あの世にもっとも近い場所「霊場恐山」訪問! あれ、どうして涙が出るんだろう…

人は死ねばお山に行く──古くから土地の人々にそう信じられている場所がある。青森県の「恐山(おそれざん)」だ。 「日本三大霊場」「あの世にもっとも近い場所」などとも呼ばれ、死者の口寄せを行う巫女「イタコ」でも知られる。東日 […]


【ニッポン珍景】数万羽のウミネコが埋め尽くす神秘の島「蕪島」!! フンをかぶったらいいことあるぞ

アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作『鳥』。ストーリーは知らなくても、平凡な街を無数の鳥が不気味に占拠する場面カットは見たことがあるだろう。 『鳥』は凶暴化した鳥が人間を襲うパニック映画だが、青森県には島ひとつを埋め尽 […]


【冬季限定】青森県の人はもっと積極的に「あめせんべい」のことをアピールしてほしい / あるはずのない記憶が蘇る味

地元からのお土産って何にしようか迷うもの。地域色がわかりやすい定番品がいいかな……と思うけど、意外なものが喜ばれたりする。 さて、そこで青森県の人、青森県に旅行に行った人に言いたい。お土産に「あめせんべい」を買ってきてく […]


「大間のマグロ」なら大間で食べるのが1番じゃないかと思い立ち本州最北端の地に行ってみた / まぐろ長宝丸

ときに数億円もの値がつき、「黒いダイヤ」とも呼ばれるクロマグロ。なかでも「大間のマグロ」といえば高級食材の代名詞だ。 その多くが都市部の飲食店や高級旅館に卸され、回らない寿司屋にも銀座の料亭にも行ったことがない筆者は一度 […]


八戸・漁港ストアで見つけた「イタリアンそば」のポスターのクセが強い! でも、味は驚きの美味さ!!

青森県は野菜や果物、海産物などが有名だが、日本有数のそば処でもある。「階上早生(はしかみわせ)」という在来の奨励品種があったり、そばを使った郷土料理「かっけ」などがあり、県民食の1つとして古くから親しまれている。 先日八 […]


青森・新郷村の「キリストの墓」のお土産の飴が最高すぎた! そして古文書に記された驚きの内容とは!?

皆さんはご存じだろうか? 「キリストの墓」が青森県に存在することを……。三戸郡新郷村にキリストの里公園という観光スポットがあり、そこに “墓” とされる場所があるのだ。 何を根拠にキリストの墓だと言われているのかという点 […]


【衝撃】日本唯一の『階段国道』を歩いたらまさかの場所に! 幼少期のトラウマが蘇った “怖すぎる帰り道” とは…

青森県津軽郡。石川さゆりさんの代表曲・津軽海峡冬景色の舞台でもある『竜飛岬』には、観光名所になっている変わった道路がある。 ──いや、この場合「道路」と呼ぶのは相応しくないかもしれない。 なぜなら国道339号線は、国道で […]


【簡単キャンプ飯】青森のB級グルメ「十和田バラ焼き」が仕事の疲れが吹っ飛ぶうまさ! 冷たいビールとセットで食べまくりたい!

安くてウマい郷土メシ「B級グルメ」はキャンプに取り入れたいメニューばかり。この間は北海道帯広市の名物である超濃厚な「帯広豚丼」を作って北海道旅行気分を味わったが、今回はちょい南下して青森県十和田市へ。地元民のソウルフード […]


【衝撃】青森県の「りんごPR動画」に登場するレシピが想像の斜め上すぎる件 / 実際に作ってみた結果 → まさかの激ウマで感動した!

りんごといったら青森県である。当然りんごのPRには力を入れており、つい先日も「青森県りんご対策協議会」によるスペシャルな動画が公開されたばかり。ところが……! この動画に登場するりんごを使ったレシピに一つ、様子がおかしい […]


【異世界】特撮か…! 巨大な土偶が目を7色に光らせて利用者を見おろす駅 / JR木造駅(青森県)

青森県つがる市に「それ」はある。JR五能線の木造駅(きづくりえき)だ。

JR五能線といえば、青森県から秋田県の海岸線を結び、リゾート列車も走る風光明媚な路線として知られる。しかしこの木造駅にはリゾートの華やかさはない。

その代わり、数十メートル離れた住宅街からもその威容に圧倒され、子どもが見たら泣き出しそうな巨大な人工物がある。……きみ、ウルトラマンと戦ってたよね?

・じっくり見てみよう

どういうことか一緒に見てみよう。闇夜に浮かぶ白い影……

え?

えええぇぇぇ!?

デカい! ってかちょっと怖いっ!!

しかも目が光る。

・明るいところで再度確認

夕べ見たものは疲れた目に映った幻かもしれないので、日が昇ってからもう1度確認してみる。今思うと駅周辺は街灯が周囲をぼんやり照らすだけで、人も車もなく静まりかえっており、トワイライトゾーンに迷い込んでいた可能性も否定できない。

……見間違いじゃなかった。

高さ20メートルはあろうかという巨大な土偶(正確には17.3メートル)が、駅舎の正面と一体化している。

土偶の右足とプランターを比較すると、どれだけデカいかわかる。円谷プロもびっくりである。

解説パネルを読むと、実は土偶にはちゃんと由来があった。近くの「亀ヶ岡石器時代遺跡」から出土した遮光器土偶をモチーフにしており、左足がないのも出土品を忠実に再現している。

そもそも発掘される土偶は身体の1部を欠いているものが多く、儀式的な理由でわざと切り離している可能性が高いのだそう(諸説あり)。本物は東京国立博物館に収蔵されているが、レプリカが「つがる市縄文住居展示資料館(カルコ)」にあるという。

薄目を開けた大仏様のような顔が、イヌイットなど北方民族の遮光器(サングラスやスノーゴーグルのようなもの)に似ていることから「遮光器土偶」と呼ぶんだって。

名前もあって「しゃこちゃん」っていうんだぞ。ドグーフじゃなかった……。

・あちこち縄文推し

というわけで、駅全体が縄文推しであり、あちこちに遮光器土偶があしらわれている。何度も見ていると可愛く思えてくるな。

現駅舎の完成は平成4年(1992年)、地域振興のために1億円が交付された「ふるさと創生事業」を活用したものだという。「東北の駅百選」にも選ばれている。

駅のすぐ隣には公園があり、公衆トイレも竪穴式住居だ。

・目が光るのはたぶん優しい理由

夜の方がわかりやすいが、電車が到着しそうになると3分前から目が光る。駅舎の改修により、今年4月に従来の白色電球から7色のLEDにパワーアップしたとのこと。ナイトショーのレーザービームのような強烈なものではなく、ほんのり光ってゆっくりと色を変えていく。

筆者が見たところ、木造駅はほぼ地元の人だけが利用するローカルな駅で、観光客が大挙するような場所ではない。電車に乗り込む学生と、その送迎をする家族の車が立ち寄るくらいの静かな駅である。あるいは近くの県立高校の生徒も利用するかもしれない。

目が光るのは観光客向けのパフォーマンスではなく、「おかえり」や「いってらっしゃい」の意味だと思う。とりわけ夜には人通りもほとんどなくなり、静寂に包まれる駅周辺においては、7色に輝く目がどこか人の営みを感じさせる。

高校卒業と同時に都市部に出たり、車を持ったりする地方都市において、電車を利用するのは学生時代のごく一時期だ。木造駅を利用した学生たちは、大人になってからこの土偶を懐かしく思い出すのではないだろうか。お父さん、お母さんたちも「毎日あの子を送っていったなぁ」なんて。

・しゃこちゃん、がんばれ

若い方はご存じないだろうが、「ふるさと創生事業」では交付金の使い道が自治体に任されたことから、話題づくりのため奇抜なモニュメントなどが次々と建設された。筆者の周辺でも「1億円の○○(笑)」と後々まで揶揄(やゆ)されたものや、運用が上手くいかず、すでに存在しないものもある。

そんな中、今なお毎日利用され、かつ見た人に強烈なインパクトを与える木造駅はすごいと思う。ふるさとを見守る象徴的な存在だろう。しゃこちゃんには今後も末永く活躍して欲しい。

参考リンク:青森県観光情報サイト「アプティネット」弘前経済新聞
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



次のページ »

  プロフィール  PR:無料HP  米沢ドライビングスクール  請求書買取 リスク 千葉  アニメーション 学校  IID  中古ホイール 宮城  タイヤ プリウス 新品  コンサート 専門学校  中古パーツ サイドカバー  不動産 収益  四街道 リフォーム  トリプルエー投資顧問 詐欺  コルト 三菱 中古  シアリス 効果