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Uber Eatsの置き配で「そろそろかな…」とドア開けたら、目の前に配達員さんがまだいた時の気恥ずかしさは異常
最高だよUber Eats。特に「置き配」が最高だね。だってだって、人に会わなくて良いんだよ? 玄関先に、商品を置いておいてくれるんだよ? お金のやり取りもないんだよ!
いいかい? 冷静に考えてみ?
スマホでポチっと注文するだけで、数分後には玄関先にホッカホカの食べ物が置いてあるんだよ? こんなに最高なことってある? ほぼ魔法だよコレ? まるで、ドラえもんの世界だよこれ〜っ!!
ところがどっこい、タイミングを誤ると、その魔法の裏側、すなわち “現実” を目撃することになるのである。
・マンションだからこその悲劇
ウチの場合、けっこうデカいマンションなので、まず1回目のピンポンは「エントランス」を開けるためのピンポンになる。「ウーバーイーツです」「はい、お願いします!」で、エントランスのゲートがオープン。配達員さんはエレベーターで上階にのぼり、私の部屋へと向かうのだ。
その間、私は部屋で待機。頭の中では、「いま配達員さんがエレベーターに乗って、1階、2階……」と配達員さんの動きを脳内で再現。そして、私の家の前に来て、商品を置いて、回れ右して、ふたたびエレベーターに向かったナ……というタイミングで、そぉ〜っとドアを開けるのだ。
勝率は……7割。そう、のこり3割は失敗している。ようするに、けっこう何回も体験している。ドアを開けた時、その隙間から、まだ配達員さんが “しゃがみながら商品を地面に置いている” のが見えるという悪夢的な状況を、何度も体験しているのである。これが気まずいのなんのって。
配達員「あっ」
わたし「あっ、すみません!」
そして私は、あわててドアを閉める。赤面だ。そしておそらく、むこうも赤面。「まだだっつーの」みたいな。「なんてせっかちな人だ」みたいな。きっとそう思われてる〜〜と考えると、なんとも恥ずかしい気持ちになるのである。
そしてこの恥ずかしさ。いつも「何かに似ているなぁ〜?」と思っていたのだが、つい先日、「あれだ!」と膝を叩いた。ちょっと汚い話になるのだが、トイレのドアを間違えて開けてしまった時によく似ているのだ。
先人「うわぁ!」
私「うわっ、すみません!」
ほら、同じ。ていうか、「トイレのドアを間違えて開けてしまった時なんてあるのかよ!」なんてツッコミが来そうだけど、私は余裕で「あるよ!」と答える。トイレのドアを間違えて開けてしまい、知らない人のケツのドアップを見たことだってある。気まずかったなぁ〜。
ちなみに最近は、そういう気まずい失敗をしないよう、注文時の注意事項みたいなところに「商品を地面に置いたら、合図のためにドアのインターホンを鳴らしてください」と書いておくことにしている。
こちらの勝率は5割。メモ欄を見てくれていないのか、インターホンなしで「無言置き配」されることが半分くらい。でもまあ、それでも失敗(遭遇)することは減った。なぜなら、ドアに耳をつけ、「置き配時のビニール袋のカサカサ音」を聞いて状況を把握しているからだ。
その時の心境は、なんだか自分が忍者にでもなったかのよう。スマホで注文して、スマホで配達員の動きまで確認できて、まるでドラえもんの世界なのに、受け取る直前だけは超アナログな「忍者」にならないと恥ずかしい思いをするのである。それを含め、Uber Eats、最高だよ。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24