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「かっぱ寿司」で1万2000円の商品だとっ…!? 総重量1.5kg以上『メガ盛り蟹いくら丼』を食べてみたぞぉぉぉー!!
我が目を疑った。まさか、あの “かっぱ寿司” で1万円超えの商品にお目にかかろうとは……。1万円っていったら、100円寿司が100皿分やで?
『メガ盛り蟹いくら丼』という、その商品は名前の通りカニとイクラを贅沢(ぜいたく)に使ったものだ。確かに美味しそうではあるが、1万円超えって。誰が買うねん~、どんだけ~~と思いながら記者が購入してみたのでレポートしたい。
・2020年10月まで割引キャンペーン中
しつこくて申し訳ないが、いま一度言わせてくれ。『メガ盛り蟹いくら丼』は、あのかっぱ寿司で販売中のテイクアウト専用メニューで、値段はなんと “1万2000円” 。しかも税別だ。
確かにカニとかイクラは高い。その上こちらの丼、総重量が1.5kg以上もあり、ボリュームは言わずもがなだ。約6人前とのことである。お得ではあるのだろう。とは言え、1万円かぁ……記者のような庶民が頼むには、ちょっと勇気がいる値段だ。
サクッと調べてみたところ、かっぱ寿司のメガ1万円超え商品、今回(2020年9月現在)が初めてのことではないらしい。過去にも『メガうなぎいくらちらし』などを出していたようで、そちらは総量約3.5kgだったのだとか。
一体全体、かっぱ寿司はどこへ向かっているのだろうか。エライ人よ、教えてくれ! そんなことを考えながら、ネットで『メガ盛り蟹いくら丼』を注文。WEBやアプリからの注文で2020年10月18日まで、こちらの商品は20%OFFキャンペーンの対象だ。それでも税込1万368円だったけどな。
・もしかして安いかも
時間指定をして、店頭に受け取りに行く。対応してくださった店員さんに「こちらの商品はよく売れますか?」と聞いてみる。もしかして世間のちゃんと働いている大人は、毎日このレベルのご飯を食べているのかもしれない。
すると店員さんは笑顔で「私は初めて売ります!」と答えてくれた。初めてにしては、とても手際よく販売してくれ、ありがたい限りだ。受け取ってみると、ずっっしりと重い。1.5kg以上は確実にあるだろう。もしかして、1万円超えは安いのかもしれないぞ。
・リッチ&ゴージャス
そんなことを考えながら『メガ盛り蟹いくら丼』を手に帰宅。さすがの記者も1人では食べ切れないと判断し、知り合いを3人召喚。計4人でがっつくことにした。
中央に本ずわい蟹ほぐし身、さらにその上に本ずわい蟹の棒肉がどどんと12本。加えて周囲を守るように、ギッシリと敷き詰められたイクラ。みな、はじめて目にするビジュアルとのことで「スゲーっ」と興奮気味だ。
実際に目の当たりにすると共感していただけるはずだが、眺めているだけで満足する。しかしそんなことも言っていられないので、さっそくいただきますをし口に入れる。敢えて説明せずともわかると思うが、美味しい。すごくすごく、贅沢な味がする。
黙って出されたら、よもやかっぱ寿司商品とは気づくまい。カニ専門店か何かから運ばれてきたと認識するはずだ。それくらいにリッチでゴージャスな味と見た目なのだ。
・なんだかんだで大満足
だいたい6人前とのことであったが、他におかずがなかったこともあり4人でペロリと完食。この先、数年分のカニとイクラを食べた気がする。せっかくなので、一緒に食べた他の3人に感想を聞いてみると……
すごく満足!
(家にあれば)海苔を巻いても美味しい。
欲を言えば、ガリがもう少しあれば嬉しい。
とのことだった。そうなのだ、たまたま家にあった海苔を巻くと味変もできて良かった。そして、ガリについても同意見だ。店側が小さなパックに入れてくれていたのだが、もう少しあるとバランスが良いかなあとは思う。
なんだかんだで、大満足。お腹もいっぱいになり、しかもウマい。そして贅沢。なんと言うか『メガ盛り蟹いくら丼』のおかげで、とっても良い時間を過ごさせてもらった気がしている。満たされた~~!
正直なところ、何度もリピートしたい、とは言い切れない値段ではある。しかし、お客さんが来るときや、ちょっとした祝い事の際にはまた買っても良いかなと思っている自分がいる。うん、美味しかった!!
【衝撃】かっぱ寿司、テイクアウトにガチすぎて寿司職人をデリバリーしてしまう / 出張回転寿司サービスについて “条件” を聞いてみた
地上の楽園・回転寿司。クルクル回る寿司に「何食べても良いんだよ」って言われているようで、私(中澤)は子供の頃から回転寿司が大好きだ。その場の直感で色んなネタをつまめるのは回転寿司ならではの楽しさと言えるだろう。早く、あの夢の国に気兼ねなく行ける日が来て欲しいものだ。
と思っていたら、2020年9月2日、かっぱ寿司が新サービス「出張回転寿司サービス」を開始している。寿司どころか、レーンや職人まで家にやって来るというではないか。来れないならこっちから行くゥゥゥウウウ!!
・レーン設置のスペース
「ご自宅で握りたての美味しいお寿司をかっぱ寿司のお店のような雰囲気で楽しんでいただきたい」という想いからテイクアウトの一環として始まったこのサービス。その名の通り、注文すると自宅にレーンと職人がやって来て寿司を握ってくれるというものだ。テイクアウトにガチすぎるだろ!
もちろん、レーンを設置するためのスペースは必要となる。かっぱ寿司のサイトによると、回転レーンの長さは2m~5m、幅は40cmで、レーンの後ろに作業スペースが1.8m×3m。さらに、レーンの前で食べるわけだから、そこにも自分たちが座るスペースは必要だろう。というわけで、結構広い部屋でないとできないことは確かだ。
・価格
回転寿司レーンを設置するわけだから、まあ当然と言えば当然か。そのため、価格も安くはない。ネタ15種の「スタンダードプラン(1人前15貫で10人前)8万円」と、どちらかと言えばパーティー仕様である。なお、時間は2時間、職人は2人派遣されてくる様子。
他にもネタの種類や量が増える「スペシャルプラン(9万円)」、要望に応じてプランを作成する「カスタマイズプラン(別途見積もり)」などもある。ちなみに、カスタマイズプランではマグロの解体ショーなどもやってくれるようだ。家でマグロの解体ショーを見たい人がいるかどうかはさて置き、なかなかに柔軟性を感じる。
実施までの流れは、まずは問い合わせから連絡し、打ち合わせや会場の確認を経て、見積もりを出してプラン内容の決定となるようだ。詳細はかっぱ寿司のサイトをご確認いただけると幸いだ。
・最低人数
ところで、友達の少ない私は、サイトを見ていて気になったことがある。それは「出張回転寿司サービスは何人から注文が可能なのか?」ということ。
「10人前だから、大体10人で」と言われると、いくら注文したくても注文できない。しかし、サイトには最低人数について書かれていないのだ。そこで、問い合わせて聞いてみたところ……
かっぱ寿司PR「1人からでもご注文いただけます。ただし、お値段や分量を1人用に合わせることはできず、プラン通りの内容となります」
──とのこと。こういったパーティー系サービスは最低人数が決まっている場合も多いので、注文自体は1人からでもできるというのは個人的には朗報である。
・最高の贅沢
「来れないならこっちから行くよ!」というカーくん&パー子ちゃんの声が聞こえてきそうなこのサービス。回転寿司好きにとって最高の贅沢と言えるだろう。
最後に、2020年9月2日現在、出張可能エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の4県となっている。だが、これ以外のエリアでも「ご相談ください」とサイトには書かれており、ここにも柔軟性を感じた。気になった人は1度相談してみるのが良いかもしれない。
【気ままに検証】回転寿司屋の「茶碗蒸し」を食べ比べてみた! くら寿司・スシロー・はま寿司・かっぱ寿司
回転寿司屋に行くと、寿司以外にもついつい頼んでしまう。麺系はもちろん、外せないのが “茶碗蒸し” だ。だいたい週に1度は、近くの回転寿司屋へと足を運ぶ記者。3~4店舗をローテーションして楽しんでいる。
ある時いつものようにボーっと茶碗蒸しを食べていたのだが、ふと「店によって味や具材が違うなぁ」と気が付いた。なぜもっと早くに気付かなかったのか謎だが、一旦それは良しとしよう。こりゃあ、ゆるっと検証してみる必要がありそうだな!
・カニカマな「くら寿司」
記者にとっての茶碗蒸しといえば、子どものころはまあまあ特別な日に食べるものだった。料理好きな母親も、なぜか茶碗蒸しはあまり作らなかったように記憶している。ちょっと良いお店で、たまに出て来る感じだったのだ。
個人的には中に入っている銀杏が特別好きで「行儀が悪いかな」などと思いつつ、匙でほじほじし、真っ先に食べるのが恒例であった。今となっては、シチュエーションを気にすることなく、気軽にほじほじできるのだから嬉しい限りだ。
そんな思い出はさて置いて、さっそく順番に見ていくとしよう。まずは “ビッくらポン!” でお馴染みのくら寿司だ。同店の茶碗蒸しの特徴はズバリ、カニカマ!
どこをすくっても、カニカマがもっさり入っているのだ。ウマい。そのほか、ホタテや三つ葉が入っているところも良い。出汁がたっぷり目で、じんわりと体全体に染み渡る美味しさだぞ。
・鶏肉な「スシロー」
お次はスシローである。季節限定の冷たい茶碗蒸しもあり、気になるところではあったが定番のモノを注文だ。蓋を開けると、半月型の大きなカマボコが入っている。ふむふむ……悪くない。
もちろんそれだけでなく海老にホタテも入っていて、全体的に豪華であると言えるだろう。そしてなにより、ゴロゴロと入った鶏肉がポイントだ。海産物が入っているだけで十分なのに、肉を加えて来るとは大盤振る舞いではないか。これはこれでウマい!
・銀杏と筍な「はま寿司」
さて、はま寿司を見てみよう。 “焼津産かつおだしの特性茶碗蒸し” と銘打っており、気合いが感じられるひと品である。中身はシイタケに筍、カマボコに鶏肉、そして銀杏だ。茶碗蒸しの王道を、きっちり押さえた内容だ。
茶碗蒸しと言えばコウでしょう、というのを具現化したような一皿である。派手さはなくとも、茶碗蒸しに求めるものが十二分に入っているのだ。焼津産というかつお出汁も優しい味わいで、スルっと喉を通っていく。こちらもウマそ!!
・デカいシイタケと白魚な「かっぱ寿司」
最後はかっぱ寿司だ。最近看板から河童の姿は抹消されたものの、店内の至る所には河童が健在な、あのかっぱ寿司である。こちらは、なかなかに内容が盛りだくさんだ。三つ葉にカマボコにエビ、そして白身魚。極めつけにやたらとデカいシイタケが入っているのには驚いた。
偶然かもしれないが、シイタケは1切れでなく、3切れ程入っていたがいずれも大き目。そのせいか噛んだ瞬間に、ジュワっと口の中に出汁が広がった。魚もしっかりした食べ応えがあり、なるほどここもウマいなあ。
以上、4店舗の回転寿司屋における茶碗蒸しをゆるッと比較してみた。当然ながら、ところ変われば内容も味も違ってくるのが面白い。どっちがどう、というのではなくそれぞれに美味しかった。ちなみに値段は全店とも同じで、税抜180円。みなさんも自身の舌で、その違いを楽しんでみてはいかがだろうか。
参考リンク:くら寿司、スシロー、はま寿司、かっぱ寿司
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.