涼みながら冷やす! 冷却プレート付きの「ピタファン」はこの夏必須のハンディ扇風機かもしれない
Amazonで「マスク冷却用」として売られている扇風機ホルダーを使ってみた → 快適そのものだったが…
言うまでもなく、マスクやフェイスガードを着けていたら暑い。今でも十分暑いが、これからますます暑くなっていくだろう。何とかならないものだろうか? せめて少しでも、マスク装着時の暑さを和らげられたら……。
──と思ってAmazonを見ていたところ、面白い商品を発見した。Amazonに記載されていた商品名を全て書くと「マスク冷却用 携帯扇風機 ホルダー 「首もと 冷却タオル ファン 抱っこホルダー」携帯扇風機とタオルは別売」という。
長いのが気になるが、もっとも気になるのは「マスク冷却用」の部分だろう。これはつまり、使用することでマスクを冷やせるということなのだろうか? 確かめるために、実際に購入してみたところ……ほぼほぼ期待通りだったので紹介したい。
Amazonでの購入価格は税込1980円。商品名の通り、携帯扇風機がスポッと入るようになっているホルダーで、これを使うことにより、両手がフリーになる。
また、濡れタオルで首からぶら下げることで、この商品は真価を発揮するもよう。ザックリ説明すると、濡れタオルに触れる部分がヒンヤリするだけでなく、そこに扇風機の風が合わさるとさらに涼しくなるらしい。
・開封&装着
さて、実際に開封してみるとしよう。中身は、ホルダーと説明書のみ。ホルダーなので携帯扇風機やタオルは別売りとなる。正直なところ、開けたときは「これで1980円はちょっと高いのでは?」と思わなくもなかった。
肝心のホルダーを見ても、一見するとただのプラスチック。軽くて柔らかいものの、どこにでもありそうだ。ちなみに、Amazonでは「マスク冷却用」として販売されていたと先ほど書いたが、商品のパッケージには「首もと 冷却 タオルファン 抱っこホルダー」とあるのみ。マスクどこいった?
──と気になったが、ひとまず組み立てていくことにしよう。やり方は簡単。水で濡らしたタオルの両端をホルダーの穴に挟み、携帯扇風機を一番小さい穴に差し込んだら完成である。
あとはタオルの長さを調整するだけ。一番涼しいポジションを探ってみたところ、私の場合は首から30cmほど下のあたりがちょうど良かった。このまま使ってみたら……。
・使用感
結論を言うと、快適そのものだ。ホルダーも携帯扇風機も軽いため、首に負荷がかかるわけでもない。おまけに手も使えるので、着用したまま仕事も出来そう。そして、何より驚いたのは……
飛び跳ねてもずれないこと。
「激しく動くとすぐに外れてしまうだろう」と侮っていたら、飛び跳ねても走ってもずれることは無かった。これはいいっ!
・マスクをしても涼しい?
そして気になるのは、マスクをしても涼しいのかどうかという点。それを確かめるべく、マスクを装着したまま運動してみたが、暑いとは感じなかった。むしろ、日陰や室内ではマスクを着けていても少し寒いぐらい。
もちろん、マスクの種類や使用する環境にもよるかと思う。また、商品のパッケージにマスクのことが書かれていない点が気になったりもしたが、少なくとも今回の検証では「マスクをしても快適」という結果になった。
1つ予想外だったことを挙げておくと、飛び跳ねたり走ったりすると携帯扇風機がみぞおちに繰り返し打ち付けられて結構痛かったこと。このホルダーのせいではないのだが、着用しての運動は向いていないと思う。
というわけでまとめると、マスク冷却用携帯扇風機ホルダー「首もと冷却 タオルファン 抱っこホルダー」は、最初の印象とは違って満足度の高い商品だった。タオルではなくおしゃれなスカーフなどを使うと、ファッションアイテムにもなるのではないか? とにかくオススメだ!
参照元:東京ファン、Amazon「首もと 冷却タオル ファン 抱っこホルダー」
Report:Kg
Photo:RocketNews24.