくるぞ! むしろこれはもう “オシャレ” の部類と言っても過言じゃないかも!?
・しかもそんなに暑くない
また「着けていることを忘れるほど」と言えば嘘になるが、アームカバーが想像よりも暑くないことは驚きであった。むしろ外した時の爽快感と差し引きすれば「プラマイゼロ」といった感じ。
それもそのはず、商品の説明書きを見れば「優れた吸水・速乾性」「高いUVカット性」との表記がある。企業努力により日々製品は進化しているのだ。かつて着用を断念した経験がある人も、再チャレンジしてみれば結果は違うかもしれない。
ただひとつ注意するべき点は「指なしタイプにすればよかった」と感じたこと。あくまでも私の場合だが、化学繊維で指を圧迫されることにより少しムズムズとした感覚があった。これは個人差があるはずなので、各自ベストなタイプを見つけるしかないだろう。
それにしてもアームカバーを着用していると非常に優雅な気分だ。街ゆく人みんなが「この女性は肌に気を使っているんだな〜」って目で私を見ている気がする。「おばさまっぽい」とか思っていたけれど、これがウワサの “オトナ女子” ってやつかもしれないな。オホホホ……。
若い人たち、日焼けには今のうちから注意しておかれますように……。
それじゃ、ごきげんよう……。
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.