暑い! クッッッッソ暑い!! どうやら今年もファッキン夏がやって来るようだ。週間天気予報を見ると、すでに東京は連日30度超え。マジかよ、道理で食欲ないはずだわー。暑くなると、そうめんかそばくらいしか食べる気がなくなるのは、全人類共通だと思う。結果、人はバテるわけだ。そう、夏バテである。
そんな人類を救済するべく富士そばが立ち上がった! 店舗限定で販売されている「冷やし肉骨茶(バクテー)そば」が、肉とニンニクのスタミナ食なのに、ツルッと食べられてこれからの時期に最高なのである!!
・店舗限定メニュー
私(中澤)がこのそばを発見したのは富士そば秋葉原電気街店。店外のガラスケースに税込590円と書かれた冷やしバクテーそばのポップが出ていたのである。
バクテーそばと言えば、昨年のヒットが記憶に新しい。ニンニクが惜しげもなく使用された肉のハードパンチは、私も身をもって体験したが、その味はまごうことなきスタミナ系。昨年は展開が秋から冬だったため温かいそばであったが、夏に合わせて冷やしになって戻って来るなんて胸アツすぎないか。さっそく食券を購入してみたぞ。
待っている間に調べたところ、どうやら冷やしバクテーそばは2020年7月1日から店舗限定メニューとして販売開始したもののようだ。
・現状の展開店舗
7日現在、展開されている店舗は、大宮東口店、北浦和店、浦和仲町店、川口店、志木店、板橋店、上板橋店、秋葉原電気街店、品川店、下北沢店、代々木八幡店、立川店、国立南口店、藤沢店の14店舗である。と、そうこうしているうちに「冷やしバクテーのお客様!」と声がかかった。
テーブルに置いただけで漂うニンニクの香り。まず目に飛び込んでくるのは、そばの上に盛られた豚肉とフライドニンニクである。
さらに、そばつゆではなく白濁したつゆなのもバクテーそばと同じ。見た目で違う点と言えば、冷やし用の浅めの皿に盛られていることと、わさびがついていることだ。
・その味やいかに
ただでさえ、バクテーそばはコショウのピリ辛が利いているが、わさびと合わせるとどんな味になるのか? まずは、わさびをつけずにひと口食べてみると……
冷やしそばならではのツルッと爽やかな食感。それでいて、肉とフライドニンニクは相変わらずのハードパンチャーで、噛んでいるうちに口の中がカッカしてくるコショウの利きっぷりも健在だ。
すでにバテ始めている私は、通常ならこのハードパンチに耐えられないはず。だが、冷やしになっていることにより、バテていてもツルッと食べられる。
・わさびと豚のハーモニー
一気に食べきりたい欲に駆られたが、そうそう、わさびとのコンビネーションも気になっていたんだった。はたして、わさびはどんな作用をもたらすのか? わさびをつけて食べてみたところ……
ほー、口の中が涼しくなるようじゃないか。スッとするわさびの辛さで、さっきまでの爽やかさと別の風が吹き込む。さらに、わさびの甘みが豚肉とマッチしてのど越しもスッキリ。税込590円であることを考えると、この価格帯にして最高レベルまで到達している味である。
・夏バテ補完計画
富士そばならではの攻めにコスパの良さも感じる「冷やしバクテーそば」。この時期食べるには最適な味と言えるかもしれない。これぞ富士そばの夏バテ補完計画! バテ始めている人は1度食べてみてはいかがだろうか。