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ロケットニュース24記者の “コロナが落ち着いたら行きたい” 旅館・ホテル8選
あの旅館・ホテルにまた行きたい。ずっと家にいて、旅行への衝動に駆られている人も少なくないだろう。
コロナ収束後の旅行先の目安として、また楽しみとして、ロケットニュース24の記者8人がおすすめの旅館・ホテルを選んでみた。「事態が落ち着いてきたら旅行したい!」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
※ 記事中のリンクより予約いただくと、売上の一部がロケットニュース24に還元されることがあります
・Yoshio「都わすれ」(秋田)
「今までに3回以上は宿泊したことがある夏瀬温泉『都わすれ』。客室露天風呂、源泉掛け流し、地元の食材をふんだんに使った食事……。とにかく全ての面でサイコーなのだが、その中でも接客&サービスがスゴイ。
例えば、最寄りの駅まで送迎車が来るのだが、車内に入ると、タオル式のおしぼりをくれる。宿に着けば、45度でお辞儀をした複数のスタッフが笑顔で出迎えてくれる。宿に入ると好きなウェルカムドリンクをオーダーするのだが、そのドリンクを待っている間に館内の説明をササッとしてくれる。とにかく丁寧でお客さんに無駄な時間を一切取らせないのだ。
サービスもスゴイ。フルーツは食べ放題、エスプレッソマシーンでコーヒー飲み放題、アメニティーグッズ完璧、サムエ、バスローブ付きなどなど……。驚くべきは、大浴場に飲み水として氷水と常温の2種類が用意されていたこと。この宿の水は基本的に井戸水で美味いのだが、わざわざ常温の水まで用意してくれるのだ!
大浴場にはタオルなど一式完備されているので部屋から持ち出す必要はなし! そして、翌日のお会計ではフロントで待っていると、わざわざお茶まで持ってきてくれた。とにかく至れり尽くせりなのだ。
ちなみにこの宿、山の中にポツンと存在していて、非常に静かで空気が美味しい。環境も最強である」
・P.K.サンジュン「龍宮城スパ・ホテル三日月 龍宮亭」(千葉)
「去年初めて行ったんだけど、ホテル三日月はとても良かった。ぶっちゃけ、ホテル三日月よりいいホテルはたくさんあるし、そこまで落ち着いたりのんびりも出来ない。けど、子供を連れて行くならホテル三日月が最高だ。
なんてったって、海ほたるを使ったら都心から1時間だからね。プール・キッズスペース・温泉・バイキング……などなど娘と姪っ子は大喜び。今でも2人揃って『また行きたい!』って言ってるくらいだから相当楽しかったんだろう。コロナが落ち着いたら連れて行ってやりたいね」
・田代大一朗「舞浜ユーラシア」(千葉)
「私はディズニー愛が強すぎて浦安に住んでいるのだが、舞浜ユーラシアのスパ施設はディズニーと同じくらい私にとって大事な癒し空間だ。
まず景色がイイ。スパエリアはかなり高いフロアに位置しており、そこから見渡せる景色が格別なのだ。東京ディズニーリゾートが見えるのはもちろんのこと、パァーっと開けた大空のもと潮風が香る海岸エリアも見え、その景観の前に立っているだけで自然と心が開けてくる。
サウナに入った後に、露天エリアで何も考えずに空をじーっと見つめながら涼む時間は最高に心地よく、ちょっとした “悦” すら訪れる。
次にサウナの充実度が高い点も見逃せない。サウナ好きにはたまらないロウリュやアウフグースが楽しめたり、日本では珍しいケロサウナがあったりと、これでもかというくらいサウナの魅力が味わえる。
入浴・サウナの合間にゆったりじっくり食事できるフロアが用意されているのも、ホントにありがたい! あ~、思い出すだけでなんか癒される~♪」
・中澤星児「ウオミサキホテル」(静岡)
「どうせ旅行に行くならば、普段できないくらいダラダラしたい。私が旅行に求めるものはそれで、日常から切り離された時間が欲しいのだ。
そういった時間を安価で味わえるのが熱海の『ウオミサキホテル』である。特急に乗れば東京からものの2時間くらいで着くのに、ホテルからの景色は完璧なリゾート地。おまけに、ディナーは寿司カニ食べ放題で1泊8574円だった。
従業員に、定年を迎えての第二の人生っぽい感じで働いている人もいたりして、空気がゆったりしているのも個人的には好き。経営している『伊藤園ホテルズ』の他のホテルにも泊まってみたいと思った」
・ジュン君「万平ホテル」(長野)
「私は中学生の時から部屋にジョン・レノンのポスターを貼っており、ジョン・レノン好き。そんなジョン・レノンが過去に宿泊したことがあるのが軽井沢の万平ホテル。
1894年創業の歴史あるホテルだ。東郷平八郎や三島由紀夫も宿泊したことがあるらしい。
まだ一度しか行ったことはないが、和風でもあり洋風でもあり、行く度に良さがわかっていきそうな奥深みのあるホテル。前回は夏に行ったが、次回は他の季節にも行ってみたい。
料理も美味しいのだが、カフェテラスで飲めるジョン・レノン直伝のロイヤルミルクティーはファンでなくとも飲むベき逸品かと思う」
・あひるねこ「名古屋クラウンホテル」(愛知)
「“日本一おかわりがしたくなる朝食” が食べられるというビジホ『クラウンホテル』。去年、名古屋で朝一の仕事があったため前乗りし、終わったらその足で東京に帰ったのだが、それでも名古屋気分を満喫できたのは、このホテルの朝食があったからだ。
1泊5000円という安さにもかかわらず(2019年10月当時)、名古屋メシを網羅するかのようなその充実ぶりに、ご飯よりもむしろ朝から酒が欲しくなったものだが、現在はコロナの影響により提供スタイルも変わっているようである。
寂しくないと言えば嘘になるが、それでもいつか名古屋に出張に行く際はまた利用したいと思う」
・佐藤英典「お泊り処 なかむら」(島根)
「新型コロナウイルスの影響で帰省についてよく考えなければいけない状況になった。まだ油断すべきではないと感じている。
そうなると気になるのが、地元島根の離島、隠岐の島だ。海士(あま)町には旅館を営んでいる友人がおり、緊急事態宣言下では宿泊者ゼロの日が長く続いた。
あの島々(隠岐諸島)はいい。海は綺麗で空気も美味い。ほかには何もない。信号だって島に1個しかないくらいだ。だが、それがいい。あの島でただ見える景色に抱かれていれば、コロナ禍でふさぎ込んだ気持ちを開放してくれるに違いない。
お泊り処なかむらは、宿泊施設でありながら、ライブもする変な宿だ。公にはなっていないが名だたるアーティストがここでライブを行っている。きっとこれから、まだ素敵な音楽を聞くことのできる変な宿として再スタートを切ることになるだろう。
絶景と美味い海産物。そしてちょっと変わった趣向の旅館に泊まりたいなら、なかむらに行くべきだ。東京から飛行機と船を乗り継いで片道5時間。存分に旅気分を味わえるはずだ」
・原田たかし「杉乃井ホテル」(大分)
「大分県別府市には何度も足を運んだことがあるが、中でも『杉乃井ホテル』はサイコーだった。サービス、広さなど、どれをとっても快適で『また行きたい』と思わせてくれる。
当然ながら温泉も極楽。特に別府湾を見渡せる露天風呂の『棚湯』は広々としていて、その絶景は何度でも味わいたくなる。
また、アミューズメントも充実していて遊びにも困らないのもグッド。家族など、複数人で別府へ行くならばココを選んでおけば間違いないだろう」
──以上、ロケットニュース24がおすすめする「コロナが落ち着いたら行きたい旅館・ホテル8選」である。
コロナの影響で経営不振に陥っている旅館やホテルは少なくない。これまで私たちを温かく迎えてくれた人たちに恩返しする意味でも、事態が落ち着いてきたら、旅に行く機会を増やしていきたいものである。
参考リンク:クチコミ宿ランキング じゃらん 楽天トラベル
執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.